JPH0641009B2 - パイプの曲げ加工機 - Google Patents
パイプの曲げ加工機Info
- Publication number
- JPH0641009B2 JPH0641009B2 JP59259453A JP25945384A JPH0641009B2 JP H0641009 B2 JPH0641009 B2 JP H0641009B2 JP 59259453 A JP59259453 A JP 59259453A JP 25945384 A JP25945384 A JP 25945384A JP H0641009 B2 JPH0641009 B2 JP H0641009B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- bending
- elastic body
- mold
- bending machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D9/00—Bending tubes using mandrels or the like
- B21D9/15—Bending tubes using mandrels or the like using filling material of indefinite shape, e.g. sand, plastic material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特にパイプを最小曲率半径以下に曲げるために
適するパイプの曲げ加工機に関するものである。
適するパイプの曲げ加工機に関するものである。
パイプは通常パイプベンダー等を用いて曲げ加工される
が、パイプの材料の伸び率、パイプの外径および肉厚等
によって最小曲率半径が決定され、該最小曲率半径以下
に曲げるとパイプが潰れてしまって曲げ加工が不可能で
あった。
が、パイプの材料の伸び率、パイプの外径および肉厚等
によって最小曲率半径が決定され、該最小曲率半径以下
に曲げるとパイプが潰れてしまって曲げ加工が不可能で
あった。
従来はパイプを最小曲率半径以下に曲げるには第3図に
示すようにパイプ(1)を軸に沿って分割した半パイプ(1
1),(12)とし、該半パイプ(11),(12)の周縁にそれぞれ
フランジ(11)A,(12)Aを形成し、該半パイプ(11),(12)
を曲げ加工してからフランジ(11)A,(12)Aを介して半パ
イプ(11),(12)相互を溶接していた。
示すようにパイプ(1)を軸に沿って分割した半パイプ(1
1),(12)とし、該半パイプ(11),(12)の周縁にそれぞれ
フランジ(11)A,(12)Aを形成し、該半パイプ(11),(12)
を曲げ加工してからフランジ(11)A,(12)Aを介して半パ
イプ(11),(12)相互を溶接していた。
しかしこのような従来技術においてはフランジのある半
パイプの一対を作成し、この各々を曲げ加工し更に溶接
すると云う手間がかゝり、コスト高となるしまた溶接部
分の不良が生じ易く漏洩のおそれもあった。
パイプの一対を作成し、この各々を曲げ加工し更に溶接
すると云う手間がかゝり、コスト高となるしまた溶接部
分の不良が生じ易く漏洩のおそれもあった。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記従来の問題点を解決する手段として、被加
工パイプ(1)の曲げ外径に対応する型面(22)Aを有する下
型(22)と、該パイプ(1)の曲げ内径に対応する型面(21)A
を有する上型(21)とからなり、該下型(22)には該パイプ
(1)の曲げ加工部に内挿される曲げ加工可能な弾性体(3)
を先端に指示した芯棒(4)が取付けられており、該上型
(21)には該パイプ(1)に嵌入され該弾性体(3)を押圧する
パンチ(23)が取付けられているパイプの曲げ加工機(2)
を提供するものである。
工パイプ(1)の曲げ外径に対応する型面(22)Aを有する下
型(22)と、該パイプ(1)の曲げ内径に対応する型面(21)A
を有する上型(21)とからなり、該下型(22)には該パイプ
(1)の曲げ加工部に内挿される曲げ加工可能な弾性体(3)
を先端に指示した芯棒(4)が取付けられており、該上型
(21)には該パイプ(1)に嵌入され該弾性体(3)を押圧する
パンチ(23)が取付けられているパイプの曲げ加工機(2)
を提供するものである。
本考案のパイプの曲げ加工機(2)にあっては、被加工パ
イプ(1)を下型(22)にセットして芯棒(4)を介して曲げ変
形可能な弾性体(3)を該パイプ(1)の曲げ加工を施こす部
分(1)Aに内挿する。そして上型(21)と下型(22)の型面(2
1)A,(22)A間に該パイプ(1)を狭圧して該パイプ(1)に曲
げ加工を施こすのであるが、この際加工率が大きくなる
につれて上型(21)のパンチ(23)が該パイプ(1)の他端よ
り次第に嵌入し、該弾性体(3)は該パンチ(23)によって
次第に圧縮されて行くことによって該パイプ(1)の潰れ
を防止する。
イプ(1)を下型(22)にセットして芯棒(4)を介して曲げ変
形可能な弾性体(3)を該パイプ(1)の曲げ加工を施こす部
分(1)Aに内挿する。そして上型(21)と下型(22)の型面(2
1)A,(22)A間に該パイプ(1)を狭圧して該パイプ(1)に曲
げ加工を施こすのであるが、この際加工率が大きくなる
につれて上型(21)のパンチ(23)が該パイプ(1)の他端よ
り次第に嵌入し、該弾性体(3)は該パンチ(23)によって
次第に圧縮されて行くことによって該パイプ(1)の潰れ
を防止する。
本発明を第1図及び第2図に示す一実施例によって説明
すれば、曲げ加工機(2)は上型(21)と下型(22)からな
