JPH0882683A - 指針位置検出機能付き時計 - Google Patents

指針位置検出機能付き時計

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JPH0882683A
JPH0882683A JP21885894A JP21885894A JPH0882683A JP H0882683 A JPH0882683 A JP H0882683A JP 21885894 A JP21885894 A JP 21885894A JP 21885894 A JP21885894 A JP 21885894A JP H0882683 A JPH0882683 A JP H0882683A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指針の影の検出から指針の位置を検出するこ
とにより、消費電流が少なく、かつ簡単な構造で針位置
を検出可能な針位置検出装置を提供する。 【構成】 第2の速送り運針中に検出穴5の上の影の移
動をフォトダイオード6が検出すると58分だけ第2の
速送り運針を行ない、制御回路9内のステップカウンタ
値iを0にクリヤし、ここから4分の運針を第2の速送
り運針より遅い第1の速送り運針で行ない、この運針中
に影の移動を検出した際のステップカウンタの値iを制
御回路9内のカウント値記憶部jに記憶する。4分の運
針が終了すると56分だけ第2の速送り運針を行ない、
ステップカウンタの値iを0にし、第2の速送り運針を
4分行ない、影の移動を検出した際のステップカウンタ
の値iがカウント値記憶部jに記憶している値と同じ場
合、1ステップ逆方向に運針し、分針3を正分に合わ
せ、表示時刻記憶回路10に正分位置を記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指針位置検出機能付き
時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内部時計で積算した時刻情報を指
針で表示する時計では、内部時計の計時時刻と指針によ
る表示時刻との整合をとるために、実際の針位置を検出
する必要があった。
【0003】この方法としては、指針に連動して回転す
る輪列の所定の位置に穴を開け、この穴を所定の位置で
フォトインタラプタ等の光学式センサで検出することに
より針位置を間接的に検出したり、指針と連動して回転
するエンコーダ等の円板を設け、そこから得られる情報
から針位置を間接的に検出したり、製品出荷時またはユ
ーザが“ゼロ位置調整”と称して針の位置を強制的にあ
る位置に移動させ、その位置を指針位置指示部に記憶さ
せることにより針位置を検出する方法等が用いられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法では以下のような不都合があった。光学式セ
ンサを用いる場合、発光体を必要とするため消費電流が
大きくなり、構造が複雑になり、指針の取付けに誤差が
生じると、正確な指針の検出ができなくなる。エンコー
ダ等の円板を用いるものでは、構造が大型になる上、駆
動モータにより回転させるものも大きくなるので消費電
流も大きくなり、指針と円板との間に構造的なずれが生
じると指針の検出に誤差が生じる。また、ユーザ等が
“ゼロ位置調整”を行なうものは人間が手動で調整する
ので手間がかかり、針位置情報が狂っても自動的に修正
することはできない。
【0005】本発明の目的は、消費電流が少なく、かつ
簡単な構造で指針位置を検出可能な指針位置検出機能付
き時計を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字板と指針
により現在時刻を表示する時刻表示部と、上記指針の影
が通過する上記文字板の所望位置に設けてある検出穴
と、上記検出穴を透過する光を受光する光学センサと、
上記指針の運針に伴い上記光学センサの出力の変化に応
じて上記指針が上記所望位置に達したことを検出し、上
記指針が現在時刻を指示するまで運針して、上記指針に
よって現在時刻を表示させる制御手段とを設けることに
より、上記の目的を達成している。
【0007】上記制御手段は、上記指針を通常運針より
速い第1の速送り運針およびこの第1の速送り運針より
速い第2の速送り運針が可能な運針手段を設けてあり、
調時開始によって、上記運針手段によって上記指針を上
記第2の速送り運針をさせ、この第2の速送り運針中に
おける上記光学センサの出力の変化から上記指針の所望
位置を検出し、この検出に基づいて、上記指針が上記所
望位置から1回転する前の所定の位置より上記運針手段
に上記第1の速送り運針をさせ、この第1の速送り運針
中における上記光学センサの出力の変化から上記指針が
上記所望位置に達したことを検出し、上記指針が現在時
刻を指示するまで運針して、上記指針によって現在時刻
を表示させるものであることが望ましい。
【0008】文字板と指針により現在時刻を表示する時
