JPH0640636A - オフセット輪転機用羽根車 - Google Patents
オフセット輪転機用羽根車Info
- Publication number
- JPH0640636A JPH0640636A JP19553892A JP19553892A JPH0640636A JP H0640636 A JPH0640636 A JP H0640636A JP 19553892 A JP19553892 A JP 19553892A JP 19553892 A JP19553892 A JP 19553892A JP H0640636 A JPH0640636 A JP H0640636A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- impeller
- signatures
- blades
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、折帖をその姿勢の安定を保って搬
送ベルト上に落下させることのできる羽根車を提供する
ことを目的とする。 【構成】 羽根車胴の周囲に複数の羽根を装着し、前記
羽根車胴と羽根との間に折帖を収容する溝を形成した羽
根車において、前記羽根を回転方向に２分割し、２分割
した一方を前記羽根車胴に固定した固定羽根とし他方を
同固定羽根の先端に枢着した回動羽根となし、前記枢着
部に回動羽根の回動を規制するばねを取付け、前記羽根
車胴の下方で且つ回動羽根の側方に折曲げカムを設置
し、前記回動羽根の側面に前記折曲げカムと係合して同
回動羽根を下方に回動させるカム受を設けたオフセット
輪転機用羽根車。
送ベルト上に落下させることのできる羽根車を提供する
ことを目的とする。 【構成】 羽根車胴の周囲に複数の羽根を装着し、前記
羽根車胴と羽根との間に折帖を収容する溝を形成した羽
根車において、前記羽根を回転方向に２分割し、２分割
した一方を前記羽根車胴に固定した固定羽根とし他方を
同固定羽根の先端に枢着した回動羽根となし、前記枢着
部に回動羽根の回動を規制するばねを取付け、前記羽根
車胴の下方で且つ回動羽根の側方に折曲げカムを設置
し、前記回動羽根の側面に前記折曲げカムと係合して同
回動羽根を下方に回動させるカム受を設けたオフセット
輪転機用羽根車。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はオフセット輪転機におけ
る折帖装置の羽根車に関する。
る折帖装置の羽根車に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４に示すように排紙コンベヤ１で運ば
れた折帖２は、羽根車３の羽根４の外径に近い点で当た
る。以後、折帖２の先端は羽根４に沿ってその内径に向
って円弧状の軌跡を描きながら、羽根底（図５，図６の
Ａ点）に当たり、羽根車３との相対的動きはとまる。羽
根車３はそのまま回転するので、折帖２の先端が固定ス
トッパ５に衝突すると折帖２は羽根４から離れ、その先
端がストッパ５に沿いながら落下し、搬送ベルト６の上
に積載され、次工程に移動される。
れた折帖２は、羽根車３の羽根４の外径に近い点で当た
る。以後、折帖２の先端は羽根４に沿ってその内径に向
って円弧状の軌跡を描きながら、羽根底（図５，図６の
Ａ点）に当たり、羽根車３との相対的動きはとまる。羽
根車３はそのまま回転するので、折帖２の先端が固定ス
トッパ５に衝突すると折帖２は羽根４から離れ、その先
端がストッパ５に沿いながら落下し、搬送ベルト６の上
に積載され、次工程に移動される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】商オフは、いろんな紙
種（紙厚さ）や紙サイズを印刷出来ることが特長であ
る。従って、これを扱う機械側に広い対応能力が要求さ
れる。即ち、羽根車３にもいろんな物性を持った折帖２
が搬送されて来る。厚くてｍ2 当たりの重量の大きい折
帖の場合、図５，図６に示す様に、羽根底Ａに当った
時、折帖２の先端に打ちキズ（折れや曲がり）が出来た
り、羽根底Ａからハネ上って、その先端位置が決まらな
い中にストッパ５に当たることと、その後折帖２が搬送
ベルト６上に落下する過程で羽根車３から外れてオーバ
ハングした部分が垂れ下がって不安定な姿勢になること
とにより、搬送ベルト６上に積載された時、図８，図９
に示す折帖間隔の不揃いや、図１０に示す平行度の乱れ
を生じ、後続の工程で不具合を起こす原因となる。
種（紙厚さ）や紙サイズを印刷出来ることが特長であ
る。従って、これを扱う機械側に広い対応能力が要求さ
れる。即ち、羽根車３にもいろんな物性を持った折帖２
が搬送されて来る。厚くてｍ2 当たりの重量の大きい折
帖の場合、図５，図６に示す様に、羽根底Ａに当った
時、折帖２の先端に打ちキズ（折れや曲がり）が出来た
り、羽根底Ａからハネ上って、その先端位置が決まらな
い中にストッパ５に当たることと、その後折帖２が搬送
ベルト６上に落下する過程で羽根車３から外れてオーバ
ハングした部分が垂れ下がって不安定な姿勢になること
とにより、搬送ベルト６上に積載された時、図８，図９
に示す折帖間隔の不揃いや、図１０に示す平行度の乱れ
を生じ、後続の工程で不具合を起こす原因となる。
【０００４】一方、薄くてｍ2 当たりの重量の小さい折
