JPH0640470Y2 - 静止形電力変換装置のgto変換器スタツク - Google Patents

静止形電力変換装置のgto変換器スタツク

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JPH0640470Y2
JPH0640470Y2 JP1986173012U JP17301286U JPH0640470Y2 JP H0640470 Y2 JPH0640470 Y2 JP H0640470Y2 JP 1986173012 U JP1986173012 U JP 1986173012U JP 17301286 U JP17301286 U JP 17301286U JP H0640470 Y2 JPH0640470 Y2 JP H0640470Y2
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JP
Japan
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snubber
gto
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insulating plate
stack
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和博 矢野
文雄 千崎
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は定電圧定周波電力を可変電圧可変周波電力に変
換する如き場合に使用される静止形電力変換装置のGTO
変換器スタックに関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般にこの種の電力変換装置においては直流中間部から
インバータ部に給電する直流回路に存在するインダクタ
ンスが原因でGTO素子のターンオフ時に生ずる過電圧に
よりGTO素子が破壊される虞れがあるから、これを防止
するためにGTO素子にスナバを設け、あるいは前記直流
回路を低インダクタンス導体により配線するなどするの
が一般である。その場合従来は第2図に例示する如く、
フィードバックダイオード2が逆並列に接続されたGTO
素子1のアノードとカソードとの間にそれぞれスナバ抵
抗4と並列回路をなすスナバダイオード3を2個スナバ
コンデンサ5の前後に接続してなるスナバ回路を実現す
る際、第3図に例示する如く相互に逆並列にGTO素子1
とフィードバックダイオード2とを2個の放熱用フィン
6によって挾持する如くにして保持用絶縁板8の開放室
側に向う面によって支持し、GTO素子1のアノード側を
保持用絶縁板8の同じ側の面に同様に支持されかつスナ
バ抵抗4(図示せず)が並列に接続され、放熱用フィン
7を備えたスナバダイオード3のアノード側に接続し、
前記スナバダイオード3Aのカソード側をその放熱用フィ
ン7Aを介してその大気中に露出することによる絶縁低下
あるいは腐食を防止するために保持用絶縁板8の密閉機
器室側に向う面に支持されたスナバコンデンサ5の一方
の端子に保持用絶縁板8を貫通して接続するとともに、
スナバコンデンサ5の他方の端子を再び保持用絶縁板8
を貫通してスナバ抵抗4B(図示せず)が並列に接続され
た放熱用フィン7を備えた別のスナバダイオード3Bのア
ノード側に接続しかつスナバダイオード3Bをカソード側
をその放熱用フィン7Bを介してGTO素子1のカソード側
に接続する如くにしている。
前記の如き配線を行った従来のGTO素子1のスナバにお
いては、GTO素子1とスナバダイオード3A,3B並びにコン
デンサ5からなるスナバ回路の配線が保持用絶縁板8の
両面間を往復して接続されているために著しく長くな
り、正負の極性の導体を極めて狭い間隔で絶縁並置して
構成した所謂低インダクタンス導体を使用し、あるいは
正負の極性の単線を相互に密着して並置し前記低インダ
クタンス導体と同様の効果を奏する如くにした接続を行
って配線インダクタンスの低減を計っているにもかかわ
らず、前記の如き配線の冗長が災いして配線作業が煩雑
でコスト高になる割にはGTO素子1のスナバ回路の所期
の低インダクタンス化を実現することができないという
欠点を伴っている。
〔考案の目的〕
大気中に露出することにより絶縁低下あるいは腐食など
の生ずる虞れのあるスナバコンデンサを保護するために
保持用絶縁板のGTO素子、スナバダイオードなどが保持
される開放室側の面とは反対側の密閉機器室側に向て面
に支持する如くにした従来のスナバを備えた電力変換装
置のGTO変換器スタックに伴う前記の如き欠点に鑑み、
本考案は簡単な手段によりGTO素子のスナバ回路の長さ
が短小になる如くにしスナバ回路の所期の低インダクタ
ンス化を容易に実現し得る如くにした電力変換装置のGT
O変換器スタックを提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
前記の目的を達成するために本考案では、定電圧定周波
電力を可変電圧可変周波電力に変換する場合に使用され
る静止形電力変換装置のGTO変換器スタックにおいて、
前記GTO素子を支持する保持用絶縁板の前記GTO素子、ス
ナバダイオードを支持する面と反対側の面に支持される
スナバコンデンサを、その端子部が前記保持用絶縁板に
形成した窓を通して前記GTO素子、スナバダイオードが
支持される側の面に突出する如くに配置するとともに、
前記端子部に防水シール材を塗布したことにより、スナ
バコンデンサの絶縁低下あるいは腐食などが生ずること
なく、前記GTO素子のスナバ回路の配線を全て前記保持
用絶縁板の前記GTO素子,スナバダイオードが支持され
る一方の面において行うものである。
〔考案の実施例〕
次に図面に表わされた実施例にもとづいて本考案の詳細
を説明する。
本考案にかかわる静止形電力変換器のGTO変換器スタッ
