JPH0640355B2 - 硬貨入出金機 - Google Patents

硬貨入出金機

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JPH0640355B2
JPH0640355B2 JP1172644A JP17264489A JPH0640355B2 JP H0640355 B2 JPH0640355 B2 JP H0640355B2 JP 1172644 A JP1172644 A JP 1172644A JP 17264489 A JP17264489 A JP 17264489A JP H0640355 B2 JPH0640355 B2 JP H0640355B2
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F5/00Coin-actuated mechanisms; Interlocks
    • G07F5/24Coin-actuated mechanisms; Interlocks with change-giving
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D3/00Sorting a mixed bulk of coins into denominations
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F9/00Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
    • G07F9/04Means for returning surplus or unused coins

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、硬貨入出金機に関するものであり、さらに詳
細には、入金された硬貨を出金硬貨として使用する硬貨
循環型の硬貨入出金機に関するものである。
先行技術 特開昭61−60195号公報は、入金された硬貨を出
金硬貨として使用する硬貨循環型の硬貨入出金機を提案
しており、この硬貨入出金機においては、入金された硬
貨の金種および真偽などを判別し、偽貨は排除し、真貨
は、金種別に選別された後、金種毎に、一時貯留部に貯
留し、入金指示があった場合には、一時貯留部の底部に
設けたシャッタを開き、入金硬貨を出金用硬貨として、
金種毎に、対応する金種の一時貯留部の下方に配置され
た出金硬貨収容部に収納し、出金指示があったときに
は、これら出金硬貨収容部より、硬貨を出金するように
構成され、また、各一時貯留部の上方には、いずれかの
出金硬貨収容部に入金硬貨を収容するスペースがない場
合に、一旦、金種別に選別した入金硬貨を一括して硬貨
回収部に回収する回収手段を備えている。
また、特開昭62−6396号公報も、入金された硬貨
を出金硬貨として使用する硬貨循環型の硬貨入出金機を
提案しており、この硬貨入出金機においては、入金され
た硬貨の金種および真偽などを判別し、偽貨は排除し、
真貨は、その金種にしたがい、ゲートを開閉して、金種
毎に、一時貯留部に貯留し、入金指示があった場合に
は、一時貯留部の底部に設けたシャッタを開き、入金硬
貨を出金用硬貨として、金種毎に、対応する金種の一時
貯留部の下方に配置された出金硬貨収容部に収容し、出
金指示があったときには、これら出金硬貨収容部より、
硬貨を出金するように構成され、また、各一時貯留部の
上方には、いずれかの出金硬貨収容部に入金硬貨を貯留
するスペースがない場合に、その一時貯留部のゲートを
作動させずに、対応する出金硬貨収容部に収容すべき金
種の入金硬貨を硬貨回収部に回収する硬貨回収手段を備
えている。
これらの硬貨入出金機においては、硬貨入金機と硬貨出
金機とを別個に設ける必要もなく、また、入金硬貨を出
金硬貨として利用するために、硬貨の利用効率が向上す
るという利点を有している。
発明の解決しようとする問題点 しかしながら、これらの硬貨入出金機においては、入金
硬貨を、金種別に、一時的に貯留する複数の一時貯留部
の下方に、対応する金種の硬貨を収容する出金硬貨収容
部を設けているため、硬貨入出金機の高さに制限がある
場合には、十分な量の硬貨を入出金することができず、
他方、十分な量の硬貨を入出金可能なようにする場合に
は、一時貯留部および出金硬貨貯留部の高さを十分高く
しなければならず、必然的に、硬貨入出金機の高さが高
くなるという問題があった。
かかる問題は、とくに、その高さを低く押さえることが
要求される卓上型の硬貨入出金機において、深刻な問題
であった。
発明の目的 本発明は、高さを低く抑えることができ、かつ、十分な
量の硬貨の入出金が可能な硬貨入出金機を提供すること
を目的とするものである。
発明の構成 本発明のかかる目的は、入金された硬貨を、金種別に、
その上部開口部より受け入れ、集積状態で、一時的に貯
留する複数の一時貯留手段と、該複数の一時貯留手段に
貯留された入金硬貨を、金種別に受け入れ、出金用硬貨
として貯留する複数の出金用硬貨収納手段とを備えた硬
貨入出金機において、対応する金種の前記一時貯留手段
と前記出金用硬貨収納手段とが、横方向に隣接して並置
された硬貨入出金機によって達成される。
発明の作用 本発明によれば、対応する金種の一時貯留手段と出金用
硬貨収納手段とを、横方向に隣接して並置しているの
で、簡易でコンパクトな構造により、十分な量の硬貨
を、一時貯留手段および出金用硬貨貯留手段に収納する
ことができ、したがって十分な量の硬貨の入出金が可能
な硬貨入出金機を提供することが可能となる。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例につき、詳
細に説明を加える。
第1図は、本発明の実施例にかかる硬貨入出金機の略正
面図であり、前扉が取り外された状態を示しており、ま
た、第2図は、本考案の実施例にかかる硬貨入出金機の
略左側面図であり、内部機構の一部が示されている。
第1図および第2図を参照すると、本発明の実施例にか
かる硬貨入出金機1は、ケーシング2、前記扉3および
上部カバー4により、その内部機構が覆われており、上
部カバー4を開くことにより開放可能で、硬貨を入金
し、判別、計数し、金種毎に選別する上部機構5と、上
部機構5の下方に位置する前部機構6と、上部機構5の
下方で、かつ、前部機構6の後方に設けられた後部機構
7と、第1図において、前部機構6の右側に配置された
側部機構8と、側部機構8と、前部機構6および後部機
構7との間に配置され、前部機構6、後部機構7および
側部機構8の各手段を駆動する図示しない駆動機構と、
上部機構5、前部機構6、後部機構7、側部機構8およ
び駆動機構の後方に設けられ、これらの各手段に動力を
供給するとともに、これらの機構を制御する制御機構9
より構成されている。前扉3は、回動軸3aのまわりに
前方に回動可能に取付けられ、前扉3を回動軸3aのま
