JPH0641571Y2 - 競技用発走合図装置 - Google Patents

競技用発走合図装置

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JPH0641571Y2
JPH0641571Y2 JP18333687U JP18333687U JPH0641571Y2 JP H0641571 Y2 JPH0641571 Y2 JP H0641571Y2 JP 18333687 U JP18333687 U JP 18333687U JP 18333687 U JP18333687 U JP 18333687U JP H0641571 Y2 JPH0641571 Y2 JP H0641571Y2
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JP
Japan
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time
pointer
signal
correction signal
flying
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JP18333687U
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Inventor
敏克 市原
直行 沼田
理 高橋
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株式会社テイ・アイ・シイ・シチズン
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば小型自動車競走等の競技に用いること
ができる競技用発送合図装置に関する。
「従来の技術」 小型自動車競走(以下オートレースと称す)において、
従来は人手によって旗が振られ、旗の合図で発走を行な
っている。
この方法によれば旗を振る人、旗の動きを見てタイム計
測用のスイッチを入れる人、各競技車のフライングの有
無を監視する人等多くの人手が必要となる。
このため省力化を目的として自動化が考えられている。
その一つの方法として第4図に示すように指針1を具備
した発走合図器2を設置することが考えられている。
この発走合図器2は発走予定時刻の5秒前から指針1が
運針を始め、5秒後に垂直上向の位置に達して発走のタ
イミングを表示し、その位置で指針1が停止する。
これと共に指針1が発走位置に達したときタイム計時装
置3がゼロリセットされ、タイムの計測状態に入る。
このような発走合図器2を用いることにより、発走合図
器2を起動させるだけで、発走の合図と、タイム計測の
開始操作を自動的に行なうことができ、発走合図とタイ
ム計測の開始操作を自動化することができる。
ところでオートレースではスタートから高速走行に至る
までの時間で大凡の勝負が決まる。このため選手は発走
合図と同時にわずかでも早く発走させることに神経が集
中され、しばしばフライングが犯される。
フライングの監視は発走時刻の20秒前から発走までの間
で行なわれ、例えば第4図に示すように発走ライン4上
に設けた光源5と受光器6によって構成される光学式フ
ライング検知器によって行なうことができる。
発走の20秒前から6秒前までの間にフライングが検出さ
れると発走合図器2に設けたフライング発生表示灯7が
点灯し、各選手にフライングの発生を表示する。
各選手はこのフライング発生表示灯7の点灯を見てフラ
イングの発生を知り、各自が車輪の位置を確認し、フラ
イングの状態を解消するように努める。フライングの状
態が解消されると、フライング発生表示灯7は消灯され
る。発走5秒前になると、タイム計測装置3は発走合図
器2に起動信号を与え、指針1の運針を開始させる。発
走5秒前から3秒前までの間にフライングが発生すると
発走合図器2は指針1の運針を停止させると共にフライ
ング発生表示灯7を点滅駆動し、競技の中止を表示す
る。
発走3秒前から発走までの間にフライングが発生した場
合はフライング発生表示灯7を点滅させフライングの発
生を表示し、発走の中止を表示する。このとき指針1の
運針は続けられ、発走位置で停止される。
「考案が解決しようとする問題点」 このように従来の競技用発走合図装置は発走前の少なく
とも20秒前からタイム計測装置3が計時を開始し、時間
の経過と共に発走合図器2に対して各種の制御を行なっ
ている。
特に発走前5秒前に指針1の運針を開始させるが、運針
と計時との間の関係が正確に合致していない点に問題が
ある。
つまりタイム計時装置3が5秒前を計時した時点で運針
を開始したとしても、指針1が正規の運針速度に達する
までに遅れが生じる。この遅れが計時値との間で発走時
点まで続くため、フライングの発生時刻をタイム計時装
置3の計時値で計測するものとすると、フライングの計
時値と指針1の指示時刻と合致しない不都合が生じ、選
手と審判団との間に時間のズレが生じる欠点がある。
この考案の目的はフライングの発生時刻と指針の指示値
とを一致させるることができる発走合図装置を提供する
ものである。
「問題点を解決するための手段」 この考案においては、 刻時信号発生器が発生する刻時信号を計数して計時する
計時装置と、 この計時装置の計時値が発走予定時刻の所定時間前に達
した時点で起動され、この時点から発走予定時刻までの
間運針される指針と、 この指針の駆動系に設けられ、運針中の所定位置で修正
信号を発生する修正信号発生器と、 計時装置に設けられ、修正信号を受けて計時値を指針の
運針位置に合致させる修正手段と、 によって競技用発走合図装置を構成したものである。
この考案の競技用発走合図装置によれば発走予定時刻の
所定時間前に指針の運針を開始させる。運針の開始後、
指針が所定時刻位置を通過するとき指針の駆動系に設け
られた修正信号発生器から修正信号を発生させ、この修
正信号によって計時装置の計時動作に同期を掛け、計時
値を指針の指示値に合致させる。
従って運針の開始後、運針速度が所定速度に達した時点
で修正信号を発生させることにより、指針の指示値と計
時装置の計時値とが合致し、この状態で発走時刻まで運
針されるため途中フライングが発生した場合、フライン
グ発生時刻の計測値と指針の指示値とを合致させること