刻表示部と、上記指針の影が通過する上記文字板の所望
位置に設けてある検出穴と、上記検出穴を透過する光を
受光する光学センサと、調時開始によって、上記指針の
運針に伴い上記光学センサの出力の変化に応じて上記指
針が上記所望位置に達したことを検出し、上記指針が現
在時刻を指示するまで運針して、上記指針によって現在
時刻を表示させる制御手段とを備えており、上記文字板
は、上記検出穴が設けてある部分を検出領域としてあ
り、上記制御手段は、非調時状態で、かつ上記指針の影
が上記文字板上の非検出領域に存在する場合に、上記光
学センサが所望の明るさより暗い明るさ情報を出力した
際、所望の負荷の動作を制御するものであることが望ま
しい。
【0009】上記制御手段は、非調時状態で、かつ上記
指針の影が上記文字板上の非検出領域に存在する場合
に、上記光学センサが所望の負荷の動作を指定するリモ
ートコントロール信号を受信した際、上記受信したリモ
ートコントロール信号に応じて上記所望の負荷の動作を
制御するものであることが望ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。
【0011】図1において、1は時刻表示部で、時刻を
示す文字板2、分針3、時針4からなる。文字板2の1
2時方向には、検出穴5が設けてある。検出穴5は、指
針3、4の影がともに通過する位置に設けてあり、その
直径は指針3、4の幅より小さくしてある。なお、本例
では15秒間隔で指針3、4が運針するものとし、分針
3の影によって分針3が0分を指示している15秒間だ
け検出穴5が遮弊され、時針4の影によって11:5
8:00から12:02:00までの4分間だけ検出穴
5が遮弊されるように各指針3、4の幅を設定してあ
る。すなわち、検出穴5が設けてある文字板2の12時
方向の領域が検出領域となる。6は光学センサで、本例
ではフォトダイオードを用い、光を検出すると電流を発
生するものとする。7は後に詳述する処理回路で、フォ
トダイオード6の出力を処理する。8は運針手段を構成
する指針駆動回路で、正逆転モータ等からなり、指針
3、4の通常運針とこれより速い第1の速送り運針とこ
の第1の速送りより速い第2の速送り運針が可能であ
る。なお、本例では、分針3と時針4とは輪列を介して
連動して運針するものとし、正回転の最速運針は、逆回
転の最速運針より速いものとする。9は制御手段を構成
する制御回路でCPU,ROM,RAMなどからなり、
各種の動作を制御する。10は表示時刻記憶回路で、カ
ウンタ等からなり、指針3、4の表示位置を記憶する。
11は計時回路で、RAM等からなり、現在時刻を計時
する。12は受信回路で、アンテナ、同調回路および増
幅器等からなり、現在、日本国内において、郵政省の管
轄下で長波標準電波に時刻コードを重畳して送信されて
いる信号を受信する。なお、この信号は1分間を1フレ
ームとして1月1日からの累積日数から、時、分までの
時刻データをバイナリーコードで直列に送出している。
具体的には、1ビットを1Hzの矩形パルスとし、
“1”、“0”の重みづけはそれぞれパルス幅を500
ms、800msとすることにより表し、さらにポジシ
ョンマーカとして200msのパルスを用い、搬送波と
しては40kHzが用いられている。13は報音装置
で、スピーカ等からなり、所望時刻にアラーム報知す
る。14は照明装置で、時刻表示部1を照明する。15
はアラームセット回路で、アラームセットスイッチ等か
らなる。16は温度検出部、17は温度表示部、18は
湿度検出部、19は湿度表示部である。
【0012】図2は、検出穴5とフォトダイオード6と
の位置関係を示した図である。なお、同図において、図
1と同一番号のものは同一のものとする。同図のよう
に、フォトダイオード6は検出穴5の背後に設けてあ
り、検出穴5を透過する外来光を受光する。
【0013】図3は、処理回路7の構成を示したもので
ある。
【0014】同図において、20はI/V変換器、21
は対数圧縮回路でフォトダイオード6の出力を対数圧縮
する。22はリモートコントロールデコーダで、フォト
ダイオード6の出力からリモートコントロール信号を検
出して、制御出力を発生する。23,24は時定数の異
なる積分回路である。なお、本例では積分回路23の時
定数を積分回路24の時定数より小さくしている。25
は差動増幅器、26はヒステリシスコンパレータ、2
7,28および29は抵抗である。30は定電流源で、
本例では、フォトダイオード6が一定の明るさ(後述す
る。)を検出した際に発生する電流を出力する。31は
I/V変換器、32は対数圧縮回路、33は差動増幅
器、34はヒステリシスコンパレータ、35,36およ
び37は抵抗である。
【0015】次に、処理回路7によるフォトダイオード
6の出力の処理方法を説明する。
【0016】検出穴5を透過した光に応じてフォトダイ
オード6から出力される電流は、I/V変換器20で電
圧信号に変換され、対数圧縮回路21で対数圧縮され