わりに前方に回動することにより、前部機構6を開放す
ることができるようになっている。
第3図は、本発明の実施例にかかる硬貨入出金機1の略
平面図であり、上部カバー4が取り外された状態を示
し、第4図は、本発明の実施例にかかる硬貨入出金機1
の略斜視図であり、上部カバー4が取り外された状態を
示している。
上部機構5は、第1図ないし第4図に示されるように、
その中央部に入金口10が形成されたホッパ11と、入
金口10より入金された硬貨を受け入れる回転可能な円
板12を有している。回転円板12の周囲には、図示し
ないガイドが設けられている。回転可能な円板12に受
け入れられた硬貨は、円板12の回転によって生ずる遠
心力により、図示しないガイドに案内されて、一枚ず
つ、取込みローラ13に送られ、取込みローラ13によ
り、硬貨判別計数通路14に送り出される。硬貨判別計
数通路14は、略L字状をなしており、硬貨は、プーリ
15a、15bに巻回されたエンドレスの第1搬送ベル
ト16によって、硬貨判別計数通路の上面19との間に
挟持されつつ、第1曲折部20に送られ、第1曲折部2
0において、略直角方向に、その進行方向を変えられ
て、プーリ17a、17b、17cに巻回されたエンド
レスの第2搬送ベルト18により、硬貨判別計数通路の
上面19との間に挟持されつつ、第2曲折部21に送ら
れる。
第1搬送ベルト16および第2搬送ベルト18は、取込
みローラ13の周速より大きな速度で駆動されており、
取込みローラ13から硬貨判別計数通路14に送り込ま
れた硬貨の搬送速度を加速して、後続する硬貨との距離
を増大させ、硬貨詰まりの防止が図られている。
硬貨判別計数通路14の両側には、第3図に示されるよ
うに、硬貨の飛び出しを防止するため、一対のガイド2
2が設けられている。第1搬送ベルト16の下方の硬貨
判別計数通路14には、硬貨の材質、径、その他の属性
に基づいて、硬貨の金種ならびに真偽などを判別すると
ともに、入金額を計数する判別計数センサ23が設けら
れ、また、第2搬送ベルト18の下方の硬貨判別計数通
路14には、一対の第1センサ24および一対の第2セ
ンサ25が、それぞれ設けられ、後続する硬貨との間に
所定以上の距離があるか否かが判定されるようになって
いる。第2センサ25の下流側の硬貨判別計数通路14
の末端部には、判別計数センサ23、第1センサ24お
よび第2センサ25の検出信号にしたがって開閉するゲ
ート26が設けられている。ゲート26は、通常は、閉
じており、硬貨は、ゲート26を通過するようになって
いるが、判別計数センサ27により、後述する出金用硬
貨貯留筒に、その金種の硬貨を収容するスペースがない
と判定された場合、その硬貨が第2センサ25により検
出されたときに、開かれて、その硬貨を、後述する硬貨
回収室に回収しする。また、硬貨回収室に回収すべき硬
貨と、これに先行する硬貨または後続する硬貨との距離
が何らかの理由できわめて近接している場合には、回収
すべき硬貨を第2センサ25が検出した時点で、ゲート
26を開いたとき、これに先行する硬貨または後続する
硬貨もまた、ゲート26を経て硬貨回収室に回収される
おそれがあるので、回収すべき硬貨を第2センサ25が
検出した時点で、これに後続する硬貨を第1センサ24
が検出していた場合、および、回収すべき硬貨を第1セ
ンサ24が検出した後に、第2センサ25がこれに先行
する硬貨を検出した場合には、回収すべき硬貨の他、こ
れに先行する硬貨または後続する硬貨もまた、一律に、
ゲート26を経て硬貨回収室に回収するように、ゲート
26の開閉が制御されている。また、判別計数センサ2
3が、入金硬貨が偽貨である判別した場合や外国硬貨な
どで判別不能な場合には、判別計数センサ23からの入
力信号に基づいて、制御機構9の図示しない制御部は、
第1搬送ベルト16の駆動を停止し、上部カバー4を外
して、硬貨を取り出すことができるように構成されてい
る。
ゲート26を通過し、第2曲折部21に送られた硬貨
は、再び、略直角にその進行方向が変えられ、プーリ2
7a、27bおよび27cに巻回された第3搬送ベルト
28、プーリ27a、27b、27c、27dおよび2
7eに巻回された第4搬送ベルト29により受け取ら
れ、プーリ27c、27d、27e、27fに巻回され
た第5搬送ベルト30およびプーリ27f、27gに巻
回された第6搬送ベルト31により、硬貨選別通路32
内を送られる。
第3図に示されるように、硬貨選別通路32には、その
両側に、一対のガイド33a、33bが設けられ、さら
に、外側のガイド33bに沿って、入金される硬貨の金
種の数に等しい数の硬貨選別口が設けられており、本実
施例においては、6つの硬貨選別口34a、34b、3
4c、34d、34eおよび34fが設けられている。
硬貨選別口34a、34b、34c、34d、34eお
よび34fは、その幅が、第2曲折部21に近い硬貨選
別口ほど狭くなるように形成されており、また、第3搬
送ベルト28、第4搬送ベルト29、第5搬送ベルト3
0および第6搬送ベルト31は、入金硬貨が、外側のガ
イド33bに沿って、硬貨選別通路32内を送られるよ
うに駆動されているから、小径の硬貨から、順次、硬貨
選別口34a、34b、34c、34d、34e、34
f内に、確実に落下するようになっている。
第1図に示されるように、硬貨選別口34a、34b、
34c、34d、34eおよび34fの下方には、それ
ぞれ、入金された硬貨を、金種別に一時的に貯留する一
時貯留筒40a、40b、40c、40d、40e、4
0fが設けられており、硬貨入出金機1に入金された硬
貨が、これらの一時貯留筒40a、40b、40c、4
0d、40e、40fにすべて貯留された後、判別計数
センサ23により計数された入金金額が、図示しない表
示部に表示される。
操作者は、この表示された入金金額と意図した金額と一
致しているなど、入金して差し支えないと判断したとき
は、図示しない入力部に、入金指示を入力する。
操作者により入金指示が硬貨入出金機1に入力される
と、一時貯留筒40a、40b、40c、40d、40
e、40fに貯留されている入金硬貨は、後に詳述する
繰出し機構によって、一時貯留筒40a、40b、40
c、40d、40e、40fの後側に配置された出金筒
41a、41b、41c、41d、41eおよび41f
に送られ、出金指示が入力されるまで、貯留される。第
2図において、符号42fは、繰出し機構の一部を構成
し、一時貯留筒40fより、入金硬貨を取り出して、出
金筒41fに送るための繰出しローラであり、第2図に
おいては、一時貯留筒40fとこれに対応する金種の硬
貨を貯留する出金筒41fのみが示されている。
他方、操作者が意図した入金金額と表示された入金金額
とが一致しないなどの理由により、操作者が、入金取消
指示を図示しない入力部に入力したときは、一時貯留筒
40a、40b、40c、40d、40e、40fに貯
留されている入金硬貨は、後述する繰り出し機構によっ
て、硬貨入出金機1の前部機構6に設けられた出金室4
