JPH064062B2 - 時間の関数となるデ−タの測定装置 - Google Patents

時間の関数となるデ−タの測定装置

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JPH064062B2
JPH064062B2 JP22939384A JP22939384A JPH064062B2 JP H064062 B2 JPH064062 B2 JP H064062B2 JP 22939384 A JP22939384 A JP 22939384A JP 22939384 A JP22939384 A JP 22939384A JP H064062 B2 JPH064062 B2 JP H064062B2
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    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は脈拍測定等の時間の関数となるデータの測定方
法に関するものであり、更に詳しくは測定表示値の安定
化を図るための測定装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、自分の健康管理のために運動を行なっている人が
急増している。一方、健康維持向上を目的とした運動教
室や運動指導書が急速に増えており、それらによると、
運動をして効果を上げるためには運動中の脈拍を測定
し、その人の最大脈拍数の70%から80%前後の脈拍
数を維持できるような強度の運動をしなければならない
と指導されている。このような背景のもとで、近年脈拍
計付の腕時計が市販されはじめた。しかるに前記脈拍計
付腕時計は、その脈拍検出方式としては、時計ケースの
上面に装着されている光電検出式か又は、心電位検出式
の脈拍センサーの上に指を載せることによって、指先の
血流変化や電位変化を検出するケース検出方式を採用し
ており、又前記脈拍センサーにて検出した信号より脈拍
数を測定する方式としては、特開昭59−91389号
のごとく、1分間に発生する検出信号をカウントして脈
拍数とする直接カウント方式と特開昭58−30694
号のごとく、検出信号の2〜10パルス間の時間々隔を
測定し、この測定値から1分間当りの脈拍数に換算する
周期換算方式がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記する従来の脈拍数測定方式にはそれぞ
れ問題があり、これが従来の脈拍測定器を使いにくいも
のとしていた。
すなわち前者の直接カウント方式は、1回の測定に、1
分間もかかるため測定表示値の安定度は得られるが、反
面測定時間がかかりすぎて連続測定に適さないという欠
点があり、又後者の周期換算方式は、2〜10パルス間
隔のサンプリング測定であるため、測定時間が短く、連
続測定には適するが、反面サンプリング測定の常として
1回ごとの測定値が変動するため測定表示値がバラツイ
てしまい、何を測定してるのか解らなくなるという欠点
があった。本発明の目的は上記欠点を解決し、測定時間
の短い周期換算方式を採用し、且つ測定表示値の安定化
を図った脈拍測定器等を実現するための測定装置を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
時間の経過に従って発生する信号を検出する検出部、該
検出部の検出した信号より時間関数としての測定データ
を作成する測定部と、該測定部からの複数の測定データ
を1グループとして記憶するためのメモりを複数個備え
たデータ記憶装置、該データ記憶装置の選択されたメモ
りに測定データを入力する為の入力制御手段、前記デー
タ記憶装置のメモりからデータを読み出す為の出力制御
手段、該出力制御手段に接続された平均値演算回路及び
分散値演算回路、前記分散値演算回路によって算出され
た測定データの分散値を予め定められた参照値と比較す
る比較回路、該比較回路の出力によって動作し、分散値
が参照値より小さい場合にのみ前記平均値を表示装置に
表示させる表示制御回路、前記入力制御手段、出力制御
手段、平均値演算回路及び分散値演算回路に対して各々
制御信号を供給する制御信号発生回路を有し、前記制御
信号発生回路は前記平均値演算回路及び分散値演算回路
に対して1グループの測定データの平均値と分散値の演
算を指示し、その演算結果における分散値が参照値より
大きい場合には前記1グループの測定データに他の1グ
ループの測定データを加えた測定データの平均値と分散