る。この対数圧縮処理により広いダイナミックレンジの
信号を処理することができるので、例えばリモートコン
トロール信号をフォトダイオード6で検出した場合も、
確実にこの信号を検出できる。なお、リモートコントロ
ール信号を受信した場合、リモートコントロールデコー
ダ22でデコードし、制御回路9にデコードした情報を
出力する。例えば、リモートコントロール信号として、
アラーム停止信号等を用いることが可能である。つま
り、リモートコントロール操作器(図示せず。)の操作
によって、発光ダイオードから赤外領域のアラーム停止
信号を送信し、これをフォトダイオード6によって受信
したときのデコーダ22の出力によって報音装置13か
らのアラーム音を停止する。対数圧縮回路21の出力
は、それぞれ時定数の異なる積分回路23,24にも入
力し、これらの出力を差動増幅器25で差動増幅する。
よって、フォトダイオード6において出力の変化が発生
した際、差動増幅器25から微分出力が発生することに
なる。この微分出力は、ヒステリシスコンパレータ26
に入力し、デジタル信号として出力される。本例では、
積分回路23の時定数を積分回路24の時定数より小さ
くしてあり、差動増幅器25の逆相入力端子に積分回路
23の出力が入力し、その正相入力端子に積分回路24
の出力が入力するので、フォトダイオード6が光を検出
するとヒステリシスコンパレータ26の出力は“0”に
立ち下がり、光の検出が停止すると、すなわち指針3、
4の影等を検出すると“1”に立ち上がる。
【0017】差動増幅器33には、積分回路24の出力
と対数圧縮回路32の出力とが入力する。対数圧縮回路
32は、定電流源30が出力する電流(フォトダイオー
ド6が一定の明るさを検出した際に発生する電流)をI
/V変換器31で変換された電圧信号を対数圧縮するも
のであり、一定のレベルの信号を出力する。
【0018】よって、差動増幅器33は、定電流原30
が指定する一定の明るさより暗い明るさをフォトダイオ
ード6が検出した際に出力を発生し、ヒステリシスコン
パレータ34によりデジタル信号に変換される。
【0019】このように、ヒステリシスコンパレータ3
4の出力は、周囲の明るさが所定の明るさより暗いかど
うかを示しているので、例えば夜間における、運針停
止、温度検出停止および湿度検出停止等の制御の基準信
号として使用できる。さらに、急激に暗くなった場合
に、例えば室内等を消した場合等に、所定時間(例え
ば、30秒程度)照明装置14を点灯させる動作制御も
行なうことができる。
【0020】なお、指針3または4の影が検出穴5を介
してフォトダイオード6にかかる場合は、上記のような
周囲の明るさ検出ができないため、上記動作を禁止する
ものとする。具体的な禁止動作としては、制御回路9が
計時回路11の計時時刻を読み取り、その時刻が正時か
ら15秒間の間および11:58:00から12:0
2:00の間の場合、すなわち指針3、4の影をフォト
ダイオード6が検出している場合、ヒステリシスコンパ
レータ34からの入力を停止することにより、周囲の明
るさ検出に応じた動作を禁止する。
【0021】また、リモートコントロール制御も、指針
3、4の影が検出穴5を介してフォトダイオード6にか
かる場合、すなわち上記と同じ時刻の間は禁止する。
【0022】次に、調時動作の概略を説明する。なお、
本例では、最初に分針3の位置を検出し、続いて時針4
の位置を検出することにより、指針3、4の位置を確認
するものである。
【0023】調時が指定されると、指針3、4の表示時
刻が表示時刻記憶回路10において8:50〜12:0
2の範囲にあるか判断し、この範囲内にある場合、指針
3、4に8:50を表示させる。これは、後述する分針
3の影の検出動作において、分針3の影のみを正確に、
かつ短時間で検出するための動作である。すなわち、後
述するように本例では、分針3の影のみを検出する際
に、正方向の運針を行ないながら3回の0分検出を必要
とする。よって、調時開始時に指針3、4が9:00〜
12:02ちょうどまでの間の時刻を示している場合、
この位置から3回の正時の検出を行なう間に、時針4の
影が検出穴5を介してフォトダイオード6にかかってし
まい、分針3の影だけを検出できなくなってしまう。よ
って、指針3、4の表示時刻が9:00〜12:02に
含まれている場合、指針3、4の表示時刻をこの時間帯
外に動かしておくのである。なお、本例では、指針3、
4の実際の表示時刻と表示時刻記憶回路10の記憶時刻
との誤差を考慮して、8:50〜11:59の時間帯の
場合、逆回転で8:50を表示させ、12:00〜1
2:10の時間帯の場合、正方向の回転で8:50を表
示させる。この表示時刻の違いによる回転方向の相違
は、指針3、4を正回転させるより逆回転させる方が時
間がかかる構成としてある本例において、調時動作時間
を短縮するためである。
【0024】指針3および4が調時動作に影響のない位
置に来ると、通常運針より速い第2の速送り運針を行な
い、この運針の際に検出穴5の上を通過する分針3の影
