JPH0641409Y2 - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPH0641409Y2
JPH0641409Y2 JP1988096884U JP9688488U JPH0641409Y2 JP H0641409 Y2 JPH0641409 Y2 JP H0641409Y2 JP 1988096884 U JP1988096884 U JP 1988096884U JP 9688488 U JP9688488 U JP 9688488U JP H0641409 Y2 JPH0641409 Y2 JP H0641409Y2
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JP
Japan
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telephone
line
hook
handset
battery
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JP1988096884U
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JPH0216637U (ja
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義弘 生藤
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電池を内蔵する電話機、特に電池の不必要な
消耗の防止に関する。
[従来の技術] 近年の半導体技術の技術的な発展に伴いIC,LSI等を用い
た制御装置が各種の機器に使用されるようになってい
る。電話機もその例外ではなく、各種の動作を内蔵した
IC等によって制御できるようになっている。このような
電話機においては、例えば電話番号の記憶をしておく短
縮番号機能等を付加されている。
ここで、従来のこれら電話機の構成について第2図に基
づいて説明する。
電話機は送受話器10、キーパッド12を有しており、送受
話器10から入力された音声を所定の信号として電話回線
に送出する。キーパッド12はダイヤリング等を行うため
の入力手段である。また、電話機は、設置時に端子L1,L
2を介し電話回線と接続される。
また、端子L1と整流器13の間に配置されたフックスイッ
チHS1は、送受話器10を取り上げた時(オフフック時)
に閉じオンし、送受話器をおいた時(オンフック時)に
オフする。そこで、オフフック時に電話回線と電話機の
接続が行われる。
スピーチネットワーク14は送受話器10によって入力され
た電気信号を電話回線に出力するための増幅器等を含む
ものであり、整流器13を介し、端子L1,L2に接続されて
いる。また、ダイアラ回路16は、キーパッド12から入力
された信号に従ってダイヤリング用のオンオフパルスDP
等を出力し、これによってダイヤリングを行う。
尚、ダイヤリングパルスによってダイヤリングを行う
か、DTMF(デュアルトーンマルチフリークエンシー)信
号によってダイヤリングを行うかは選択可能となってい
る。
ダイヤリングパルスを用いる場合にはオンオフパルスDP
によってTr1がオンオフし、これによってトランジスタT
r2をオンオフすることによって行う。即ち、オンオフパ
ルスDPによって抵抗R1に流れる電流を制御し、トランジ
スタTr1をオンオフする。このトランジスタTr1のオンオ
フによって抵抗R2を介し、トランジスタTr2のベース電
流を制御してトランジスタTr2を断続する。そして、こ
れによって電源ラインPSを断続してダイヤリングを行
う。
また、DTMF信号を用いる場合には、ダイアラ回路16によ
り発生されたDTMF信号をスピーチネットワーク14により
増幅し電源線PSを介し電話回線へ出力する。
尚、AT信号(オーディブルトーン信号)は、キーパッド
12の操作時においてその操作されたことの確認を行うた
め、送受話器10にその音声を出力するための信号であ
る。また、MUTE信号は、送受話器10に入力される音声か
DTMF信号かを選択して電源線PSを介して電話回線へ出力
し、また電話回線より電源線PSを介して入力される音声
かAT信号かを選択して送受話器10に出力するための切換
信号である。
また、通常の通話の際には、送受話器10より入出力され
る音声をスピーチネットワーク14によって増幅して電話
回線に送受する。
このように、この電話機おいて、通常の機能を果す訳で
あるが、この電話機においては、ダイアラ回路16は内蔵
するIC等によって、各種の機能を果すことができる。例
えば、所定の電話番号を複数記憶しておき、キーパッド
12からの簡単な指令によって指定された電話番号を電話
回線に送出する短縮番号機能などがある。
そして、このような通常の電話機の機能以外の機能のた
めの操作、例えば電話番号の登録操作等を行う場合に
