JPH0640941B2 - ガス除湿器用のドレントラツプ - Google Patents

ガス除湿器用のドレントラツプ

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JPH0640941B2
JPH0640941B2 JP61297237A JP29723786A JPH0640941B2 JP H0640941 B2 JPH0640941 B2 JP H0640941B2 JP 61297237 A JP61297237 A JP 61297237A JP 29723786 A JP29723786 A JP 29723786A JP H0640941 B2 JPH0640941 B2 JP H0640941B2
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JP
Japan
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drain
drain trap
gas
dehumidifier
trap
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JP61297237A
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源一 古川
隆雄 今木
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Horiba Ltd
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Horiba Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガス分析装置などに使用する電子除湿器な
ど、各種のガス除湿器に用いるドレントラップに関す
る。
〔従来の技術〕
この種のドレントラップとしては、第4図(a)に示すよ
うに、除湿器1のドレン排出口2に連通連結した管3を
ドレントラップ4の内部下方にまで垂下させ、ドレント
ラップ4内部に溜まったドレンDを上方の開口部11から
直接オーバーフローさせる構造のものが知られている。
しかし、この構造のものでは、サンプルガスの圧力に制
限があるため、長距離圧送のため、あるいは除湿効率向
上のために、サンプルガスの圧力を高くしなければなら
ない場合には不向きである。
そこで、比較的高圧のサンプルガス用としては、第4図
(b)に示すように、ドレントラップ4内部に設けた液面
検知器12でドレンDの液面を検知し、その検知結果にも
とづきコントローラ13を介して電磁弁14を開き、ドレン
トラップ4の下方に連結したドレン排出管15がドレンD
を直接排出する構造のものや、第4図(c)に示すよう
に、ドレントラップ4の下方に絞り弁16を有するドレン
排出管15′を連通連結して、このドレン排出管15′から
ドレンDをゆっくりと排出する構造のものが知られてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第4図(b)のものでは、除湿器1のドレ
ン排出口2とドレントラップ4とをつなぐ管3内や除湿
器1内でのガスの滞留を避けることができず、さらに、
ドレン排出管15からのドレンDの強制排出時にサンプル
ガスの圧力変動や圧力低下が生じ、下流側に接続された
ガス分析計の指示誤差を発生させる原因となる難点があ
る。
また、第4図(c)のものでは、ダストによって絞り弁16
が閉塞したり、寒冷地ではドレンDの氷結によって閉塞
が生じるなど、本来のドレン排出機能が阻害される難点
がある。
本発明はこのような従来の難点を解消すべくなされたも
のであり、ガス除湿器とドレントラップとをつなぐ管内
やガス除湿器内でのガスの滞留がなく、また、ダストに
よる閉塞や、たとえ寒冷地においてもドレン氷結による
閉塞がなく、常に安定したドレンの連続排出が可能な、
加圧ライン下で使用されるガス除湿器用のドレントラッ
プを提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のよ
うに構成している。
すなわち、上部にガス除湿器のドレン排出口が接続され
る密閉構造のドレントラップ内を加熱するための加熱装
置を設け、かつそのドレントラップ内の上部には、外部
に連通するキャピラリーの開口端を臨ませていることを
特徴としている。
〔作用〕
密閉構造のドレントラップ内が加熱装置で加熱されるこ
とによって、そのドレントラップ内に導入されたドレン
のみが蒸発し、ダストは残留する。
そして、気化したドレンはサンプルガスとともにキャピ
ラリーから外部に所定の流量で連続的に排出される。よ
って、ガス除湿器のドレン排出口がドレントラップのソ
ケット等にサンプルガスが滞留することがなく、また、
これらがダストによって閉塞されることもない。
しかも、その気化したドレンは高温であるため、たとえ
寒冷地での使用においても、ドレンの氷結による閉塞も