を検出することにより大まかな分針3の位置を検出す
る。
【0025】1回目の分針3の位置検出が終了すると、
この検出位置から58分運針した時点から第2の速送り
運針より遅く通常運針よりも速い第1の速送り運針を行
ない、正確な分針3の位置を検出して記憶する。
【0026】この第1の速送り運針時における分針3の
位置の検出をもう1度行ない、2回の位置検出が同じ結
果となった場合、分針3の位置を正確に検出できたと判
断し、分針位置を記憶する。
【0027】分針3の位置検出が終了すると、時針4の
位置検出を2回行ない、2回の検出が同じ結果となった
場合、時針4の位置を正確に検出できたと判断して時針
位置を記憶して、現在時刻を表示する。
【0028】次に、図4、5、6、7を参照して上述し
た調時動作を具体的に説明する。
【0029】図4において、電源投入時や調時スイッチ
(図示せず。)が操作され調時が指定されたとき、また
は予め設定した調時時刻になると、受信回路12をオン
して時刻情報の受信を開始し、同調、増幅、復調し、時
刻コードをデジタル信号として制御回路9に伝達する。
【0030】制御回路9は、指針検出を行なうために表
示時刻記憶回路10が記憶している表示時刻が8:50
〜12:10に含まれるか判断する(ステップ4a、4
b)。すなわち、分針3の影の検出が正確に行なえる位
置に指針3、4があるか判断する。
【0031】表示時刻が8:50〜12:10に含まれ
ていないと、分針3の影を正確に検出できる位置に指針
3、4があると判断して、制御回路9はその内のステッ
プカウンタの値をクリヤする(ステップ4c)。
【0032】表示時刻が8:50〜11:59に含まれ
ていると、指針駆動回路8を動作させて8:50の位置
まで逆回転して(ステップ4d)、制御回路9はその内
のステップカウンタの値iをクリヤする(ステップ4
c)。
【0033】表示時刻が12:00〜12:10に含ま
れていると、指針駆動回路8を動作させて8:50の位
置まで正回転して(ステップ4e)、制御回路9はその
内のステップカウンタの値iをクリヤする(ステップ4
c)。
【0034】ステップカウンタのクリヤが終了すると、
第2の速送り運針で、指針3、4を1ステップだけ正方
向に運針するとともに、ステップカウンタの値iに1を
加算する(ステップ4f)。なお、本例では、1ステッ
プの運針で分針3が15秒(1.5°)だけ動く運針と
なっているので、1分の運針を行なうのに4ステップ必
要とする。
【0035】以下、第2の速送り運針を行ないながら、
指針3、4の影が検出穴5の上に表われ離脱する動きを
検出する(ステップ4g、4h、4i、4j、4k)。
つまり、フォトダイオード6の出力の変化に伴ない処理
回路7内のヒステリシスコンパレータ26の出力が
“1”となった後に“0”となる変化を検出する。
【0036】この第2の速送り運針を行なっている間
に、制御回路9内のステップカウンタの値iが65分の
移動を示しても、すなわちiが4×65より大きくなっ
てもフォトダイオード6が影を検出しない場合(ステッ
プ4g)、すなわちステップカウンタがクリヤされてか
ら分針3が1回転以上しても処理回路7内のヒステリシ
スコンパレータ26の出力が“1”にならない場合、制
御回路9は分針3が脱落していると判断して、調時エラ
ー表示等のエラー処理を行なう。
【0037】指針の影を検出しても、制御回路9内のス
テップカウンタの値が65分の移動を行なう間にフォト
ダイオード6が影の離脱を検出しない場合(ステップ4
j)、すなわち処理回路7内のヒステリシスコンパレー
タ26の出力が“1”のまま65分の運針を終了した場
合、制御回路9は周囲が暗く指針3の影を検出できない
と判断して、上記と同様なエラー処理を行なう。
【0038】65分の移動を行なう前に、処理回路7内
のヒステリシスコンパレータ26の出力が“1”となっ
た後に“0”となると、すなわち検出穴5の上を影が通
過すると(ステップ4k)、図5の1に移って、58分
の移動を示すステップ数から1を差し引いたステップ数
だけ第2の速送り運針を行ない、この運針が終了した際
に制御回路9内のステップカウンタをクリヤする(ステ
ップ4m)。ここで、58分の移動を示すステップ数か
ら1ステップ差し引くのは、ステップ4kの状態が指針
3、4の影を検出した時点から1ステップ動いた位置と
なっているので、この1ステップ分の運針を補正するた
めである。
【0039】ステップ4mが終了した際に、処理回路7
内のヒステリシスコンパレータ26が“1”を出力して
いると、すなわち検出穴5の上の影の移動を検出してか
ら、58分の運針を行なった際に、検出穴5の上に影が
存在する場合、制御回路9はステップ4dからステップ
4iにおいて検出した影が分針3のみの影でなかった、
もしくは現在、分針3以外の影が検出穴5の上に存在し
ており、分針3の位置検出が正確に行なえないと判断し
て、上記と同様なエラー処理を行なう。
【0040】検出穴5の上の影の移動を検出してから5
