JPH0640634B2 - 光空間通信方法及び装置 - Google Patents

光空間通信方法及び装置

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JPH0640634B2
JPH0640634B2 JP62333585A JP33358587A JPH0640634B2 JP H0640634 B2 JPH0640634 B2 JP H0640634B2 JP 62333585 A JP62333585 A JP 62333585A JP 33358587 A JP33358587 A JP 33358587A JP H0640634 B2 JPH0640634 B2 JP H0640634B2
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恵三 稲垣
交二 安川
洋治 古濱
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株式会社エイ・ティ・アール光電波通信研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光空間通信方法及び装置に関する。
[従来の技術] 第5図は従来例の光空間通信装置のブロック図である。
第5図において、相手局から送信される信号光は光アン
テナ1で集束された後、光偏向器2、光結合器3、並び
に、例えば太陽光などの背景光の帯域を制限するために
所定の通過帯域を有する帯域通過フィルタである光フィ
ルタを介して、ビームスプリッタ5に入射される。ビー
ムスプリッタ5は、入射された受信光の例えば約1%の
信号電力を有する信号光を捕捉検出器6に出力するとと
もに、約99%の信号電力を有する信号光をビームスプ
リッタ7に出力する。ビームスプリッタ7は、該ビーム
スプリッタ7に入射された受信光の約90%の信号電力
を有する信号光を光信号検出器8に出力するとともに、
約10%の信号電力を有する信号光を追尾検出器9に出
力する。
捕捉検出器6はイメージセンサを備え、上記光検出器8
及び追尾検出器9の受光のための中心軸からの上記入射
された受信光の偏向方向及び偏向角度を検出して、該偏
向方向及び偏向角度の情報を光アンテナ方向制御装置1
0に出力する。これらの情報に基づいて、光アンテナ方
向制御装置10は、受光される信号光が概ね上記中心軸
の近傍となるように光アンテナ1を所定の2軸方向に回
転させて、該光アンテナ1の送受光方向を制御する。
追尾検出器9は4個の光検出器を有する公知の4象限受
光素子を備え、上記各光検出器からそれぞれ出力される
各信号電圧e1ないしe4を信号処理回路11に出力する。
これに応答して信号処理回路11は、入力された上記各
信号電圧e1ないしe4から次式で表される正規化誤差電圧
θx及びθyを算出して光偏向器制御装置12に出力す
る。
θx=(e1+e4−e2−e3)/(e1+e2+e3+e4) ……(1) θy=(e1+e2−e3−e4)/(e1+e2+e3+e4) ……(2) 光偏向器制御装置12は、上記正規化誤差電圧θx及び
θyに基づいて公知の通り受信光に対する光偏向器の傾
斜角度を変化させるなどして、受信光が上記中心軸に位
置するように制御する。
光信号検出器8は入射された信号光を検出して電気信号
に変換し、該電気信号を復調器13に出力する。これに
応答して、復調器13は、該電気信号に対して強度変調
信号に対する復調及び波形成形等の処理を行い、例えば
100Mb/s の伝送速度を有するデジタル受信信号に変
換して受信信号処理装置14に出力する。
一方、送信信号発生装置15は、例えば100Mb/s の
伝送速度を有するデジタル送信信号を変調器16に出力
する。これに応答して変調器16は、入力されたデジタ
ル送信信号に基づいて強度変調した駆動電流をレーザ駆
動装置17を介して半導体レーザ18に出力する。レー
ザ18は、入力された駆動電流に応答して送信信号光を
発生して光結合器3に出力する。光結合部3は、入射さ
れた送信信号光を、光偏向器2から出力される受信信号
光の光軸と同一又は一定角度だけずれた軸方向であって
受信信号光とは逆の方向で、光偏向器2、並びに光アン
テナ1を介して相手局に送信する。
例えば光通信を行う2局のうち少なくとも1局が移動局
である場合において当該両局間で通信回線を維持するた
めには、両方の局が互いに相手局方向から出力される信
号光を追尾し、相手局の光アンテナに対して自局の光ア
ンテナを正対させるとともに、受信される信号光ビーム
が正確に光結合器3の中心軸に位置するように光偏向器
2の制御を行う必要がある。この光偏向器2の制御の正
