JPH0641048Y2 - 暖房パネル - Google Patents
暖房パネルInfo
- Publication number
- JPH0641048Y2 JPH0641048Y2 JP19651585U JP19651585U JPH0641048Y2 JP H0641048 Y2 JPH0641048 Y2 JP H0641048Y2 JP 19651585 U JP19651585 U JP 19651585U JP 19651585 U JP19651585 U JP 19651585U JP H0641048 Y2 JPH0641048 Y2 JP H0641048Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- surface metal
- heat insulating
- groove
- heating panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、床暖房あるいは天井暖房に使用される暖房パ
ネルに関するものである。
ネルに関するものである。
一般に暖房パネルは、ハードボードなどからなる断熱板
の上に、電熱線あるいは面状発熱体などの発熱体を設置
し、その上に均熱性を持たせる表面金属板(通常は鉄
板)を貼り付けた構造となっている。このような構造の
暖房パネルは使用時に熱伸縮が起きるが、特に表面金属
板の熱伸縮が大きいことから、これを何らかの手段で吸
収する必要がある。
の上に、電熱線あるいは面状発熱体などの発熱体を設置
し、その上に均熱性を持たせる表面金属板(通常は鉄
板)を貼り付けた構造となっている。このような構造の
暖房パネルは使用時に熱伸縮が起きるが、特に表面金属
板の熱伸縮が大きいことから、これを何らかの手段で吸
収する必要がある。
従来、表面金属板の熱伸縮を吸収する手段として、第3
図または第4図のような構造が採用されている。図にお
いて、1は断熱板、2は発熱体、3は表面金属板であ
り、これらは粘着剤により一体化されているが、表面金
属板3の方が断熱板1より大きい熱伸縮を示す。
図または第4図のような構造が採用されている。図にお
いて、1は断熱板、2は発熱体、3は表面金属板であ
り、これらは粘着剤により一体化されているが、表面金
属板3の方が断熱板1より大きい熱伸縮を示す。
第3図の暖房パネル4は、表面金属板3の周辺を断熱板
1の側面を覆うように折り曲げた構造となっており、こ
のような暖房パネルを荒床上に複数枚敷設する場合に
は、隣合う暖房パネル1・1の間にゴム発泡体のような
クッション性を有するスペーサ5を介在させて、表面金
属板3の熱伸縮を吸収するようにしている。
1の側面を覆うように折り曲げた構造となっており、こ
のような暖房パネルを荒床上に複数枚敷設する場合に
は、隣合う暖房パネル1・1の間にゴム発泡体のような
クッション性を有するスペーサ5を介在させて、表面金
属板3の熱伸縮を吸収するようにしている。
また第4図の暖房パネル6は、表面金属板3の大きさを
断熱板1より一回り小さくして、暖房パネル6・6を隣
接させて敷き詰めた場合でも、表面金属板3に熱伸縮で
きる余裕を持たせたものである。
断熱板1より一回り小さくして、暖房パネル6・6を隣
接させて敷き詰めた場合でも、表面金属板3に熱伸縮で
きる余裕を持たせたものである。
しかし前者の構造では、スペーサを使用するため施工が
面倒であり、またスペーサが軟質であるため、暖房パネ
ルの上にカーペットなどの表面床材を敷いた場合、目地
が現れやすいという問題がある。また後者の構造では表
面金属板が平らであるため、温度変化によりパネル全体
の反りが発生し易く、かつ曲げに対する強度が弱いとい
う問題がある。
面倒であり、またスペーサが軟質であるため、暖房パネ
ルの上にカーペットなどの表面床材を敷いた場合、目地
が現れやすいという問題がある。また後者の構造では表
面金属板が平らであるため、温度変化によりパネル全体
の反りが発生し易く、かつ曲げに対する強度が弱いとい
う問題がある。
本考案は、上記のような従来技術の問題点に鑑みなされ
たもので、断熱板と、発熱体と、表面金属板とを備えた
暖房パネルにおいて、上記断熱板の上面にその周辺に沿
って溝が形成され、その溝に上記表面金属板の周辺に形
成した折曲げ部が差し込まれており、上記溝はその中で
上記折曲げ部が表面金属板の熱伸縮方向に移動できる幅
を有していることを特徴とするものである。
たもので、断熱板と、発熱体と、表面金属板とを備えた
暖房パネルにおいて、上記断熱板の上面にその周辺に沿
って溝が形成され、その溝に上記表面金属板の周辺に形
成した折曲げ部が差し込まれており、上記溝はその中で
上記折曲げ部が表面金属板の熱伸縮方向に移動できる幅
を有していることを特徴とするものである。
表面金属板の周辺に形成した折り曲げ部はパネルの反り
をなくし、曲げに対する強度を高めるのに有効であり、
断熱板の上面に溝を設け、その溝内で折曲げ部が表面金
属板の熱伸縮方向に移動できるようにしたのは、断熱板
の大きさの範囲内で表面金属板の熱伸縮を吸収するため
である。
をなくし、曲げに対する強度を高めるのに有効であり、
断熱板の上面に溝を設け、その溝内で折曲げ部が表面金
属板の熱伸縮方向に移動できるようにしたのは、断熱板
