JPH0641920U - 鉄筋曲機 - Google Patents

鉄筋曲機

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JPH0641920U
JPH0641920U JP8254492U JP8254492U JPH0641920U JP H0641920 U JPH0641920 U JP H0641920U JP 8254492 U JP8254492 U JP 8254492U JP 8254492 U JP8254492 U JP 8254492U JP H0641920 U JPH0641920 U JP H0641920U
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JP
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arm
dial
rotary shaft
drive motor
bending machine
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明光 初田
紀年 藤井
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Toyo Kensetsu Kohki Co Ltd
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Toyo Kensetsu Kohki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイヤル盤を回転させることにより、鉄筋の
曲角度を容易に設定することができる。 【構成】 機枠(2) の側面に、目盛を有するダイヤル盤
(18)を回転自在に設けるとともに、同ダイヤル盤(18)上
に、駆動モータ(6) を停止させる近接センサ(20)を一体
的に取付け、さらに、ダイヤル盤(18)の周りに、力点ア
ーム(5) の作動に連動してその周りを移動するセンサ検
知体(21)を配設し、同検知体(21)で近接センサ(20)を作
動させ、しかも、機枠(2) 内にダイヤル用回転軸(17)を
設け、同回転軸(17)内に、力点アーム(5) に連動させた
連動回転軸(22)を配設し、同連動回転軸(22)に、センサ
検知体(21)を接続して、ダイヤル盤(18)の周りを移動可
能に構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダイヤル盤を回転させることにより、鉄筋の曲角度を容易に設定す ることができる鉄筋曲機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄筋の一部を曲げて建設機材を形成する際には、鉄筋曲機が一般的に使 用されており、同鉄筋曲機は、機枠の上面に鉄筋をセットして、その上面に配設 した支点と、同支点を中心にして回動する力点アームとによって、鉄筋の一部を 所定の角度に曲げるものがある。かかる機枠内には、駆動モータと、同モータに 接続した減速機、同減速機に連動され、支点を中心して回動する曲アームとを収 納し、曲アームに力点アームを連動連結し、同モータの動力によって力点アーム を回動させて鉄筋を曲げていた。
【0003】 さらに、機枠の上面において、力点アームの回動軌道上には、円弧状のストッ パーフレームを配設し、同フレームに複数の角度調節孔を穿設し、同調節孔に、 力点アームを規制するストッパーを装着して、同アームの回動角度を設定してい た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の鉄筋曲機は、未だ、以下のような課題を有していた。即ち、力 点アームの回動角度を設定する際に、その軌跡上に設けたストッパーフレームに ピンを差し込んで装着しており、ピンを差し込む際に、誤って、異なる調節孔に 差し込むという誤操作が生じていた。また、鉄筋の曲角度を変える場合、その度 にピンを抜いて差し込んでいたので、その操作が非常に煩雑なものであった。
【0005】 本考案は、上記した課題を解決することができる鉄筋曲機を提供することを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案では、機枠の上面中央部に、支点を設けるとともに、同支点を中心にし て力点アームを回動自在に設け、力点アームに、同アームを回動させる駆動モー タを連動連結してなる鉄筋曲機において、駆動モータに制御装置を接続するとと もに、同制御装置に、力点アームを回動角度を設定するダイヤル式曲角度設定装 置を接続したことを特徴とする鉄筋曲機を提供するものである。