値の演算を指示する事を特徴としている。
〔作用〕
すなわち本発明に於ける時間の関数となるデータの測定
方法を脈拍測定器を例として説明すると、脈拍検出部に
よって検出された検出信号より周期換算方式によって連
続的に脈拍数の測定を行なうとともに、前記測定によっ
て得られた複数の測定値を1グループとして平均値と分
散値を算出する第1ステップと、算出された分散値を予
め定められた基準値と比較する第2ステップと、第2ス
テップに於ける比較の結果、分散値が基準値より大きい
場合、前記グループに新たな複数の測定値を加えて平均
値と分散値を再算出する第3ステップを有し、前記第2
ステップと第3ステップとを繰り返すことにより、分散
値が基準値より小さくなった時の平均値を脈拍数データ
として表示装置に表示するものである。
〔実施例〕
以下図面により本発明の時間の関数となるデータの測定
装置を、脈拍測定器での実施例にて詳述する。
第1図は、本発明の脈拍測定器を概念的に理解するため
のブロック線図であり、1は、人体より脈拍を検出し、
センサパルスPを出力する脈拍検出部、2はセンサパル
スPの周期を測定して脈拍数の測定データDAを出力す
る脈拍測定部、3は、測定データDAを記憶するための
データ記憶部であり、複数の測定データを1グループと
して記憶するための4組のメモリA、B、C、Dが設け
られている。
4は平均値算出回路であり、前記データ記憶部3に於け
るグループ単位の複数の測定データDAの平均値を算出
し、端子Qに出力する。
5は前記測定データDAの安定度を判定するための安定
度判定部であり、前記平均値算出回路4にて平均値算出
を行なった複数の測定データDAについての分散値を算
出する分散値算出回路6、予め定められた分散値の基準
となる基準信号を発生する基準信号発生回路7及び、前
記分散値算出回路6によって算出された分散値と、基準
信号発生回路7よりの基準信号とを比較し、分散値が基
準値より小ならば、端子Gに信号を出力し、そうでなけ
れば、端子Nに信号を出力する比較回路8とにより構成
されている。
9は表示装置、10は表示制御回路であり該表示制御回
路10は、前記比較回路8の端子Gに信号が出力された
時、すなわち分散値が基準値より小さいという判定結果
が出ると、その時の平均値算出回路4の出力データを脈
拍数として表示装置9に表示する。次に上記構成よりな
る脈拍測定器の動作を説明する。
使用者が脈拍センサを身体にセットすることにより脈拍
検出部1によって検出された脈拍信号はセンサパルスP
として脈拍測定部2に供給され、脈拍測定部2は、入力
されるセンサパルスPの周期測定を行なうことにより測
定データDAを連続的に出力する。そしてデータ記憶部
3は脈拍測定部2より供給される測定データDAを、ま
ず第1グループとしてメモリAに対して連続的に記憶さ
せていき、メモリAの記憶容量分だけのデータが記憶さ
れると1回目のデータ記憶を終了し、平均値及び分散値
の算出動作を開始する。
すなわち平均値算出回路4は、メモリAに記憶された全
測定データの平均値を算出して端子Qに出力し、又分散
値算出回路6はメモリAに記憶された全測定データにつ
いての分散値を算出して端子Qに出力する。次に比較回
路8が算出された分散値と基準信号とを比較し、分散値
が基準値より小さければ(脈拍検出部での検出状態が安
定で、センサパルスPの周期が安定している場合)、G
端子に信号を出力することにより表示制御回路10を制
御して前記平均値算出回路4の出力信号を、安定した脈
拍データとして表示装置9に表示する。このように検出
信号が安定している場合には、前記のごとくメモリAへ
のデータ記憶、平均値及び分散値の算出、脈拍データ表
示の繰返しにより、最も短い測定時間での脈拍連続測定
が行なわれる。
しかし脈拍測定に於いては上記のような安定した連続測
定が行なわれることは稀であり、身体からの脈拍信号出
力が不安定であったり、センサーと身体との接触状態
や、外部雑音等の影響によってセンサパルスPの周期が
不安定になる場合の方が多いのが実状である。
次に上記のごとくセンサパルスPの周期が不安定な場合
の動作について説明する。
1回目の測定については前述のごとくメモリAを1グル
ープとして平均値及び分散値が算出されるが、メモリA
に記憶された各測定データDA間のバラツキが大きいた
め、分散値算出回路6によって算出された分散値が基準
値より大きくなるため比較回路8の端子Gには信号が出
力されず、したがって平均値算出回路4によって算出さ
れた脈拍データは表示されない。一方比較回路8の端子
