JPH0641994Y2 - 産業車両のlpgボンベ搭載装置 - Google Patents

産業車両のlpgボンベ搭載装置

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JPH0641994Y2
JPH0641994Y2 JP5165289U JP5165289U JPH0641994Y2 JP H0641994 Y2 JPH0641994 Y2 JP H0641994Y2 JP 5165289 U JP5165289 U JP 5165289U JP 5165289 U JP5165289 U JP 5165289U JP H0641994 Y2 JPH0641994 Y2 JP H0641994Y2
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JP
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cylinder
lpg
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piston rod
port
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JP5165289U
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JPH02142786U (ja
Inventor
数司 神谷
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株式会社豊田自動織機製作所
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、LPG(液化石油ガス)を燃料とするフォーク
リフト等の産業車両に関し、特にLPGボンベの交換作業
を容易化するLPGボンベ搭載装置に関するものである。
[従来の技術] LPGフォークリフトにおける従来のLPGボンベ搭載装置
は、例えば第8図に示すように、左右のヘッドガードリ
ヤピラー(以下、「リヤピラー」と称する)1の背面に
溶着された支持ブラケット2と、これらの支持ブラケッ
ト2間に配置されたボンベホルダー3とから構成されて
いる。LPGボンベ4はボンベホルダー3に載置され、機
台内からの配管に接続される。
[考案が解決しようとする課題] このような従来のLPGボンベ搭載装置においては、ボン
ベホルダーが作業者の腰の高さよりも高い位置に配置さ
れているため、ボンベ交換時、重量のあるLPGボンベを
持ち上げるのに多大な労力を要し、また、LPGボンベを
落としたり腰痛を起こす等の危険がある。
本考案の目的は、かかる技術的課題を解決することので
きる産業車両のLPGボンベ搭載装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、LPGボンベ搭載装置は、カウンタウェ
イトの上方においてLPGボンベを保持するボンベ保持位
置と、作業者がLPGボンベを容易に上げ降ろしできる前
記ボンベ保持位置の下方のLPGボンベ交換位置との間で
移動できるように、ボンベホルダーを機台に取り付け、
前記ボンベホルダーを前記ボンベ交換位置から前記ボン
ベ保持位置まで移動させる駆動手段を設け、前記ボンベ
ホルダー上に載置されたLPGボンベ内のLPGを利用して前
記駆動手段を作動させるようにしたことを特徴としてい
る。
[作用] 前記構成においては、LPGボンベ内のLPGを利用すること
により駆動手段を作動させるので、人力を用いることな
くLPGボンベを地面付近のボンベ交換位置からカウンタ
ウェイト上方のボンベ保持位置まで持ち上げることがで
きる。
[実施例] 以下、図面と共に本考案の好適な実施例について説明す
る。
第1図において、LPGフォークリフトの左側のリヤピラ
ー10には略コの字状のシリンダブラケット11が固定され
ており、このシリンダブラケット11の上下の水平部分11
a、11bの間に空気圧シリンダ12のシリンダチューブ12a
が垂直に保持されている。空気圧シリンダ12のピストン
ロッド12bは、シリンダブラケット11の上部水平部分11a
を貫通して垂直上方に延びており、その上端にはアーム
13が一体的に取り付けられている。アーム13はピストン
ロッド12bの上端から所定の長さだけ水平方向に延びた
後、ピストンロッド12bと平行に下方に伸び、その下部
外面にボンベホルダー14の一側が溶着されている。ピス
トンロッド12bは空気圧シリンダ12のシリンダチューブ1
