JPH0641468A - 耐摩耗性のuv硬化性ハードコート組成物 - Google Patents
耐摩耗性のuv硬化性ハードコート組成物Info
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Abstract
化後耐摩耗性のコーティングを与えるUV硬化性ハード
コート組成物の製法。 【構成】 本発明のUV硬化性ハードコート組成物の製
造法では、ストリッピングのないプロセスを使用し、ケ
ガキ式テープ引き剥がし接着力が良好で、引っ掻きに対
する抵抗性が高く、しかも500gの荷重で500サイ
クル摩耗させた後のΔテーバー曇りが低いハードコート
が生成する。また、固形分が多くて光開始剤のモル割合
が大きいUV硬化性ハードコート組成物も得られる。水
混和性アルコールとしてメトキシプロパノールを含み、
光開始剤としてメチルベンゾイルホルメートを含有する
組成物は、高いテーバー硬さを示し、時間とエネルギー
を浪費する溶剤ストリッピング工程を必要としないプロ
セスによって製造することができる。本発明の方法は、
溶剤ストリッピング工程を有する方法と比較して、時間
がかからないだけでなく安全性が高い。
Description
ト組成物およびその組成物の製法に係る。本発明の方法
は溶剤のストリッピング工程を含んでおらず、またこの
方法で生成する組成物はUV硬化後耐摩耗性のコーティ
ングとなる。
55,205号および第4,491,508号ならびに
ムーア(Moore) らの米国特許第4,198,465号
(いずれも本発明の譲受人に譲渡されている)に示され
ているように、ポリカーボネート物品のような熱可塑性
の基体を、たとえば光硬化性のアクリルコーティング組
成物で処理することは公知である。硬化したポリアクリ
レートコーティングは物理的、化学的に耐久性ではある
が、ポリアクリルコーティングのあるものは多くの用途
で必要とされる摩耗抵抗要件を満たさないことが多い。
さらに、これらのコーティング組成物を製造するプロセ
スは時間とエネルギーがかかる。場合によってはプロセ
スに危険が伴うことがある。
第4,491,508号および第4,455,205号
には、水と大量の水混和性アルコールを除去するために
長時間蒸留または還流する工程を含むUV硬化性コーテ
ィング組成物の製法が開示されている。これらの開示に
よると、水混和性アルコールは、水混和性アルコール、
コロイドシリカ、アクリル酸シリルおよびアクリルモノ
マーからなる初期混合物の50%より多く(75%より
多いこともある)を占める。
リルモノマーの早期重合を最小に抑える。フリーラジカ
ルスカベンジャーを添加すると、特に必要とされる真空
と熱の条件下において、アクリルモノマーを保護する。
溶剤ストリッピング工程中水を除去するにはイソプロピ
ルアルコール(IPA)を使用する。IPAは引火点が
低い。引火点より高温で10%を越える量の酸素を導入
すると危険である。しかし、酸素の添加量が約5%未満
であるとアクリルモノマーは重合し始める。そのように
正確な濃度で酸素を導入しようとするとプロセスはさら
に複雑になる。
ーの効率の良い、そして初期反応体と最終生成物の体積
比という点で重合かま利用率の良好な、UV硬化性ハー
ドコート組成物の製法が求められている。
実質的に含まないUV硬化性ハードコート組成物の製法
を提供する。本発明のプロセスはエネルギーと時間の効
率が良く、ストリッピング工程を使用するプロセスより
安全であり、所定の量の初期成分から生成する最終生成
物の量を基準にして反応器容量の利用率が良好である。
ひとつの態様では、イソプロピルアルコールの代わりに
水混和性アルコールとして少量のメトキシプロパノール
を利用する。本発明の別の態様では、低分子量の光開始
剤、すなわちメチルベンゾイルホルメートを5重量%よ
り多い量で使用する。この軽量の光開始剤を5%より多
く使用すると、これより大きい分子量の光開始剤をこれ
より少ない量で使用する場合と比較して、光開始剤のモ
ル割合(%)が大幅に増大する。
シロキサンハードコート組成物は以下の(A)〜(D)
の成分からなっている。 (A)約1重量部〜約60重量部のコロイドシリカ。 (B)式
応の結果得られる物質約1重量部〜約50重量部。 (C)式
重量部。[ただし、上記式中、Rは1〜約13個の炭素
原子を含有するC(1-13)の一価の有機基(即ち、C
(1-13))であり、R1 はC(1-8) のアルキル基であり、
R2は水素、Rおよびこれらの混合物の中から選択さ
れ、R3 はC(1-8) のアルキレン基であり、R4 は多価
の有機基であり、aは0〜2に等しい整数であり、bは
1〜3に等しい整数であり、a+bの和は1〜3に等し
く、nは2〜6の整数である。なお、(A)、(B)お
よび(C)の合計は100重量部である。] (D)上記成分(A)、(B)および(C)を基準にし
て5重量部より多いUV光開始剤。
させないで保つのに有効な量で添加するのが好ましい。
このアルコールは、特に成分(A)と(B)の間の凝固
反応を防ぐので、これら2つの成分を混合する前に添加
するのが好ましい。アルコールは、成分(A)、(B)
または(C)を他の成分と混合する前に成分(A)、
(B)または(C)に添加してもよい。成分(A)と
(B)を最初に混合する場合、アルコールは、(A)と