3に送られ、操作者によって回収される。繰出しローラ
42fは、一時貯留筒40fに貯留されている入金硬貨
を取り出し、出金室43に送る場合にも用いられる。
第5図は、ゲート26およびこれを開閉するゲート開閉
機構の略側面図であり、第6図は、ゲート26が開いた
状態を示すゲート26およびゲート開閉機構の略縦断面
図である。
第3図、第5図および第6図において、ゲート26は、
シュート26aを備え、硬貨判別計数通路14の下側部
分に回動自在に取り付けられた軸26bに、その一端が
支持されており、また、リンク26dを介して、開閉ソ
レノイド26cのプランジャがピンにより結合されたゲ
ート回動レバー26eが、軸26bに連結されている。
更に、シュート26aの斜め下方には、後に詳述する硬
貨回収室44に連なるシュート26fが設けられてい
る。ゲートは四角筒形状をなしており、第2搬送ベルト
18との干渉を防止するため、その上部には、第2搬送
ベルト18に沿って、部分的に開口部26gが形成され
ている。ゲート26は、通常閉じられており、閉じられ
た状態では、シュート26aの上面は、硬貨判別計数通
路14の上面19と硬貨選別通路32の上面と同一平面
上に位置し、硬貨Cが円滑にゲート26を通過し得るよ
うに構成され、他方、硬貨を硬貨回収室44に回収する
場合には、開閉ソレノイド26cが駆動され、リンク2
6dを介して、ゲート回動レバー26eが第5図におい
て左方に引かれて、第6図に示すように、ゲート26
は、シュート26aが下方に向けて傾斜するように、軸
26bまわりに下方に揺動して、入金硬貨Cは、シュー
ト26a上を下方に導かれ、シュート26fを経て、硬
貨回収室44に回収される。
前述のように、硬貨Cの硬貨回収室44への回収、した
がって、ゲート26の開閉は、判別計数センサ23、第
1センサ24及び第2センサ25からの信号に基づい
て、制御機構9の図示しない制御部によりなされる。こ
れを詳細に述べると、硬貨が判別計数センサ27を通過
したときに、制御機構9の図示しない制御部は、判別計
数センサ27から入力される検出信号に基づき、その金
種の硬貨を貯留する出金筒41a、41b、41c、4
1d、41e、41fに、その硬貨を収容するスペース
があるか否かを判定する。その結果、スペースがないと
判定した場合には、制御部は、第2センサ25から、そ
の硬貨を検出した旨の検出信号が入力されたとき、開閉
ソレノイド26cにゲート開信号を出力する。開閉ソレ
ノイド26cは、制御部からゲート開信号を受けると、
ゲート回動レバー26eを引き、ゲート26を開いて、
その硬貨を硬貨回収室44に回収する。
他方、硬貨回収室44に回収すべきと制御部により判定
された硬貨が、第2センサ25により検出された時点
で、これに後続する硬貨が、第1センサ24によりすで
に検出されていた場合、および、回収すべき硬貨が、第
1センサ24により検出された後に、第2センサ25に
よりこれに先行する硬貨が検出された場合には、回収す
べき硬貨の他、これに後続する硬貨または先行する硬貨
もまた、一律に、ゲート26を経て硬化回収室44に回
収するように、ゲート26の開閉が制御されており、こ
のため、判別計数センサ23からの入力信号に基づき、
回収すべき硬貨を判別計数センサ23が検出したと判定
した場合、制御部は、さらに、第1センサ24および第
2センサ25の検出信号にしたがって、回収すべき硬貨
を第1センサ24が検出した後に、第2センサ25がこ
れに先行する硬貨を検出したと判定したときは、第2セ
ンサ25が先行する硬貨を検出した時点で、ゲート開信
号を、開閉ソレノイド26cに出力し、ゲート26を開
かせ、先行する硬貨を回収すべき硬貨とともに、硬貨回
収室44に回収する。また、回収すべき硬貨を第2セン
サ25が検出した時点で、これに後続する硬貨を、第1
センサ24がすでに検出していた場合には、制御部は、
回収すべき硬貨を第2センサ25が検出した時点で、ゲ
ート開信号を、開閉ソレノイド26cに出力し、ゲート
26を開かせ、後続する硬貨を回収すべき硬貨ととも
に、硬貨回収室44に回収する。
また、第6図に示されるように、ゲート26は、すべて
の入金硬貨Cを硬貨回収室44に回収可能なように、ゲ
ート26が開いたとき、ゲート26と第2搬送ベルト1
8との縦断面図上の交差部分と、ゲート26の下方への
傾斜開始部分との間の硬貨判別計数通路14に平行な距
離dが、処理すべき最大直径の硬貨の直径より大きくな
るように設定されている。
第1図に示されるように、硬貨回収室44内に回収され
た硬貨は、回動可能な回動軸45に取付けられ、入金指
示または入金取消指示にしたがって、第1図において、
左右に回動される硬貨回収バスケット46内に回収さ
れ、操作者より入金取消指示が入力されると、第1図に
おいて、回動軸45が反時計まわりに回転され、硬貨回
収バスケット46が左方向に傾けられて、硬貨回収バス
ケット46内に回収されていた硬貨は、回収硬貨返却シ
ュート47を経て、出金室43内に導かれ、操作者に返
却される。他方、入金指示が入力されると、第1図にお
いて、回動軸45が時計まわりに回転され、硬貨回収バ
スケット46が右方に傾けられて、硬貨回収バスケット
46内に回収されていた硬貨は、硬貨入出金機1に着脱
可能に設けられた金庫48内に回収される。
第7図は、第1図のV−V線略断面図であり、前部機構
6および後部機構7の詳細を示すものであり、第8図
は、第1図のW−W線略断面図、第9図は、第1図のX
−X線略断面図、第10図は、第1図のY−Y線略断面
図、第11図は、第1図の左透視図であり、それぞれ、
前部機構6、後部機構7および駆動機構の詳細を示すも
のであり、第12図は、第7図の要部略拡大図である。
第7図乃至第10図において、前部機構6をカバーする
一対の前部側板50には、第1フレーム51の端部が、
それぞれ取付けられ、硬貨選別口34a、34b、34
c、34d、34eおよび34fの下方には、入金硬貨
を、金種別に一時的に貯留する一時貯留筒40a、40
b、40c、40d、40e、40fへ、それぞれ、送
り込む選別シュート52a、52b、52c、52d、
52e、52fが設けられている。ただし、第7図に
は、硬貨選別口34c、選別シュート52cのみが、第
12図には、選別シュート52cのみが、また、説明の
便宜上、第7図および第8図には、選別シュート52
a、52bのみが図示されている。
一時貯留筒40a、40b、40c、40d、40e、
40fは、それぞれ、第1フレーム51に取付けられて
いる。また、一時貯留筒40a、40b、40c、40
d、40eおよび40f内に貯留された入金硬貨を支持
し、入金指示または入金取消指示が、硬貨入出金機1に
入力されたときに、出金筒41a、41b、41c、4
1d、41eおよび41fに、または、出金室43に、
入金硬貨を送り出すために上昇させる硬貨支持機構53
が設けられ、一時貯留筒40a、40b、40c、40
d、40e、40fの上部開口近傍には、一対の前部側
