JPH0640475Y2 - パルス幅変調型電源 - Google Patents
パルス幅変調型電源Info
- Publication number
- JPH0640475Y2 JPH0640475Y2 JP7025887U JP7025887U JPH0640475Y2 JP H0640475 Y2 JPH0640475 Y2 JP H0640475Y2 JP 7025887 U JP7025887 U JP 7025887U JP 7025887 U JP7025887 U JP 7025887U JP H0640475 Y2 JPH0640475 Y2 JP H0640475Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- pulse width
- width modulation
- capacitor
- output
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、パルス幅変調型電源に関するものである。
[従来の技術] 従来、スイッチング電源のスイッチング制御にパルス幅
変調制御が行われている。このパルス幅変調型電源にお
いては、流通角に正確に比例した電圧を得、これによっ
てスイッチングに帰還をかけることが不可欠である。こ
の流通角に比例した電圧を得るものとして整流出力から
平均値を得るものがあった。
変調制御が行われている。このパルス幅変調型電源にお
いては、流通角に正確に比例した電圧を得、これによっ
てスイッチングに帰還をかけることが不可欠である。こ
の流通角に比例した電圧を得るものとして整流出力から
平均値を得るものがあった。
[考案が解決しようとする問題点] 整流出力から平均値を得るには、コンデンサインプット
方式を採用した場合では平均条件が満足されにくいた
め、従来チョークインプット方式が採用されていた。し
かし、この方式で真の平均化を行うためには非常に大き
なインダクタを必要とし、装置の容積、重量が大となり
かつ検出回路の消費電流を大きくとらねばならぬ問題点
があった。
方式を採用した場合では平均条件が満足されにくいた
め、従来チョークインプット方式が採用されていた。し
かし、この方式で真の平均化を行うためには非常に大き
なインダクタを必要とし、装置の容積、重量が大となり
かつ検出回路の消費電流を大きくとらねばならぬ問題点
があった。
[問題点を解決するための手段] この考案に係るパルス幅変調型電源は、スイッチング動
作によるオンオフ出力の平均値を得てパルス幅変調制御
により前記スイッチング動作に帰還をかけるパルス幅変
調型電源において、前記オンオフ出力を整流する第1の
スイッチング手段と、前記平均値を得る平均化回路が、
第1のスイッチング手段を介して前記スイッチング動作
の出力をコンデンサに充電する充電回路と、前記第1の
スイッチング手段がオフの場合に第2のスイッチング手
段を介して前記コンデンサの電荷を放電する放電回路と
を有し、充電回路と放電回路との時定数を等しくしたこ
とを特徴とするものである。
作によるオンオフ出力の平均値を得てパルス幅変調制御
により前記スイッチング動作に帰還をかけるパルス幅変
調型電源において、前記オンオフ出力を整流する第1の
スイッチング手段と、前記平均値を得る平均化回路が、
第1のスイッチング手段を介して前記スイッチング動作
の出力をコンデンサに充電する充電回路と、前記第1の
スイッチング手段がオフの場合に第2のスイッチング手
段を介して前記コンデンサの電荷を放電する放電回路と
を有し、充電回路と放電回路との時定数を等しくしたこ
とを特徴とするものである。
[作用] この考案に係るパルス幅変調型電源は、平均化回路がス
イッチ手段とコンデンサとを組み合わせ、これによりコ
ンデンサの充電回路と放電回路の時定数を等しくして、
真の平均化の条件が成立するようにした。
イッチ手段とコンデンサとを組み合わせ、これによりコ
ンデンサの充電回路と放電回路の時定数を等しくして、
真の平均化の条件が成立するようにした。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第1図はこの考案の一実施例の回路図であ
る。11はトランス巻線、12は第1のスイッチ手段として
の整流用ダイオードである。13は充電用抵抗、14はコン
デンサ、15は放電用抵抗、16は第2のスイッチ手段とし
てのスイッチ用ダイオードであり、これら充電用抵抗1
3、コンデンサ14、放電用抵抗15及びスイッチ用ダイオ
ード16により平均化回路を構成し、17の負荷抵抗が接続