(B)の実質的な凝固が起こらないように30分以内に
添加するのが好ましい。他の成分の添加中はいつでもア
ルコールを添加することが可能である。さらに、好まし
いことではないが、後になってからアルコールを添加し
て凝固反応を逆方向に進行させることもできる。
を製造するための安全でエネルギーと時間の効率的な方
法は次の工程(1)〜(3)からなっている。 (1)水混和性アルコール、コロイドシリカ[成分
(A)]および式
拌する工程。 (2)(1)で得られた混合物に、式
する工程。[ただし、成分(B)と(C)において、R
はC(1-13)の一価の有機基であり、R1 はC(1-8) のア
ルキル基であり、R2 は水素、Rおよびこれらの混合物
の中から選択され、R3 はC(1-8) のアルキレン基であ
り、R4 は多価の有機基であり、aは0〜2に等しい整
数であり、bは1〜3に等しい整数であり、a+bの和
は1〜3に等しく、nは2〜6の整数である] (3)(2)で得られた混合物にUV光開始剤を添加す
る工程。
で得られる物質は成分(B)を構成する。明確にするた
めに、成分(A)、(B)および(C)の組み合わせは
合計が100重量部に等しいものとする。他の成分は、
成分(A)、(B)および(C)の合計を基準にした重
量部で添加される。場合によっては、(1)の混合物を
煮沸(たとえば、50〜90℃の還流温度で2時間)の
ように加熱して反応を促進することができる。
工程を実質的に含まない。ただし、光開始剤を添加する
前に生起し得る、(2)で得られた混合物からの付随的
な蒸発を除く。(2)で得られた混合物の蒸留や還流は
まったく必要でなく、本発明のひとつの局面によると、
前記のようなストリッピング工程は厳密に回避される。
ストリッピング工程を省略すると、引火点より高い温度
でアルコールに酸素を導入する必要がなくなり、したが
って爆発の危険性が回避される。
本質的に工程(1)、(2)および(3)から構成され
ている。このプロセスでは、塗布しUV源で硬化させる
ことができる組成物が生成する。本発明のさらに単純な
もうひとつの態様では、塗布および硬化の前のプロセス
が工程(1)、(2)および(3)のみからなる。式
(1)のRは、より特定的には、メチル、エチル、プロ
ピル、ブチルなどのようなC(1-8) のアルキル基、アリ
ール基およびハロゲン化アリール基(たとえば、フェニ
ル、トリル、キシリル、ナフチル、クロロフェニルな
ど)の中から選択される。R1 に包含される基は、たと
えば、Rに包含されるC(1-8) のアルキル基すべてであ
り、R2 に包含される基は水素、およびRに包含される
同一または異なる基である。R3 としては、二価のアル
キレン基、たとえばメチレン、エチレン、トリメチレ
ン、テトラメチレンなどがある。R4 に包含される二価
の有機基は、R3 基、分枝したC(2-8) のアルキレン
基、分枝したハロゲン化C(2-8 ) アルキレン基、分枝し
たヒドロキシル化C(2-8) アルキレン基、分枝したアク
リレート基、C(6-13)のアリーレン基(たとえば、フェ
ニレン、トリレン、ナフチレンなど)、ハロゲン化され
たC(6-13)のアリーレン基、などである。
ノマーが包含され、たとえば、次式で表わされるような
ジアクリレート、
ト、
クリレートがある。
有するような化合物が包含される。
ひとつの成分であるコロイドシリカは、サブミクロンサ
イズのシリカ(SiO2 )粒子が水性または他の溶剤媒
質中に分散した分散液である。本発明のハードコート組
成物が、たとえば過酷な環境に対する広範囲の抵抗性の
ようにシリコーン製品に固有な利点の多くを有するの
は、このシリカから誘導されたポリシロキサン骨格によ
るものである。このSiO2 は四官能性(Q)のケイ素
原子を提供し、コーティングの硬さを増す。これを三官
能性(T)のケイ素含有アクリレートと混合するとTQ
混合物が生成する。
t)やナルコ・ケミカル社(Nalco Chemical Company)など
の化学品製造会社から入手できる。コロイドシリカは酸
性または塩基性のいずれかの形態で入手できる。しか
し、本発明の目的には、酸性形態のものを利用するのが
好ましい。酸性形のコロイドシリカ(すなわち、ナトリ
ウム含量の低い分散液)の方が優れたハードコート特性
を得ることができるということが判明している。アルカ
リ性のコロイドシリカも激しく掻き混ぜながらHClや
H2 SO4 のような酸を添加することによって酸性のコ
ロイドシリカに変換することができる。
に満足なコロイドシリカの一例は、米国イリノイ州シカ
ゴのナルコ・ケミカル社(Nalco Chemical Company)から
入手できるナルコーグ(Nalcoag) 1034Aである。こ
のナルコーグ(Nalcoag) 1034Aは高純度で酸性pH
の水性コロイドシリカ分散液であり、Na2 O含量が低
く、pHは約3.1、SiO2 含量は約34重量%であ
る。後述の実施例でグラムまたは重量部で表わしたコロ
イドシリカの重量はその水性媒体を含めたものである。
すなわち、たとえばナルコーグ(Nalcoag) 1034Aコ
ロイドシリカ520グラムというのはSiO2 の重量と
して約177グラムに相当する。しかし、この水性媒体
はコロイドシリカの取扱いを便利にするための一手段で