は、電話回線からの電力を使用することはできない。そ
こで、電話機は、別個に自己の電源を持つことが必要と
なる。この電源としては電池が最も利用しやすく、付加
機能を有する電話機においては電池を内蔵することが必
須となっている。
そこで、ダイアラ回路16には、その電源電圧VDDの供給
経路として2つの経路を有している。即ち、1つの経路
は、電源線PSから抵抗R3,ダイオードD1を介し供給され
る電話回線からのであり、もう一方はバッテリBから抵
抗R4,ダイオードR2を介し供給される電池からの経路で
ある。尚、コンデンサCは電圧VDDの変動を防止するた
めのものである。
そして、通常この電池は数年間は取替えずに使用できる
ため、工場において電話機にセットされる。そこで、電
話機の梱包、輸送時においては、既に電池が内蔵され、
動作できる状態となっている。
[発明が解決しようとする課題] 上述のような装置において、電話機の梱包、輸送時に送
受話器10が外れると、フックスイッチHS2がアース側に
倒れ、キーパッド12からの信号入力可能状態となる。そ
して、この時の電源はバッテリBからの電力によること
になる。
従って、受話器が外れ、キーパッド12のキーが押された
状態となると、ダイアラ回路16は所定の動作を行い、内
蔵されたクロック発振回路が動作することなどにより、
バッテリBが消耗されることとなる。このように輸送時
において電池が消耗されると、店頭において販売された
ときに既に電池が消耗してしまい、動作しなかったりメ
モリ機能を保持できなくなったりする。また、電池が完
全に消耗していなかった場合にも、販売後電池消耗まで
の時間が非常に短くなり、動作しなかったりメモリ機能
を保持できなくなったりする。
この考案は上述のような問題点を解決することを課題と
してなされたものであり、輸送梱包時における電池の消
耗を効果的に防止できる電話機を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この考案は、電池を内蔵し、電話番号の記憶を行える電
話機において、送受話器のオフフック状態で電話機と回
線を接続しオンフック状態で回線との接続を切断する第
1のフックスイッチと、送受話器のオフフック状態かオ
ンフック状態かで、その状態が切り換えられる第2のフ
ックスイッチと、回線から入力される電圧を検出するこ
とにより電話機が回線に接続されているか否かを検出す
る回線接続検出手段と、第2のフックスイッチの状態が
オフフック状態を示し回線接続検出手段により電話機が
回線に接続されていないことを検出した場合に上記電池
からの電力供給を禁止する禁止手段とを有し、不要な電
池消耗を防止することを特徴とする。
[作用] この考案に係る電話機によれば、第2のフックスイッチ
の状態から送受話器のオフフック、オンフック状態を検
出し、また回線入力手段により回線から入力される電圧
を検出することによって、電話機が回線に接続されてい
るか否かを検出する。そして、両検出結果により、送受
話器の状態がオフフックであるにもかかわらず、電話機
が回線に接続されていないことを検出する。そこで、輸
送中など回線に接続されていない状態で送受話器が外れ
た場合にこれを検出することができ、この場合に、禁止
手段により上記電池からの電力供給を停止するため、不
要な電池の消耗を効果的に防止することができる。
[実施例] 次に、この考案にかかる電話機の一実施例について図面
に基づいて説明する。
第1図は同実施例の全体構成図である。尚、第2図に示
した従来例と同一部材には同一番号を付し説明を省略す
る。
この実施例において特徴的なことは、電源線PSからの信
号がトランジスタTr3を介しダイアラ回路16に入力され
ていることである。即ち、トランジスタTr3のコレクタ
がダイアラ回路16のインヒビット端子INHと接続されて
いる。そして、トランジスタTr3のエミッタはアースに
接続され、ベースは抵抗R5を介し電源線PSにまた抵抗R6
を介しアースに接続されている。つまり、電源線PSの電
圧を抵抗R5およびR6により分圧しトランジスタTr3のベ
ースに印加している。
従って、電源線PSが高レベル状態の場合、トランジスタ
Tr3のベースも高レベルとなり、トランジスタTr3がオン
される。そこで、トランジスタTr3のコレクタは低レベ
ルとなる。一方、電源線PSが低レベルの時は、トランジ
スタTr3は、オフ状態となる。
そして、トランジスタTr3のコレクタはインヒビット端
子INHに接続されているため、このトランジスタTr3の状
態についての信号がダイアラ回路16に入力される。ここ
で、このインヒビット端子INHは、反転器ANを介し制御
器CONに接続されている。また、インヒビット端子INHは
抵抗R6を介しVDDへ接続されているため、トランジスタT
r3がオフ状態の時にそのコレクタは高レベル状態に保た
れる。一方、トランジスタTr3がオン状態のときはイン
ヒビット端子INHは低レベルとなる。そして、インヒビ