8分の運針を行なった際に、処理回路7内のヒステリシ
スコンパレータ26が“0”を出力していると、運針速
度を落して第1の速送り運針を行ない、指針3の影が検
出穴5の上を通過する動きを検出する(ステップ4p、
4q、4r、4s、4t、4u、4v、4w)。つま
り、1ステップ運針を行なうたびに所定時間wt(本例
では、250msec)停止する運針を行ないながら、処理
回路7内のヒステリシスコンパレータ26の出力が
“1”となった後に“0”となる変化を検出する。この
ように、1ステップ運針するごとに所定時間停止するの
で、フォトダイオード6が光の変化を検出してから処理
回路7内のヒステリシスコンパレータ26の出力に変化
が生ずるまでの応答時間の遅れをキャンセルでき、正確
に影を検出できる。
【0041】この第1の速送り運針で4分の移動を行な
っても、処理回路7内のヒステリシスコンパレータ26
の出力が“1”にならないと(ステップ4p、4q、4
r、4s)、すなわち4分の運針中に検出穴5の上に影
が移動してこないと、制御回路9はステップ4fからス
テップ4kで障害物等の影を検出した、もしくは分針3
が脱落した等により、分針3を正確に検出できないと判
断して、上記と同様なエラー処理を行なう。
【0042】第1の速送り運針中に指針の影を検出して
も、4分の運針の間にフォトダイオード6が影の離脱を
検出しない場合(ステップ4u)、すなわち処理回路7
内のヒステリシスコンパレータ26の出力が“1”のま
ま4分の運針を終了した場合、制御回路9は分針3の影
を検出していないと判断して、上記と同様なエラー処理
を行なう。
【0043】4分の移動が完了する前に、フォトダイオ
ード6の出力が“1”となった後に“0”となると(ス
テップ4w)、制御回路9は分針3の影を検出したと判
断して、このときのステップカウンタの値iを制御回路
9内のRAMに設けてあるカウント値記憶部jに記憶す
る(ステップ4x)。
【0044】つまり、第2の速送り運針中に検出穴5の
上における影の移動を検出した時点から58分だけ第2
の速送り運針を行なうとともにステップカウンタの値i
を0にクリヤし、ここから4分の運針は速度を落として
第1の速送り運針で行ない、この第1の速送り運針を行
なっている間に検出穴5の上の影の移動を検出した際の
ステップカウンタの値iをカウント値記憶部jに記憶す
るものである。
【0045】よって、カウンタ値記憶部jに記憶される
値は、最初に検出穴5の上の影の移動を検出した後に5
8分だけ運針した時点から再び検出穴5の上における影
の移動を検出するまでに要したステップ数となる。
【0046】図6の2に移って、カウンタ値記憶部jに
ステップカウンタの値iを記憶しても、ステップカウン
タの値iが4分の運針を終了するまでは、第1の速送り
運針を行なう(ステップ5a、5b、5c、5d)。
【0047】これは、最初に第2の速送り運針で分針3
の位置を検出する際、運針速度が速いので、0分から1
ステップ移動した位置(正確な検出位置)からずれた地
点を検出してしまう可能性があり、このずれが生じた場
合にも、ある程度分針3の影を検出できるように、4分
の運針(4×4=16ステップ)を第1の速送り運針で
行なうものである。つまり、最初の第2の速送り運針で
正確な分針3の位置を検出した場合には、ステップ4x
でのステップカウンタiの値は、4×2分+1すなわち
9となるが、最初の第2の速送り運針で9より2、3ス
テップずれた位置を検出した場合でも、16ステップ
(4分の運針)は速度の遅い第1の速送り運針を行なう
ので、正確な分針位置を検出できることになる。
【0048】カウンタ値記憶部jにステップカウンタの
値iを記憶した後の第1の速送り運針中に、処理回路7
内のヒステリシスコンパレータ26の出力が再び“1”
になると(ステップ5b)、すなわち、4分の運針を行
なう第1の速送り運針の間に検出穴5の上の影の通過を
検出した後に再び影を検出する場合、制御回路9は障害
物等の影を検出してしまったので、分針3の影の正確な
検出が行なえていないと判断して、上記のようなエラー
処理を行なう。つまり、4分の運針において、分針3の
影の可能性を有する影を2回検出することになり、最初
に検出した影が本当の分針3の影であるのか、2回目に
検出した影が本当の分針3の影であるか判断できないの
で、エラー処理を行なうものである。
【0049】分針3の影の移動を1回だけ検出して第1
の速送り運針による4分の運針が終了すると、再び第2
の速送り運針で56分の運針を行ない、運針が終了した
らステップカウンタの値iを0にクリヤする(ステップ
5e)。
【0050】すなわち、ステップ4mでステップカウン
タの値iをクリヤしてから、60分の運針が終了した際
(第1の速送り運針による4分と第2の速送り運針によ
る56分)、つまり分針3が1回転してステップ4mの
位置に戻った際に、同じようにステップカウンタの値i
をクリヤするものである。よって、この場合、ステップ