あって、本発明のハードコート組成物の必須部分を構成
するわけではないことに注意されたい。ただし、SiO
Rの加水分解には水が必要であるから、非水性のコロイ
ドシリカには多少の水を添加しなければならない。実
際、これらのコーティング組成物は、実質的に無溶剤の
系の一部を構成することができるという点で特に有益で
ある。
をすることなく本発明のハードコート組成物を形成する
のに利用することができる微細に分割された形態の広範
囲のSiO2 を表わすものである。これ以上の詳細につ
いては米国特許第4,027,073号を参照すること
ができる。本発明のコーティング組成物は前記多官能性
のアクリレートモノマーを1種だけ含有していてもよい
が、好ましいコーティング組成物は2種以上の多官能性
モノマー(好ましくはジアクリレートとそれより多官能
のアクリレート)の混合物を含有する。さらに特定の場
合には、少量のモノアクリレートを使用することができ
る。また、本発明のUV硬化性組成物は、非アクリル系
のUV硬化可能な脂肪族性不飽和有機モノマー(たとえ
ば、N‐ビニルピロリドン、スチレンなどの物質があ
る)をUV硬化性ハードコート組成物の50重量%まで
の量で含有することができる。
レートの混合物を含有するコーティング組成物中のこれ
ら2種の重量比は約10:90から約90:10までが
好ましい。ジアクリレートとそれより多官能のアクリレ
ートの混合物の例としては、ヘキサンジオールジアクリ
レートとトリメチロールプロパントリアクリレートの混
合物、ヘキサンジオールジアクリレートとペンタエリス
リトールトリアクリレートの混合物、ヘキサンジオール
ジアクリレートとジペンタエリスリトールペンタアクリ
レートの混合物、ジエチレングリコールジアクリレート
とペンタエリスリトールトリアクリレートの混合物、お
よびジエチレングリコールジアクリレートとトリメチロ
ールプロパントリアクリレートの混合物がある。2種類
の多官能性アクリレートモノマーの光反応生成物を含有
するコーティングが好ましい。
官能性アクリレートモノマーの紫外光反応生成物を含有
していてもよい。ジアクリレートとそれより多官能のア
クリレートの両方を使用するのが好ましい。多官能のア
クリレートで好ましいものはトリメチロールプロパント
リアクリレートである。硬化の前または後に成分(C)
として0.2〜90重量部のトリメチロールプロパント
リアクリレートを含む組成物が好ましい。約2〜約90
重量部含む硬化組成物も好ましい。
物は、光増感量、すなわち非酸化性雰囲気(たとえば窒
素)中でコーティング組成物の光硬化を起こすのに有効
な量の光開始剤も含有している。この量は、(A)、
(B)および(C)の合計に対して、一般に約0.01
〜約10重量部、好ましくは約0.1〜約5重量部であ
る。
ているように、ケトンタイプの物質とヒンダードアミン
タイプの物質とのある種のブレンドは、UV照射により
空気中で上記コーティング組成物を架橋して適切なハー
ドコーティングを形成するのに有効な光開始剤である。
この特許を援用する。米国特許第4,491,508号
で好ましく使用されるケトンタイプの光開始剤はα,α
‐ジエトキシアセトフェノンである。本発明のひとつの
局面において、米国特許第4,455,205号に基づ
くさまざまな配合のUV硬化性ハードコートの100重
量部に対して5重量部より多くの光開始剤を添加する
と、より速い硬化とより硬いコーティングが得られるこ
とが発見された。米国特許第4,455,205号(援
用する)には光開始剤を0.1〜5%使用することが開
示されている。本発明においては、低分子量の光開始剤
を高重量%使用すると特に短い硬化時間を有するハード
コートおよびより硬いコーティングが生成する。
光開始剤のα,α‐ジエトキシアセトフェノンは分子量
が208であり、0.1〜5重量%の範囲で使われてい
る。本発明のひとつの局面では、分子量が164のメチ
ルベンゾイルホルメートを5重量部以上で使用する。メ
チルベンゾイルホルメートが5.7重量部の時、これよ
り分子量の大きいα,α‐ジエトキシアセトフェノンを
5重量部使用した場合より50モル%多い光開始剤を配
合物中で利用できる。メチルベンゾイルホルメートは米
国イリノイ州シカゴのアクゾ・ケミカル社(Akzo Chemic
als, Inc.)からバイキュア(Vicure)55として入手でき
る。本発明のこの態様によるとコーティング100g当
たり35ミリモルの光開始剤を利用できるのに対して、
米国特許第4,455,205号に示されているコーテ
ィングの100g当たり利用できる光開始剤は24ミリ
モルである。さらに、より広範囲の基体をより高濃度の
光開始剤でコートすることができる。後述の実施例4〜
6に、本発明の低分子量光開始剤を使用する利点を示
す。これらの光開始剤はUV光に露光されると分解して
フリーラジカルになる。次にこのフリーラジカルがアク
リレート残基中の炭素原子間の二重結合を開く。
性成分(A)、(B)および(C)の100重量部を基
準にして5重量部より多い。光開始剤がメチルベンゾイ
ルホルメートである場合、5〜約12重量部を使用する
のが好ましい。約6〜約7重量%のメチルベンゾイルホ
ルメートを添加するとさらに好ましい。後述の実施例に
示した組成物では、反応体のモル数に対して約9〜約1