り、該上型(21)は被加工パイプ(1)の曲げ内径に対応す
る型面(21)Aを有し、該下型(22)は該パイプ(1)の曲げ外
径に対応する型面(22)Aを有する。そして該上型(21)に
はパイプ(1)に挿入されるパンチ(23)が取付けられてお
り、該下型(22)にはシリンダー(5)が取付けられ、該シ
リンダー(5)には先端に曲げ変形可能な弾性体(3)を支持
した芯棒(4)が連設され、更に該上型(21)のストッパー
(24)が取付けられている。上記パイプの曲げ加工機(2)
によって曲げ加工されるパイプ(1)はまずパイプベンダ
ーによって曲げ加工を施す部分(1)Aを最小曲率半径より
大きな曲率半径で曲げ加工される。次いで該パイプ(1)
は該曲げ加工機(2)上に設置され曲げ加工を施す部分(1)
Aに曲げ変形可能な弾性体(3)が内挿され、該弾性体(3)
は上記したようにシリンダー(5)に連結する芯棒(4)の先
端に取付けられており支持されている。
すれば、曲げ加工機(2)は上型(21)と下型(22)からな
り、該上型(21)は被加工パイプ(1)の曲げ内径に対応す
る型面(21)Aを有し、該下型(22)は該パイプ(1)の曲げ外
径に対応する型面(22)Aを有する。そして該上型(21)に
はパイプ(1)に挿入されるパンチ(23)が取付けられてお
り、該下型(22)にはシリンダー(5)が取付けられ、該シ
リンダー(5)には先端に曲げ変形可能な弾性体(3)を支持
した芯棒(4)が連設され、更に該上型(21)のストッパー
(24)が取付けられている。上記パイプの曲げ加工機(2)
によって曲げ加工されるパイプ(1)はまずパイプベンダ
ーによって曲げ加工を施す部分(1)Aを最小曲率半径より
大きな曲率半径で曲げ加工される。次いで該パイプ(1)
は該曲げ加工機(2)上に設置され曲げ加工を施す部分(1)
Aに曲げ変形可能な弾性体(3)が内挿され、該弾性体(3)
は上記したようにシリンダー(5)に連結する芯棒(4)の先
端に取付けられており支持されている。
上記のようにして該パイプ(1)は下型(22)上に設置され
上記したように弾性体(3)が充填されるが(第1図参
照)、この状態から上型(21)を下降させてパイプ(1)を
最小曲率半径以下に曲げる。弾性体(3)は曲げ変形容易
であるから上記曲げ加工は容易に出来る。この時上型(2
1)のパンチ(23)はパイプ(1)内に嵌入され弾性体(3)を上
から押圧するが弾性体(3)は芯棒(4)で支持されているの
でパンチ(23)の押圧方向に移動することなく、曲げ加工
が進むにつれてパンチ(23)と芯棒(4)との間で次第に圧
縮されることになる(第2図参照)。したがってパイプ
(1)の部分(1)Aが上型(21)の型面(21)Aと下型(22)の型面
(22)Aとの間でプレス加工によって最小曲率半径以下の
曲率に曲げられる際に、該曲げ加工にしたがってパイプ
(1)が潰れようとする力が次第に増大して行くが、この
ような力にパンチ(23)によって次第に圧縮されて行く弾
性体(3)がパイプ(1)の内側からパイプ(1)周壁を支持す
ることによって抵抗する。このようにしてパイプ(1)の
潰れは防止される。更にプレス加工の際上型(21)に第2
図矢印方向の力が及ぼされる上型(21)はストッパー(24)
によって矢印方向に逃げることを防止される。曲げ加工
後はシリンダー(5)によって芯棒(4)を介して弾性体(3)
をパイプ(1)から引抜く、弾性体(3)は引抜き時に長手方
向に引張られると径を縮小するから取出しは容易であ
る。
上記したように弾性体(3)が充填されるが(第1図参
照)、この状態から上型(21)を下降させてパイプ(1)を
最小曲率半径以下に曲げる。弾性体(3)は曲げ変形容易
であるから上記曲げ加工は容易に出来る。この時上型(2
1)のパンチ(23)はパイプ(1)内に嵌入され弾性体(3)を上
から押圧するが弾性体(3)は芯棒(4)で支持されているの
でパンチ(23)の押圧方向に移動することなく、曲げ加工
が進むにつれてパンチ(23)と芯棒(4)との間で次第に圧
縮されることになる(第2図参照)。したがってパイプ
(1)の部分(1)Aが上型(21)の型面(21)Aと下型(22)の型面
(22)Aとの間でプレス加工によって最小曲率半径以下の
曲率に曲げられる際に、該曲げ加工にしたがってパイプ
(1)が潰れようとする力が次第に増大して行くが、この
ような力にパンチ(23)によって次第に圧縮されて行く弾
性体(3)がパイプ(1)の内側からパイプ(1)周壁を支持す
ることによって抵抗する。このようにしてパイプ(1)の
潰れは防止される。更にプレス加工の際上型(21)に第2
図矢印方向の力が及ぼされる上型(21)はストッパー(24)
によって矢印方向に逃げることを防止される。曲げ加工
後はシリンダー(5)によって芯棒(4)を介して弾性体(3)
をパイプ(1)から引抜く、弾性体(3)は引抜き時に長手方
向に引張られると径を縮小するから取出しは容易であ
る。
本発明は上記したようにパイプの曲げ加工を施す部分に
曲げ変形可能な弾性体を内挿し、曲げ加工率が大きくな
るにつれて該弾性体を圧縮して行くから、該部分を最小
曲率半径以下に曲げてもパイプが潰れることなく容易に
曲げ加工出来、溶接のためのフランジも必要ないからフ
ランジと他の部材とが干渉することもなく、曲げ加工部
分からの漏洩のおそれもないし、溶接の手間もかゝらず
コストが安くなる。また曲げ加工の際にパイプ内壁に傷
がつくおそれもないし、パイプからの弾性体の取出しも
容易である。パイプを出来るだけ小さな曲率半径で曲げ
るとそれだけパイプの直線部分が長く確保出来るし、配
管がコンパクトになり他の部材との干渉もなくすること
が出来る。
曲げ変形可能な弾性体を内挿し、曲げ加工率が大きくな
るにつれて該弾性体を圧縮して行くから、該部分を最小
曲率半径以下に曲げてもパイプが潰れることなく容易に