Nに信号が発生することによりデータ記憶部3がデータ
記憶動作を再開し、メモリBに対して測定データDAを
連続的に記憶させていき、メモリBの記憶容量分だけの
データが記憶されると、2回目のデータ記憶を終了し、
平均値及び分散値の算出動作を開始する。この2回目の
算出動作に於いては、メモリAに記憶された第1グルー
プの測定データDAと、メモリBに記憶された第2グル
ープの測定データDAを加え合わせた2倍のデータ数に
ついて行なわれる。すなわち平均値算出回路4と分散値
算出回路6とは、メモリA及びメモリBの両グループの
記憶データに対して平均値及び分散値を算出することに
なる。
そして安定度判定部5が分散値に対する判定動作を開始
するが、この2回目の測定では基準信号発生回路5から
出力される基準信号は、データ数が増加したことに対応
して変更するように構成されており、比較回路8は、こ
の変更された基準値と分散値とを比較して端子G又は端
子Nに信号を出力する。そして端子Gに信号が出力され
た場合には表示制御回路10が制御されて算出された平
均値が表示装置9に表示されるが、再度端子Nに信号が
出力されるとデータ記憶部3が3回目のデータ記憶動作
を開始し、メモリCに対して測定データDAを記憶す
る。
そしてデータ記憶が終了すると3回目の算出動作として
メモリA、メモリB、メモリCの各測定データDAを加
え合わせた3倍のデータに対して平均値及び分散値の算
出が行なわれ、その分散値は基準信号発生回路7より出
力される、更に変更された基準信号と比較され、その結
果に従って表示制御又は再測定動作のいずれかが行なわ
れる。
上記のごとく本発明に於ける脈拍測定は、検出信号が安
定していてサンプリング動作に於ける記憶データの分散
値が小さい場合には、短時間にて1回の測定を終了し、
又検出信号が不安定で記憶データの分散値が大きい場合
は、データ数を増加して統計的処理を行なうことによっ
て測定表示値を安定化している。
次に第2図により本発明の脈拍測定器の具体的構成を説
明する。第2図は第1図に示す脈拍測定器の具体的構成
を示すブロック線図であり、脈拍検出部1は、ホトカプ
ラを用いた脈拍センサ20、脈拍センサ20によって検
出された微小な脈拍信号を増巾するための増巾回路2
1、増巾回路21によって増巾された信号を波形成形し
てセンサパルスPを出力する波形成形回路22により構
成されており、又脈拍測定部2は、センサパルスPを入
力し、1パルス毎に測定を開始する開始信号STと測定
を終了する終了信号SPとを出力する周期ゲート回路2
3、前記開始信号STと終了信号SPによって制御され
ることによりセンサパルスPの時間々隔を測定するため
の周期カウンタ24とにより構成されている。
25はデータ選択回路であり、前記周期カウンタ24の
測定データDAを入力するラッチ回路26、データとし
て採用可能な脈拍数の上下限値に対応する測定データD
Aの上下限値を記憶した基準回路27、前記ラッチ回路
26にラッチされた測定値DAと基準回路27に設定さ
れている上下限値とを比較する比較回路28、該比較回
路28より前記測定値DAが範囲内に入っている場合に
出力されるゲート信号Sgによって開閉されるゲート2
9とにより構成されており、前記周期カウンタ24から
測定終了パルスPeが供給されることによってデータ選
択動作を開始する。
すなわちパルスPeが供給されるとラッチ回路26が測
定データDAをラッチすると同時に比較回路28が、ラ
ッチ回路26にラッチされた測定データDAと基準回路
27に設定されている上下限値とを比較し、測定データ
DAが上下限の範囲に入っているとゲート信号Sgを出
力してゲート29を開き、ラッチ回路26のデータを有
効データDAとして出力する。前記上下限値は、通常の
脈拍数として存在しない値(例えば30〜200)が設
定されているので、このデータ選択回路を通すことによ
り測定データDAから外部雑音や検出ミスによる不良デ
ータを除去している。
データ記憶部3を構成している各メモリA、B、C、D
は、それぞれ5個のメモリA1〜A5、B1〜B5、C1
5、D1〜D5を有し、各メモリの最終段A5、B5
5、D5よりデータ記憶終了パルスPmが出力されるよ
う構成されている。30と31はデータ記憶部3へのデ
ータの入出力を制御する入力制御回路及び出力制御回路
であり、後述する測定回数制御回路32より供給される
指定信号S1〜S4と、制御信号発生回路33より供給さ
れる各制御信号に従ってデータ記憶部3の各メモリに対
してデータの書込、読出しを行なう。又、出力制御回路