板50に回転自在に取付けられ、制御機構9によって回
転されるローラ回動軸54に取付けられた繰出しローラ
42a、42b、42c、42d、42e、42fが、
それぞれ、設けられており、硬貨入出金機1に入力され
る入金指示または入金取付指示にしたがって、一時貯留
筒40a、40b、40c、40d、40e、40fに
貯留され、硬貨支持機構53により上昇させられた入金
硬貨を、出金筒41a、41b、41c、41d、41
e、41fまたは、出金室43に、選択的に送るよう
に、制御機構9により駆動される。第7図には、繰出し
ローラ42cのみが、第9図においては、繰出しローラ
42fのみが、第10図においては、繰出しローラ42
aのみが、また、第8図には、説明の便宜上、繰出しロ
ーラ42a、42b、42cのみが、それぞれ図示され
ている。
また、第7図および第12図に示されているように、第
1フレーム51の上方において、その両端が前方側板5
0に取付けられた取付板55aおよび第1フレーム51
の下方において、その両端が前方側板50に取付けられ
た取付板55bには、それぞれ、フォトセンサ56a、
56bが取付けられており、他方、一時貯留筒40a、
40b、40c、40d、40e、40fの底面部を構
成し、入力硬貨をその上面で支持する支持板58a、5
8b、58c、58d、58e、58fには、それぞ
れ、一対の透過孔57a及び57bが設けられており、
一時貯留筒40a、40b、40c、40d、40e、
40f内に一時的に貯留された入金硬貨を、繰出すた
め、硬貨支持機構53によって、支持板58a、58
b、58c、58d、58e、58fがその最上位置に
移動されたときには、一対のフォトセンサ56a、56
bの一方から発光された光が、透過孔57aを経て、他
方によって、受光され、また、一時貯留筒40a、40
b、40c、40d、40e、40fの支持板58a、
58b、58c、58d、58eおよび58fが、入金
硬貨を、選別シュート52a、52b、52c、52
d、52e、52fから受け取るため下降し、その最下
位置に移動されたときには、透過孔57bを経て、一対
のフォトセンサ56a、56bの一方より発生された光
が、他方により受光されるように、一対のフォトセンサ
56a、56bおよび透過孔57a、57bの位置が定
められており、一対のフォトセンサ56a、56bによ
り、支持板58a、58b、58c、58d、58e、
58fが、最上位置にあるか、あるいは、最下位置にあ
るか、換言すれば、一時貯留筒40a、40b、40
c、40d、40e、40f内の入金硬貨の繰出しが完
了して、その内部に、硬貨がない状態にあるか、あるい
は選別シュート52a、52b、52c、52d、52
e、52fから、入金硬貨を受取可能な状態にあるかが
判定され得るようになっている。第8図に示すように、
支持板58a、58b、58c、58d、58eに設け
られた透過孔57a、57bは、切り欠き状に形成さ
れ、支持板58fに設けられた透過孔57a、57bの
みが丸孔状に形成されている。これは、一時貯留筒40
fに貯留される硬貨は、最大直径を有する硬貨であるた
め、透過孔57a、57bを切り欠き状に形成しなくと
も、フォトセンサ56a、56bおよび透過孔57a、
57bの相対位置を上述のように定めることができるた
めである。
また、各一時貯留筒40a、40b、40c、40d、
40e、40fの上部には、第7図および第12図に示
されるように、硬貨入出金機1の横方向における互いに
対向する位置に、一対の透過孔57cが形成されてお
り、さらに、第8図に示されるように、一対の前方側板
50の外側にこれらの透過孔57cに対応する位置に、
前方側板50を透過するように、光を発光し、受光する
一対のフォトセンサ56cおよび56dが、一対の前方
側板50にそれぞれ設けられている。一対の透過孔57
cは、各一時貯留筒40a、40b、40c、40d、
40e、40fに、最大枚数の硬貨が貯留されたときの
最大の硬貨の上面より上方に形成されており、したがっ
て、入金硬貨が集積状態で、貯留されるときには、一対
のフォトセンサ56c、56dの一方から発光された光
は、他方により受光されるが、硬貨が入金される時、い
ずれかの一時貯留筒40a、40b、40c、40d、
40e、40f内で、硬貨が立ったりした場合には、一
対のフォトセンサ56c、56dの一方から発光された
光が、入金硬貨により遮られることになるから、一時貯
留筒40a、40b、40c、40d、40e、40f
のいずれかで、硬貨が集積状態に貯留されていないこと
を検出することが可能になる。
一時貯留筒40a、40b、40c、40d、40e、
40fの前方には、一対の前方側板50にその両端が固
定され、かつ、一時貯留筒40a、40b、40c、4
0d、40e、40fの外面に、それぞれ、形成された
環状溝に嵌合された第2フレーム59が設けられてい
る。説明の便宜上、第7図、第11図に、一時貯留筒4
0c、40fに形成された環状溝60のみが、それぞ
れ、図示され、その他は省略されている。
前記硬貨支持機構53は、各一時貯留筒40a、40
b、40c、40d、40e、40f内において、昇降
可能に入金硬貨をその上面で支持する支持板58a、5
8b、58c、58d、58e、58fと、この支持板
58a、58b、58c、58d、58e、58fの下
部に取付けられて、これを支持するとともに、各一時貯
留筒40a、40b、40c、40d、40e、40f
の外面に形成され、上下方向に延びるスリット61(説
明の便宜上、第7図に、一時貯留筒40cに形成された
スリットのみを、図示し、その他は図面上省略してい
る。)に沿って、上下方向に移動可能な支持アーム62
a、62b、62c、62d、62e、62fを備えて
いる。支持アーム62a、62b、62c、62d、6
2e、62fは、第7図に示されるように、上下方向に
延びた第1の上下方向部分とその下端部より水平方向に
延びた部分および水平部分の端部より下方に延びた第2
の上下方向部分より構成されている。
硬貨支持機構53は、さらに、第2フレーム59にその
上下端が固定され、上下方向に延びる固定軸63a、6
3b、63c、63d、63e、63fと、この固定軸
63a、63b、63c、63d、63eおよび63f
に嵌合されるとともに、支持アーム62a、62b、6
2c、62d、62e、62fの水平部分の下側面に取
付けられた昇降可能なブロック64a、64b、64
c、64d、64eおよび64fを備えている。第2フ
レーム59には、各一時貯留筒40a、40b、40
c、40d、40e、40fに対応して、それぞれスリ
ット65a、65b、65c、65d、65e、65f
が形成されており、(説明の便宜上、第7図にはスリッ
ト65cのみが、また、第8図には、スリット65fの
みが図示され、その他は省略されている。)、支持アー
ム62a、62b、62c、62d、62e、62fの