される場合がある。18はスイッチ回路、19は整流回路、
110は差電圧検出回路、111は基準電圧回路、112は比較
回路、113は鋸歯状波発振回路である。
に説明する。第1図はこの考案の一実施例の回路図であ
る。11はトランス巻線、12は第1のスイッチ手段として
の整流用ダイオードである。13は充電用抵抗、14はコン
デンサ、15は放電用抵抗、16は第2のスイッチ手段とし
てのスイッチ用ダイオードであり、これら充電用抵抗1
3、コンデンサ14、放電用抵抗15及びスイッチ用ダイオ
ード16により平均化回路を構成し、17の負荷抵抗が接続
される場合がある。18はスイッチ回路、19は整流回路、
110は差電圧検出回路、111は基準電圧回路、112は比較
回路、113は鋸歯状波発振回路である。
トランス巻線11の出力が正の場合、コンデンサ14の端点
における出力電圧は、トランス巻線11の出力の平均値で
あるから必ずトランス巻線11の出力電圧より低く、整流
用ダイオード12は導通状態となり、スイッチ用ダイオー
ド16は非導通状態となる。コンデンサ14は充電用抵抗13
を通じて充電される。すなわち、充電の時定数は充電用
抵抗13とコンデンサ14で定まる。トランス巻線11の出力
が0乃至負の場合、整流用ダイオード12は非導通状態と
なる。点aは放電用抵抗15によって0電位となるためス
イッチ用ダイオード16が導通状態となり、コンデンサ14
に蓄えられた電荷はコンデンサ14,スイッチ用ダイオー
ド16,放電用抵抗15の経路で放電される。すなわち放電
の時定数はコンデンサ14と放電用抵抗15で定まる。充電
用抵抗13と放電用抵抗15の値を等しくとることにより、
コンデンサ14を含む充電と放電の時定数は等しくなり、
完全な平均化の条件が成立する。子の場合負荷抵抗17が
存在していても、充電時には負荷抵抗17と充電用抵抗13
の並列接続、放電時には充電用抵抗13と放電用抵抗15の
並列接続の各々の抵抗値で時定数が決定されるため平均
化の条件は乱されない、この出力電圧検出において整流
用ダイオード12又はスイッチ用ダイオード16の導通時間
はトランス巻線11の出力のパルス幅のデュ−ティに依存
する。このために、整流用ダイオード12又はスイッチ用
ダイオード16の順方向電圧降下に対しトランス巻線11の
出力電圧が無視し得ぬ場合、デューティの関数として真
の平均値に対する誤差を生ずる。この出力電圧検出にお
いては、充電と放電の両回路が充電用抵抗13と放電用抵
抗15の経路で独立するため、充電用抵抗13と放電用抵抗
15の比を操作することによりこの補正も可能である。
における出力電圧は、トランス巻線11の出力の平均値で
あるから必ずトランス巻線11の出力電圧より低く、整流
用ダイオード12は導通状態となり、スイッチ用ダイオー
ド16は非導通状態となる。コンデンサ14は充電用抵抗13
を通じて充電される。すなわち、充電の時定数は充電用
抵抗13とコンデンサ14で定まる。トランス巻線11の出力
が0乃至負の場合、整流用ダイオード12は非導通状態と
なる。点aは放電用抵抗15によって0電位となるためス
イッチ用ダイオード16が導通状態となり、コンデンサ14
に蓄えられた電荷はコンデンサ14,スイッチ用ダイオー
ド16,放電用抵抗15の経路で放電される。すなわち放電
の時定数はコンデンサ14と放電用抵抗15で定まる。充電
用抵抗13と放電用抵抗15の値を等しくとることにより、
コンデンサ14を含む充電と放電の時定数は等しくなり、
完全な平均化の条件が成立する。子の場合負荷抵抗17が
存在していても、充電時には負荷抵抗17と充電用抵抗13
の並列接続、放電時には充電用抵抗13と放電用抵抗15の
並列接続の各々の抵抗値で時定数が決定されるため平均
化の条件は乱されない、この出力電圧検出において整流
用ダイオード12又はスイッチ用ダイオード16の導通時間
はトランス巻線11の出力のパルス幅のデュ−ティに依存
する。このために、整流用ダイオード12又はスイッチ用
ダイオード16の順方向電圧降下に対しトランス巻線11の
出力電圧が無視し得ぬ場合、デューティの関数として真
の平均値に対する誤差を生ずる。この出力電圧検出にお
いては、充電と放電の両回路が充電用抵抗13と放電用抵
抗15の経路で独立するため、充電用抵抗13と放電用抵抗
15の比を操作することによりこの補正も可能である。
この平均化回路で検出された電圧を差電圧検出回路110
で基準電圧回路111との差電圧が検出され、その差電圧
が比較回路112で鋸歯状波発振回路113の鋸歯状波と比較
され鋸歯状波の電圧が差電圧検出回路110の出力より高