確さは、受信光強度、背景光強度、追尾検出器9内の雑
音、信号処理回路11内の雑音、制御装置12から出力
される制御信号に対する光偏向器2の応答速度及び応答
範囲等の機械的性能などに依存する。
[発明が解決しようとする問題点] 上述の従来例の装置においては、ビームスプリッタ7に
よる追尾検出器9への受信信号光の分配率が固定されて
いるため、例えば受信光強度の低下又は背景光強度の増
加によって、追尾検出器9の出力端における信号対雑音
電圧比が著しく低下し、受信光を正確に追尾することが
できなくなるという問題点があった。
また、信号光の受信及び送信において上述のように同一
の光アンテナ1及び光偏向器2を用いているため、受信
された信号光のビームを正確に追尾できなくなることに
よって、送信される信号光のビームは、相手局における
受光のための上記中心軸に一致しなくなる。これによっ
て、相手局において受信される信号光の平均受信強度が
低下するとともに、これに伴なって相手局の送信信号光
ビームが自局の受光のための上記中心軸から大幅にずれ
る。以上の動作の繰り返しによって、光通信の通信回線
特性の大きな劣化をもたらし、通信回線を正常に維持で
きなくなるという問題点があった。
上述した従来例の光空間通信装置において、両局又は少
なくとも1局の追尾検出器9及び信号処理回路11で発
生される雑音が比較的大きい場合、もしくは背景光の雑
音が比較的大きい場合においては、上述のように、互い
に相手局の追尾誤差を増幅して安定な追尾制御ができな
くなり、通信品質の劣化のみならずしばしば追尾外れが
生じる。特に、背景光として、一方の局に太陽光が入射
した場合においては、背景光雑音が著しく増加し、上述
のように追尾外れが生じることになる。追尾外れが生じ
たとき、相手局を追尾することが可能か否かを判断する
ための時間、並びに通信回線を再び形成するための時間
等を見込まなければならず、通信回線の運用上において
極めて大きな障害となる。
例えば太陽光のような背景光が入射して回線品質が悪化
した場合であっても、安定した追尾が常に保持されてい
れば、太陽の位置が働いてその影響が無くなったとき直
ちに、元の状態に戻ることができ、回線品質の劣化の影
響を最小限に留どめることができる。従来の装置におけ
る対策としては、例えば狭帯域な通過帯域を有する光干
渉フィルタを用いて背景光雑音を抑制すること、並びに
予めシステム設計の段階で十分な強さの光源を用意して
おくことが考えられるが、光干渉フィルタの帯域幅を狭
くすることは信号光もカットする恐れがあり、また光源
である半導体レーザの出力を大幅に増大させることは実
際上難しいという問題点があった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、例えば太陽光等
の比較的大きな強度の背景光が入射した場合であって
も、相手局から送信される信号光を追尾することがで
き、安定な通信品質での通信を行うことができる光空間
通信方法及び装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、相手局から送信された信号光を受信し、上記
受信された信号光を分配し、相手局方向を追尾するため
の上記分配された信号光を検出し、上記検出された信号
光から自局の信号対雑音比を測定し、上記測定された信
号対雑音比のデータを含む信号光を相手局に送信し、上
記検出された信号光から相手局の信号対雑音比のデータ
を抽出し、上記測定された自局の信号対雑音比のデータ
と上記抽出された相手局の信号対雑音比のデータから追
尾の安定度係数を演算し、上記演算された安定度係数に
応じて上記検出される信号光の信号電力の分配率と上記
送信される信号光の強度のうち少なくともいずれか一方
を制御することを特徴とする。
また本発明は、相手局から送信された信号光を受信する
受信手段と、上記受信手段によって受信された信号光を
分配する分配手段と、相手局方向を追尾するための信号
光であって上記分配手段によって分配された信号光を検
出する追尾検出手段と、上記追尾検出手段によって検出
された信号光から自局の信号対雑音比を測定する測定手
段と、上記測定手段によって測定された信号対雑音比の
データを含む信号光を相手局に送信する送信手段と、上
記追尾検出手段によって検出された信号光から相手局の
信号対雑音比のデータを抽出する抽出手段と、上記測定
手段によって測定された自局の信号対雑音比のデータと
上記抽出手段によって抽出された相手局の信号対雑音比
のデータから追尾の安定度係数を演算する演算手段と、
上記演算手段によって演算された安定度係数に応じて上