1モル%の光開始剤を使用するのが好ましい。
が短めのハードコートが生成する。これらのハードコー
トは高速でフィルムにコーティングするのに特に有用で
望ましい。現行のフィルム塗布硬化速度は約30〜10
0フィート/分(fpm)の範囲である。しかし、本発
明によると、大量の光開始剤を使用することによって硬
化を速くすることができるので、より速い硬化速度を得
ることができる。本発明のハードコートからなるフィル
ムコーティングは、充分な光源を使用する場合、50〜
500フィート/分の速度でUV光源の下を通過させる
ことによって硬化させることができる。このような高速
で、しかも類似の条件下では、従来技術のハードコート
はより軟質のコーティングにより立証されるように硬化
不足のままとなろう。
り、レゾルシノールモノベンゾエート、2‐メチルレゾ
ルシノールジベンゾエートなどのようなUV吸収剤また
は安定剤も含有することができる。この安定剤は、場合
により存在することのある付加的な溶剤を除いたコーテ
ィング組成物の重量を基準にして、(A)、(B)およ
び(C)に対して約0.1〜25重量部、好ましくは約
3〜約18重量部の量で存在することができる。本発明
のUV硬化性コーティング組成物は(A)、(B)およ
び(C)を基準にして約1〜約25重量部の安定剤を含
有することができる。
合により、各種のつや消し剤、表面活性剤、チキソトロ
ープ剤、UV光安定剤、ヒンダードアミン系光安定剤
(HALS)および染料を含有していてもよい。これら
の添加剤はすべて業界でよく知られており、ここで詳細
に述べる必要はない。したがって、限られた数のものに
ついてだけ言及するが、これらの化合物は、コーティン
グ組成物の光硬化に悪い影響を及ぼさず、しかもコーテ
ィングの透明性に悪影響を及ぼさない限りいずれも使用
することができるものと理解されたい。
の表面活性剤を始めとする各種の表面活性剤が、196
9年、米国ニューヨークのインターサイエンス・パブリ
ッシャーズ(Interscience Publishers) 刊、カーク‐オ
スマー化学技術事典(Kirk-Othmer Encyclopedia of Che
mical Technology) 、第19巻第507〜593頁、お
よび、1970年、米国ニューヨークのインターサイエ
ンス・パブリッシャーズ(Interscience Publishers)
刊、ポリマー科学技術事典(Encyclopedia of Polymer S
cience and Technology)、第13巻第477〜486頁
(どちらも援用する)に記載されている。また、流れ調
整剤や均展剤、たとえば米国コネチカット州ワリングフ
ォード(Wallingford) のビー・ワイ・ケー・ヘミー(BYK
Chemie)から入手できるBYK300やBYK310の
ような添加剤を、(A)、(B)および(C)に対して
0.01〜6重量部の量で添加することができる。
光硬化性コーティング組成物は、水性コロイドシリカ、
シリルアクリレート、多官能性アクリルモノマーまたは
その混合物、UV光増感剤、および任意成分として上述
の添加剤を一緒にブレンドすることによって作成され
る。ひとつのブレンド法では、水性コロイドシリカと水
混和性アルコールの存在下でシリルアクリレートを加水
分解することができる。別の方法では、水性アルコール
中で加水分解したシリルアクリレートに、水性のコロイ
ドシリカを添加することができる。適したアルコールに
は、たとえば水と混和性のアルコール(たとえば、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアル
コール、ブタノールなど)、またはエーテルアルコール
(たとえば、エトキシエタノール、ブトキシエタノー
ル、メトキシプロパノールなど)がある。水混和性アル
コールが(3)で得られた混合物の50%未満であるの
が好ましい。添加する必要がある水混和性アルコールの
量は、存在する水を共沸除去するのに充分な量だけであ
る。たとえば、メトキシプロパノールの充分な量は、存
在する水の量とほぼひとしい量である。
コールとしてエーテルアルコールのメトキシプロパノー
ルを使用する。後述の実施例2および3にも示されてい
るように、イソプロピルアルコールの代わりにメトキシ
プロパノールを使用すると必要な水混和性アルコールは
たった13%程度であることが発見された。メトキシプ
ロパノールを用いた場合、ケガキ式テープ引き剥がし接
着力、耐摩耗性、およびテーバー摩耗試験の後のΔテー
バー曇りが、イソプロピルアルコールを用いて作成した
ハードコートの場合と同じ位良好なハードコートが得ら
れる。(3)で得られる混合物の50%未満がメトキシ
プロパノールであるのが好ましい。
とシリルアクリレートを一緒にして加水分解が起こるま
で攪拌する。シリルアクリレートの加水分解は周囲条件
で達成することができるか、または、加水分解混合物を
数分間、好ましくは数時間の間加熱還流することによっ
て実施することができる。本発明のUV硬化性コーティ
ング組成物において各種成分の添加順序に特に重大な意
味はないが、上記の加水分解したシリルアクリレートと
コロイドシリカの混合物に対して多官能性のアクリルモ
ノマーまたはその混合物を加えるのが好ましい。また、