水平部分前面には、スリット65a、65b、65c、
65d、65e、65fに沿って、それぞれ昇降可能な
ブロック66a、66b、66c、66d、66e、6
6f(ここに、説明の便宜上、第7図においては、ブロ
ック66cが、第8図においては、ブロック66e、6
6fのみが図示され、その他は省略されている。)が取
付けられ、さらに、支持アーム62a、62b、62
c、62d、62e、62fの上下方向に延びる第2の
上下方向部分の下端部には、回動自在なプーリ67a、
67b、67c、67d、67e、67fと、その上方
に、ピン68a、68b、68c、68d、68e、6
8fが設けられている(説明の便宜上、第7図には、プ
ーリ67c、ピン68cのみが、第8図には、プーリ6
7f、ピン68fのみが図示され、その他は省略されて
いる。)。
さらに、昇降可能なブロック66a、66b、66c、
66d、66eおよび66fに、その下端が支持された
昇降可能な1つの昇降板69が設けられており、また、
昇降板69には、第2フレーム59に形成されたスリッ
ト70a、70b、70c、70d、70eおよび70
fを挿通して、それぞれ、支持アーム62a、62b、
62c、62d、62e、62f側に延びるピン71
a、71b、71c、71d、71eおよび71fが取
付けられている。ピン68a、68b、68c、68
d、68e、68f及びピン71a、71b、71c、
71d、71e、71fには、それぞれプーリ67a、
67b、67c、67d、67e、67fに巻き掛けら
れたコイルスプリング72a、72b、72c、72
d、72e、72fが取付けられている。説明の便宜
上、第7図には、スリット70c、ピン71cおよびコ
イルスプリング72cのみが、また第8図には、スリッ
ト70e、70f、ピン71e、71fおよびコイルス
プリング72fのみが図示され、その他は省略されてい
る。) 昇降板69の両端部には、一対のL字状のローラ取付板
73、73が取付けられ、ローラ取付板73、73の内
側には、前方側板50に形成された上下方向に延びるス
リット74、74に沿って、上下方向に移動可能で、か
つ、回転可能な一対のガイドローラ75、75が設けら
れ、さらに、ローラ取付板73、73の外側には、後述
する駆動機構の揺動レバー76、76と係合可能な昇降
軸77、77が、それぞれ設けられている。第8図にお
いては、一方の揺動レバー76および昇降軸77のみが
図示され、他方は省略されている。昇降軸77、77
は、後に詳述するように、駆動機構の揺動レバー76、
76と係合して、昇降可能で、したがって、各一時貯留
筒40a、40b、40c、40d、40e、40fの
支持板58a、58b、58c、58d、58e、58
fも、最上位置に昇降させられ得ることになる。
また、第2フレーム59の上部には、第1返却シュート
78が取付けられ、前扉3の内面には、第1返却シュー
ト78の下方に、第2返却シュート79が、第2返却シ
ュート79の下方には、第3返却シュート80が、それ
ぞれ、取付けられており、入金硬貨が、一時貯留筒40
a、40b、40c、40d、40e、40fに貯留さ
れた後に、操作者が硬貨入出金機1に入金取消指示を入
力した場合、硬貨支持機構53によって、支持板58
a、58b、58c、58d、58eおよび58fが最
上位置にまで上昇され、繰出しローラ42a、42b、
42c、42d、42eおよび42fが回転され、一時
貯留筒40a、40b、40c、40d、40e、40
fから、入金硬貨が、それぞれ、第1返却シュート78
に送り込まれ、第2返却シュート79および第3返却シ
ュート80を経て、出金室43に返却されるようになっ
ている。前述のように、前扉3は、硬貨入出金機1のケ
ーシング2に固定された軸3aのまわりに前方に回動可
能に取付けられており、前部機構6は、前扉3を、軸3
aのまわりに前方に回動することにより、外部に露出さ
れ得るようになっている。また、前扉3と一対の前方側
板50とには、連結板82、82が回動自在にピン結合
されており、両者を連結している。したがって、前扉3
が軸3aのまわりに前方に回動したときには、一対の前
方側板50およびこれらに取付けられた種々の手段が、
前扉3とともに前方に引き出されるようになっている。
一時貯留筒40a、40b、40c、40d、40e、
40fの上側には、入金硬貨を、各出金筒41a、41
b、41c、41d、41eおよび41f内に案内する
ガイド板83が配置されている。
第9図および第10図を参照すると、いずれかの一時貯
留筒40a、40b、40c、40d、40e、40f
内で、硬貨がジャミングを起こした場合に、前扉3を開
いて、一時貯留筒40a、40b、40c、40d、4
0e、40f内の入金硬貨を手動によって取り出す際、
昇降軸77、77を係止するための係止機構84が設け
られている。係止機構84は、一対の前方側板50に、
それぞれ、設けられており、前方側板50に形成された
2つのガイド軸85a、85bにそれぞれ係合した水平
方向に延びる長孔86a、86bを有し、その下端部に
フック87aが形成されたロックプレート87と、ロッ
クプレート87の上部と前方側板50とに取付けられ、
フック87aを、ガイドローラ75をガイドするスリッ
ト74側に付勢する引張りスプリング88と、前方側板
50の後方に設けられた後述する一対の側方側板90に
固定され、前扉3が閉じられた状態において、引張りス
プリング88による付勢力に抗して、フック87aが、
スリット74から前方に退避するように、ロックプレー
ト87をロックするロック部材89より構成されてい
る。
このように構成された係止機構84は、いずれかの一時
貯留筒40a、40b、40c、40d、40e、40
f内で、硬貨がジャミングを起こした場合などに、前扉
3を開き、一時貯留筒40a、40b、40c、40
d、40e、40f内の入金硬貨を取り出すとき、ロッ
ク部材89は、一対の後方側板90に固定されているた
め、前扉3が開かれると、ロックプレート87は、引張
りスプリング88の付勢力によって、フック87aがス
リット74側に引かれ、スリット74内に突出するよう
になる。したがって、入金硬貨を取り出すため、支持板
58a、58b、58c、58d、58eまたは58f
を、手動によって上昇させた場合に、昇降軸77、77
は、このフック87aと係合して、その位置に固定され
ることになるので、容易に、一時貯留筒40a、40
b、40c、40d、40e、40f内の入金硬貨を取
り出すことができる。
後部機構7は、前方側板50の後方に互いに平行に設け
られた一対の後方側板90の間に、出金筒41a、41
b、41c、41d、41eおよび41fを備えてい
る。各出金筒41a、41b、41c、41d、41e
および41fは、円形の中空断面を有する円筒部91
a、91b、91c、91d、91e、91fと、円筒
部と同一内径の円形の中空断面を有する四角筒部92
a、92b、92c、92d、92e、92fとを備