記追尾検出手段に出力される信号光の信号電力の分配率
と上記送信手段によって送信される信号光の強度のうち
少なくともいずれか一方を制御する制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
[作用] 前者のように構成することにより、例えば太陽光等によ
る背景光による干渉が生じるとき、上記演算された安定
度係数に応じて上記検出される信号光の信号電力の分配
率を増大させるか、もしくは上記送信される信号光の強
度を増大させるか、の2つの制御のうち少なくともいず
れか一方の制御を行うことによって、それぞれ自局の信
号対雑音比又は相手局の信号対雑音比のいずれか一方を
増加させることができる。従って、例えば太陽光等の比
較的大きな強度の背景光が入射した場合であっても、相
手局から送信される信号光を追尾することができ、安定
な通信品質での通信を行うことができる。
後者のように構成することにより、例えば太陽光等によ
る背景光による干渉が生じるとき、上記制御手段によっ
て、上記演算された安定度係数に応じて上記検出される
信号光の信号電力の分配率を増大させるか、もしくは上
記送信される信号光の強度を増大させるか、の2つの制
御のうち少なくともいずれか一方の制御を行うことによ
って、それぞれ自局の信号対雑音比又は相手局の信号対
雑音比のいずれか一方を増加させることができる。従っ
て、例えば太陽光等の比較的大きな強度の背景光が入射
した場合であっても、相手局から送信される信号光を追
尾することができ、安定な通信品質での通信を行うこと
ができる。
[実施例] 本発明の基本原理 本発明者の研究によれば、第5図の従来例のような光空
間通信装置において、A局とB局の上記装置内の追尾指
向システムがともに安定して動作するために必要な条件
は、上述した追尾及びビーム指向に関する2局間の相互
作用を考慮すると、安定度係数Kと定数Lを用いて、次
式の不等式で表される。
K<L …(3) K=ka/(SNRa・ωa)+kb/(SNRb・ωb) …(4) L={(1−σta2/ωa)・(1−σtb2/ωb)}1/2 …(5) ここで、SNRa及びSNRbはそれぞれA局及びB局
の追尾検出器9の出力端における信号対雑音電圧比(以
下、SNRという。)であり、ka及びkbはそれぞれA局
及びB局の光アンテナ1の口径及び焦点距離、焦点面か
らの追尾検出器9の位置、追尾検出器9の各光検出器の
形状及び配置、並びに信号光の波長に依存する定数であ
る。また、ωa及びωbはそれぞれA局及びB局の送信
光のビームをガウスビームとした場合の電力密度のexp
(−1/4)幅の半分を角度で表示した値、すなわち半角
であり、σta及びσtbはそれぞれA局及びB局の残留追
尾誤差の標準偏差である。この残留追尾誤差とは、光偏
向器2を含む追尾制御系の応答速度及び追尾範囲に関係
し、追尾制御用の電気信号に対して追尾応答が完全でな
いために生じる、正確な追尾時の軸からの追尾角度誤差
を表す。
従って、上記(1)式を満足するようにSNRa及びSN
Rbを制御することによって、常に安定な通信を行うこ
とができる光空間通信装置を実現することができる。具
体的には、例えば太陽光などの背景光が入射した場合で
あっても、自局のSNRaと相手局のSNRbに基づい
て、上記SNRa及びSNRbを制御すればよい。上記
SNRa及びSNRbを制御するためには、第5図の半
導体レーザ18の駆動電流を制御し、もしくは追尾検出
器9への受信される信号光の信号電力の割合を変化させ
ることによって実現できる。
以下、上記原理を用いた実施例について説明する。
第1の実施例 第1図は本発明の第1の実施例である光空間通信装置の
ブロック図であり、第1図において、第5図と同一のも
のについては同一の符号を付している。なお、光空間通
信を行う相手局も第1図と同様に構成され、以下におい
て、自局をA局とし、相手局をB局とする。
この第1の実施例の装置が第5図の従来例の装置と次の
点で異なる。
(1)ビームスプリッタ7に代わり、1/2波長板20、
偏向ビームスプリッタ21、及び波長板回転駆動装置2
9から構成される可変光分配装置40を設ける。
(2)追尾検出器9aは上記信号電圧e1ないしe4を信号処理
回路11に出力するとともに、上記信号電圧e1ないしe4
を加算した信号電圧eを復調器32及びSNR測定器2
2に出力する。
(3)上記信号電圧eから自局の受信信号のSNRaを測
定するSNR測定器22と、上記信号電圧eから相手局
から受信される信号を復調して相手局の受信信号のSN
Rbのデータを抽出する復調器23を備える。
(4)上記SNRaとSNRbから上記(4)式で表される