曲げ加工出来、溶接のためのフランジも必要ないからフ
ランジと他の部材とが干渉することもなく、曲げ加工部
分からの漏洩のおそれもないし、溶接の手間もかゝらず
コストが安くなる。また曲げ加工の際にパイプ内壁に傷
がつくおそれもないし、パイプからの弾性体の取出しも
容易である。パイプを出来るだけ小さな曲率半径で曲げ
るとそれだけパイプの直線部分が長く確保出来るし、配
管がコンパクトになり他の部材との干渉もなくすること
が出来る。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す説明図で
あり、第1図はプレス前、第2図はプレス後の状態を示
す。第3図は従来例の斜視図である。 図中、(1)……パイプ、 (1)A……曲げ加工を施す部分、 (2)……パイプ加工機 (21)……上型 (21)A……型面 (22)……下型 (22)A……型面 (23)……パンチ (3)……弾性体、 (4)……芯棒
あり、第1図はプレス前、第2図はプレス後の状態を示
す。第3図は従来例の斜視図である。 図中、(1)……パイプ、 (1)A……曲げ加工を施す部分、 (2)……パイプ加工機 (21)……上型 (21)A……型面 (22)……下型 (22)A……型面 (23)……パンチ (3)……弾性体、 (4)……芯棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−174226(JP,A) 特開 昭55−136520(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】被加工パイプの曲げ外径に対応する型面を
有する下型と、該パイプの曲げ内径に対応する型面を有
する上型とからなり、該下型には該パイプの曲げ加工部
に内挿される曲げ加工可能な弾性体を先端に支持した芯
棒が取付けられており、該上型には該パイプに嵌入され
該弾性体を押圧するパンチが取付けられていることを特
徴とするパイプの曲げ加工機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59259453A JPH0641009B2 (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | パイプの曲げ加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59259453A JPH0641009B2 (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | パイプの曲げ加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61137629A JPS61137629A (ja) | 1986-06-25 |
JPH0641009B2 true JPH0641009B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=17334271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59259453A Expired - Lifetime JPH0641009B2 (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | パイプの曲げ加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641009B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9304304D0 (en) * | 1993-03-03 | 1993-04-21 | Lotus Car | Method fo forming tubular members |
DE19614196B4 (de) * | 1995-04-14 | 2007-12-06 | Denso Corp., Kariya | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Rohres |
JP3000017B1 (ja) * | 1999-01-21 | 2000-01-17 | 株式会社三五 | 管素材の曲げ加工方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5115512B2 (ja) * | 1971-11-13 | 1976-05-17 | ||
JPS52125254A (en) * | 1976-04-14 | 1977-10-20 | Nec Corp | Manufacture for bent waveguide |
JPS5428767A (en) * | 1977-08-09 | 1979-03-03 | Yoshihiro Yonahara | Process for bending pipe |
JPS57152320A (en) * | 1981-03-17 | 1982-09-20 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Manufacture of elbow with straight tube part |
-
1984
- 1984-12-07 JP JP59259453A patent/JPH0641009B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61137629A (ja) | 1986-06-25 |
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