この多官能性のアクリルモノマーまたはその混合物をシ
リルアクリレートとコロイドシリカの混合物に添加する
際は、すでに記載したような水混和性アルコールの水溶
液のように適切な加水分解媒質中で攪拌しながら行なう
のが好ましい。
の生成を最小限に抑えるには、SiO2 10部当たり少
なくとも1部のシリルアクリレートを使用すべきである
ことが分かっている。本発明のハードコート組成物は、
コロイドシリカとシリルアクリレートの縮合に起因する
ケイ素含有成分を基本としている。ハードコート組成物
のケイ素含量の変化は得られるハードコートの耐摩耗性
のような物理的性質に影響を及ぼすことが判明してい
る。また、UV硬化性ハードコート組成物の調合を最適
化することによって、他の特性、たとえば熱可塑性基体
に対するハードコートの接着寿命も向上することができ
る。
カを、γ‐メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラ
ンのような三官能性ケイ素含有アクリレートと混合す
る。高温で混合した後、得られた混合物にジアクリレー
トを加える。特に有用なジアクリレートの例はヘキサン
ジオールジアクリレート(HDDA)である。HDDA
を上記混合物に加えると式TQ/HDDAのシリカアク
リレートが生成する。
トは、本発明のひとつの態様によるUV硬化性ハードコ
ートのベースとなる組成物である。このシリカアクリレ
ートを光開始剤および場合によって追加する別のアクリ
レートとブレンドしてUV硬化性組成物にする。本発明
で特に有用な追加のアクリレートの例はトリメチロール
プロパントリアクリレート(TMPTA)である。本発
明により、TMPTAと前記ベース組成物とをほぼ等量
で混合し、5〜12重量部の光開始剤を加えると、硬化
後優れた耐摩耗性をもちクラックがほとんどまたはまっ
たくないハードコートが得られるということが確認され
た。
組成物に加えてもよい。ストリッピングの間のアクリレ
ート反応を防ぐためにp‐メトキシフェノールのような
フリーラジカルスカベンジャーを添加することはよく知
られている。しかし、これらのスカベンジャーは、フリ
ーラジカル反応によってアクリレートを硬化させようと
するときには障害にもなり得る。本発明においてはスト
リッピング工程がないのでこの種のスカベンジャーを添
加する必要性が生じない。
のアクリレートとしては、ジペンタエリスリトールペン
タアクリレート(DPEPA)やオクチルデシルアクリ
レート(ODA)があるがこれらに限定されることはな
い。DPEPAは、組成物の硬化速度を調節するため
に、成分(A)、(B)および(C)の総重量に対して
90重量部までの量で添加することができる。10〜5
0重量部の範囲の量が好ましい。DPEPAは極めて速
やかに反応するので、その量を多くすると組成物の硬化
速度も速まるものと考えられる。
の粘度を調節して硬化前の塗布を容易にすることができ
る。低分子量のODAは粘度が非常に低いためベース組
成物を「薄める」ために使用することができる。使用す
る場合は(A)、(B)および(C)に対して0.1〜
50重量部が好ましく、5〜25重量部がさらに好まし
い。
ることができる。各々の吸収剤は通常決まった範囲の吸
収周波数をもっている。広い範囲のUV周波数をカバー
するために2種以上の吸収剤を添加してもよい。UV吸
収剤はUV光を捕え、たとえば屋外での使用中UV光に
暴露された際に基体が劣化するのを防止する。UV吸収
剤は(A)、(B)および(C)に対して1〜約20重
量部の総量で使用するのが好ましく、(A)、(B)お
よび(C)に対して6〜18重量部であるとさらに好ま
しい。後述の実施例で使用する個々のUV吸収剤につい
ては実施例に詳細を記載する。一般にUV吸収剤は、約
2〜約22重量部の範囲が好ましい。
加える。光開始剤を組成物に加えた後組成物を基体に塗
布する。組成物を硬化させるには、数分までの時間のフ
ラッシュサイクルとUV光源の下の少なくとも一回の通
過を含む。本発明の実施の際に耐摩耗性の高い成形され
た熱可塑性物品を製造するのに利用することができる適
切な熱可塑性基体は、たとえば、ポリカーボネートのレ
キサン(Lexan) 、ポリエステルのバロックス(Valox) 、
ポリエステルのマイラー(Mylar) 、ポリエーテルイミド
のウルテム(Ultem) 、ポリフェニレンオキサイドのPP
O、ポリメチルメタクリレート、ビニル、ABS,スチ
レンなどである。その他の基体としては、鋼、アルミニ
ウム、金属メッキした熱可塑性プラスチックスなどのよ
うな金属、およびガラスまたは鉱物を充填したプラスチ
ックスがある。
ができるように、限定ではなく例示の意味で以下の実施
例を説明する。部とあるのはすべて重量部である。実施例I シリカアクリレートを主体とするハードコートの製造。
加熱ジャケット、攪拌機、浸漬管および還流凝縮器を備
えた50ガロンの反応器中で、イソプロピルアルコール
(IPA)266ポンド、水中に34%のコロイドシリ
カを含むナルコーグ(Nalcoag) 1034Aコロイドシリ
カ54.5ポンド、およびp‐メトキシフェノール1
9.6gを数分間混合した。次に、加水分解し縮合した
固形分72%のメタクリルオキシプロピルトリメトキシ
シラン(MAPTMS)8.2ポンドを2〜3分間かけ