安定度係数Kを演算する演算装置24と、太陽光による
干渉を受ける前の安定度係数Kと太陽光による干渉を
受けている時の安定度係数Kを記憶する記憶装置25
と、予め演算された上記定数Lを記憶する記憶装置27
を備える。
(5)上記演算された安定度係数K、上記記憶された安定
度係数K,K、及び定数Lに基づいて所定の式の比
較を行う比較装置26と、上記比較装置26の比較結果
に基づいて制御信号を波長板回転駆動装置29及びレー
ザ駆動装置17に出力する制御装置28を備える。
以下、上記相異点について詳細に説明する。
第1図において、ビームスプリッタ5は、入射された受
信光の例えば約1%の信号電力を有する信号光を捕捉検
出器6に出力するとともに、約99%の信号電力を有す
る信号光を1/2波長板20を介して偏向ビームスプリ
ッタ21に出力する。捕捉検出器6及び光アンテナ方向
制御装置10は第5図の従来例と同様に動作し、受信光
が概ね上記中心軸の近傍となるように光アンテナ1が所
定の2軸方向に回転させて該光アンテナ1の送受光方向
を制御される。
1/2波長板20に入射される直線偏向化された入射光
の偏光面の電界ベクトルの振動方向と該波長板20の主
断面とがなす鋭角の角度をθとしたとき、波長板20か
ら出力される直線偏光の出力光の電界ベクトルの振動方
向は、公知の通り、波長板20の主断面に関して入射光
と反対側の主断面に対して、鋭角の角度θをなす。従っ
て、波長板20は入射された直線偏光の偏光面を2θだ
け回転させて、受信光をビームスプリッタ21に出力す
る。
偏向ビームスプリッタ21は、公知の通り複屈折性結晶
を用いて2光線束に分離する光学素子であって、入射さ
れる受信光のうち所定の信号電力の第1の割合を有する
受信光を追尾検出器9aに出力するとともに、所定の信
号電力の第2の割合を有する受信光を光信号検出器8に
出力する。ここで、上記第1の割合と第2の割合を加算
した割合は100%である。
波長板回転駆動装置29は、制御装置28から出力され
る制御信号に応答して、1/2波長板20を、次のよう
に入射された受信光が出力されるように、該波長板20
の主断面に垂直な軸である波長板20の中心軸を中心と
して所定の設定角度θだけ回転する。すなわち、太陽光
の干渉時に偏光ビームスプリッタ21に入射された受信
光のうち100%の信号電力を有する受信光を追尾検出
器9aに出力(以下、第1の制御状態という。)、一
方、太陽光の干渉がないときに偏向ビームスプリッタ2
0に入射された受信光のうちα×100%の信号電力を
有する受信光を追尾検出器9aに出力するとともに(1
−α)×100%の信号電力を有する受信光を光信号検
出器8に出力する(以下、第2の制御状態という。)。
この第1の実施例において、上記定数αは0.1に設定
される。
追尾検出器9aは従来例と同様に4個の光検出器を有す
る公知の4象限受光素子を備え、上記各光検出器からそ
れぞれ出力される各信号電圧e1ないしe4を信号処理回路
11に出力するとともに、上記各信号電圧e1ないしe4
加算した信号電圧eをSNR測定器22及び復調器23
に出力する。これに応答して信号処理回路11は、入力
された上記各信号電圧e1ないしe4から上記正規化誤差電
圧θx及びθyを算出して光偏向器制御装置12に出力
する。光偏向器制御装置12は、従来例と同様に上記正
規化誤差電圧θx及びθyに基づいて公知の通り受信光
に対する光偏向器2の傾斜角度を変化させるなどして、
受信光が上記中心軸に位置するように制御する。
光信号検出器8は入射した信号光を検出して電気信号に
変換し、該電気信号を復調器13に出力する。これに応
答して、復調器13は、該電気信号に対して強度変調信
号に対する復調及び波形成形等の処理を行い、例えば1
00Mb/s の伝送速度を有するデジタル受信信号に変換
して受信信号処理装置14に出力する。
SNR測定器22は入力された信号電圧eから自局のS
NRaを測定し該SNRaのデータを演算装置24及び
信号合成器30に出力する。一方、復調器23は上記信
号電圧eから相手局から送信される信号を復調して相手
局の受信信号のSNRbのデータを抽出し、演算装置2
4に出力する。
演算装置24は、入力されるSNRaとSNRbのデー
タから上記(4)式で表される安定度係数Kを演算し、比
較装置26及び記憶装置25に出力する。記憶装置25
は、入力された安定度係数Kを、太陽光による干渉を受
ける前においては安定度係数Kとして、また、太陽光
による干渉時においては安定度係数Kとして記憶し、
上記安定度係数K及びKを比較装置26に出力す
る。さらに、記憶装置27は上記(5)式を用いて予め演
算された上記定数Lを記憶し比較装置27に出力する。