帖の場合、慣性が小さいので、図７に示す様に折帖２′
が羽根底Ａに達せず途中で止まることがあり、またスト
ッパ５に当たった後は厚い紙以上にオーバハング部の垂
れ下がりが大きく、搬送ベルト６上での乱れが大きくな
る。今後印刷機の高速化が更に進み、紙厚さも更に範囲
が広くなるので、上記不具合は益々はげしくなるものと
予想される。
帖の場合、慣性が小さいので、図７に示す様に折帖２′
が羽根底Ａに達せず途中で止まることがあり、またスト
ッパ５に当たった後は厚い紙以上にオーバハング部の垂
れ下がりが大きく、搬送ベルト６上での乱れが大きくな
る。今後印刷機の高速化が更に進み、紙厚さも更に範囲
が広くなるので、上記不具合は益々はげしくなるものと
予想される。
【０００５】本発明は、かかる問題点に対処するために
開発されたもので、折帖をその姿勢の安定を保って搬送
ベルト上に落下させることのできる羽根車を提供するこ
とを目的とする。
開発されたもので、折帖をその姿勢の安定を保って搬送
ベルト上に落下させることのできる羽根車を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】羽根車の羽根の回転方向
の中間部にヒンジを設け、このヒンジ部で羽根先端部が
外径方向に折れ曲がる構造とする。
の中間部にヒンジを設け、このヒンジ部で羽根先端部が
外径方向に折れ曲がる構造とする。
【０００７】
【作用】ストッパに当接した後の折帖は、羽根かヒンジ
部から下方に折れ曲がることにより、折帖の腰折れがな
く、搬送ベルトに安定した姿勢で受渡しがなされ、搬送
ベルト上の折帖を乱れなく整然と並べることが出来る。
部から下方に折れ曲がることにより、折帖の腰折れがな
く、搬送ベルトに安定した姿勢で受渡しがなされ、搬送
ベルト上の折帖を乱れなく整然と並べることが出来る。
【０００８】
【実施例】本発明の実施例を図１乃至図３について説明
する。羽根車胴３ａの外周に複数の羽根４が外接円弧状
に植設され、各羽根４は羽根車胴３ａに固定された固定
羽根４ａと、固定羽根４ａの先端に枢着された回動羽根
４ｂとからなる。羽根４の中間部に設けた枢着部（ヒン
ジ）７により、回動羽根４ｂの半径方向への折れ曲がり
を可能にすると共に、ばね８を枢着部７に取付けること
により、遠心力や折帖衝突後の衝撃力等では折れ曲がら
ないようにしている。回動羽根４ｂを曲げる必要がある
のは、折帖２先端が固定ストッパ５に当ってから、羽根
４から抜けるまでの間だけでよい。この為、羽根車胴３
ａの下方で羽根４の間に位置する固定ストッパ５に、回
動羽根４ｂの折曲げ用カム９を設置してある。
する。羽根車胴３ａの外周に複数の羽根４が外接円弧状
に植設され、各羽根４は羽根車胴３ａに固定された固定
羽根４ａと、固定羽根４ａの先端に枢着された回動羽根
４ｂとからなる。羽根４の中間部に設けた枢着部（ヒン
ジ）７により、回動羽根４ｂの半径方向への折れ曲がり
を可能にすると共に、ばね８を枢着部７に取付けること
により、遠心力や折帖衝突後の衝撃力等では折れ曲がら
ないようにしている。回動羽根４ｂを曲げる必要がある
のは、折帖２先端が固定ストッパ５に当ってから、羽根
４から抜けるまでの間だけでよい。この為、羽根車胴３
ａの下方で羽根４の間に位置する固定ストッパ５に、回
動羽根４ｂの折曲げ用カム９を設置してある。
【０００９】このカム９により、固定ストッパ５に折帖
２が当った直後、回動羽根４ｂが図１の様に、カム受１
０がカム９の曲線に沿って移動することにより、枢着部
７から折れ曲がるので、折帖２は腰折れがなく、安定し
た姿勢で搬送ベルト６に移される。
２が当った直後、回動羽根４ｂが図１の様に、カム受１
０がカム９の曲線に沿って移動することにより、枢着部
７から折れ曲がるので、折帖２は腰折れがなく、安定し
た姿勢で搬送ベルト６に移される。
【００１０】
【発明の効果】本発明によるオフセット輪転機用羽根車
は、羽根車胴の周囲に複数の羽根を装着し、前記羽根車
胴と羽根との間に折帖を収容する溝を形成した羽根車に
おいて、前記羽根を回転方向に２分割し、２分割した一
方を前記羽根車胴に固定した固定羽根とし他方を同固定
羽根の先端に枢着した回動羽根となし、前記枢着部に回
動羽根の回動を規制するばねを取付け、前記羽根車胴の
下方で且つ回動羽根の側方に折曲げカムを設置し、前記
回動羽根の側面に前記折曲げカムと係合して同回動羽根
を下方に回動させるカム受を設けたことにより、次の効
果を有する。
は、羽根車胴の周囲に複数の羽根を装着し、前記羽根車
胴と羽根との間に折帖を収容する溝を形成した羽根車に
おいて、前記羽根を回転方向に２分割し、２分割した一
方を前記羽根車胴に固定した固定羽根とし他方を同固定
羽根の先端に枢着した回動羽根となし、前記枢着部に回
動羽根の回動を規制するばねを取付け、前記羽根車胴の
下方で且つ回動羽根の側方に折曲げカムを設置し、前記
回動羽根の側面に前記折曲げカムと係合して同回動羽根
を下方に回動させるカム受を設けたことにより、次の効
果を有する。
【００１１】前工程の折機で作られた折帖を姿勢を保っ
た状態で搬送ベルトに移載できる。従って、搬送ベルト
上の折帖は、厚紙・薄紙、高速・低速に関係なく、整然
と並んで次工程に搬送される。
た状態で搬送ベルトに移載できる。従って、搬送ベルト
上の折帖は、厚紙・薄紙、高速・低速に関係なく、整然
