JPH0641777U - 陣攻めゲーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便に製作出来ると共に、思考力を働かせ
ながら楽しく遊べるゲームを提供することを目的とす
る。 【構成】 双方で夫々れ直駒１０個、斜騎１０個、三
進駒４個（但し、正三進２個、逆三進２個）の駒を持
ち、縦・横が１４×１３の桝目盤上で相対峙し、各自手
前側中央部に縦・横が３×５の桝目を内陣となし、且つ
該内陣の中心に位置するする桝目を本陣と定め、前記各
駒を交互に適宜移動させることにより、持駒の１つを早
く相手側内陣内の本陣に攻め入られせた時勝ちとするこ
とを特徴とした陣攻めゲーム。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、家庭内或いは会社に於ける休憩時などに簡単に遊べるゲームに関す る。

【０００２】

【従来の技術】

家庭用ゲームとしてはサイコロを使用した双六ゲームが一般的であるが、サイ コロは運に左右されることが大部分で思考力は余り必要としない。思考力を必要 とするものとしては将棋や囲碁などがあるが、道具が比較的高価なものとなる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は思考力を必要として脳の活性化を図ると共に、器具を簡単且つ安価に 製作出来ることから、手軽に楽しめるゲームを市販に供せんとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は双方で夫々れ直駒１０個、斜駒１０個、三進駒４個（但し、正三進２ 個、逆三進２個）の駒を持ち、縦・横が１４×１３の桝目盤上で相対峙し、各自 手前側中央部に縦・横が３×５の桝目を内陣となし、且つ該内陣の中心に位置す るする桝目を本陣と定め、前記各駒を交互に適宜移動させることにより、持駒の １つを早く相手側内陣の本陣に攻め入られせた時勝ちとすることを特徴とした陣 攻めゲームである。

【０００５】

【作用】

盤面は中央を横切る線Ｘ−Ｘで敵・味方の陣Ｙ、Ｚに分けるのであり、且つ各 陣内で各自手前側中央部に形成した縦・横３×５の桝目枠を夫々れの内陣ｙ、ｚ と定め、またｙ’、Ｚ’を各本陣と定める。そして、使用する駒のうち直駒は縦 ・横方向のみ、斜駒は斜め方向のみ、三進駒のうち正三進胸は直上方向と斜下左 右方向のみ、逆三進駒は直下方向と斜上左右方向のみに動けるのであり、敵駒（ 相手の駒）に対し味方の２つの駒が上記ルールで当り状態となったときは取るこ とが出来る。 しかして、相手駒を取り去りながら（相手の駒を取り去ることは相手側の防御 が困難となる）、相手方の本陣へ攻め入るのである。

【０００６】

【実施例】

図１は本考案の説明図である。１は縦・横が１４×１３の桝目盤であって、紙 や木板、或いはプラスチックス板で適宜作成する・しかして、盤面は中央横線Ｘ −Ｘで二分し、敵・味方の陣とするのである。

【０００７】 ２は駒であって、双方で夫々れ２４駒が用意される。該駒は上記桝目盤同様に 紙や木板或いはプラスチックス板等を使用して適宜作成するのであり、この際大 きさは上記桝目盤上の単位桝目内に納まる大きさとなされる。又、敵・味方の駒 は色分けされている。

【０００８】 ここに駒２の構成は縦・横方向へのみ進行可能となる直駒２Ａが１０個、斜方 向ヘのみ進行可能となる斜駒２Ｂが１０個、直上方向及び斜下左右方向ヘのみ進 行可能となる正三進駒２Ｃが２個、直下方向及び斜上左右方向へのみ進行可能と なる逆三進駒２Ｄが２個の構成となされる。

【０００９】 しかして、直駒２Ａの１０個のうち２個は縦・横方向へ三桝程行ける三直駒２ ａ、３個が縦・横方向へ二桝程行ける二直駒２ａ’、４個が縦・横方向へ一桝行 ける一直駒２ａ”であり、残り１個は味方内陣以外の縦・横方向であればどこま でも行ける無限直駒２ａ’”とからなる。