比較装置26は、上記安定度係数Kと定数Lの比較、並
びに、安定度係数Kと演算値(αK+K)を2で除
算した値、すなわち演算値(αK+K)/2をの比
較を行い、その比較結果を制御装置28に出力する。な
お、上記定数αは上述のように0.1に設定される。
制御装置28は、太陽光による干渉が生じず、安定度係
数Kが定数L未満のとき、もしくは太陽光による干渉が
生じている場合においは安定度係数Kが上記演算値(α
+K)/2以下になったとき、制御信号C1を波
長板回転駆動装置29及びレーザ駆動装置17に出力す
る。また、太陽光による干渉が生じ、安定度係数Kが定
数L以上になったとき、制御装置28は制御信号C2を
波長板回転駆動装置29及びレーザ駆動装置17に出力
する。
上記制御信号C1に応答して波長板回転駆動装置29
は、波長板20を回転させて上記可変光分配装置40を
上記第2の制御状態にさせ、また、レーザ駆動装置17
は変調器16から入力される駆動電流を所定の第1の増
幅度で増幅してレーザ18に出力する。また、上記制御
信号C2に応答して波長板回転駆動装置29は、波長板
20を回転させて上記可変光分配装置40を上記第1の
制御状態にさせ、また、レーザ駆動装置17は変調器1
6から入力される駆動電流を上記第1の増幅度よりも大
きい所定の第2の増幅度で増幅してレーザ18に出力す
る。
一方、送信信号発生装置15は、例えば100Mb/s の
伝送速度を有するデジタル受信信号を信号合成器30に
出力する。信号合成器30は上記送信信号発生装置15
から入力される送信信号にSNR測定器22から入力さ
れるSNRaのデータを時分割多重の方法で挿入し、該
SNRaのデータを含む送信信号を変調器16に出力す
る。これに応答して変調器16は、入力されたデジタル
送信信号に基づいて強度変調した駆動電流をレーザ駆動
装置17を介して信号光を出力する半導体レーザ18に
出力する。レーザ18は、入力された駆動電流に応答し
て送信信号光を光結合器3に出力する。光結合器3は、
入射された送信信号光を、光偏向器2から出力される受
信信号光の光軸と同一又は一定角度だけずれた軸方向で
あって受信信号光とは逆の方向で、光偏向器2、並びに
光アンテナ1を介して相手局に送信する。
従って、自局(A局)の追尾検出器9aの出力端におけS
NRaのデータがSNR測定器22から演算装置24に
入力されるとともに相手局(B局)に送信され、一方、相
手局(B局)の追尾検出器9aの出力端におけるSNRbの
データが自局(A局)において受信された復調器23から
演算装置24に入力される。
以上のように構成された光空間通信操作の装置につい
て、第1図及び第2図を参照して説明する。
まず、制御装置28は、比較装置26から出力される比
較結果に応答して、太陽光にする干渉が生じず、安定度
係数Kが定数L未満のとき、制御信号C1を波長板回転
駆動装置29及びレーザ駆動装置17に出力し、一方、
記憶装置25は演算装置24から出力される安定度係数
Kを無干渉時の安定度係数Kとして記憶する。上記制
御信号C1に応答して波長板回転駆動装置29は、波長
板20を回転させて上記可変光分配装置40を上記第2
の制御状態にさせ、また、レーザ駆動装置17は変調器
16から入力される駆動電流を所定の第1の増幅度で増
幅してレーザ18に出力する。これによって、偏光ビー
ムスプリッタ21に入射する受信光のうち10%の信号
電力を有する受信光が追尾検出器9aに出力されるとと
もに、偏光ビームスプリッタ21に入射する受信光のう
ち90%の信号電力を有する受信光が上記光信号検出器
8に出力される。
従って、上述のように、光アンテナ1で受信され光偏向
器2及び光結合器3を介して出力される受信光のうち1
%の信号電力を有する受信光を用いて光アンテナ1の方
向制御が行なわれるので、上記光結合器2から出力され
る受信光のうち約89%の信号電力を有する受信光であ
る信号光を用いて受信信号の復調が行なわれるととも
に、約10%の信号電力を有する受信光である信号光を
用いて上述の光偏向器2の追尾制御が行なわれる。これ
によって、太陽光による干渉がない平常時において、上
記追尾制御が行なわれるとともに、相手局と自局との間
で比較的良好な通信品質で信号の送受信が行なわれる。
次いで、太陽光による干渉が生じ、安定度係数Kが定数
L以上になったとき、制御装置28は制御信号C2を波
長板回転駆動装置29及びレーザ駆動装置17に出力
し、第2図に示す第1の切り換えが行なわれる。上記制
御信号C2に応答して波長板回転駆動装置29は、波長
板20を回転させて上記可変光分配配置40を上記第1
の制御状態にさせ、また、レーザ駆動装置17は変調器