と並んで次工程に搬送される。
【図１】本発明の実施例における全体正面図である。
【図２】図１に示した固定羽根と回動羽根の枢着部の拡
大図である。
大図である。
【図３】図２の平面図である。
【図４】従来の羽根車の正面図である。
【図５】図４のＰ視図である。
【図６】折帖が厚い場合の図５の側面図である。
【図７】折帖が薄い場合の図５の側面図である。
【図８】搬送ベルト上の不揃いな折帖間隔を示す側面図
である。
である。
【図９】図８の上面図である。
【図１０】搬送ベルト上の平行度の乱れた折帖を示す上
面図である。
面図である。
３ａ 羽根車胴 ４ａ 固定羽根 ４ｂ 回動羽根 ６ 搬送ベルト ７ 枢着部 ８ ばね ９ 折曲げカム １０ カム受
Claims (1)
- 【請求項１】 羽根車胴の周囲に複数の羽根を装着し、
前記羽根車胴と羽根との間に折帖を収容する溝を形成し
た羽根車において、前記羽根を回転方向に２分割し、２
分割した一方を前記羽根車胴に固定した固定羽根とし他
方を同固定羽根の先端に枢着した回動羽根となし、前記
枢着部に回動羽根の回動を規制するばねを取付け、前記
羽根車胴の下方で且つ回動羽根の側方に折曲げカムを設
置し、前記回動羽根の側面に前記折曲げカムと係合して
同回動羽根を下方に回動させるカム受を設けたことを特
徴とするオフセット輪転機用羽根車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19553892A JPH0640636A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | オフセット輪転機用羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19553892A JPH0640636A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | オフセット輪転機用羽根車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640636A true JPH0640636A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16342760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19553892A Withdrawn JPH0640636A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | オフセット輪転機用羽根車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640636A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2733492A1 (fr) * | 1995-04-26 | 1996-10-31 | Heidelberger Druckmasch Ag | Appareil de distribution de produits comprenant des elements ramplacables |
| US5884774A (en) * | 1996-03-11 | 1999-03-23 | Aikawa Iron Works Co., Ltd. | Papermaking screen |
| CN110335408A (zh) * | 2018-03-13 | 2019-10-15 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 叶轮组件、纸币集积分离装置及现金循环处理设备 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP19553892A patent/JPH0640636A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2733492A1 (fr) * | 1995-04-26 | 1996-10-31 | Heidelberger Druckmasch Ag | Appareil de distribution de produits comprenant des elements ramplacables |
| US6276681B1 (en) | 1995-04-26 | 2001-08-21 | Heidelberg Harris Inc. | Product delivery apparatus having replaceable elements |
| US5884774A (en) * | 1996-03-11 | 1999-03-23 | Aikawa Iron Works Co., Ltd. | Papermaking screen |
| CN110335408A (zh) * | 2018-03-13 | 2019-10-15 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 叶轮组件、纸币集积分离装置及现金循环处理设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |