JPH0641643U - 加熱調理器の取手構造 - Google Patents

加熱調理器の取手構造

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JPH0641643U
JPH0641643U JP7865592U JP7865592U JPH0641643U JP H0641643 U JPH0641643 U JP H0641643U JP 7865592 U JP7865592 U JP 7865592U JP 7865592 U JP7865592 U JP 7865592U JP H0641643 U JPH0641643 U JP H0641643U
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heating cooker
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康夫 高橋
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フジマル工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取手付きの容器本体を壁などに懸吊した場
合、蓋は別個に格納しなければならないので不便であっ
た。本考案は、懸吊する容器本体に蓋を簡単に取り付け
られる取手構造を提供することを目的とする。 【構成】 取手10の一端側に蓋受け壁11を設け、該
蓋受け壁11に係合凹部14を設け、蓋15に設けた門
型の摘み16を取手10に挿通したときに、蓋15の周
縁部が係合凹部14に係入するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、容器本体の取手を壁などに吊り下げる場合に、容器本体と共に蓋も 同時に吊り下げることができる加熱調理器の取手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
フライパンや片手鍋などの取手付きの加熱調理器は、図7に示すように、容器 本体1の側壁1aの外面に取手2の一端が固着され、取手2の他端に吊り下げ用 孔3が設けられ、壁Wの表面に取り付けられた係止具4に吊り下げ用孔3を挿通 して吊り下げることができる。 このように、加熱調理器を壁Wの表面の係止具4に吊り下げると、収納スペー スをとらない利点があり、容易に取外して使用することができるため格納に便利 である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然し、一般家庭の厨房において、壁Wの表面の係止具4に容器本体1を懸吊し た場合には、懸吊できない蓋(図示しない)は棚などに格納しなければならない 。 従って、容器本体1と蓋とを別々に格納したり、別々に格納されたものを取り 出したりするのは不便であり、又、蓋を別個に格納するスペースが必要となる等 の問題がある。
【0004】 又、商店で、取手付きの加熱調理器を展示する場合、容器本体1を壁Wの表面 に吊り下げると客の目に止まり易い利点があるものの、この容器本体1と対をな す蓋は、壁Wの同じ場所に吊り下げて展示することが出来ない。 本考案はかかる課題を解決することを目的としており、容器本体1と一緒に蓋 を懸吊することができるようにした加熱調理器の取手構造を提供するものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の加熱調理器の取手構造は、容器本体の側 壁外面に取手の一端が固着される取手付きの加熱調理容器において、上記容器本 体に被せる蓋の表面に、上記取手が挿通可能な門型の摘みを設け、上記取手に一 端が固着される取手の一端側に、加熱調理器の底面方向に延びる蓋受け壁を設け 、該蓋受け壁の端面に、上記取手に挿通された蓋の周縁部が係入可能な係合凹部 を設け、上記取手の他端側に吊り下げ用孔を設けた。
【0006】
【作用】
上記のように構成された取手構造を備えた加熱調理器の作用を、格納と取り出 しの順に説明する。 取手付きの加熱調理器を格納するには、蓋の門型の摘みを取手に挿通し、蓋受 け壁の端面に当接する蓋の周縁部を係合凹部に係入する。 次に、吊り下げ用孔を壁の表面などに設けられた係止具に引っ掛けて加熱調理 器を吊り下げる。
【0007】 蓋は容器本体の取手に挿通されているので、加熱調理器全体の格納スペースは コンパクトであり、係止具から取手を外すと容器本体と同時に蓋も取り出される ので格納及び取り出しが簡単である。 又、調理の途中で蓋をとる場合に、蓋を取手に引っ掛けておくと、蓋の置き場 所を取らないので蓋が邪魔にならない。 又、商店では、取手に蓋を挿通して壁に懸吊しておくと、容器本体と同時に蓋 も客の目に止まるので加熱調理器全体の展示効果が大きい。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照して説明すると、図1は容器本体1の側壁 1aに固着された取手10の斜視図、図2は取手10の側面図、図3は図2のX 矢視図、図4は蓋の斜視図である。 図2及び図3に示すように、取手10は例えばステンレス材などの金属製の板 材より筒状に形成され、容器本体1に固着される側(図2,図3において左側) には、取手10の下部を切り起こして相互に平行な2個の蓋受け壁11を形成し 、相対する2個の蓋受け壁11の間には空気流入孔12が開口する。
【0009】 従って、空気流入孔12より進入して取手10の端部へ排出される冷却用空気 の通路が形成されるが、更に、この取手10の外周面を合成樹脂等の被覆材で覆 い、取手10の把持部分の温度上昇を防止することができる。 取手10を容器本体1に固着するために、2個の蓋受け壁11の一方(容器本 体1側)の端部を、それぞれ外側に向けてほぼ直角に屈曲して固定壁13を形成 し、固定壁13を容器本体1の側壁1aにスポット溶接などの手段で固着する。
【0010】 蓋受け壁11の他方(容器本体1の反対側)の端面に、係合凹部14を形成し (図1,図2参照)、蓋15の表面のほぼ中央に、取手10が挿通可能な大きさ を有する門型の摘み16を設ける(図4参照)。 そして、取手10の他端側(容器本体1の反対側)には吊り下げ用孔3が設け られる。