ット端子INHは反転器ANを介し制御器CONに接続されるた
め、制御器CONの入力信号はインヒビット端子INHと反対
の状態となる。
このようにして制御器CONは、電源線PSが高レベル状態
であるか、低レベル状態であるかを判断することができ
る。一方、この制御器CONには、フックスイッチHS1と同
一の動作をするフックスイッチHS2からの信号も入力さ
れる。即ち、送受話器10が外され、フックスイッチHS1
が閉状態となった場合、このフックスイッチHS2はアー
ス側へ倒れる。従って、制御器CONへの入力信号は低レ
ベル状態となる。
また、フックスイッチHS2がVDD側へ倒れた場合、制御器
CONへの入力信号は高レベルとなっている。このように
して制御器CONは、フックスイッチのオンオフ状態も検
出することができる。
そして、制御器CONは、スイッチHS2がアース側に倒れて
いれば、受話器が取り上げられたオフフック状態である
ことを検出し、この時にトランジスタTr3がオフ状態で
電源線PSに電力が供給されていない状態であれば、異状
事態と判定する。そして、制御器CONは、発振器OSCに動
作禁止信号を入力する。発振器OSCは、この信号に応じ
て、発信を停止し、ダイアラ回路16における動作が禁止
される。一方、制御器CONからの動作禁止信号は、入出
力回路I/Oにも供給され、キーパッド12からダイアラ回
路16に入力される信号の入力を禁止する。
なお、回線との接続を絶った状態で電池からの電力を用
いて行わなければならない作業を行う場合には、制御器
CONにそのことの信号を入力して、上述の動作禁止を解
除するようにすると良い。
このようにこの実施例の電話機によれば、制御器CONに
おいて回線と接続されていないにもかかわらず、受話器
が外れたことを検出できるので、この状態においてキー
パッド12からの信号の入力による動作を禁止することが
できる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係る電話機によれば、
電話機の梱包輸送時に誤って受話器が外れ、キーパッド
が操作された状態となっても電池が消耗することがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる電話機の要部を示す構成図、 第2図は従来の電話機の要部構成を示す回路図である。 HS1,HS2…フックスイッチ Tr3…トランジスタ(回線入力検出手段) CON…制御器(禁止手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池を内蔵し、電話番号の記憶を行える電
    話機において、 送受話器のオフフック状態で電話機と回線を接続し、オ
    ンフック状態で回線との接続を切断する第1のフックス
    イッチと、 送受話器のオフフック状態かオンフック状態かで、その
    状態が切り換えられる第2のフックスイッチと、 回線から入力される電圧を検出する回線入力検出手段
    と、 第2のフックスイッチの状態がオフフック状態を示し、
    回線入力検出手段により回線からの入力がない場合に、
    上記電池からの電力供給を禁止する禁止手段と、 を有し、 不要な電池消耗を防止することを特徴とする電話機。
JP1988096884U 1988-07-20 1988-07-20 電話機 Expired - Lifetime JPH0641409Y2 (ja)

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JP1988096884U JPH0641409Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20 電話機

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Publications (2)

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JPH0216637U JPH0216637U (ja) 1990-02-02
JPH0641409Y2 true JPH0641409Y2 (ja) 1994-10-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57195269U (ja) * 1981-06-03 1982-12-10
JPS61283264A (ja) * 1985-06-10 1986-12-13 Tamura Electric Works Ltd メモリダイヤル電話機

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JPH0216637U (ja) 1990-02-02

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