生じない。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面にもとづいて説明すると、第1図
はひとつの実施例を示す概略説明図で、電子除湿器1の
ドレン排出口2にはホースなどの可撓性の管3が連通連
結され、この管3の他端部がドレントラップ4の内部上
方に連通されている。そして、ドレントラップ4の内部
には、ヒータ5aとプレート5bとからなる加熱装置5が配
設されて、ドレントラップ4の内部を加熱する(たとえ
ば50〜60℃)ように構成されるとともに、ドレントラッ
プ4の内部上方に設けた開口部6aには、キャピラリ等の
絞り6が連通連結され、その開口部6aから少量のガスが
リークされるように構成されている。
したがって、この構成によると、電子除湿器1からのド
レンDは、サンプルガスの一部とともにドレントラップ
4内に流れ込み、いったんプレート5b上に落下する。そ
して、プレート5bによって加熱され、ドレンD中のダス
トはそのままプレート5b上に残留し、ドレンDのみが蒸
発されて、サンプルガスとともに開口部6aからキャピラ
リ6を通って徐々に排出されることになる。また、プレ
ート5b上に残留したダストは、プレート5bをドレントラ
ップ4から取外せるように構成しておくことにより、簡
単に除去することができる。
第2図は別の実施例を示す概略説明図で、第1図のもの
と異なる点は、プレート5bを使用せずに、ドレントラッ
プ4の外部に直接ヒータなどの加熱装置5を配設した点
である。尚、第1図、第2図に示す加熱装置5として
は、通常のヒータ以外に自己温度制御式ヒータ、例えば
「ポジスタ」(商品名、村田製作所製)など、種々のも
のが利用できる。その他の構成は、第1図のものと同じ
なので、同一符号を付すことにより、その説明を省略す
る。
第3図は本発明のドレントラップをより一層具体化した
ものを示す断面図で、金属製のドレントラップ4の上部
には、前述した管3を連結するためのソケット7が固着
されている。ドレントラップ4の底部4a及びプレート4b
も金属製で、ボルト8によって着脱可能に構成され、こ
の底部4aの下方には加熱装置5として前述の「ポジス
タ」が配設されている。この底部4aには気密栓9が螺着
され、気密栓9に連通保持されたキャピラリ6が上方へ
延出されて、その開口部6bがドレントラップ4の内部上
方に配置されている。そして、ドレントラップ4の側部
と上部とが断熱材10aで被覆されるとともに、ドレント
ラップ4の底部も加熱装置5の下方から着脱可能な断熱
材10bで被覆されている。
このように、加熱装置5を含んでドレントラップ4全体
を断熱材10a,10bで被覆することにより、ドレントラッ
プ4の内部を効率良く加熱することができ、また、底部
を被覆する断熱材10bと底部4a、プレート4bとをそれぞ
れ着脱可能に構成することにより、プレート4b上面に残
留するダストの除去作業を簡単、容易に行うことができ
る。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明のドレントラッ
プによれば、除湿器とドレントラップとをつなぐ管内や
除湿器内へのガスの滞留がなく、また、ダストによる閉
塞や、たとえ寒冷地においてもドレン氷結による閉塞が
なく、常に安定したドレンの連続排出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例を示し、第1図は概略
説明図、第2図は別の実施例を示す概略説明図、第3図
はより具体的な実施例を示す縦断面図であり、第4図
(a)〜第4図(c)はそれぞれ従来の構造を示す概略説明図
である。 4……ドレントラップ、5……加熱装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部にガス除湿器のドレン排出口が接続さ
    れる密閉構造のドレントラップ内を加熱するための加熱
    装置を設け、かつそのドレントラップ内の上部には、外
    部に連通するキャピラリーの開口端を臨ませていること
    を特徴とするガス除湿器用のドレントラップ。
JP61297237A 1986-12-13 1986-12-13 ガス除湿器用のドレントラツプ Expired - Lifetime JPH0640941B2 (ja)

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JPS63151334A JPS63151334A (ja) 1988-06-23
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JPS5449747U (ja) * 1977-09-13 1979-04-06
JPS5653115U (ja) * 1979-09-29 1981-05-11
JPS6354917A (ja) * 1986-08-26 1988-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 除湿機

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