31は、指定記憶部31aを備えている。
測定回数制御回路32は、クロック端子C、リセット端
子Rと4個の指定端子S1、S2、S3、S4を有し、クロ
ック端子Cへの入力信号によってS1〜S4を循環指定す
るとともに、リセット端子Rへの入力信号によってS1
指定状態に復帰する。安定度判定部5を構成する分散値
算出回路6は、制御端子Cに供給される演算指令信号に
より、入力端子Iに供給される測定データを読込んで分
散値を算出し、端子Qに出力する。
又基準信号発生回路7は、前記測定回数制御回路32よ
りの指定信号S1〜S4に従って異る基準信号を発生し、
端子QSに出力し、さらに比較回路8は分散値算出回路
6の算出値と基準信号発生回路7よりの基準信号を比較
し、判定結果に従って端子GにパルスPgを発生するか
又は端子NにパルスPmを出力する。
平均値算出回路4は、制御端子Cに供給される演算指令
信号により、入力端子Iに供給される測定データを読込
んで、その平均値を算出し端子Qに出力する。又、前記
表示装置9には、3桁の数字表示パターンよりなる脈拍
数表示部9aと、ハート形のパターンを有する測定マー
ク9bと、×印の測定不能マーク9cとを備えている。
さらに前記表示制御回路10は制御端子Cに対して比較
回路8から印加される信号Pgをラッチ信号として端子
Iに供給される脈拍数の平均値を記憶し、表示信号とし
て端子Qに出力する。40は表示駆動回路であり、端子
1、I2、I3に供給される各信号により、端子Qを介
して前記表示装置9の各表示部を駆動するものである。
すなわち端子I1に供給されるセンサパルスPによって
測定マーク9bを点滅させることにより、脈拍の検出が
確実に行なわれていることを表示し、又、端子I2に供
給される脈拍数の平均値を脈拍数表示部9aに3桁の数
字にて表示し、さらに端子I3に供給される信号によっ
て測定不能マーク9cを点灯させる。41はANDゲー
ト、42はORゲート、43は測定開始のための電源投
入時にリセット信号を発生するイニシャライズ回路であ
る。
次に上記構成よりなる脈拍測定器の動作を前記制御信号
発生回路33の動作にもとずいて説明する。
まず測定を開始するために、電源スイッチ手段(図示せ
ず)を動作させて脈拍測定器に電源を供給すると前記イ
ニシャライズ回路43より発生した信号がORゲート4
2を通過し、リセットパルスPrとして平均値算出回路
4、分散値算出回路6、測定回数制御回路32、制御信
号発生回路33及びデータ記憶部3をそれぞれリセット
する。この結果、平均値算出回路4と分散値算出回路6
は待機状態に、測定回数制御回路32は、S1復帰状態
に、データ記憶部3はオールクリア状態に、それぞれ設
定され、又制御信号発生回路33は、端子O1からの入
力制御信号Piのみが出力されて入力制御回路30を動
作状態に設定し、クロック信号端子CLは待機状態に設
定される。この状態より使用者が脈拍センサ20に指先
をセットすると、その脈拍信号は増巾器21で増巾され
た後、波形成形回路22によりセンサパルスPに成形さ
れ脈拍測定部2と表示駆動回路40に供給される。そし
て表示駆動回路40は、表示装置9の測定マーク9bを
センサパルスPの周期にて点灯させることにより、脈拍
測定中であることを表示する。
又脈拍測定部2は、センサパルスPを入力した周期ゲー
ト回路23より交互に出力されるスタート信号Stとス
トップ信号Spにより周期カウンタ24が動作し、1回
の測定終了ごとに測定データDAと測定終了パルスPe
を出力し、データ選択回路25に供給する。
データ選択回路25は、測定終了信号Peによって測定
データDAをラッチ回路26にラッチ記憶するととも
に、このラッチされた測定データDAと、基準回路27
に設定された上下限値とを比較回路28によって比較
し、測定データDAの値が上下限値の範囲内にあれば、
比較回路28よりゲート信号Sgが出力されてゲート2
9を開くとともに制御信号発生回路33の入力端子I1
に供給される。この結果、制御信号発生回路33は、ク
ロック端子CL1よりデータ記憶部3に対して一連の書
込クロックφiを供給する。そしてこの時、前記入力制
御回路30は、入力制御信号Piによって動作状態に設
定されるとともに、S1端子の設定によってメモリAへ
の書込モードとなっているため、前記ゲート29を通過
した測定データDA′は、書込クロックφiによってメ
モリA1に書込まれる。
そして次の測定によってデータ選択回路25より次のゲ
ート信号Sgが出力されると、書込クロックφiによっ
て、メモリA1に記憶されているデータをメモリA2に転
