JPH0641872U - 振動ふるい機のスクリーン枠 - Google Patents
振動ふるい機のスクリーン枠Info
- Publication number
- JPH0641872U JPH0641872U JP8278592U JP8278592U JPH0641872U JP H0641872 U JPH0641872 U JP H0641872U JP 8278592 U JP8278592 U JP 8278592U JP 8278592 U JP8278592 U JP 8278592U JP H0641872 U JPH0641872 U JP H0641872U
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- rubber screen
- screen
- rubber
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラバースクリーンを備えた振動ふるい機にお
いて、ラバースクリーンに処理物の粉成分が付着し、目
詰まりが生じた場合、上記の付着した粉成分を、水を使
用せず、かつ運転を停止することなく脱落させる。 【構成】 左右の側板11、11間に長方形のラバース
クリーン20を張設し、このラバースクリーン20の下
側に左右の側板を接続する複数本の横ステー12を所定
の間隔で配設し、この前後に並ぶ横ステー12にまたが
ってサポートバー28を設け、このサポートバー上にラ
バースクリーンを下から支持するようにしたものにおい
て、一部のサポートバー28を、横ステー12に固定し
た流体シリンダ25の上向きのピストンロッド26の先
端に取付ける。
いて、ラバースクリーンに処理物の粉成分が付着し、目
詰まりが生じた場合、上記の付着した粉成分を、水を使
用せず、かつ運転を停止することなく脱落させる。 【構成】 左右の側板11、11間に長方形のラバース
クリーン20を張設し、このラバースクリーン20の下
側に左右の側板を接続する複数本の横ステー12を所定
の間隔で配設し、この前後に並ぶ横ステー12にまたが
ってサポートバー28を設け、このサポートバー上にラ
バースクリーンを下から支持するようにしたものにおい
て、一部のサポートバー28を、横ステー12に固定し
た流体シリンダ25の上向きのピストンロッド26の先
端に取付ける。
Description
【0001】
この考案は、ラバースクリーンを備えた振動ふるい機のスクリーン枠に関し、 目詰まりの防止を可能にしたものである。
【0002】
ラバースクリーンを備えた振動ふるい機として、左右の側板間に長方形のラバ ースクリーンを張設し、このラバースクリーンの下側に上記左右の側板を接続す る複数本の横ステーを所定の間隔で配設し、この前後に並ぶ横ステーにまたがっ てサポートバーを設け、このサポートバー上に上記ラバースクリーンの幅方向中 間部を下から支持するようにしたものが知られている(特公昭60−20068 号公報参照)。
【0003】 上記の振動ふるい機を図3によって説明すると、スクリーン枠10は、左右の 側板11、11および該側板11、11を接続する複数本の横ステー(I型材) 12によって長方形に形成されている。ただし、この例では、側板11の内面に 長さ方向の補強バー13が固定され、上記横ステー12の端部は、この補強バー 13を介して側板11に接続されている。そして、上記補強バー13の上方に耐 摩耗性ゴムからなるラバースクリーン20が張設され、このラバースクリーン2 0には多数のふるい目20aが設けられている。
【0004】 すなわち、上記複数本の横ステー12上面中央に長さ方向のサポートアングル 14が、またその両側に長さ方向のサポートバー15がそれぞれ固定され、これ らのサポートアングル14およびサポートバー15によって上記のラバースクリ ーン20が下から支持されると共に、ラバースクリーン20の側縁に固定された フック21に上方のクランピングプレート16の下端フック部を係合して該クラ ンピングプレート16をボルト17およびナット18で側板11の方に引き寄せ 、これによってラバースクリーン20を幅方向に緊張する。そして、上記フック 21の下面は、側板11の内面に固定された受けアングル19上に載置され、サ ポートバー15の上端にはクッションゴム15aが取付けられ、サポートアング ル14の上面にはラバースクリーン20の中央がその上面に重ねた中間押さえ板 22と共にボルトとナットで締付け固定されている。
【0005】 なお、図3の例は、中央のサポートアングル14の左右にサポートバー15を 配置したものであるが、中央のサポートアングル14をサポートバー15で置換 して合計3本のサポートバー15を配置したもの、またサポートバー15のみを 2本配置したもの、またサポートバー15のみを4本配置したもの等が知られて いる。
【0006】
上記の振動ふるい機は、湿式または乾式のいずれにおいても、通常の条件下で は特に問題がない。しかし、乾式ふるいの場合に処理物の水分率が5%以上、特 に10%以上になると、ラバースクリーン20に処理物中の粉成分が付着し易く なり、そのため目詰まりが生じてふるい分けが困難になるという問題があった。 そして、これを防止するため、ラバースクリーンの上面に沿って複数本の紐を張 り、この紐に多数個のゴムボール(タッピングボール)を取付け、このタッピン グボールを踊らせてラバースクリーン表面に衝撃を与えることが試みられたが、 ほとんど効果がなかった。