え、前者を後者に嵌合し、固定することによって、それ
ぞれ、一体的に形成されている。各四角筒部92a、9
2b、92c、92d、92e、92fには、底板94
a、94b、94c、94d、94e、94fがそれぞ
れ固着されており、その下端部と底板94a、94b、
94c、94d、94e、94fとの間に、所定の間隔
を有する硬貨出金口95a、95b、95c、95d、
95eおよび95fがそれぞれ形成されている。出金筒
41a、41b、41c、41d、41e、40fは、
硬貨入出金機1に取付けられた出金筒位置決めプレート
93により、所定の位置に、それぞれ固定されるように
なっている。円筒部91a、91b、91c、91d、
91e、91fおよびこれが嵌合する四角筒部92a、
92b、92c、92d、92e、92fに形成された
中空部は、それぞれ、所定の金種の硬貨を収容するのみ
十分な径を有している。各底板94a、94b、94
c、94d、94e、94fには、各出金筒41a、4
1b、41c、41d、41e、40fから硬貨を出金
するために、第7図において、横方向に延び、その右端
から左端にかけて形成された図示しない開口部が設けら
れている。
また、これらの出金筒41a、41b、41c、41
d、41e、41fは、それぞれ、着脱可能に硬貨入出
金機1に取付けられており、第1フレーム51に固定さ
れた板状バネ96a、96b、96c、96d、96e
により、下方に向けて付勢されている。板状バネ96
a、96b、96c、96d、96eは、互いに隣接す
る2つの出金筒41a及び41b、41b及び41c、
41c及び41d、41d及び41e、41e及び41
fを、それぞれ、1つの板状バネ96a、96b、96
c、96d、96eが付勢するようになっている。第7
図においては、出金筒41c、円筒部91c、四角筒部
92c、底板94c、硬貨出金口95c及び板バネ96
cのみが、第9図においては、出金筒41fのみが、第
10図においては、出金筒41aのみが、第11図にお
いては、出金筒41fのみが、第12図には、出金筒4
1cおよび板バネ96cのみが、それぞれ、図示されて
おり、また、説明の便宜上、第8図においては、板状バ
ネ96a、96b、96cのみが図示されている。
硬貨を出金するため、各出金筒41a、41b、41
c、41d、41eおよび41fの四角筒部92a、9
2b、92c、92d、92eおよび92fには、第7
図に示すように、出金装置97が、それぞれ設けられて
いる。出金装置97は、いずれの出金筒41a、41
b、41c、41d、41e、41fにおいても同一の
構成を有しており、ソレノイド98を固定する取付板9
9と、ソレノイド98のプランジャにピン結合されたリ
ンク100と、リンク100にピン結合され、長孔10
1が形成された硬貨押出し板支持部材102と、長孔1
01に係合する2つのピン103a、103bを有し、
硬貨押出し板保持部材102により水平方向に移動自在
に支持され、出金をしないときは、底板94a、94
b、94c、94d、94e、94fの下方に位置して
おり、ソレノイド98がオンしたときに、その上縁が、
硬貨1枚分の厚み以下の距離だけ、底板94a、94
b、94c、94d、94e、94fより上方に位置す
るように引き上げられる硬貨押出板104と、硬貨押出
板104の下端に係合可能な突起105を備え、回動軸
106に取付けられたカム107と、硬貨押出板104
に形成された前方側のピン103aと硬貨押出し板支持
部材102に形成されたピン108との間に取付けら
れ、硬貨押出板104を、後方に、すなわち、第7図に
おいて、右方に付勢する第1引張スプリング109と、
硬貨押出し板保持部材102とスプリング取付部材11
0との間に取付けられて、硬貨押出し板保持部材102
を下方に付勢する第2引張スプリング111とを備えて
いる。なお、各出金筒41a、41b、41c、41
d、41e、41fは、それぞれ、その上方に設けられ
た板状バネ96a、96b、96c、96dおよび96
eにより、出金筒位置決めプレート93に向けて付勢さ
れている。
このように構成された出金装置97は、第10図に示さ
れるように、出金用駆動源112により駆動される駆動
軸113に固定された駆動プーリ114の回転を、ベル
ト115を介して、プーリ116および回動軸106と
一体的に形成されたプーリ117に伝達して、カム10
7を、第7図において、反時計まわりに回転させること
によって、硬貨押出板104を、各底板94a、94
b、94c、94d、94e、94fの開口部(図示せ
ず)に沿って、各硬貨出金口95a、95b、95c、
95d、95e、95f内に押し出し、硬貨を1枚ず
つ、出金するように作動する。
さらに、各四角筒部92a、92b、92c、92d、
92e、92fの底部近傍には、一対の透過孔118が
形成されており、この一対の透過孔118の両側には、
取付板99およびセンサ取付板119とに、それぞれフ
ォトセンサ120aおよび120bが取付けられて、出
金筒41a、41b、41c、41d、41e、41f
内の硬貨が、所定枚数以下になったか否かを判定してい
る。また、センサ取付板119には、出金された硬貨の
枚数を計数する出金硬貨計数センサ121が取付けられ
ている。
また、円筒部91a、91b、91c、91d、91
e、91fの上部には、硬貨入出金機1の横方向に、一
対の透過孔122が形成され、さらに、第9図および第
10図に示されるように、一対の後方側板90の外側に
は、一対の後方側板90およびこの一対の透過孔122
を透過する光を発し、受光する一対のフォトセンサ12
3a、123bが設けられいる。ここに、透過孔122
は、各出金筒41a、41b、41c、41d、41
e、41f内に、最大枚数の硬貨が集積状態で収容され
たとき、最上の硬貨の上面より、上方の位置に形成され
ており、したがって、一対のフォトセンサ123a、1
23bにより、入金硬貨が、各出金筒41a、41b、
41c、41d、41e、41f内に収容されるとき、
硬貨が集積状態で収容されたか否か、すなわち、硬貨が
立ったりしていないか否かを確実に検出することができ
る。
さらに、第7図および第8図に示すように、四角筒部9
2a、92b、92c、92d、92e、92fには、
各々横方向に異なった位置に、セットピン124が取付
けられ、他方、一対の後方側板90には、硬貨入出金機
1の横方向に延びる出金筒セット軸125が、その端部
において、取付けられている。出金筒セット軸125に
は、各四角筒部92a、92b、92c、92d、92
e、92fに取付けられたセットピン124に対応する
位置に、溝126が形成され、溝126とセットピン1
25との位置が一致した出金筒41a、41b、41
c、41d、41e、41fのみが硬貨入出金機1に取
付けることができるようになっており、所定の出金筒4
1a、41b、41c、41d、41e、41fを誤り
なく、所定の位置に取付けることを保証している。