て加えた。この加水分解混合物を加熱し、溶液に空気を
送りながら還流下に2時間維持した。この蒸煮の後、ヘ
キサンジオールジアクリレート(HDDA)[米国ペン
シルベニア州ウェストチェスターのサートマー社(Sarto
mer Company)から入手できるSR238]22.8ポン
ドを加え、ジャケット温度を60℃にしてストリッピン
グを開始し、130〜150mmHgで完了した。ストリ
ッピング中重合かまの底に空気を供給した。このストリ
ッピングは、オーバーヘッドフローが止まった後1時間
続けた。ストリッピングの終了時粘度68cpsのシリ
カアクリレート、すなわちTQ/HDDAブレンドを回
収した。
リメチロールプロパントリアクリレート[米国ケンタッ
キー州ルイビル(Louisville)のラドキュア・スペシャル
ティーズ(Radcure Specialties) から入手できるTMP
TA]14.15g、メチルベンゾイルホルメート[ア
クゾ・ヘミー(Akzo Chemie) から入手できるバイキュア
(Vicure)55]1.7g、およびBYK310(米国コ
ネティカット州ワリングフォードのビー・ワイ・ケー・
ケミカル(BYK Chemicals) から入手できるポリエステル
変性ポリジメチルシロキサンの溶液]0.1gとブレン
ドした。塗布を容易にするために、混合物をIPA35
gとメトキシプロパノール[ドワノール(Dowanol) P
M]35gで薄めてシリカ+アクリレリートの固形分を
30%にした。このコーティング液をレキサン(Lexan)
9030というポリカーボネートに流し塗りで塗布し、
25℃で2分間放置して蒸発させた。次にこのコーティ
ングを25fpmでフュージョン・システムズ・プロセ
ッサ(Fusion Systems Processor)[2〜300ワット/
インチ、Hランプ、コーティングからの距離1.98イ
ンチ]に一回通して硬化させた。このコーティングはケ
ガキ式テープ引き剥がし接着力が良好であり、#000
0のスチールウールで11回二重にこすっても耐性であ
った。500グラムの荷重で500回テーバー摩耗試験
機にかけたところパネルのΔ曇り値は4.7%であっ
た。
るハードコート。攪拌機を備えた2リットルの三角フラ
スコに、IPAを464g、ナルコーグ(Nalcoag) 10
34Aを86.9g、p‐メトキシフェノールを0.0
7g、そしてメタクリルオキシプロピルトリメトキシシ
ラン(MAPTMS)を12.97g加えた。次に、こ
の加水分解混合物を加熱し、溶液に空気を送ることなく
2時間還流した。この蒸煮の後ヘキサンジオールジアク
リレート(HDDA)を36.3g加えてIPAと水の
混合物中にシリカアクリレート、TQ/HDDAブレン
ドを得た。
レート溶液のサンプル564gを、75.2gのTMP
TA、9.0gのバイキュア(Vicure)55および0.4
7gのBYK310とブレンドした。このコーティング
液をそのまま(シリカ+アクリレート固形分23%)で
1/8″のレキサン(Lexan) LS2−111というポリ
カーボネートに流し塗りで塗布し、25℃で2分間放置
して蒸発させた。次にこのコーティングを25fpmで
フュージョン・システムズ・プロセッサ(Fusion System
s Processor)[2〜300ワット/インチ、Hランプ、
コーティングからの距離2.1インチ]に一回通して硬
化させた。このコーティングはケガキ式テープ引き剥が
し接着力が良好であり、#0000のスチールウールで
11回二重にこすっても耐性であった。500グラムの
荷重で500回テーバー摩耗試験機にかけたところパネ
ルのΔ曇り値は4.2%であった。
トを主体とするハードコート。攪拌機を備えた2リット
ルの三角フラスコに、メトキシプロパノールを61g、
ナルコーグ(Nalcoag) 1034Aを86.9g、p‐メ
トキシフェノールを0.07g、そしてMAPTMSを
12.97g加えた。次に、この加水分解混合物を加熱
し、溶液に空気を送ることなく3時間還流した。この蒸
煮の後HDDAを36.3g加えてメトキシプロパノー
ルと水の混合物中にシリカアクリレート、TQ/HDD
Aブレンドを得た。
レート溶液のサンプル158gを、75.0gのTMP
TA、9.0gのバイキュア(Vicure)55、0.5gの
BYK310、および61gのIPAとブレンドした。
このコーティング液をそのまま(シリカ+アクリレート
固形分40%)で1/8″のレキサン(Lexan) LS2−
111というポリカーボネートに流し塗りで塗布し、サ
ンプル2と同様に処理した。得られたコーティングはケ
ガキ式テープ引き剥がし接着力が良好であり、#000
0のスチールウールで11回二重にこすっても耐性であ
った。500グラムの荷重で500回テーバー摩耗試験
機にかけたところパネルのΔ曇り値は4.1%であっ
た。これらの実験から明らかなように、ストリッピング
工程がなくてもコーティングの硬さに悪影響が出ること
はない。また、処理の間反応を完全に抑える子とがで
き、またHDDAが存在する場合温度が低いこのプロセ
スは、危険がずっと少なく、しかも信頼性がより高いこ
とも明らかである。メトキシプロパノールを使用する処
理容量向上の利点もまた、容量が3倍増えるという点で
顕著なものである。すなわち、1,000ガロンの規模