【0011】 以上のように構成された取手構造を備えた加熱調理器の作用を、加熱調理器の 格納と取り出しの順に説明する。 取手付きの加熱調理器を格納するには、蓋15の門型の摘み16に挿通した取 手10の先端を上に向けると、蓋15の周縁部が係合凹部14に係入し、蓋15 が2個の係合凹部14と門型の摘み16に挿通された取手10により3点を支持 される。
【0012】 従って、極めて簡単な動作で、蓋15が、ぐらつくことなく、安定した状態で 取手10に取り付けられる。 次に、吊り下げ用孔3を壁Wに設けられた係止具4に引っ掛けて加熱調理器を 吊り下げる。 蓋15は容器本体1の取手10に挿通されているので、加熱調理器全体の格納 スペースはコンパクトであり、係止具4から取手10を外すと容器本体1と同時 に蓋15も取り出されるので格納及び取り出しが簡単である。 商店で取手付きの加熱調理器を壁Wに懸吊して展示した場合には、容器本体1 と同時に蓋15も客の目に止まるので、加熱調理器全体の展示効果が大きい。
【0013】 図6は、本考案の第2実施例を示す取手構造の分解斜視図であり、取手10′ は、鍋1の側壁1aに鋲17により固着され端面にねじ孔18が設けられる金属 製の取手取り付け金具19と、上部に孔20が穿設され下部に溝形状の係合凹部 21が屈曲加工される金属製或いは耐熱合成樹脂製の蓋受け壁22と、耐熱性樹 脂材より筒形状に成形され、一端には内周面に突出する環状周壁23が設けられ 他端には吊り下げ用孔3が貫通する取手部材24と、ねじ25とによって構成さ れる。
【0014】 そして、取手部材24の環状周壁23及び蓋受け壁22の孔20に挿通したね じ25を、取手取り付け金具19のねじ孔18にねじ込むと、取手部材24と蓋 受け壁22が取手取り付け金具19に締着され、一体的な取手10′となる。 一体に組付られた取手10′は、第1実施例と同様に、容器本体1に近い位置 から蓋受け壁22が下方に延び、この蓋受け壁22の係合凹部21に、蓋15の 周縁部が係入可能である。 従って、第2実施例の作用は第1実施例と同様である。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏 する。 (1) 蓋の摘みに取手を挿通する極めて簡単な動作で、蓋が、摘みに挿通された取 手と係合凹部とにより支持されるので、蓋が安定した状態で取手に取り付けら れる。 調理中に、容器本体からとり除いた蓋を一次的に取手に取り付けておくこと もできる。 (2) 容器本体と蓋をコンパクトにまとめて壁に懸吊することができるので、加熱 調理器全体の格納スペースが小さくなる利点がある。 又、取手を壁から取り外せば、同時に蓋も取り外せるので、格納,取り出し の手間が簡単である。 (3) 商店で加熱調理器を展示販売する場合には、容器本体のみならず蓋も客の目 に止まり易い利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器本体の側壁に固着された取手の斜視図であ
る。
【図2】取手10の側面図である。
【図3】図2のX矢視図である。
【図4】蓋の斜視図である。
【図5】取手付きの加熱調理器を壁に懸吊した状態を示
す側面図である。
【図6】本考案の第2実施例を示す取手の分解斜視図で
ある。
【図7】従来の取手付きの加熱調理器を壁に懸吊した状
態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 3 吊り下げ用孔 4 係止具 10,10′ 取手 11,22 蓋受け壁 13 固定壁 14,21 係合凹部 15 蓋 16 門型の摘み 19 取手取り付け金具 24 取手部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の側壁外面に取手の一端が固着
    される取手付きの加熱調理容器において、 上記容器本体に被せる蓋の表面に、上記取手が挿通可能
    な門型の摘みを設け、上記容器本体に一端が固着される
    取手の一端側に、加熱調理器の底面方向に延びる蓋受け
    壁を設け、該蓋受け壁の端面に、上記取手に挿通された
    蓋の周縁部が係入可能な係合凹部を設け、上記取手の他
    端側に吊り下げ用孔を設けたことを特徴とする加熱調理
    器の取手構造。
JP7865592U 1992-11-16 1992-11-16 加熱調理器の取手構造 Expired - Lifetime JP2563699Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7865592U JP2563699Y2 (ja) 1992-11-16 1992-11-16 加熱調理器の取手構造

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Publications (2)

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JPH0641643U true JPH0641643U (ja) 1994-06-03
JP2563699Y2 JP2563699Y2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=13667881

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6160888B1 (ja) * 2016-05-18 2017-07-12 株式会社Remy 調理器具及び調理器具セット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6160888B1 (ja) * 2016-05-18 2017-07-12 株式会社Remy 調理器具及び調理器具セット

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JP2563699Y2 (ja) 1998-02-25

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971007