【0007】 また、本考案は、機枠の側面に、目盛を有するダイヤル盤を回転自在に設ける とともに、同ダイヤル盤上に、駆動モータを停止させる近接センサを取付け、さ らに、ダイヤル盤の周りに、力点アームの作動に連動してその周りを移動するセ ンサ検知体を配設し、同検知体で近接センサを作動させたことを特徴としている 。
【0008】 また、本考案は、機枠内にダイヤル盤用回転軸を設け、同回転軸内に、力点ア ームに連動させた連動回転軸を配設し、同連動回転軸に、センサ検知体を接続し 、ダイヤル盤の周りを移動可能に構成したことを特徴としている。
【0009】
【考案の効果】
本考案では、鉄筋の曲角度を設定する場合に、機枠の側面に設けたダイヤル盤 を回転させて、ダイヤル盤上の近接センサを移動し、鉄筋の曲角度を設定して、 駆動モータを作動させて、鉄筋を曲げた際に、力点アームに連動してセンサ検知 体がダイヤル盤の周りを移動して同ダイヤル盤上に設けた近接センサに近接し、 同センサからの出力信号に基づいて駆動モータを停止させる。そして、駆動モー タの停止によってその位置での力点アームの作動を停止させることにより、設定 角度に鉄筋を曲げることができる。
【0010】 このように、本考案によれば、特に、ダイヤル盤の操作によって、鉄筋の曲角 度を設定することにより、その操作を簡便にかつ容易に行えることにより、誤操 作等を防止することができる。
【0011】
【実施例】
以下、添付図に示す実施例に基づいて本考案を具体的に説明する。図1におい て、1は本考案の鉄筋曲機を示し、同鉄筋曲機1は、地面上に載置可能とした機 枠2の上面2aには、鉄筋を折曲するテーブル3を一定の間隔をあけて設けるとと もに、テーブル3の中央部に、支点4を配設するとともに、その側方に、同支点 4を中心にして回動する力点アーム5を配設している。また、機枠2内には、図 2に示すように、力点アーム5を作動させる駆動モータ6と、減速機7とを収納 するとともに、同モータ6の出力プーリ6aと減速機7の入力プーリ7aとをベルト Vで接続している。なお、4aは支点4に設けた支点ピン、4bは同支点ピン4aに取 付ける支点ローラを示す。
【0012】 また、テーブル3上には、支点4と力点アーム5との間に、鉄筋の曲げる部分 をセットする鉄筋セット空間8を設けるとともに、その側方に、鉄筋受部9を設 けて、同受部9で鉄筋を固定している。
【0013】 さらに、機枠2内には、図3に示すように、支点4上において、減速機7の上 面に回動出力軸10を突設するとともに、同出力軸10の上部に、同機枠2の上面2a 上に配設した長手状の曲アーム11の基端部を連結しており、同出力軸10の回動に よって曲アーム11を円周方向に回動させる。
【0014】 また、かかる曲アーム11の上面には、図3に示すように、左右の連結突起12を 介して力点アーム5を取付け、同アーム5の内端部に、鉄筋を曲げる為の力点ロ ーラ13を設けて、曲アーム11の作動によって力点アーム5と力点ローラ13とを一 体的に作動させている。なお、3aはテーブル3に設けた円弧長孔を示し、同長孔 3aを介して連結突起12でテーブル3上の力点アーム5と曲アーム11とを連結して いる。
【0015】 さらに、本実施例では、回動出力軸10と曲アーム11とに、曲アーム戻し用スプ リング14を装着しており、力点アーム5が所定の角度に回動した際に、駆動モー タ6を停止させて、作動した曲アーム11を所定の回動位置から元の位置に戻すよ うにしている。
【0016】 次いで、上記の鉄筋曲機1には、図1及び図4に示すように、ダイヤル式曲角 度設定装置15を設けて、同設定装置15のダイヤル操作によって力点アーム5の回 動角度を容易に設定するようにしており、以下、その構成を詳説する。即ち、機 枠2の天井面には、図4に示すように、軸受け16を配設して、同軸受け16に、上 下方向とした筒状のダイヤル盤用回転軸17を取付けるとともに、同回転軸17に、 目盛を有した複数のダイヤル盤18を回転自在にそれぞれ取付け、各ダイヤル盤1
8 の一部を、機枠2の側面に設けた長孔19を介して外方に突出させている。
【0017】 また、各ダイヤル盤18の反対側部には、駆動モータ6を停止させる為の近接セ ンサ20をそれぞれ取付けるとともに、機枠2内において、ダイヤル盤18の周りに 、力点アーム5の作動に連動してその周りを移動するセンサ検知体21を配設し、 同検知体21が近接センサ20に接近した際に、同センサ20がセンサ検知体21を検知 して、その出力信号に基づいて駆動モータ6を停止させるようにしている。
【0018】 本実施例では、図4に示すように、ダイヤル盤用回転軸17内に、力点アーム5 に連動させた連動回転軸22を同心的に配設し、同連動回転軸22の下端部に、ステ ー23を介して上下方向に長手状のセンサ検知体21を接続して、力点アーム5の回 動に連動して、同検知体21がダイヤル盤18の周りを移動する。