【0007】 また、付着した粉成分を高圧の洗浄水で洗い流すことが行われているが、この 場合は、処理物に水をかけるため、排水処理のために高額の設備が必要になり、 また製鉄原料のように後工程で燃焼させる場合は、燃焼効率を著しく低下させる 結果になっていた。
【0008】 この考案は、上記のラバースクリーンに処理物の粉成分が付着し、目詰まりが 生じた場合、上記の粉成分を、水を使用せず、かつ運転をほとんど停止すること なく脱落させるものである。
【0009】
この考案に係る振動ふるい機のスクリーン枠は、左右の側板間に長方形のラバ ースクリーンを張設し、このラバースクリーンの下側に上記左右の側板を接続す る複数本の横ステーを所定の間隔で配設し、この前後に並ぶ横ステーにまたがっ てサポートバーを設け、このサポートバー上に上記ラバースクリーンの幅方向中 間部を下から支持するようにした振動ふるい機のスクリーン枠において、少なく とも一部のサポートバーを、上記横ステーに固定した流体シリンダの上向きのピ ストンロッド先端に取付けたことを特徴とする。
【0010】 なお、上記一部のサポートバー、すなわち流体シリンダを介して支持されるサ ポートバーは、全数のサポートバー(ただし、サポートアングルを有する場合は 、サポートアングルもサポートバーに数える)から1本または2本おきに選択す ることが好ましい。例えば、中央にサポートアングルを有し、その左右にサポー トバーを配置する場合およびサポートバーのみを3本配置する場合は、左右のサ ポートバーの下にそれぞれ流体シリンダを介設し、またサポートバーのみを2本 配置する場合は、左右のいずれか一方のサポートバーの下に流体シリンダを介設 し、またサポートバーのみを4本配置する場合は、外側2本のサポートバーの下 にそれぞれ流体シリンダを介設することが好ましい。また、この流体シリンダの ピストンロッドのストロークは、該ピストンロッドの突出時にラバースクリーン が従来と同じ程度に屈曲し、その引っ込み時にラバースクリーンがほぼ平面状と なる程度の約10〜15mmが好ましい。
【0011】
サポートバーに固定された流体シリンダのピストンロッドを上向きに突出させ てラバースクリーンを上向きに凸の形状に湾曲させ、従来と同じ湾曲状態で運転 を開始する。そして、ラバースクリーンに処理物の粉成分が付着し、目詰まりが 生じた場合は、ふるい機の運転を続けたまま、流体シリンダのピストンロッドを 引っ込めると、ラバースクリーンの支持間隔が広がってラバースクリーンの二次 振動が増大し、かつラバースクリーンがサポートバーを打撃するため、その衝撃 で上記の付着した粉成分が脱落し、ラバースクリーンの目詰まりが解消する。そ して、目詰まりが解消すると、ピストンロッドを再び突出させて通常の運転に戻 される。なお、ピストンロッドを引っ込めた状態での運転(掃除運転)は、通常 10〜30秒間でよく、この間は処理物を流しても、また流さずに空運転をして もよいが、空運転の方が掃除運転の時間を短縮することができる。
【0012】
図1において、スクリーン枠10は、従来と同様に左右の側板11、11、横 ステー12、補強バー13によって長方形に形成され、上記左右の側板11、1 1間にラバースクリーン20がクランピングプレート16、ボルト17、ナット 18、受けアングル19およびフック21を用いて張設され、このラバースクリ ーン20の中央部が横ステー12の中央に固定されたサポートアングル14上に 中間押さえ板22と共にボルトとナットで締付け固定されている。
【0013】 そして、上記サポートアングル14と左右の側板11、11との各中間にエア シリンダ25が配置され、このエアシリンダ25が断面I字形に形成されている 横ステー12の上部フランジ12aの下面にピストンロッド26を上向きにして 上部フランジ12aを摺動自在に貫通するように固定され、上記ピストンロッド 26の先端フランジ27およびサポートバー28の下端に所定間隔で固着されて いる足28aがボルト31とナット32(図2参照)で接続され、このサポート バー28の上端にクッションゴム29が取付けられる。
【0014】 上記の構造において、ピストンロッド26を突出させて運転を開始すると、ラ バースクリーン20は、従来と同様にサポートバー28の位置で上向きに凸の形 状に湾曲するため、ラバースクリーン20およびスクリーン枠10が一体となっ て振動して処理物をふるい分けする。そして、処理物の粉成分がラバースクリー ン20に付着して目詰まりが生じた際、運転を続けたままピストンロッド26を 引っ込めると、ラバースクリーン20の支持間隔が約2倍になり、その張力が弱 くなって二次振動が増大し、ラバースクリーン20がサポートバー28上端のク ッションゴム29を打撃するため、ラバースクリーン20に付着していた処理物 の粉成分が脱落する。
【0015】 図2の実施例は、ピストンロッド26の突出部を防塵カバー30で被覆し、ピ ストンロッド26の摺動面に粉塵が付着するのを防止するものであり、この例で は、横ステー12の上部フランジ12aの上面にエアシリンダ25の上部フラン ジ25a重ねられ、この上部フランジ25aとピストンロッド26の先端フラン ジ27との間に蛇腹状のゴム製防塵カバー30が装着されている。
【0016】