4m時と同一の分針3の位置でステップカウンタの値を
ステップ4m時と同じ値0にするものである。
【0051】以下、ステップ4n〜4wと同じ動作を行
ない、第1の速送り運針において、検出穴5の上を分針
3の影が通過する動きを検出する(ステップ5f、5
g、5h、5i、5j、5k、5m、5n、5p)。
【0052】この動作で、検出穴5の上における分針3
の影の移動を検出すると(ステップ5p)、図7の3に
移って、制御回路9はその内のRAMに設けてあるカウ
ント値記憶部の値jとステップカウンタの値iと比較
し、この値が一致していると(ステップ5q)、制御回
路9は2回の分針3の検出動作で同じ位置を検出したの
で、正確に分針3を検出できたと判断して、−1ステッ
プ運針し(ステップ5r)、すなわち逆方向に1ステッ
プ運針して分針3を正分の位置に戻して、表示時刻記憶
回路10に分針3の位置情報として正分、すなわち0分
ちょうどを記憶させる(ステップ5s)。
【0053】分針3の位置検出終了時の表示時刻は、調
時開始時に表示時刻が8:00:15から12:10:
00の間だった場合、11:00:00となり、他の場
合、3:00:00から10:00:00の間の正時位
置となる。
【0054】このように、2回の検出を行ない、同一の
結果が出た際に、その結果を記憶するので、極めて正確
に分針3の位置検出が行なえる。
【0055】次に、時針4の位置を検出する動作を行な
う。
【0056】ステップ5rにより正分の位置にある分針
3を、第2の速送り運針で58分だけ運針し、この運針
が終了したらステップカウンタの値iをクリヤする(ス
テップ6a)。
【0057】ステップカウンタのクリヤが終了すると、
第2の速送り運針で指針3、4を1ステップ進ませる
(ステップ6b)。
【0058】このとき、処理回路7内のヒステリシスコ
ンパレータ26が“1”を出力していないと(ステップ
6c)、制御回路9は指針3、4による表示時刻が1
1:58程度でなく、時針4の検出ができないと判断し
て、60分の運針から1ステップ差し引いたステップ数
で運針を行なう(ステップ6d)。つまり、指針による
表示時刻を1時間進ませる。ここで、60分の運針から
1ステップ差し引くのは、指針による表示時刻がステッ
プ6bによって58分の位置から1ステップ運針した位
置にあるので、これを補正するために行なうものであ
る。よって、ステップ6dにより、指針の表示時刻は必
ず58分の位置となる。
【0059】時針4の影は11:58:00から12:
02:00の間、検出穴5を介してフォトダイオード6
により検出されるので、指針の表示時刻が11:58に
なり、1ステップ運針すると(ステップ6b)、処理回
路7内のヒステリシスコンパレータ26の出力が“1”
となる。
【0060】このヒステリシスコンパレータ26の出力
“1”が4分の運針の間、継続すると、制御回路9は時
針4が12:02の位置にあると判断し、更にこの判断
を確かめるために再度時針4の検出を行なう。
【0061】すなわち、この位置(12:02の位置)
から32分だけ逆方向に運針し(ステップ6f)、時針
による表示時刻を11:30にし、ここから28分だけ
正方向に運針して表示時刻を再び11:58にし、ステ
ップカウンタの値iをクリヤする(ステップ6g)。
【0062】ここで、4分の運針を行なう間、ヒステリ
シスコンパレータ26の出力が“1”を継続すると(ス
テップ6h、6i、6j)、この4分の運針は11:5
8から12:02までの間を運針したと判断して(時針
4の影は11:58:00から12:02:00までの
間、検出されるので。)、2分だけ逆方向に運針し(ス
テップ6k)、時針4を正時の位置に戻して、表示時刻
記憶回路10に時針4の位置情報として正時、すなわち
0時を記憶する(ステップ6m)。こうして表示時刻記
憶回路10には、このときの指針3、4による表示時
刻、すなわち0:00:00が記憶される。
【0063】以上のような分針3と時針4との位置検出
が終了すると、制御回路9は、受信回路12で受信、同
調、増幅、復調された時刻コードのデシタル信号の処理
を行なう。
【0064】制御回路9はその内のROMから供給され
るデコードソフトウェアにより時刻コードを解読し、解
読した時刻情報と計時回路11の計時時刻との比較によ
り、受信時刻情報の妥当性を判断し、妥当な時刻の場
合、計時回路11の計時時刻を受信した時刻情報に修正
する。なお、本例では、受信時刻情報と計時回路11の
計時時刻との差が30分以内の場合、受信時刻情報は妥
当であると判断する。
【0065】計時回路11の時刻修正が終了すると、制
御回路9は指針3、4が計時回路11の計時時刻を表示
するように駆動パルスを出力する。
【0066】指針駆動回路8は、この駆動パルスを入力
して指針3、4を駆動し、表示時刻記憶回路10はこの
駆動パルスをカウントする。よって、表示時刻記憶回路
10は、指針3、4の表示時刻を正確に示す。
【0067】表示時刻記憶回路10のカウント値と計時