2a内でその軸線回りに回動できるので、ボンベホルダー
14はアーム13と共にピストンロッド12bを軸として水平
方向に回動できる。ボンベホルダー14を機台横方向に向
けた場合、ボンベホルダー14の他側に設けられた突起15
が、右側のリヤピラー16に溶着されこコの字状固定ブラ
ケット17に嵌合し、ボルト18により固定される。
ピストンロッド12bを最も上昇させた状態において、第
2図に明示するように、アーム13の下端は、シリンダブ
ラケット11の下部水平部分11bと、カウンタウェイト19
の上面に取り付けられたガイドプレート20との間で挟持
され、これにより、機台の振動等によるピストンロッド
12bの上下動が防止される。尚、第2図の二点鎖線に示
すように、ボンベホルダー14を180度回転させると、ア
ーム13の下端はカウンタウェイト19及びガイドプレート
20の側面から外方に離れた位置となる。従って、ピスト
ンロッド12bを下げる際に、アーム13の下端がカウンタ
ウェイト19若しくはガイドプレート20と干渉することは
ない。
第3図〜第5図に概略的に示すように、ボンベホルダー
14に載置されたLPGボンベ21は、カプラー22によって、
機台内のエンジン23に通ずる配管24に接続されている。
この配管24には3ポート3ポジション型のロータリ弁25
が介設されている。このロータリ弁25は、レバー26を動
かしてそのポジションを切り換えることにより、Aポー
トとBポート、AポートとBポート或はBポートとCポ
ートのいずれかの組み合わせでポート間が連通されるよ
うになっている。ロータリ弁25のAポートはカプラー22
に、Bポートはエンジン23に、Cポートはシリンダチュ
ーブ12aの上部ポート27にそれぞれ接続されている。ま
た、シリンダチューブ12aの下部ポート28はカプラー22
とロータリ弁25との間の配管24に接続されている。
このように構成された本考案のLPGボンベ搭載装置の作
用について次に説明する。
通常の運転時には、第1図の実線で示すように、ボンベ
ホルダー14の突起15が固定ブラケット17に嵌合してボル
ト18により固定され、カウンタウェイト19の上方のボン
ベ保持位置に配置される。この時、先に説明した通り、
アーム13の下端はシリンダブラケット11の下部水平部分
11bとガイドプレート20との間に挟まれているので、走
行時にLPGボンベ21がガタ付くことはない。また、ロー
タリ弁25は第3図に示すように、AポートとBポートと
が連通しており、LPGボンベ21からLPGがエンジン23に供
給されるようになっている。
LPGボンベ21を交換する場合、まず、ボルト18を固定ブ
ラケット17から外してボンベホルダー14をピストンロッ
ド12bを軸として水平に約180度回動させる。こうして、
第2図の二点鎖線で示す如くアーム13の下端がガイドプ
レート20から離れたならば、ロータリ弁25を第4図に示
すポジションに切り換える。この結果、シリンダチュー
ブ12bの上下のポート27、28が連通し、ピストン12cの下
側のシリンダチューブ12b内のLPGは、ピストンロッド12
bに作用するLPGボンベ21等の重量により押し出され、シ
リンダチューブ12b内上部に流入し、ボンベホルダー14
はピストンロッド12bと共に下降する。
ボンベホルダー14が下がりボンベ交換位置に達したなら
ば、空のLPGボンベ21をLPGが充填された新しいボンベ21
と交換する。このボンベ交換位置は地面付近に位置して
おり、作業員の腰の高さよりも低いので、LPGボンベ21
の上げ降ろしは容易である。次に、新しいLPGボンベ21
を機台内からの配管24とカプラー22により接続した後、
ロータリ弁25をレバー28の操作により第5図のポジショ
ンとする。この状態において、LPGボンベ21からのLPGが
下部ポート28からシリンダチューブ12a内に圧入され、
ピストンロッド12aが押し上げられ、これに伴ってボン
ベホルダー14が持ち上げられる。この時、ピストン12c
の上側のシリンダチューブ12a内に入っていたLPGはロー
タリ弁25を通ってエンジン23に送られ、エンジン始動等
に用いられる。このようにしてピストンロッド12bが最
上位置まで上昇されたならば、ボンベホルダー14を水平
方向に回動し、最後に突起15を固定ブラケット17にはめ
てボルト18により固定する。
上記実施例は、ボンベホルダー14を持ち上げる駆動手段
として空気圧シリンダ12を用い、LPGのガス圧エネルギ
を直接利用した例である。しかしながら、LPGを間接的
に利用することも可能である。即ち、例えば第6図に示