以上に説明したように、この考案は、左右の側板間に張設されたラバースクリ ーンを下から支持するための一部のサポートバーを横ステーに固定した流体シリ ンダの上向きのピストンロッド先端に取付けたものであるから、ピストンロッド を突出させた場合は、ラバースクリーンをスクリーン枠と共に振動させて従来と 同様のふるい分けを行うことができる。また、ピストンロッドを引っ込めた場合 は、ラバースクリーンの支持間隔が広がり、その緊張度が緩められて二次振動が 増大し、ラバースクリーンでサポートバーを打撃することができる。
【0017】 したがって、ピストンロッドを突出させた状態でふるい機を運転し、目詰まり が生じてきたとき、ピストンロッドを引っ込めると、ラバースクリーンに付着し ている処理物の粉成分が上記の打撃に伴う衝撃により脱落し、ラバースクリーン が10〜30秒程度の短時間で掃除される。そのため、生産性の低下がなく、ま た水を使用しないので、高額の排水設備を設置する必要がない。
【図1】実施例の縦断面図である。
【図2】変形例の断面図である。
【図3】従来装置の縦断面図である。
【符号の説明】 10:スクリーン枠 11:側板 12:横ステー 13:補強バー 14:サポートアングル 16:クランピングプレート 19:受けアングル 20:ラバースクリーン 21:フック 22:中間押さえ板 25:流体シリンダ(エアシリンダ) 26:ピストンロッド 27:先端フランジ 28:サポートバー 29:クッションゴム 30:防塵カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 左右の側板間に長方形のラバースクリー
ンを張設し、このラバースクリーンの下側に上記左右の
側板を接続する複数本の横ステーを所定の間隔で配設
し、この前後に並ぶ横ステーにまたがって長さ方向のサ
ポートバーを設け、このサポートバー上に上記ラバース
クリーンの幅方向中間部を下から支持するようにした振
動ふるい機のスクリーン枠において、少なくとも一部の
サポートバーを、上記横ステーに固定した流体シリンダ
の上向きのピストンロッド先端に取付けたことを特徴と
する振動ふるい機のスクリーン枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8278592U JPH0641872U (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 振動ふるい機のスクリーン枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8278592U JPH0641872U (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 振動ふるい機のスクリーン枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641872U true JPH0641872U (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=13784075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8278592U Pending JPH0641872U (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 振動ふるい機のスクリーン枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641872U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101510544B1 (ko) * | 2013-10-28 | 2015-04-08 | 주식회사 포스코 | 누적분 제거 장치를 포함하는 스크린 |
JP6470812B1 (ja) * | 2017-10-11 | 2019-02-13 | 稔 甲斐 | 目詰まり防止機構付振動篩用網及び振動篩装置 |
JP2020121287A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 稔 甲斐 | 目詰まり防止機能付振動篩用網及び振動篩装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5551581U (ja) * | 1978-09-29 | 1980-04-04 | ||
JPS631680B2 (ja) * | 1980-10-22 | 1988-01-13 | Nippon Electric Co | |
JPS6330535U (ja) * | 1986-08-18 | 1988-02-27 | ||
JPH04310275A (ja) * | 1991-04-08 | 1992-11-02 | Nittetsu Mining Co Ltd | 篩網目詰防止装置 |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP8278592U patent/JPH0641872U/ja active Pending
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