に拡大した場合、36時間の全工程のうち22時間のス
トリッピング工程を省略できるので時間の節約は60%
以上である。またメトキシプロパノールを使用するプロ
セスで特に重要なのは、時間と容積の効率の点から考え
て7.7倍も効率的であるということである。
/HDDAブレンドを以下に述べる成分と混合した。
6.25gの成分Aに対して、6.0gのジペンタエリ
スリトールモノヒドロキシペンタアクリレート[サート
マー(Sartomer)のSR399]、2.75gのオクチル
デシルアクリレート[ラドキュア・スペシャルティーズ
(Radcure Specialties) のODA]、0.9gのユビナ
ル(Uvinul)400UV吸収剤[米国ニュージャージー州
ピスキャタウェイ(Piscataway)のビー・エー・エス・エ
フ社(BASF Corporation)]、0.45gのティヌバン(T
inuvin) 328UV吸収剤[米国ニューヨーク州ホーソ
ーン(Hawthorne) のチバ‐ガイギ社(Ciba-Geigy Corpor
ation)]、および0.45gのサイアソーブ(Cyasorb)
5411UV吸収剤[米国ニュージャージー州ウェイン
(Wayne) のアメリカン・サイアナミッド(AmericanCyana
mid) ]を加えた。この混合物を、0.15gのベンゾ
インイソプロピルエーテル[ポリサイエンス(Polyscien
ces)]、0.15gのイルガキュア(Irgacure)907光
開始剤[チバ‐ガイギ(Ciba-Giegy)]、および0.15
gのイルガキュア(Irgacure)184光硬化剤[チバ‐ガ
イギ(Ciba-Giegy)]から成る3pphの光開始剤ブレン
ドで触媒した。この混合物1部を2部のIPAと2部の
メトキシプロパノールに溶解し、混合物(サンプル4)
をレキサン(Lexan) (登録商標)ポリカーボネート上に
スプレーで吹付け塗装した。コーティングを25℃で6
分間放置してフラッシュ蒸発させた後、40fpmでピ
ー・ピー・ジー・プロセッサ(PPG Processor) [2〜3
00ワット/インチ、アエテック(Aetek) 中圧水銀灯]
に七回通して硬化させた。このコーティングは500グ
ラムの荷重で300サイクルテーバー摩耗試験機にかけ
た後のΔ曇り値が5.7%であった。
を、0.45gのベンゾインイソプロピルエーテルと
0.45gのイルガキュア(Irgacure)651UV硬化剤
[チバ‐ガイギ(Ciba-Giegy)]から成る6pphの光開
始剤ブレンドで触媒した。このコーティング液をIPA
で1:1の重量比に希釈し、レキサン(Lexan) (登録商
標)ポリカーボネート上にスプレーで吹付け塗装した
(サンプル5)。40秒のフラッシュ蒸発の後上記と同
様に六回通して硬化させた。このものは#0000のス
チールウールに対して軟らかいままであり、ケガキ式テ
ープ引き剥がし接着力試験(3M#670テープ)に合
格しなかった。レキサン(Lexan) (登録商標)ポリカー
ボネート上に二度目を塗り(サンプル6)、25℃で5
分間放置してフラッシュ蒸発させた。40fpmで八回
通して硬化させたところ接着試験に合格した。このサン
プルは500グラムの荷重で300サイクル後のΔ曇り
値が9.5%であった。
V光を照射した後4時間50℃で凝結させるというサイ
クルのFS40電球をもつユブコン(UVCON) ウェザロメ
ーター[アトラス(Atlas) ]に入れた。全部で600時
間の後第一のコーティングはケガキ接着試験に不合格で
あったが、第三のコーティングは830時間で合格し、
1057時間でケガキ接着試験に不合格になった。曇り
値とYI値を表1に示す。
フラッシュ蒸発時間がずっと長いサンプル6のみが接着
試験に合格した。
で成分Aおよび適切な溶剤ブレンドに導入して下記サン
プルを得た。光開始剤の濃度を増大させ、TMPTAを
配合すると、耐摩耗性が良好になり、スチレン上にコー
トしたとき基体のクラック発生がなかった。バイキュア
(Vicure)55はVI55と略し、バイキュア(Vicure)1
0[同様に、アクゾ・ヘミー(Akzo Chemie) から入手]
はVI10と略す。摩耗(ABR)試験は合格(OK)
か不合格(NG)で、クラックが観察された場合はCR
で表わす。(表2)
ク発生。 1:1のIPA:メトキシプロパノール中に希釈して固
形分30%にした成分AのTMPTAの1:1ブレンド
の調合物における光開始剤濃度の変化は、5pphより
多くの光開始剤の有効性を明らかに示している。使用し
た光開始剤はα,α‐ジエトキシアセトフェノンより低
い分子量の上記バイキュア(Vicure)55である。
4と28〜33ではRHが54%。 バイキュア(Vicure)55を含有するハードコートは、U
V光源下を一回だけ通す硬化でも、広範囲の濃度と硬化
速度に渡って許容でき得る程度のΔ曇りと接着特性を示
した。
しい。サンプル21、32および33を比較すると、8
pphの光開始剤を添加し、50fpmで一回通過で硬
化させたときの製品(サンプル32)の摩耗後のΔ曇り
値は、5pphの光開始剤を含有し25fpmで一回硬
化させた製品(サンプル21)と同じである(8.1)
ということを確認することができる。また、それより大
きい硬化速度、たとえば72fpmでも、二回通過させ