16から入力される駆動電流を上記第1の増幅度よりも
大きい所定の第2の増幅度で増幅してレーザ18に出力
する。これによって、偏光ビームスプリッタ21に入射
する受信光のうちすべての信号電力を有する受信光が追
尾検出器9aに出力されるとともに、レーザ18から送
信される信号光の強度が増大される。
従って、送信される信号光の強度が増大されるととも
に、上記光結合器2から出力される受信光のうち99%
の信号電力を有する受信光である信号光を用いて上述の
光偏向器2の追尾制御が行なわれる。これによって、太
陽光による干渉時において、信号の復調動作は行なわれ
ず相手局から送信される信号を受信することができない
が、上記追尾制御が重点的に行なわれ、より正確に追尾
が行なわれるにつれて、第2図に示すように、上記安定
度係数Kは低下し、上記太陽光による干渉中において安
定度係数Kは定常値Kとなる。この安定度係数の定常
値Kは記憶装置25に記憶される。
さらに、太陽光による干渉が無くなったとき、安定度係
数Kは次第に低下し、安定度係数Kが上記演算値(αK
+K)/2以下になったとき、制御装置28は制御
信号C1を波長板回転駆動装置29及びレーザ駆動装置
17に出力し、第2図に示す第2の切り換えが行なわれ
る。上記制御信号C1に応答して波長板回転駆動装置2
9は、1/2波長板20を回転させて上記可変光分配装
置40を上記第2の制御状態にさせ、また、レーザ駆動
装置17は変調器16から入力される駆動電流を所定の
第1の増幅度で増幅してレーザ18に出力する。これに
よって、偏光ビームスプリッタ21に入射する受信光の
うち10%の信号電力を有する受信光が追尾検出器9a
に出力されるとともに、偏光ビームスプリッタ21に入
射される受信光のうち90%の信号電力を有する受信光
が上記光信号検出器8に出力される。
従って、上記光アンテナ1を介して光結合器2から出力
される受信光のうち約89%の信号電力を有する受信光
である信号光を用いて受信信号の復調が行なわれるとと
もに、約10%の信号電力を有する受信光である信号光
を用いて上述の光偏向器2の追尾制御が行なわれる。こ
れによって、太陽光による干渉がない平常時において、
上記追尾制御が行なわれるとともに、相手局と自局との
間で比較的良好な通信品質で信号の送受信が行なわれ
る。
なお、以上の第1の実施例において、太陽光による干渉
の後、安定度係数Kが定数L以上となったときに第1の
切り換えを行っているが、もしこの第1の切り換えを行
わなかった場合、第2図の60に示すように安定度係数
Kが増大して上記(3)式を満足しなくなり、上記追尾制
御が不安定となる。また、上記第1の切り換え後におい
て、太陽光による干渉が無くなった後、第2の切り換え
を行っているが、もしこの第2の切り換えを行わなかっ
た場合、第2図の61に示すように安定度係数Kが減少
し上記(3)式を満足して、上記追尾制御が安定となる。
しかしながら、可変光分配装置40に入射される受信光
のうちすべての信号電力が追尾検出器9aに出力され、
受信光が光信号検出器8に出力されていないので、相手
局から送信される信号を受信することができない状態と
なる。
以上説明したように、太陽光による干渉が生じ、自局の
追尾検出器9aの出力端におけるSNRaと相手局の追
尾検出器9aの出力端におけるSNRbから算出した安
定度係数Kが第1のしきい値L以上となったとき、上記
可変光分配装置40における分配率を変化させ、ビーム
スプリッタ5から出力されるすべての受信光を追尾検出
器9aに出力するとともに、レーザ駆動装置17からレ
ーザ18に出力される駆動電流を増加させることによっ
て、受信光を追尾制御に重点的に用いて安定度係数Kを
低下させ、上記追尾制御を安定化させることができる。
さらに、太陽光による干渉が無くなり、上記安定度形数
Kが第2のしきい値(K+αK)/2以下となった
とき、上記可変光分配装置40の分配率を変化させ、ビ
ームスプリッタ5から出力される受信光のうち90%の
信号電力を有する受信光を光信号検出器8に出力し、一
方、10%の信号電力を有する受信光を追尾検出器9a
に出力することにより、上記追尾制御を行うとともに相
手局からの信号を良好な通信品質で受信できる平常時の
通常状態となる。従って、太陽光による干渉時において
も、上記(3)式で表される追尾の安定条件を常に満足さ
せ、通信回線に対する影響を最小限にすることができ、
追尾の安定性が従来例に比較して大幅に改善された光空
間通信装置を実現することができるという利点がある。
以上の第1の実施例において、追尾検出器9aに出力さ
れる受信光の上記無干渉時の配分率である定数αを0.