第9図および第10図に示されるように、前記機構6
は、後部機構7に対して、一対の同一構造を有する連結
機構130により連結されている。連結機構130は、
一対の前方側板50および一対の後方側板90の両外側
に、それぞれ設けられている。
各連結機構130は、一対の後方側板90の一方に、そ
れぞれ固定された軸受板131と、軸受板131に回動
自在に設けられ、一対の前方側板50を支持する軸13
2とを備えている。一対の前方側板50の各々には、菱
形の突起133が設けられ、一対の後方側板90の各々
には、凹状の突起係合部を有し、これらの突起133と
係合して、前方側板50と後方側板90とを連結する弾
性を有する板よりなる係止部材134が設けられてい
る。また、第9図では省略されているが、第10図に示
すように、一対の前方側板50の各々の外面には、軸1
35が設けられ、一対の後方側板90の各々の外面に
は、軸136が設けられ、これらの軸135、136
は、ストッパプレート137に形成された長孔138に
係合している。したがって、突起133と係止部材13
4との係合を解除したときは、一対の前方側板50に設
けられた軸135がストッパプレート137に形成され
た長孔138の端部に達するまで、前方側板50を前方
に、回動させることができるようになっている。第10
図および第11図には、前扉3が開かれ、前方側板50
を前方に回動した状態が想像線により描かれている。
第13図は、硬貨回収室44の詳細な構造を示すもので
あり、ゲート26のシュート26fの下方には、回動可
能な回動軸45に支持された硬貨回収バスケット46が
設けられ、第13図において、硬貨回収バスケット46
の左下方には、回収硬貨返却シュート47が、また、右
下方には、硬貨入出金機1に着脱可能な金庫48が、そ
れぞれ設けられている。符号140は、金庫48を硬貨
入出金機1に取付けるロック部材であり、また、141
は、硬貨ガイドである。
このように構成された硬貨回収室44においては、ゲー
ト26が開き、シュート26fを経て、硬貨が供給され
ると、硬貨は、まず、硬貨回収バスケット46内に収容
される。その後、一時貯留筒40a、40b、40c、
40d、40eおよび40fへの入金硬貨の貯留が完了
し、入金指示が、硬貨入出金機1に入力されると、回動
軸が、第13図において、時計周りに回動し、硬貨回収
バスケット46内に収容された硬貨は、硬貨ガイド14
1にガイドされつつ、金庫48内に回収される。他方、
入金取消指示が入力されると、回動軸が、第13図にお
いて、反時計回りに回動し、硬貨回収バスケット46内
に収容された硬貨は、回収硬貨返却シュート47に送ら
れ、出金室43に回収される。
第9図および第10図には、一時貯留筒40a、40
b、40c、40d、40e、40fに貯留された硬貨
を取り出すとともに、硬貨回収バスケット46内の硬貨
を金庫48へ収納または出金室43内へ返却するための
駆動機構の詳細が示されている。
第9図および第10図を参照すると、駆動機構は、駆動
源150を有し、その駆動軸151と一体に駆動ギア1
52が形成されており、この駆動ギア152には、ギア
153が噛合している。ギア153と同軸に、プーリ1
54が一体的に形成されており、第9図に示されるよう
に、左側の前方側板50の外面に設けられたプーリ15
5との間に、ベルト156が巻回されている。さらに、
プーリ155と同軸に、プーリ157が一体的に形成さ
れており、ローラ回動軸54と同軸に、かつ、一体的に
形成されたプーリ158との間に、ベルト159が巻回
されている。
他方、ギア153には、変速ギア群160が噛合してお
り、一対の後方側板90にその両端が取付けられた変速
ギア群160の出力軸161には、カム162が、一体
に設けられている。このカム162は、第10図に示さ
れているように、凹面部を有するとともに、水平線に対
して、線対称なカム面を有しており、このカム面に、L
字状の揺動レバー76の一端に設けたコロ163が当接
している。揺動レバー76は、一対の後方側板90に設
けたレバー軸164のまわりに揺動可能に取付けられて
おり、その他端は、前述のように、昇降軸77と係合
し、昇降軸77を昇降し得るようになっている。なお、
支持板58a、58b、58c、58d、58eおよび
58fが、その最下位置にあるときは、コロ163は、
カム162のカム面の凹面部に当接するようになってい
る。
さらに、第10図に示されるように、変速ギア群160
の出力軸161には、ギア165が一体に形成されてお
り、ギア165は、ギア166に噛合し、ギア166
は、ギア167に噛合している。ギア167の軸に一体
に形成されたベベルギア168には、ベベルギア169
が噛合し、ベベルギア169の軸に一体に設けられたギ
ア170には、硬貨回収室44の硬貨回収バスケット4
6の回動軸45と一体に設けられたギア171が噛合し
ている。
以上のように構成された本発明の実施例にかかる硬貨入
出金機1は、以下のように作動する。
入金口10より入金された硬貨は、円板12の回転によ
って生ずる遠心力により、図示しないガイドに案内され
て、一枚ずつ、取込みローラ13に送られ、取込みロー
ラ13によって、硬貨判別計数通路14に送り出され
る。硬貨判別計数通路14に送り出された硬貨は、第1
搬送ベルト16により、その速度を加速されつつ、搬送
され、判別計数センサ23によって、その金種、真偽な
どが判別されるとともに、その金額が計数され、その結
果は、制御機構9の図示しない制御部に入力される。制
御機構9の制御部には、出金筒41a、41b、41
c、41d、41e、41fに収容されている硬貨の枚
数が、記憶されており、硬貨を収容することができない
出金筒41a、41b、41c、41d、41e、41
fがあると判定したときは、制御部は、前述のように、
ゲート26の開閉ソレノイド26cを駆動して、ゲート
26を開いて、入金硬貨を収容することができない出金
筒41a、41b、41c、41d、41e、41fに
収容すべき硬貨を、シュート26a、シュート26fを
経て、硬貨回収室44内の硬貨回収バスケット46内に
回収する。この際、前述のように、回収すべき硬貨との
距離が、第1センサ24と第2センサ25との距離より
小さい先行する硬貨あるいは後続する硬貨も、同時に、
ゲート26を経て、硬貨回収バスケット46内に回収さ
れる。
硬貨は、さらに、第2搬送ベルト18により加速されつ
つ、搬送され、ゲート26より回収されなかった硬貨
は、硬貨選別通路32に送られ、その径にしたがって、
硬貨選別口34a、34b、34c、34d、34e、
34fより、金種別に落下し、選別シュート52a、5
2b、52c、52d、52e、52fを経て、金種毎
に、一時貯留筒40a、40b、40c、40d、40
e、40f内に貯留される。
その後、制御部は、判別計数センサ23により計数され
た入金金額を図示しない表示部に表示する。操作者は、
この表示金額と、意図した入金金額とが一致している場