の大きさの範囲内で表面金属板の熱伸縮を吸収するため
である。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す。この暖
房パネルでは、断熱板1の上面にその周辺に沿って溝7
が形成されており、その溝7内に表面金属板3の周辺に
形成した折曲げ部3aが差し込まれている。溝7の幅は表
面金属板3の板厚より十分大きくしてあり、折曲げ部3a
が溝7内で表面金属板3の熱伸縮方向に移動できるよう
になっている。表面金属板3の下面には両面粘着剤付き
シート8を介して面状発熱体2が貼り付けられている。
また面状発熱体2の上面には図示しない粘着剤が塗布さ
れており、この粘着剤で面状発熱体2が断熱板1に貼り
付けられている。
房パネルでは、断熱板1の上面にその周辺に沿って溝7
が形成されており、その溝7内に表面金属板3の周辺に
形成した折曲げ部3aが差し込まれている。溝7の幅は表
面金属板3の板厚より十分大きくしてあり、折曲げ部3a
が溝7内で表面金属板3の熱伸縮方向に移動できるよう
になっている。表面金属板3の下面には両面粘着剤付き
シート8を介して面状発熱体2が貼り付けられている。
また面状発熱体2の上面には図示しない粘着剤が塗布さ
れており、この粘着剤で面状発熱体2が断熱板1に貼り
付けられている。
なお、9は電源コード、10は接続ボックスの蓋、11はパ
ネル固定穴、12は温度センサである。
ネル固定穴、12は温度センサである。
以上説明しように本考案によれば、表面金属板の周辺に
形成した折曲げ部が、断熱板の上面周辺付近に形成した
溝に差し込まれ、その中で表面金属板の熱伸縮方向に移
動できるようになっているので、表面金属板の熱伸縮は
断熱板の大きさの範囲内で吸収される。したがって暖房
パネルを敷設するときにスペーサを必要とせず、施工が
簡単である。また表面金属板は周辺に折曲げ部を有する
ため、パネルの反りが発生せず、曲げに対する強度も大
きいという利点がある。
形成した折曲げ部が、断熱板の上面周辺付近に形成した
溝に差し込まれ、その中で表面金属板の熱伸縮方向に移
動できるようになっているので、表面金属板の熱伸縮は
断熱板の大きさの範囲内で吸収される。したがって暖房
パネルを敷設するときにスペーサを必要とせず、施工が
簡単である。また表面金属板は周辺に折曲げ部を有する
ため、パネルの反りが発生せず、曲げに対する強度も大
きいという利点がある。
第1図は本考案の一実施例に係る暖房パネルの平面図、
第2図は第1図のII-II線断面図、第3図および第4図
はそれぞれ従来の暖房パネルの敷設状態を示す断面図で
ある。 1〜断熱板、2〜発熱体、3〜表面金属板、3a〜折曲げ
部、7〜溝、8〜両面粘着剤付きシート。
第2図は第1図のII-II線断面図、第3図および第4図
はそれぞれ従来の暖房パネルの敷設状態を示す断面図で
ある。 1〜断熱板、2〜発熱体、3〜表面金属板、3a〜折曲げ
部、7〜溝、8〜両面粘着剤付きシート。
Claims (1)
- 【請求項1】断熱板と、発熱体と、表面金属板とを備え
た暖房パネルにおいて、上記断熱板の上面にその周辺に
沿って溝が形成され、その溝に上記表面金属板の周辺に
形成した折曲げ部が差し込まれており、上記溝はその中
で上記折曲げ部が表面金属板の熱伸縮方向に移動できる
幅を有していることを特徴とする暖房パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19651585U JPH0641048Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 暖房パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19651585U JPH0641048Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 暖房パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62105426U JPS62105426U (ja) | 1987-07-06 |
JPH0641048Y2 true JPH0641048Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31155408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19651585U Expired - Lifetime JPH0641048Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 暖房パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641048Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP19651585U patent/JPH0641048Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62105426U (ja) | 1987-07-06 |
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