【００１０】 一方、斜駒２Ｂの１０個のうち２個は斜方向へ三桝程行ける三斜駒２ｂ、３個 が斜方向ヘ二桝程行ける二斜駒２ｂ’、４個が斜方向へ一桝行ける一斜駒２ｂ” であり、残り１個は味方内陣以外の斜方向であればどこまでも行ける無限斜駒２ ｂ’”である。

【００１１】 他方、正三進駒２Ｃの２個は共に直上方向及び斜下左右方向へ一桝だけ行ける のであり、逆三進駒２Ｄの２個は共に直下方向及び斜上左右方向へ一桝だけ行け るものである。

【００１２】 上記持駒の構成でゲームは源平の如く相対峙すると共に、ジャンケンなどで先 番を決め交互に駒を打って行くのであり、この際持駒の１つを味方外陣（Ｙ或い はＺ）へ置くことから始まり、次に相手はこの置かれた駒が自分の内陣（ｙ或い はｚ）の本陣（ｙ’或いはｚ’）に直ちに攻め入ることのないように自分の持駒 を自分の陣内（Ｙ或いはＺ）に置くのである。

【００１３】 しかして、一端自分の陣内の桝目に置いた駒は、次の番には相手陣内ヘ上記定 められたルールに基ずき攻め入れるのであるが、同時に自分の本陣の防衛も考え ながら打って行くのである。

【００１４】 上記により、交互に駒を置いて行く過程で味方の駒の２個が敵駒に当るように なった場合は、その敵駒を取って進むことが出来るものとなり、持駒の何れか１ つが先に内陣（ｙ或いはｚ）内の本陣（ｙ’或いはｚ’）に攻め入るものとなっ た時に勝ちとなる。

【００１５】 従って、敵駒が自分の内陣（ｙ或いはｚ）内に攻め入ることのないように防衛 するのであるが、この際自分の直駒及び斜駒は外陣で戦うものとして、自分の内 陣（ｙ或いはｚ）内に入れないものとするのであるが、原則として正三進駒と逆 三進駒のうち１つは自分の城（ｙ或いはｚ）内に入ることが出来るものとする。

【００１６】 但し、敵駒が内陣（ｙ或いはｚ）内に入って来た時は、正三進駒と逆三進駒の ２個目も入ることが出来るものとするのであり、又敵駒の２個目も内陣（ｙ或い はｚ）内に入った時は正三進駒と逆三進駒の３個目も入ることが出来るものとす る。

【００１７】 尚、自分の内陣（ｙ或いはｚ）内へ敵駒が入って来た時、直駒又は斜駒と三進 駒とが当っている時には、三進駒で取ることは出来るが、直駒又は斜駒で当てて 取ることは出来ないものとするルールである。

【００１８】

【考案の効果】

本考案は上記構成であって、桝目盤や駒を紙やダンボール紙などで使用する場 合は簡単に自製することが出来るのであって、費用が掛からないでいつでもどこ でもゲームを楽しむことが出来る。 尚、色々な作戦を立てながら駒を打つ思考と相俟って独特な面白さがあるもの である。しかも駒移動のルールも比較的簡単であるから、子供を含め容易に遊べ る大衆性の高いものである。 しかして、上記した各駒の三進、二進、一進などするルールについては、駒表 面に三進するものについてはマークを三重にするなど、即ち直駒で三進するもの については駒表面に□のマークを同心の三層に記入するなどして判り易い表示と しておくと良い。（図示例参照）

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案品の説明図である。

【符号の説明】

１ 桝目盤 ２ 駒 ２Ａ 直駒 ２Ｂ 斜駒 ２Ｃ 正三進駒 ２Ｄ 逆三進駒

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 双方で夫々れ直駒１０個、斜騎１０個、
   三進駒４個（但し、正三進２個、逆三進２個）の駒を持
   ち、縦・横が１４×１３の桝目盤上で相対峙し、各自手
   前側中央部に縦・横が３×５の桝目を内陣となし、且つ
   該内陣の中心に位置するする桝目を本陣と定め、前記各
   駒を交互に適宜移動させることにより、持駒の１つを早
   く相手側内陣内の本陣に攻め入られせた時勝ちとするこ
   とを特徴とした陣攻めゲーム。