【0019】 そして、このセンサ検知体21は、図4に示すように、各ダイヤル盤18に設けた 近接センサ20にわたり上下方向に向けて配設されて、各センサ20をそれぞれ作動 させるものである。なお、24は機枠2の側面に設けた近接センサ20用のスイッチ を示す。さらに、図5に示すように、回動出力軸10と、連動回転軸22との間に、 連動機構25を配設して、力点アーム5と連動回転軸22との連動を行うようにして いる。
【0020】 また、本考案では、図6に示すように、駆動モータ6に、近接センサ20によっ て作動する為の制御装置26が接続されており、近接センサ20からの出力信号に基 づいて同モータ6に作動信号を送り、同モータ6を停止させて、力点アーム5の 回動角度を制御している。
【0021】 次いで、上記の鉄筋曲機1の使用方法について詳説すると、即ち、テーブル3 の鉄筋セット空間8に、鉄筋をセットして、作動スイッチによって駆動モータ6 を作動させて、曲アーム11の回動にともなって力点アーム5を一体的に作動して 、同アーム5の力点ローラ13と支点ローラ4bとの協働によって鉄筋を円弧状に曲 げる。
【0022】 また、鉄筋の曲角度を設定する場合には、機枠2の側面に設けたダイヤル盤18 を回転させて、ダイヤル盤18上の近接センサ20を移動し、鉄筋の曲角度を設定し て、駆動モータ6を作動させて、鉄筋を曲げた際に、力点アーム5に連動してセ ンサ検知体21がダイヤル盤18の周りを移動して同ダイヤル盤18上に設けた近接セ ンサ20に近接し、同センサ20からの出力信号に基づいて駆動モータ6を停止させ る。そして、駆動モータ6の停止によってその位置での力点アーム5の作動を停 止させることにより、設定角度に鉄筋を曲げることができる。
【0023】 さらに、駆動モータ6が停止した際に、戻し用スプリング14によって曲アーム 11と力点アーム5を元の位置に戻し、次の鉄筋を鉄筋セット空間8にセットする ものである。
【0024】 本考案では、特に、ダイヤル盤18の操作によって、鉄筋の曲角度を設定するこ とにより、その操作を簡便にかつ容易に行えることにより、誤操作等を防止する ことができる。さらに、複数のダイヤル盤18を設けているので、各ダイヤル盤18 を異なった角度に設定して、スイッチ24によって各曲角度を容易に切換えること もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る鉄筋曲機の斜視図である。
【図2】鉄筋曲機の断面側面図である。
【図3】鉄筋曲機の平面図である。
【図4】鉄筋曲機の内部構成を示す説明図である。
【図5】連動機構を示す説明図である。
【図6】制御装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 鉄筋曲機 2 機枠 4 支点 5 力点アーム 6 駆動モータ 7 減速機 15 ダイヤル式曲角度設定装置 17 ダイヤル用回転軸 18 ダイヤル盤 20 近接センサ 21 センサ検知体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠(2) の上面中央部に、支点(4) を設
    けるとともに、同支点(4) を中心にして力点アーム(5)
    を回動自在に設け、力点アーム(5) に、同アーム(5) を
    回動させる駆動モータ(6) を連動連結してなる鉄筋曲機
    において、 駆動モータ(6) に制御装置を接続するとともに、同制御
    装置に、力点アーム(5) を回動角度を設定するダイヤル
    式曲角度設定装置(15)を接続したことを特徴とする鉄筋
    曲機。
  2. 【請求項2】 機枠(2) の側面に、目盛を有するダイヤ
    ル盤(18)を回転自在に設けるとともに、同ダイヤル盤(1
    8)上に、駆動モータ(6) を停止させる近接センサ(20)を
    一体的に取付け、さらに、ダイヤル盤(18)の周りに、力
    点アーム(5)の作動に連動してその周りを移動するセン
    サ検知体(21)を配設し、同検知体(21)で近接センサ(20)
    を作動させたことを特徴とする請求項1に記載の鉄筋曲
    機。
  3. 【請求項3】 機枠(2) 内にダイヤル用回転軸(17)を設
    け、同回転軸(17)内に、力点アーム(5) に連動させた連
    動回転軸(22)を配設し、同連動回転軸(22)に、センサ検
    知体(21)を接続して、ダイヤル盤(18)の周りを移動可能
    に構成したことを特徴とする請求項2に記載の鉄筋曲
    機。
JP1992082544U 1992-11-30 1992-11-30 鉄筋曲機 Expired - Lifetime JP2582463Y2 (ja)

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JP2582463Y2 JP2582463Y2 (ja) 1998-10-08

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