送するとともに新しい測定データDA′をメモリA1
書込む。以下、同様にしてデータの転送、書込みにより
5個のデータが、メモリA1〜A5に記憶されると、メモ
リA5にデータが記憶されたことを検出してデータ記憶
終了パルスPmが発生し、制御信号発生回路33の入力
端子I2に供給される。この結果、制御信号発生回路3
3は、出力端子O1の入力制御信号Piを停止するとと
もに出力端子O2より出力制御回路31に対して出力制
御信号P0を供給し、さらにクロック端子CL2よりデー
タ記憶部3に対して一連の読出クロックφoを供給す
る。そして出力制御回路31が出力制御信号P0によっ
て動作状態に設定されるとともに端子S1の指定によっ
てメモリAの読出モードとなっているため、読出クロッ
クφoによってメモリA1〜A5の記憶データが読出さ
れ、前記平均値算出回路4及び分散値算出回路6に入力
される。そして前記制御信号発生回路33は、読出クロ
ックφoの終了と同時に出力端子O2の出力制御信号P0
を停止し、又出力端子O3より演算指令信号Pcを発生
して平均値算出回路4と分散値算出回路6の制御端子C
に供給することにより、それぞれ、平均値と分散値の算
出が行なわれる。
そして上記演算動作により分散値算出回路6の出力端子
Qに分散値が出力されると比較回路8によって前記基準
信号発生回路7からの1回目の基準値と比較され、その
結果、端子G又はNに信号Pg又はPmが出力されるこ
とは前述の通りである。
上記判定以後の動作を、分散値が基準値より小さい場合
と大きい場合とに分けて説明する。
まず分散値が基準値より小さい場合について説明する
と、この場合は測定データDAのバラツキが小さいの
で、比較回路8のG端子より信号Pgが出力されること
により表示制御回路10が、前記平均値算出回路4の算
出値をラッチし、表示駆動回路40を介して表示装置9
の脈拍数表示部9aに脈拍数として表示する。同時に信
号PgがORゲート42を通過してリセットパルスPr
となり、平均値算出回路4、分散値算出回路6、測定回
数制御回路32、出力制御回路31を構成する指定記憶
部31a、制御信号発生回路33、データ記憶部3をす
べてリセットすることにより、1回の測定を終了する。
そして制御信号発生回路33がリセットされることによ
り、再び出力される入力制御信号Piによって入力制御
回路30が動作状態に復帰し、改めて測定を開始する。
次に分散値が基準値より大きい場合について説明する
と、この場合は測定データDAのバラツキが大きいの
で、比較回路8のN端子より信号Pmが出力され、制御
信号発生回路33の入力端子I3に供給されるととも
に、測定回数制御回路32の端子Cに供給されることに
より指定端子をS1からS2に切換える。そしてこの指定
端子のS2への切換によって基準信号発生回路7は2番
目の基準信号を出力し、又入力制御回路30は、メモリ
Bへの書込モードに設定され、さらに出力制御回路31
は、指定記憶部31aがS1及びS2の指定を記憶するこ
とによって、メモリAとメモリBの連続読出モードに設
定される。
又前記制御信号発生回路33は、端子I3に対する信号
Pmの入力によって出力端子O1に入力制御信号Piを
出力し、2回目の測定データ書込動作を開始することに
よりデータ選択回路25より出力される測定データD
A′をメモリBに対して順次書込んでいく。そしてメモ
リB5にデータが記憶されることによって発生するデー
タ記憶終了パルスPmが制御信号発生回路に供給される
と前述のごとく出力制御回路31が制御されて記憶デー
タの読出しが行なわれるが、2回目の読出し動作は指定
記憶部31aによってメモリAとメモリBが指定されて
いるため、平均値算出回路4及び分散値算出回路6に
は、メモリAとメモリBの記憶データの合計、すなわち
10個のデータが入力され、それぞれ10個のデータに
ついての平均値及び分散値が算出される。そして分散値
算出回路6による算出値は、基準信号発生回路7より出
力される2番目の基準値に比較され、分散値が小さけれ
ば、前述と同様に算出された平均値をラッチ表示して測
定を終了する。
しかし2回目の判定動作に於いても分散値が大きくて信
号Pmが出力した場合には、測定回数制御回路32の指
定端子をS2からS3に切換えることにより3回目の測定
としてメモリCへのデータ書込及びメモリA、B、Cの
15個のデータについての演算及び判定動作が行なわれ
る。同様にして本実施例では4回迄測定可能だが4回目
の測定に於いても分散値が大きくて信号Pmが出力され
るとこの信号Pmは、測定回数制御回路32の指定端子
