JPH0641073U - コード付きプラグ - Google Patents

コード付きプラグ

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JPH0641073U
JPH0641073U JP7654592U JP7654592U JPH0641073U JP H0641073 U JPH0641073 U JP H0641073U JP 7654592 U JP7654592 U JP 7654592U JP 7654592 U JP7654592 U JP 7654592U JP H0641073 U JPH0641073 U JP H0641073U
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JP
Japan
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cord
parallel
knob
protruding
plug
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Pending
Application number
JP7654592U
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English (en)
Inventor
博一 松本
昌紀 松川
Original Assignee
エス・ディ・ケイ株式会社
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Publication date
Application filed by エス・ディ・ケイ株式会社 filed Critical エス・ディ・ケイ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 つまみから突出する平行コードの突出部にお
いて、断線に対する屈曲強度を大きくする。 【構成】 平行コード10の導体11a,12aに接続
された導電部121,122を絶縁部130で保持す
る。絶縁部130から突出する平行コード10の突出部
を捻っておいてその捻り部分を覆うように、つまみ14
0及びコード保護部150を合成樹脂を用いてモールド
成型する。このようなコード付きプラグでは、平行コー
ド10の捻り部分のテンションが大きくなって、該平行
コード10をどの方向に屈曲させても、弛み部分が少な
くなり、屈曲強度が大きくなって断線しにくくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、機器と機器間、機器と電源間、コード相互間等を電気的に接続する ために、平行コードの先端に取り付けて使用するコード付きプラグに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来のコード付きプラグの一構成例を示す図である。 このコード付きプラグは、平行コード10の先端に接続され、使用時に接触部 分として働く差込み形の導電部20を有し、該導電部20が絶縁部30で保持さ れている。絶縁部30は、それを電気的及び機械的に保護するためのつまみ40 で被覆されている。つまみ40には、コード保護部50が延設され、該コード保 護部50により、つまみ40から突出する平行コード10の突出部が被覆されて いる。コード保護部50には、屈曲性を持たせるために複数の切欠き部51が形 成されている。 平行コード10は、2本の直線状素線11,12が平行に連結されて構成され ている。各素線11,12は、銅線等の導体11a,12aを有し、それらが弾 力性のある合成ゴムや合成樹脂等の絶縁体11b,12bで被覆され、その絶縁 体11bと12bの外側面が相互に連結されている。このような平行コード10 は可撓性に優れ、取り扱い易いという利点を有する。 以上のようなコード付きプラグでは、つまみ40を持ち、ジャック等へ導電部 20を差し込めば、該導電部20とジャック側とが電気的に接続される。使用時 において、つまみ40から突出する平行コード10の突出部が折り曲げられても 、それがコード保護部50の弾性力によって該平行コード10の断線が防止され るようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のコード付きプラグでは、次のような課題があった。 図3は、図2のつまみ40から突出する平行コード10の突出部を示す図であ る。この図に示すように、従来のコード付きプラグでは、つまみ40から突出す る平行コード10の突出部が、コード保護部50で被覆され、屈曲に対する断線 防止が図られている。平行コード10は、その2本の素線11a,12aが位置 する平面に対して直交する方向Xに屈曲力が働いたときには、屈曲しやすいので 、断線しにくい。ところが、平行コード10の2本の素線11a,12aと同一 面方向Yに屈曲力が働くと、屈曲しにくく、特にその屈曲箇所の外側の張った部 分10Aに比べ、内側の弛み部分10Bにおいて断線しやすいという問題がある 。
【0004】 これを防止するため、コード保護部50を長くすることにより、Y方向に対す る屈曲半径を大きくすれば、弛み部分10Bが少なくなって断線しにくくなる。 しかし、コード保護部50を長くすれば、それが使用時において邪魔になったり するので、使い勝手が悪いばかりか、コスト高になるという問題が生じ、未だ充 分満足のゆくコード付きプラグを得ることが困難であった。 本考案は、前記従来技術が持ってた課題として、つまみ40から突出する平行 コード10の突出部においてY方向の屈曲力が働くと、その内側の弛み部分10 Bにおいて断線しやすいという点について解決したコード付きプラグを提供する ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記課題を解決するために、平行コードの導体に接続された導電部 と、前記導電部を保持する絶縁部と、前記絶縁部をおおうつまみと、前記つまみ に延設され該つまみから突出する前記平行コードの突出部をおおう屈曲性のコー ド保護部とを、備えたコード付きプラグにおいて、前記平行コードの突出部を捩 っておいてその捩り部分をおおうように、前記コード保護部を合成樹脂を用いて モールド成型する構成にしている。
【0006】
【作用】 本考案によれば、以上のようにコード付きプラグを構成したので、平行コード の突出部の捩り部分は、それを被覆するモールド成型のコード保護部で固定され る。そして、平行コードの捩り部分は、テンション(張力)が大きくなり、どの 方向に屈曲させても、弛み部分が少なくなって断線しにくくなる。従って、前記 課題を解決できるのである。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の実施例のコード付きプラグの構成例を示す図、図4は図1の縦 断面図、及び図5(a)〜(d)は図1のA−A線端面図、B−B線端面図、C −C線端面図、D−D線端面図である。 図1及び図4に示すコード付きプラグは、従来の図2に示す平行コード10の 先端に接続されるもので、該平行コード10の直線状素線11a,12aに接続 された2本の導電部121,122を有している。導電部121,122は、使 用時に接触部分として働くものであり、その後端の挾持部121a,122aに は平行コード10の導体11a,12aがそれぞれ圧着等で挾持されている。導 電部121,122は、合成樹脂等で形成された絶縁部130によって保持され 、その絶縁保護が行われている。この絶縁部130は、2分割のケースを合掌状 態に嵌合する構造、あるいは合成樹脂を用いたモールド加工で成形する構造にす る等、種々の構成が採用できる。