回路11の計時時刻の一致を検出すると、すなわち指針
3、4の表示時刻が計時回路11の計時時刻と一致する
と、駆動パルスの出力を停止し、調時動作を終了する。
【0068】このように、指針の影を検出することによ
り指針の位置を検出することにより、従来のように輪列
等の位置情報から間接的に指針の位置を検出するもので
なく、直接指針の位置を検出するので、正確な指針の位
置検出ができる。
【0069】そして、最初に速い運針で分針3の位置を
おおまかに検出した後、このおおまかな検出で得られた
位置の付近から、最初より遅い運針で分針3の位置を検
出するので、回路の応答時間の遅れを補償できる位置検
出を行なえ、正確な位置検出が行なえる。
【0070】そして、調時を行なうための運針がパフォ
ーマンス効果を有するので、調時において使用者に楽し
みを与えることができる。
【0071】さらに、指針位置検出に関して従来のよう
にエンコーダ等の複雑な機構や部品を使用しないので構
成を簡略化でき、しかも発光ダイオードを用いないので
低電力化が図れる。
【0072】なお、本例では、1ステップの運針を15
秒分の運針としたが、これに限らず、例えば1ステップ
の運針を30秒分の運針などとしてもよい。
【0073】また、検出穴5を12時方向に設けたが、
検出穴5を設ける位置はこれに限らず、所望の位置に設
けてもよい。ただし、この場合、当然検出穴5を設けて
ある位置に応じた分針3と時針4の位置を検出すること
になる。
【0074】また、秒針付きの時計でも同様の検出を行
なえる。
【0075】また、1本の指針ごとに駆動モータが設け
てある場合にも、同様の針位置検出が行なえる。なお、
この場合は、上記の分針3を検出する動作をそれぞれの
指針に応用して用いることが望ましい。さらに、この場
合、それぞれの指針3、4により現在時刻表示と温、湿
度表示とを切り換えるようにしてもよい。つまり、文字
板に温度表示用の目盛および湿度表示用の目盛を設け、
表示切換え信号の入力により、指針3、4による表示内
容を切り換えるようにしてもよい。さらに、この場合、
表示の切換えを行なうごとに指針の位置を検出するよう
に構成することが望ましい。
【0076】また、文字板に対して垂直ではなく、斜め
に強い光が入ってくる場合、上記のものでは誤動作して
しまう可能性があるが、この問題に対しては、フォトダ
イオードの前面に凸レンズを設けて光路を制御すること
により、指針が所定の一点を通過したときのみフォトダ
イオードが検出出力を発生するように構成したり、フォ
トダイオードを文字板からある程度遠ざける等の検出穴
との位置関係により、検出穴を透過する光の光路をある
程度絞って、誤動作を防止するようにすればよい。
【0077】また、本例では、1つの検出穴を用いて指
針の影の検出を行なったが、検出穴とこの検出穴に応じ
たフォトダイオードを複数設け、この複数のフォトダイ
オードを用いて運針に応じた指針の影の検出を行なうよ
うにしてもよい。
【0078】また、本例では、指針の位置検出が終了し
た後、受信した時刻情報の処理を行なったが、受信中に
この処理を行なってもよく、この時刻情報の処理が終了
した後に指針の位置検出を行なうようにしてもよい。
【0079】
【発明の効果】本発明は、文字板と指針により現在時刻
を表示する時刻表示部と、指針の影が通過する文字板の
所望位置に設けてある検出穴と、検出穴を透過する光を
受光する光学センサと、指針の運針に伴い光学センサの
出力の変化に応じて指針が所望位置に達したことを検出
し、指針が現在時刻を指示するまで運針して、指針によ
って現在時刻を表示させる制御手段とを設けてあるの
で、従来のように輪列等の位置情報から間接的に指針の
位置を検出するものでなく、直接指針の位置を検出する
ので、正確な指針の位置検出ができる。
【0080】そして、指針を通常運針より速い第1の速
送り運針およびこの第1の速送り運針より速い第2の速
送り運針が可能な運針手段を設け、調時開始によって、
運針手段によって指針を第2の速送り運針をさせ、この
第2の速送り運針中における光学センサの出力の変化か
ら指針の所望位置を検出し、この検出に基づいて、指針
が所望位置から1回転する前の所定の位置より運針手段
に第1の速送り運針をさせ、この第1の速送り運針中に
おける光学センサの出力の変化から指針が所望位置に達
したことを検出し、指針が現在時刻を指示するまで運針
して、指針によって現在時刻を表示させることにより、
最初に速い運針で指針の位置をおおまかに検出した後、
このおおまかな検出で得られた位置の付近から、最初よ
り遅い運針で指針の位置を検出するので、回路の応答時
間の遅れを補償できる位置検出が行なえ、より正確な位
置検出が行なえる。
【0081】そして、文字板において検出穴が設けてあ
る部分を検出領域とし、非調時状態で、かつ指針の影が
文字板上の非検出領域に存在する場合に、光学センサが
所望の明るさより暗い明るさ情報を出力した際、所望の
負荷の動作を制御するので、上記の効果に加えて、1つ