ると(サンプル33)摩耗後のΔ曇り値をたった6.0
にすることができる。
ロセスにより、UV硬化性ハードコートを製造する安全
で迅速な方法が提供される。このハードコートは現在使
用できるストリッピングプロセスで作成されるものと同
じくらいに信頼できる。また本発明は、時間と容積の点
で従来の方法よりずっと効率的な方法を提供する。本発
明によると、イソプロピルアルコールの代わりにメトキ
シプロパノールを使用すると、ベース組成物を形成する
のに約13%程度の水混和性アルコールを必要とするだ
けである。さらにまた、本発明では、5重量%より多く
の光開始剤を使用することによって、より速い硬化とよ
り硬いコーティングが得られる。
来たが、特許請求の範囲に定義された本発明の思想と範
囲から逸脱することなく、特には明記しなかった付加、
修正、置換および削除を行なうことができるということ
が当業者には明らかであろう。
Claims (12)
- 【請求項1】 (1)水混和性アルコール、コロイドシ
リカおよび式 【化1】 [式中、RはC(1-13)の一価の有機基であり、R1 はC
(1-8) のアルキル基であり、R2 は水素、Rおよびそれ
らの混合物の中から選択され、R3 はC(1-8) のアルキ
レン基であり、aは0〜2に等しい整数であり、bは1
〜3に等しい整数であり、a+bの和は1〜3に等し
い]のシリルアクリレートからなる混合物を攪拌する工
程、 (2)(1)で得られた混合物に、式 【化2】 [式中、R2 は前記定義の通りであり、R4 は多価の有
機基であり、nは2〜6の整数である]のアクリルモノ
マーを添加する工程、および(3)(2)で得られた混
合物にUV光開始剤を添加する工程を含む、溶剤のスト
リッピング工程を実質的に含まない、UV硬化性ハード
コート組成物の製造方法。 - 【請求項2】 さらに、(4)少なくとも1種のUV吸
収剤を添加する工程を含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 さらに、(4)(3)で得られた混合物
に少なくとも1種のUV吸収剤を添加する工程を含む、
請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記水混和性アルコールが(3)で得ら
れた混合物の50%未満である、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 さらに、(4)(3)で得られた混合物
を基体に塗布する工程、および(5)(4)で塗布した
組成物をUV光源に露光する工程を含む、請求項1記載
の方法。 - 【請求項6】 さらに、ポリエステルで変性したポリジ
メチルシロキサンからなる少なくとも1種の流動性調整
用添加剤を添加する工程を含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 成分(A)―コロイドシリカ、 成分(B)―式 【化3】 のシリルアクリレートの加水分解および縮合反応の結果
得られた混合物、成分(C)―式 【化4】 のアクリルモノマー[ただし、成分(B)および(C)
において、RはC(1-13)の一価の有機基であり、R1 は
C(1-8) のアルキル基であり、R2 は水素、Rおよびそ
れらの混合物の中から選択され、R3 はC(1-8) のアル
キレン基であり、R4 は多価の有機基であり、aは0〜
2に等しい整数であり、bは1〜3に等しい整数であ
り、a+bの和は1〜3に等しく、nは2〜6の整数で
ある。なお、成分(A)、(B)および(C)の合計は
100重量部に等しい]、およびメチルベンゾイルホル
メートからなる光開始剤を含むUV硬化性ハードコート
組成物。 - 【請求項8】 前記メチルベンゾイルホルメートが成分
(A)、(B)および(C)の合計を基準にして5重量
部より多い、請求項7記載の組成物。 - 【請求項9】 さらに、水混和性アルコールも含む、請
求項7記載の組成物。 - 【請求項10】 前記メチルベンゾイルホルメートが成
分(A)、(B)および(C)の合計を基準にして5〜
12重量部である、請求項7記載の組成物。 - 【請求項11】 (A)、(B)および(C)の混合物
が約0.2〜約90重量部のトリメチロールプロパント
リアクリレートを含む、請求項7記載の組成物。 - 【請求項12】 成分(A)―コロイドシリカ、成分
(B)―式 【化5】 のシリルアクリレートの加水分解および縮合反応の結果
得られた混合物、成分(C)―式 【化6】 のアクリルモノマー[ただし、成分(B)および(C)
において、RはC(1-13)の一価の有機基であり、R1 は
C(1-8) のアルキル基であり、R2 は水素、Rおよびそ
れらの混合物の中から選択され、R3 はC(1-8) のアル
キレン基であり、R4 は多価の有機基であり、aは0〜
2に等しい整数であり、bは1〜3に等しい整数であ
り、a+bの和は1〜3に等しく、nは2〜6の整数で
ある。なお、成分(A)、(B)および(C)の合計は
100重量部に等しい]、および(A)、(B)および
(C)の合計を基準にして5重量部より多い光開始剤を
含むUV硬化性ハードコート組成物。
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