【0008】 絶縁部130は、それを電気的及び機械的に保護するためのつまみ140で被 覆されている。つまみ140には、コード保護部150が延設されている。コー ド保護部150は、つまみ140から突出する平行コード10の突出部を被覆し ており、該コード保護部150には、弾性力を持たせるために複数の切欠き部1 51が形成されている。このコード保護部150で被覆された平行コード10の 突出部は、図5(a)〜(d)に示すように、360度捩られ、その捩り部分が コード保護部150で固定されている。つまみ140及びコード保護部150は 、合成樹脂を用いたインサート成型等のモールド成型で形成されている。
【0009】 以上のように構成されるコード付きプラグの組み立て例を説明する。 図4に示すように、平行コード10の導体11a,12aを、導電部121, 122の挾持部121a,122aに圧着等で接続し、該導電部121,122 を絶縁部130内に固定する。次に、モールド加工方法を用い、金型に絶縁部1 30をセットする。この際、絶縁部130から突出する平行コード10の突出部 を360度捻っておく。そして、溶融された合成樹脂を金型に注入して該注入樹 脂を固化すれば、つまみ140及びコード保護部150を一体形成でき、コード 付きプラグの組み立てが完了する。 このようにして組み立てられたコード付きプラグの導電部121,122を、 ジャック等へ挿入すれば、該導電部121,122を介してジャック側との電気 的接続が行える。
【0010】 本実施例のコード付きプラグでは、次のような利点等を有している。 (a) コード保護部150で被覆された平行コード10は360度捻られてい るので、該コード保護部150に対し、図4の上下方向及び紙面の垂直方向等と いった任意の方向に屈曲力が働いても、テンションが大きくなっているので、従 来のような弛み部分が少なくなり、コード保護部150の弾性力と共働して該平 行コード10の断線を的確に防止することができる。 (b) コード保護部150で被覆された平行コード10の部分が捻られている ので、該平行コード10のつまみ140に対する引っ張り強度が大きくなり、引 っ張りに対する断線も的確に防止できる。 (c) つまみ140及びコード保護部150はモールド加工で成型され、その 際に平行コード10の捻り部分が固定されるので、コード付きプラグを簡単に組 み立てることができ、低コストが可能となる。
【0011】 なお、本考案は上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。その変形 例としては、例えば次のようなものがある。 (1) コード保護部150で被覆される平行コード10の部分は、予めその2 本の素線11と12を切り離しておいてその素線11,12を捩っておき、その 後、コード保護部150で被覆して該捩り部分を固定してもよい。このようにす れば、屈曲力が働いても、捩り部分における弛みがより少なくなり、より断線し にくくなる。 (2) 上記実施例では平行コード10を360度捩るようにしたが、それ以下 の角度で捩ったり、あるいは360度以上に捩ってもよい。 (3) つまみ140とコード保護部150を他の形状や、別部材で構成したり 、あるいは導電部121,122及び絶縁部130を他のプラグ形状等に変更し てもよい。つまり、平行コード10を用いるプラグであれば、電源プラグに限ら ず、他のプラグにも上記実施例を適用できる。
【0012】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、つまみから突出する平行コード の突出部を捻っておき、その捻り部分を覆うようにコード保護部を合成樹脂を用 いてモールド成型するようにしたので、その捻り部分がモールド成型のコード保 護部で固定される。このコード保護部で固定された平行コードの捻り部分は、テ ンションが大きくなるので、つまみから突出する平行コードの突出部をどの方向 に屈曲させても、弛み部分が少なくなり、屈曲強度が大きくなって断線を的確に 防止できる。しかも、平行コードを捻っているので、つまみに対する平行コード の引き抜きによる断線に対し、引っ張り強度が大きくなる。さらに、合成樹脂を 用いたモールド成型によってコード保護部を形成するので、平行コードの捻り部 分の固定を簡単に行え、コード付きプラグの組み立てが簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のコード付きプラグの構成例を
示す図である。
【図2】従来のコード付きプラグの構成例を示す図であ
る。
【図3】図2中の平行コードの突出部を示す図である。
【図4】図1の縦断面図である。
【図5】図1のA−A線端面図、B−B線端面図、C−
C線端面図、及びD−D線端面図である。
【符号の説明】
10 平行コード 11,12 素線 11a,12a 導体 11b,12b 絶縁体 121,122 導電部 130 絶縁部 140 つまみ 150 コード保護部 151 切欠き部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行コードの導体に接続された導電部
    と、前記導電部を保持する絶縁部と、前記絶縁部をおお
    うつまみと、前記つまみに延設され該つまみから突出す
    る前記平行コードの突出部をおおう屈曲性のコード保護
    部とを、備えたコード付きプラグにおいて、 前記平行コードの突出部を捩っておいてその捩り部分を
    おおうように、前記コード保護部を合成樹脂を用いてモ
    ールド成型する構成にしたことを特徴とするコード付き
    プラグ。
JP7654592U 1992-11-06 1992-11-06 コード付きプラグ Pending JPH0641073U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7654592U JPH0641073U (ja) 1992-11-06 1992-11-06 コード付きプラグ

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JP7654592U JPH0641073U (ja) 1992-11-06 1992-11-06 コード付きプラグ

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JPH0641073U true JPH0641073U (ja) 1994-05-31

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ID=13608241

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JP7654592U Pending JPH0641073U (ja) 1992-11-06 1992-11-06 コード付きプラグ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5535430A (en) * 1978-09-04 1980-03-12 Sanei Sokki Kk Parallel wire

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5535430A (en) * 1978-09-04 1980-03-12 Sanei Sokki Kk Parallel wire

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19941213