すように、空気圧シリンダを油圧シリンダ30に置き換
え、LPGボンベ21からのLPGでエンジン23を作動して油圧
ポンプ31を駆動させることにより、油圧でボンベホルダ
ー14を上昇させるようにすることもできる。尚、第6図
で符号32は流量調節弁であり、これを調節することでボ
ンベホルダー14の上下動の速度を調節できる。また、符
号33はリリーフ弁であり、油圧ポンプ31を停止した状態
で流量調節弁32を開くと、油圧シリンダ内の作動油がこ
のリリーフ弁33を通って作動油タンク34に流れ、ボンベ
ホルダー14が下降することとなる。
第7図は本考案の更に別の実施例である。この実施例
は、ボンベ交換位置とボンベ交換位置との間でボンベホ
ルダーを移動させる機構が先の実施例と異なっている。
即ち、ボンベホルダー14′は、リヤピラー10′の下部に
上下方向に回動できるよう枢支されたシャフト40に取り
付けられている。また、シャフト40の先端には、リヤピ
ラー10′の上部に枢支された空気圧シリンダ12′のピス
トンロッド12b′の先端が連結されている。
このような構成において、通常の運転時には空気圧シリ
ンダ12′及びシャフト40はリヤピラー10′内に収容さ
れ、ボンベホルダー14′はリヤピラー16′の固定ブラケ
ット17′に固定される。ボンベ交換時には、第3図〜第
5図で示した空気圧回路と同様な回路を用いて空気圧シ
リンダ12′のピストンロッド12a′を伸ばすと、シャフ
ト40が下方に回動し、ボンベホルダー14′を下げること
ができる。この時、図示しないが平行リンク機構により
ボンベホルダー14′は水平に維持される。ボンベホルダ
ー14′が最下位置のボンベ交換位置となったならば、LP
Gボンベを交換し、この後ピストンロッド12a′を引く
と、シャフト40と共にボンベホルダー14′が持ち上げら
れ、ボンベ保持位置に戻される。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、LPGボンベ内のLPGを直
接的又は間接的に利用することにより、人力を全く必要
とすることなく、ガスの充填された重いLPGボンベをカ
ウンタウェイトの上方のボンベ保持位置まで持ち上げる
ことができる。また、LPGボンベの交換は地面付近で行
うことができる。従って、LPGボンベ交換に要する労力
が大幅に軽減され、LPGボンベを落としたり、腰痛を起
こしたりする危険がなくなる。
尚、本考案はフォークリフトに限らず他の産業車両にも
適用可能なことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるLPGボンベ搭載装置をフォークリ
フトに適用した場合の一実施例を示す斜視図、第2図は
第1図のLPGボンベ搭載装置の一部を示す車両後方から
見た部分図、第3図〜第5図は第1図のLPGボンベ搭載
装置における空気圧回路を示す概略図であり、第3図は
通常運転時、第4図はボンベ下降時、第5図はボンベ上
昇時を示す図、第6図は本考案の別の実施例によるLPG
ボンベ搭載装置における油圧回路を示す概略図、第7図
は本考案の更に別の実施例を示す斜視図、第8図は従来
のLPGボンベ搭載装置を示す斜視図である。図中、 12,12′……空気圧シリンダ 14,14′……ボンベホルダー 19……カウンタウェイト 21……LPGボンベ、23……エンジン 25……ロータリ弁、30……油圧シリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カウンタウェイトの上方においてLPGボン
    ベを保持するボンベ保持位置と、作業者がLPGボンベを
    容易に上げ降ろしできる前記ボンベ保持位置の下方のLP
    Gボンベ交換位置との間で移動できるように、ボンベホ
    ルダーを機台に取り付け、前記ボンベホルダーを前記ボ
    ンベ交換位置から前記ボンベ保持位置まで移動させる駆
    動手段を設け、前記ボンベホルダー上に載置されたLPG
    ボンベ内のLPGを利用して前記駆動手段を作動させるよ
    うにした産業車両のLPGボンベ搭載装置。
JP5165289U 1989-05-02 1989-05-02 産業車両のlpgボンベ搭載装置 Expired - Lifetime JPH0641994Y2 (ja)

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JPH02142786U JPH02142786U (ja) 1990-12-04
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