いときにスイッチ回路18のスイッチングをオンにするよ
うにスイッチング動作する。このスイッチング動作のオ
ンオフ出力はトランス114を介して整流回路19に伝達さ
れ出力されると共に、トランス巻線11より平均化回路を
介してスイッチ回路18に帰還される。
で基準電圧回路111との差電圧が検出され、その差電圧
が比較回路112で鋸歯状波発振回路113の鋸歯状波と比較
され鋸歯状波の電圧が差電圧検出回路110の出力より高
いときにスイッチ回路18のスイッチングをオンにするよ
うにスイッチング動作する。このスイッチング動作のオ
ンオフ出力はトランス114を介して整流回路19に伝達さ
れ出力されると共に、トランス巻線11より平均化回路を
介してスイッチ回路18に帰還される。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案によれば、整流回路
に続く平均化回路をコンデンサとスイッチ手段により、
大きなフィルタ効果と、真の平均化を得るように構成し
たので、電圧制御回路の安定化、広範囲にわたるデュ−
ティの変動に対する追従性の効果が得られ、かつ軽量、
小形化の効果がある。
に続く平均化回路をコンデンサとスイッチ手段により、
大きなフィルタ効果と、真の平均化を得るように構成し
たので、電圧制御回路の安定化、広範囲にわたるデュ−
ティの変動に対する追従性の効果が得られ、かつ軽量、
小形化の効果がある。
第1図は本考案の一実施例を説明する回路図である。 11…トランス巻線、12…整流用ダイオード(第1のスイ
ッチング手段)、13…充電用抵抗、14…コンデンサ、15
…放電用抵抗、16…スイッチ用ダイオード(第2のスイ
ッチング手段)、17…負荷抵抗、18…スイッチ回路。
ッチング手段)、13…充電用抵抗、14…コンデンサ、15
…放電用抵抗、16…スイッチ用ダイオード(第2のスイ
ッチング手段)、17…負荷抵抗、18…スイッチ回路。
Claims (1)
- 【請求項1】スイッチング動作によるオンオフ出力の平
均値を得てパルス幅変調制御により前記スイッチング動
作に帰還をかけるパルス幅変調型電源において、 前記オンオフ出力を整流する第1のスイッチング手段
と、 前記平均値を得る平均化回路が、第1のスイッチング手
段を介して前記スイッチング動作の出力をコンデンサに
充電する充電回路と、前記第1のスイッチング手段がオ
フの場合に第2のスイッチング手段を介して前記コンデ
ンサの電荷を放電する放電回路とを有し、充電回路と放
電回路との時定数を等しくしたこと を特徴とするパルス幅変調型電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7025887U JPH0640475Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | パルス幅変調型電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7025887U JPH0640475Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | パルス幅変調型電源 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63179792U JPS63179792U (ja) | 1988-11-21 |
JPH0640475Y2 true JPH0640475Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=30911735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7025887U Expired - Lifetime JPH0640475Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | パルス幅変調型電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640475Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-13 JP JP7025887U patent/JPH0640475Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63179792U (ja) | 1988-11-21 |
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