ができ、正確なフライング発生時刻の計測を行なうこと
ができる。
「実施例」 第1図にこの考案の一実施例を示す。
図中1は指針、2は発走合図器、3は計時装置を示す。
この考案においては指針1の駆動系に修正信号発生器11
を設ける。この修正信号発生器11は例えば第2図に示す
ように指針1を支持した回転軸12に取付けた円盤13と、
この円盤13の周縁の一部に形成したスリット14A,14B
と、このスリット14A,14Bの通過を検出する光学スイッ
チ或は磁気的な近接スイッチ等の無接触スイッチ15とに
よって構成することができる。
尚第2図に示す符号16は指針1を駆動するモータを示
し、例えば誘導電動機が用いられる。
修正信号発生器11は例えば指針1の運針開始位置から1
秒後の位置と5秒後の位置で修正信号を発生するよう
に、スリット14A及び14Bと、無接触スイッチ15の位置を
設定する。
一方計時装置3には第3図に示すように修正手段10を設
ける。この修正手段10は例えば第3図に示すように二つ
のディジタル符号設定器10A,10Bと、切替回路10Cとによ
って構成することができる。
第3図において17は水晶発振器のような安定な周波数の
信号を発信する刻時信号発生器を示す。この刻時信号発
生器17から出力される刻時信号を計時装置3を構成する
カウンタ3Aに供給する。
カウンタ3Aはこの例ではプリセット可能なカウンタを用
いた場合を示す。つまりプリセット指令端子Pを有し、
このプリセット指令端子Pに修正信号発生器11から修正
信号を供給する。プリセット指令端子Pに修正信号が与
えられる毎にカウンタ3Aは設定器10A又は10Bに設定され
た設定値をプリセットする。
設定器10Aには例えば4.00秒を表わす値を設定し、設定
器10Bには0.00秒を表わす値を設定する。これら設定器1
0Aと10Bに設定された設定値は切替回路10Cを通じて選択
的にカウンタ3Aのプリセット端子に与えられる。
切替回路1Cは動作開始時にリセット信号が与えられるこ
とによって設定器10Aを選択し、この設定器10Aに設定し
た4.00秒に対応したディジタル符号をカウンタ3Aのプリ
セット端子に与える。
これと共に修正信号発生器11から修正信号が与えられる
と切替回路10Cは設定器10B側に転換し、設定器10Bに設
定した0.00秒に対応したディジタル符号をカウンタ3Aの
プリセット端子に与える。
修正信号発生器4から切替回路10Cに与える修正信号は
遅延回路10Dを通じて与え、カウンタ3Aのプリセット動
作が完了した時点で切替回路10Cの切替動作が実行され
るように構成する。尚18は時刻表示器、19はプリンタを
示す。
このように構成することにより、計時装置3を構成する
カウンタ3Aが計時開始から15秒経過した時点で発走前5
秒前の計時時刻に達すると、起動信号を発信し、発走合
図器2の駆動モータ16を起動させる。モータ16の起動に
よって指針1が運針を始め指針1が4秒の位置を通過す
るときスリット14A(第2図)が検出されて修正信号発
生器11から修正信号が出力され、この修正信号をカウン
タ3Aのプリセット指令端子Pに与える。
カウンタ3Aはプリセット指令端子Pに修正信号が与えら
れることによって切替回路10Cが選択している設定器10A
に設定した4.00秒に対応したディジタル値を読込んでプ
リセットし、カウンタ3Aの計時値を強制的に4.00秒に修
正する。
カウンタ3Aのプリセット動作に遅れて切替回路10Cに修
正信号が与えられ、切替回路10Cの状態を転換し、設定
器10Bに設定した0.00秒に対応したディジタル値をカウ
ンタ3Aのプリセット端子に与える。
指針1の運針が進み、指針1が発走位置に達すると、ス
リット14B(第2図)が検出されて修正信号発生器から
再び修正信号が出力され、この修正信号でカウンタ3Aは
設定器10Bに設定した0.00秒に対応するディジタル符号
を読込んでプリセットされる。
「考案の効果」 このようにしてこの考案によれば発走前4.00秒と、発走
時点0.00秒の位置で修正信号を発生し、この修正信号に
よって計時装置3を構成するカウンタ3Aの計時値を4.00
秒と0.00秒に強制的に修正するから、指針1の運針位置
と計数装置の計時値とを合致させることができる。
よって発走前4秒間にフライングの発生を検知した場合
に、その発生時点の計測値は指針1の運針位置に一致
し、選手に表示する時刻と審判団の計測値とを正確に合
致させることができ、公正な判定を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの考案に用いた修正信号発生器の一例を示す斜視
図、第3図はこの考案の要部の構成を示すブロック図、
第4図は従来の技術を説明するためのブロック図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高橋 理 東京都小金井市前原町5丁目6番12号 株 式会社テイ・アイ・シイ・シチズン小金井 工場内 (56)参考文献 実開 昭61−182800(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】A.刻時信号発生器が発生する刻時信号を計
    数して計時する計時装置と、 B.この計時装置の計時値が発走予定時刻の所定時間前に
    達した時点で起動され、この時点から発走予定時刻まで
    の間運針される指針と、 C.この指針の駆動系に設けられ、運針中の所定位置で修
    正信号を発生する修正信号発生器と、 D.上記計時装置に設けられ、上記修正信号を受けて計時
    値を上記指針の運針位置に合致させる修正装置と、 を具備して成る競技用発走合図装置。
JP18333687U 1987-11-30 1987-11-30 競技用発走合図装置 Expired - Lifetime JPH0641571Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0187789U JPH0187789U (ja) 1989-06-09
JPH0641571Y2 true JPH0641571Y2 (ja) 1994-11-02

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