クにおいても第2図に例示する如く、フィードバックダ
イオード2が逆並列に接続されたGTO素子1のアノード
とカソードとの間にそれぞれスナバ抵抗4と並列回路を
なすスナバダイオード3を2個スナバコンデンサ5の前
後に接続してなるスナバ回路を実現する際、第1図に例
示する如く相互に逆並列にGTO素子1とフィードバック
ダイオード2とを2個の放熱用フイン6によって挾持す
る如くにして保持用絶縁板8の開放室側に向う面によっ
て支持し、GTO素子1のアノード側を保持用絶縁板8の
同じ側の面に同様に支持されかつスナバ抵抗4(図示せ
ず)が並列に接続され、放熱用フイン7を備えたスナバ
ダイオード3Aのアノード側に接続し、前記スナバダイオ
ード3Aのカソード側をその放熱用フイン7Aを介してその
大気中に露出することによる絶縁低下あるいは腐食を防
止するために保持用絶縁板の密閉機器室側に向う面に支
持されたスナバコンデンサ5の一方の端子に接続すると
ともに、他方の端子をスナバ抵抗4B(図示せず)が並列
に接続され放熱用フイン7を備えたスナバダイオード3B
のアノード側に接続し、かつスナバダイオード3Bのカソ
ード側をその冷却フイン7Bを介してGTO素子1のカソー
ド側に接続する如くにしていることは従来の静止形電力
変換装置のGTO変換器スタックの場合と同様である。
しかし本考案のGTO変換器スタックにおいては保持用絶
縁板8の密閉機器室内に向う面に、大気中に露出するこ
とにより生ずる絶縁の低下あるいは腐食などの現象から
保護するために支持されるスナバコンデンサ5の端子部
を、前記絶縁板8に形成した窓を通してその反対の面
側、即ちGTO素子1、スナバダイオード3A,3Bなどが配置
され、かつそれらの放熱用フイン6あるいは7を冷却す
るための大気の通流が行われる解放室側に突出させ、GT
O素子1,スナバダイオード3A,3B,スナバ抵抗4A,4B,並び
にスナバコンデンサ5相互の前記所定の配線を行ってス
ナバ回路を形成する如くにしている。その結果、従来の
GTO変換器スタックにおけるGTO素子のスナバ回路に比較
してその配線が著しく短小になり、配線に低インダクタ
ンス導体の使用あるいは単線の低インダクタンス化配置
と相俟ってスナバ回路のインダクタンスの低減を所期の
如くに実現することが可能になる。
その際保護用絶縁板8に形成した窓9を通して開放室外
に露出したスナバコンデンサ5の端子部が、GTO素子1
の放熱用フイン6やスナバコンデンサ3A,3Bの放熱用フ
イン7A,7Bなどの冷却のための大気により絶縁の低下あ
るいは腐食などが生ずる虞れがあるという問題に対して
は、スナバコンデンサ5の露出した端子部に防水シール
剤などを塗布することによって対処することができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、定電圧定周波電力を可変
電圧可変周波電力に変換する場合に使用される静止形電
力変換装置のGTO変換器スタックにおいて、前記GTO素子
を支持する保持用絶縁板の前記GTO素子、スナバダイオ
ードを支持する面と反対側の面に支持されるスナバコン
デンサを、その端子部が前記保持用絶縁板に形成した窓
を通して前記GTO素子、スナバダイオードが支持される
側の面に突出する如くに配置するとともに、前記端子部
に防水シール材を塗布したことにより、前記GTO素子の
スナバ回路の配線を前記保持用絶縁板の前記GTO素子,
スナバダイオードが支持される面において全て行うこと
ができるから前記配線の長さが短小になり、低インダク
タンス導体などの使用と相俟って所期のスナバ回路の低
インダクタンス化を実現しGTO素子の保護を計り得ると
ともに、配線作業も容易になるから配線のための作業コ
ストの節減を計り得る効果がある。また、スナバコンデ
ンサの端子部に防水シール剤を塗布することにより、ス
ナバコンデンサの端子部が大気により絶縁低下あるいは
腐食することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかわる静止形電力変換装置のGTO変
換器スタックのGTOサイリスタのスナバ回路の各電子部
品の配置と配線を例示する概略側面図を、第2図は前記
スナバ回路の概略結線図を、第3図は従来の静止形電力
変換装置のGTO変換器スタックのGTOサイリスタのスナバ
回路の各電子部品の配置と配線を例示する概略側面図を
表わす。 1…GTO素子、3A,3B…スナバダイオード、5…スナバコ
ンデンサ、8…保持用絶縁板、9…窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】定電圧定周波電力を可変電圧可変周波電力
    に変換する場合に使用される静止形電力変換装置のGTO
    変換器スタックにおいて、前記GTO素子を支持する保持
    用絶縁板の前記GTO素子、スナバダイオードを支持する
    面と反対側の面に支持されるスナバコンデンサを、その
    端子部が前記保持用絶縁板に形成した窓を通して前記GT
    O素子、スナバダイオードが支持される側の面に突出す
    る如くに配置するとともに、前記端子部に防水シール材
    を塗布したことを特徴とする静止形電力変換装置のGTO
    変換器スタック。
JP1986173012U 1986-11-11 1986-11-11 静止形電力変換装置のgto変換器スタツク Expired - Lifetime JPH0640470Y2 (ja)

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JPS61119068A (ja) * 1984-11-15 1986-06-06 Mitsubishi Electric Corp 半導体スイツチのスナバ回路

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