1に設定しているが、これに限らず、0を超えかつ1未
満の任意の定数に設定してもよい。上記定数αは好まし
くは0を超え0.5以下に設定される。
以上の第1の実施例において、可変光分配装置40を用
いているが、これに限らず、第3図に示すような可変光
分配装置50を用いてもよい。すなわち、第3図におい
て、可変光分配装置50は、板状ビームスプリッタ51
と回転駆動装置52から構成される。板状ビームスプリ
ッタ51は、透過率及び屈折率が異なる2枚の半円形状
の板状ビームスプリッタ51a,51bから構成され、
ビームスプリッタ5から入射される受信光53がビーム
スプリッタ51a又は51bの略中央部に入射するよう
に設けられる。制御装置28から入力される上記制御信
号C1又はC2に応答して、回転駆動装置52によって
ビームスプリッタ51の中心軸54を中心として該ビー
ムスプリッタ51が180度ずつ回転され、上記受信光
がビームスプリッタ51aの略中心部又はビームスプリ
ッタ51bの略中心部に入射するように択一的に設定さ
れる。以上の動作によって、第1の実施例と同様に、上
記可変光分配装置50を上記第1の制御状態又は上記第
2の制御状態に設定できる。
第2の実施例 第4図は本発明の第2の実施例である光空間通信装置の
ブロック図であり、第4図において上述の図面と同一の
ものについては同一の符号を付している。
この第2の実施例の装置が上述の第1の実施例の装置と
次の点で異なる。
(1)記憶装置25を備えず、記憶装置27は定数Lより
も小さい定数L′を記憶する。
(2)比較装置26は、演算装置24から出力され安定度
係数Kと記憶装置27から出力される定数L′とを比較
し、演算値(K−L′)のデータを制御装置28に出力す
る。
(3)制御装置28は、比較装置26から出力される演算
値(K−L′)が0以上となったとき、演算値(K−
L′)に応じて波長板回転駆動装置29を制御して可変
光分配装置40の分配率を連続的に変化するとともに、
上記演算値(K−L′)に応じてレーザ駆動装置17を
制御して該装置17の増幅度を変化させる。
以下、上記相異点について詳細に説明する。
上記記憶装置27は、上記(5)式を用いて予め演算され
る定数Lよりも小さい定数L′を記憶して比較装置26
に出力する。比較装置26は、演算装置24から出力さ
れる安定度係数Kと記憶装置27から出力される定数
L′とを比較し、演算値(K−L′)のデータを制御装置
28に出力する。
制御装置28は、比較装置26から出力される演算値
(K−L′)が0未満であるとき、第1の実施例と同様の
制御信号C1を波長板回転駆動装置29及びレーザ駆動
装置17に出力する。上記制御信号C1に応答して、波
長板回転駆動装置29及びレーザ駆動装置17は第1の
実施例と同様に動作する。
また、制御装置28は比較装置26から出力される演算
値(K−L′)が0以上となったとき、演算値(K−
L′)のデータを含む制御信号C3を波長板回転駆動装
置29及びレーザ駆動装置17に出力する。上記制御信
号C3に応答して、波長板回転駆動装置29は、可変光
分配装置40の分配率を変化し、上記演算値(K−L′)
に比例して追尾検出器9aに出力される受信光の信号電
力の割合を増加させるとともに、光信号検出器8に出力
される受信光の信号電力の割合を減少させる。また、上
記制御信号C3に応答して、レーザ駆動装置17は、上
記演算値(K−L′)に比例して駆動電流の増幅度を上記
第1の増幅度よりも増加させて送信光の信号電力を増大
させる。
以上のように構成することにより、安定度係数Kのしき
い値を上記定数Lよりも小さいL′とし、太陽光による
干渉時において、上記追尾制御の安定度を示す安定度係
数Kに応じて追尾検出器9aに入力される受信光の信号
電力を連続的に増大させるとともに、上記安定度係数K
に応じて送信光の信号電力を連続的に増大させることに
より、上記追尾における安定化への制御を常に安定度係
数Kが上記定数Lよりも小さい範囲内で連続的に行うこ
とができる。従って、太陽光による干渉時においても、
上記(3)式で表される追尾の安定条件を常に満足させ、
通信回線に対する影響を最小限にすることができ、追尾
の安定性が従来例に比較して大幅に改善された光空間通
信装置を実現することができるという利点がある。
他の実施例 以上の第1及び第2の実施例において、太陽光による干
渉時に、制御装置28の制御によって、追尾検出器9a
に出力される受信光の信号電力の割合を増加させ、かつ
レーザ18に出力する駆動電流を増加させて送信光の信
号電力を増大させているが、これに限らず、追尾検出器
9aに出力される受信光の信号電力の割合を増加させる
か、もしくはレーザ18に出力する駆動電流を増加させ
て送信光の信号電力を増大させるようにしてもよい。
以上の実施例においては、背景光として太陽光がある場
合について述べているが、これに限らず、本発明の光空
間通信方法及び装置は、太陽光以外の種々の背景光によ
る干渉が生じる場合に広く適用することができる。
本発明の光空間通信方法及び装置は、追尾制御機能を有