の光学センサが指針の検出と周囲の明るさ検出という2
つの機能を有するので、受光部分の構成を簡略化でき
る。
【0082】さらに、非調時状態で、かつ指針の影が文
字板上の非検出領域に存在する場合に、光学センサが所
望の負荷の動作を指定するリモートコントロール信号を
受信した際、受信したリモートコントロール信号に応じ
て所望の負荷の動作を制御するので、1つの光学センサ
が指針の検出とリモートコントロール信号の受信という
2つの機能を有するので、受光部分の構成を簡略化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したブロック回路図。
【図2】図1の要部詳細図。
【図3】図1の要部詳細図。
【図4】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図5】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図6】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図7】図1の動作説明のためのフローチャート。
【符号の説明】
1 時刻表示部 2 文字板 3 指針 4 指針 5 検出穴 6 光学センサ 8 運針手段 9 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字板と指針により現在時刻を表示する
    時刻表示部と、 上記指針の影が通過する上記文字板の所望位置に設けて
    ある検出穴と、 上記検出穴を透過する光を受光する光学センサと、 上記指針の運針に伴い上記光学センサの出力の変化に応
    じて上記指針が上記所望位置に達したことを検出し、上
    記指針が現在時刻を指示するまで運針して、上記指針に
    よって現在時刻を表示させる制御手段とを備えたことを
    特徴とする指針位置検出機能付き時計。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記制御手段は、上
    記指針を通常運針より速い第1の速送り運針およびこの
    第1の速送り運針より速い第2の速送り運針が可能な運
    針手段を備えており、 調時開始によって、上記運針手段によって上記指針に上
    記第2の速送り運針をさせ、この第2の速送り運針中に
    おける上記光学センサの出力の変化から上記指針の所望
    位置を検出し、この検出に基づいて、上記指針が上記所
    望位置から1回転する前の所定の位置より上記運針手段
    に上記第1の速送り運針をさせ、この第1の速送り運針
    中における上記光学センサの出力の変化から上記指針が
    上記所望位置に達したことを検出し、上記指針が現在時
    刻を指示するまで運針して、上記指針によって現在時刻
    を表示させるものであることを特徴とする指針位置検出
    機能付き時計。
  3. 【請求項3】 文字板と指針により現在時刻を表示する
    時刻表示部と、 上記指針の影が通過する上記文字板の所望位置に設けて
    ある検出穴と、 上記検出穴を透過する光を受光する光学センサと、 調時開始によって、上記指針の運針に伴い上記光学セン
    サの出力の変化に応じて上記指針が上記所望位置に達し
    たことを検出し、上記指針が現在時刻を指示するまで運
    針して、上記指針によって現在時刻を表示させる制御手
    段とを備えており、 上記文字板は、上記検出穴が設けてある部分を検出領域
    としてあり、 上記制御手段は、非調時状態で、かつ上記指針の影が上
    記文字板上の非検出領域に存在する場合に、上記光学セ
    ンサが所望の明るさより暗い明るさ情報を出力した際、
    所望の負荷の動作を制御するものであることを特徴とす
    る指針位置検出機能付き時計。
  4. 【請求項4】 文字板と指針により現在時刻を表示する
    時刻表示部と、 上記指針の影が通過する上記文字板の所望位置に設けて
    ある検出穴と、 上記検出穴を透過する光を受光する光学センサと、 調時開始によって、上記指針の運針に伴い上記光学セン
    サの出力の変化に応じて上記指針が上記所望位置に達し
    たことを検出し、上記指針が現在時刻を指示するまで運
    針して、上記指針によって現在時刻を表示させる制御手
    段とを備えており、 上記文字板は、上記検出穴が設けてある部分を検出領域
    としてあり、 上記制御手段は、非調時状態で、かつ上記指針の影が上
    記文字板上の非検出領域に存在する場合に、上記光学セ
    ンサが所望の負荷の動作を指定するリモートコントロー
    ル信号を受信した際、上記受信したリモートコントロー
    ル信号に応じて上記所望の負荷の動作を制御するもので
    あることを特徴とする指針位置検出機能付き時計。
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