4によってONされたANDゲート41を通過して表
示駆動回路40の入力端子I3に供給されることにより
表示装置9の測定不能マーク9cを点灯して、測定者に
対し、センサパルスが不安定で測定不能であることを知
らせるとともに、前記信号PmがORゲート42を通過
することによってリセットパルスPrとなり、各回路を
リセットする。
この結果、各回路がすべて初期状態に復帰し、改めて1
回目の測定を開始する。
本発明に於ける脈拍測定器は、上記する一連の動作を繰
返すことによって測定表示値の安定化を達成するもので
あるが、1回の脈拍測定に於ける測定の繰返し回数は、
実施例に示した4回に限定されるものではなく、必要に
応じて適当な繰返し回数を設定するものである。又本実
施例では、測定データのバラツキを判定するための分散
値として、所謂統計学上の分散値を使用したが、これに
限定されるものではなく、バラツキの判定に有効な、す
べての算出値を含むものである。さらに本発明の構成
は、実施例に示した専用ロジック構成に限定されるもの
ではなく、プログラムされたマイコンシステムも当然含
むものである。
又本発明の測定装置は、実施例に示した脈拍測定に限定
されるものではなく、歩数や回転数等時間の関数となる
すべての信号測定に適用出来るものである。すなわち、
本発明の測定方法は、メモリAのデータを1グループと
して平均値算出回路4と分散値算出回路6とにより平均
値と分散値を算出する第1ステップと、この算出された
分散値を比較回路8によって基準値と比較する第2ステ
ップと、この比較結果が分散値の方が大きかった場合、
信号Pmの供給による制御信号発生回路33の制御によ
りメモリBへのデータ記憶及びメモリAとメモリBを加
えての平均値と分散値を再算出する第3ステップを有
し、以後第2ステップの比較と、第3ステップのメモリ
C及びメモリDを加えての平均値と分散値の算出動作を
繰返すことにより、分散値が基準値より小さくなった時
の平均値を時間の関数となるデータとして表示するもの
である。
〔発明の効果〕
上記のごとく本発明の測定装置は、データのバラツキを
基準値と比較しながら順次データ数を増加させて統計処
理を行なっていくので、サンプリング測定の宿命ともい
える各データ間のバラツキを考慮し、データが安定して
いる場合には短時間で測定を終了し、又データが不安定
な場合にはその不安定度に従って時間をかけることによ
り、常に安定した時間関数データの表示値を得ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の脈拍測定器の概略を示すブロック線
図、第2図は第1図の詳細を示すブロック線図である。 1……脈拍検出部、 2……脈拍測定部、 3……データ記憶部、 4……平均値算出回路、 5……安定度判定部、 6……分散値算出回路、 25……データ選択回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間の経過に従って発生する信号を検出す
    る検出部、該検出部の検出した信号より時間関数として
    の測定データを作成する測定部と、該測定部からの複数
    の測定データを1グループとして記憶するためのメモり
    を複数個備えたデータ記憶装置、該データ記憶装置の選
    択されたメモりに測定データを入力する為の入力制御手
    段、前記データ記憶装置のメモりからデータを読み出す
    為の出力制御手段、該出力制御手段に接続された平均値
    演算回路及び分散値演算回路、前記分散値演算回路によ
    って算出された測定データの分散値を予め定められた参
    照値と比較する比較回路、該比較回路の出力によって動
    作し、分散値が参照値より小さい場合にのみ前記平均値
    を表示装置に表示させる表示制御回路、前記入力制御手
    段、出力制御手段、平均値演算回路及び分散値演算回路
    に対して各々制御信号を供給する制御信号発生回路を有
    し、前記制御信号発生回路は前記平均値演算回路及び分
    散値演算回路に対して1グループの測定データの平均値
    と分散値の演算を指示し、その演算結果における分散値
    が参照値より大きい場合には前記1グループの測定デー
    タに他の1グループの測定データを加えた測定データの
    平均値と分散値の演算を指示する事を特徴とする時間の
    関数となるデータの測定装置。
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