する光空間通信装置をそれぞれ用いる光通信装置、光計
測装置、及び光情報処理装置などに広く適用することが
できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、例えば太陽光等に
よる背景光による干渉が生じるとき、自局の信号対雑音
比のデータと相手局の信号対雑音比のデータから演算さ
れた安定度係数に応じて上記検出される信号光の信号電
力の分配率を増大させるか、もしくは上記送信される信
号光の強度を増大させるか、の2つの制御のうち少なく
ともいずれか一方の制御を行うことによって、それぞれ
自局の信号対雑音比又は相手局の信号対雑音比のいずれ
か一方を増加させることができる。従って、例えば太陽
光等の比較的大きな強度の背景光が入射した場合であっ
ても、相手局から送信される信号光を追尾することがで
き、安定な通信品質での通信を行うことができるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例である光空間通信装置の
ブロック図、 第2図は第1図の装置の動作を示す太陽光による干渉時
の時間対安定度係数Kのグラフ、 第3図は第1図の可変光分配装置の変形例を示す平面
図、 第4図は本発明の第2の実施例である光空間通信装置の
ブロック図、 第5図は従来例の光空間通信装置のブロック図である。 1……光アンテナ、 2……光偏向器、 3……光結合器、 4……光フィルタ、 5……ビームスプリッタ、 8……光信号検出器、 9a……追尾検出器、 11……信号処理回路、 12……光偏向器制御装置、 13……復調器、 14……受信信号処理装置、 15……送信信号発生装置、 16……変調器、 17……レーザ駆動装置、 18……レーザ、 20……1/2波長板、 21……偏光ビームスプリッタ、 22……SNR測定器、 23……復調器、 24……演算装置、 25,27……記憶装置、 26,26a……比較装置、 28……制御装置、 29……波長板回転駆動装置、 30……信号合成器、 40……可変光分配装置。
フロントページの続き (72)発明者 稲垣 恵三 京都府相楽郡精華町大字乾谷小字三平谷5 番地 株式会社エイ・ティ・アール光電波 通信研究所内 (72)発明者 安川 交二 京都府相楽郡精華町大字乾谷小字三平谷5 番地 株式会社エイ・ティ・アール光電波 通信研究所内 (72)発明者 古濱 洋治 京都府相楽郡精華町大字乾谷小字三平谷5 番地 株式会社エイ・ティ・アール光電波 通信研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−171333(JP,A) 特開 昭51−17002(JP,A) 特開 昭57−193130(JP,A) 特開 昭62−34433(JP,A) 公開技抜 85−4310

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相手局から送信された信号光を受信し、上
    記受信された信号光を分配し、相手局方向を追尾するた
    めの上記分配された信号光を検出し、上記検出された信
    号光から自局の信号対雑音比を測定し、上記測定された
    信号対雑音比のデータを含む信号光を相手局に送信し、
    上記検出された信号光から相手局の信号対雑音比のデー
    タを抽出し、上記測定された自局の信号対雑音比のデー
    タと上記抽出された相手局の信号対雑音比のデータから
    追尾の安定度係数を演算し、上記演算された安定度係数
    に応じて上記検出される信号光の信号電力の分配率と上
    記送信される信号光の強度のうち少なくともいずれか一
    方を制御することを特徴とする光空間通信方法。
  2. 【請求項2】相手局から送信された信号光を受信する受
    信手段と、 上記受信手段によって受信された信号光を分配する分配
    手段と、 相手局方向を追尾するための信号光であって上記分配手
    段によって分配された信号光を検出する追尾検出手段
    と、 上記追尾検出手段によって検出された信号光から自局の
    信号対雑音比を測定する測定手段と、 上記測定手段によって測定された信号対雑音比のデータ
    を含む信号光を相手局に送信する送信手段と、 上記追尾検出手段によって検出された信号光から相手局
    の信号対雑音比のデータを抽出する抽出手段と、 上記測定手段によって測定された自局の信号対雑音比の
    データと上記抽出手段によって抽出された相手局の信号
    対雑音比のデータから追尾の安定度係数を演算する演算
    手段と、 上記演算手段によって演算された安定度係数に応じて上
    記追尾検出手段に出力される信号光の信号電力の分配率
    と上記送信手段によって送信される信号光の強度のうち
    少なくともいずれか一方を制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする光空間通信装置。
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