合など、入金しても差し支えないと判定したときは、入
金指示を硬貨入出金機1に入力する。
入金指示が入力されたときは、制御部は、駆動源150
を駆動して、駆動軸151を、第9図において、反時計
まわりに回転させる。その結果、駆動力が、駆動ギア1
52、ギア153、プーリ154、ベルト156、プー
リ155、157、ベルト159およびプーリ158を
介して、回動軸54に伝達され、回動軸54が、時計ま
わりに回転し、その結果、繰出しローラ42a、42
b、42c、42d、42eおよび42fを時計まわり
に回転させる。
他方、駆動軸151および駆動ギア152が、反時計ま
わりに回転すると、ギア153は、時計まわりに回転
し、変速ギア群160を介して、出力軸161が時計回
りに回転するから、一対の後方側板90の外面に設けら
れた一対のカム162は、第9図においては、時計まわ
りに、第10図においては、反時計まわりに回転し、カ
ム162のカム面に当接しているコロ163を介して、
一対の揺動レバー76、76が、レバー軸164を中心
として、昇降軸77、77を上方に押し上げるように揺
動する。その結果、ローラ取付板73は、ガイドローラ
75を、前方側板50に設けられたスリット74に沿っ
て上昇させるとともに、昇降板69を上昇させる。この
ため、昇降板69のピン71a、71b、71c、71
d、71eおよび71fに、その一端が固定されている
コイルスプリング72a、72b、72c、72d、7
2eおよび72fが伸びて、コイルスプリング72a、
72b、72c、72d、72eおよび72fが巻回さ
れているプーリ67a、67b、67c、67d、67
eおよび67fも引き上げられるから、支持アーム62
a、62b、62c、62d、62eならびに62f、
ブロック64a、64b、64c、64d、64eなら
びに64fおよびブロック66a、66b、66c、6
6d、66eならびに66fが、一体となって、固定軸
63a、63b、63c、63d、63eおよびに63
fに沿って上昇し、その結果、支持板58a、58b、
58c、58d、58eおよび58fも、それぞれ、一
時貯留筒40a、40b、40c、40d、40eおよ
び40f内を上昇する。
このようにして、繰出しローラ42a、42b、42
c、42d、42eおよび42fが回転した状態で、硬
貨を載置した支持板58a、58b、58c、58d、
58eおよび58fが上昇することにより、硬貨は、一
枚ずつ、出金筒41a、41b、41c、41d、41
eおよび41fに送られる。すなわち、第7図を参照す
れば、一時貯留筒40a、40b、40c、40d、4
0e、40fの上方に設けられた繰出しローラ42a、
42b、42c、42d、42e、42fが反時計まわ
りに回転することによって、各一時貯留筒40a、40
b、40c、40d、40eおよび40f内に貯留され
ていた硬貨は、一枚ずつ、取り出され、ガイド板83に
案内されつつ、出金筒41a、41b、41c、41
d、41eおよび41f内に落下し、集積状態で、収容
される。
ここに、昇降軸77、ローラ取付板73、ガイドローラ
75および昇降板69は、一定速度で連続的に上昇させ
られるが、繰出しローラ42a、42b、42c、42
d、42eおよび42fによって一枚の硬貨を繰出すた
めには、所定の時間を要するので、支持板58a、58
b、58c、58d、58e、58fもまた一定速度で
連続的に上昇させられる場合には、繰出しローラ42
a、42b、42c、42d、42eおよび42fによ
る硬貨の繰出しは不可能になる。しかし、本実施例にお
いては、支持板58a、58b、58c、58d、58
e、58fは、昇降軸77などの上昇に伴って上昇され
るが、それぞれ、コイルスプリング72a、72b、7
2c、72d、72eおよび72fを介して、駆動源1
50により、上昇させられるように構成されているの
で、昇降軸77、ローラ取付板73、ガイドローラ75
および昇降板69が、一定速度で、連続的に上昇させら
れても、繰出しローラ42a、42b、42c、42
d、42eおよび42fにより、一枚の硬貨の繰出しが
行なわれている間は、コイルスプリング72a、72
b、72c、72d、72eおよび72fが伸びること
により、支持板58a、58b、58c、58d、58
e、58fは上昇せず、一定位置に保持されるから、硬
貨を、一時貯留筒40a、40b、40c、40d、4
0e、40fから、スムーズに、出金筒41a、41
b、41c、41d、41e、41fに送り出すことが
可能になる。
また、変速ギア群160の出力軸161が、第10図に
おいて、反時計まわりに回転することにより、ギア16
5、166、167、ベベルギア168、169および
ギア170を介して、ギア171が、第13図におい
て、時計まわりに回転して、回動軸45を時計まわりに
回動させ、その結果、硬貨回収バスケット46は、右方
に傾き、硬貨回収バスケット46内に回収されていた硬
貨は、硬貨ガイド141により案内されつつ、金庫48
内に収容される。
これに対して、判別計数センサ23により計数され、表
示された入金金額が、操作者の意図した入金金額と異な
る場合など、操作者が入金を中止したいと考えて、入金
取消指示を、硬貨入出金機1に入力したときは、図示し
ない制御部は、駆動源150を駆動して、駆動軸151
を、第9図において、時計まわりに回転させる。その結
果、上述した入金指示が入力された場合とは正反対に、
繰出しローラ42a、42b、42c、42d、42e
および42fは、第7図において、時計まわりに、第9
図において、反時計まわりに、回転し、他方、カム16
2は、第9図において、反時計まわりに、第10図にお
いて、時計まわりに、回転する。この場合には、昇降レ
バー76、76のコロ163は、入金指示が入力された
場合とは反対側のカム162のカム面に当接するが、カ
ム162のカム面は、水平線に対して、線対称に形成さ
れているので、入金指示が入力された場合と全く同様
に、揺動レバー76、76は、レバー軸164を中心と
して、昇降軸77、77を上方に押し上げるように揺動
する。したがって、入金指示が入力された場合と全く同
様に、支持板58a、58b、58c、58d、58
e、58fは上昇し、入金指示が入力された場合とは反
対向きに回転している繰出しローラ42a、42b、4
2c、42d、42eおよび42fによって、一時貯留
筒40a、40b、40c、40d、40eおよび40
f内に貯留されていた硬貨は、1枚ずつ繰出され、第1
返却シュート78、第2返却シュート79および第3返
却シュート80を経て、出金室43内に返却される。
また、駆動源150の駆動軸151が、時計まわりに回
転するため、ギア171は、第13図において、反時計
まわりに回転して、硬貨回収バスケット46を、左方に
傾け、その結果、硬貨回収バスケット46内の硬貨は、
回収硬貨返却シュート47を経て、出金室43内に返却
される。
以上のようにして、一時貯留筒40a、40b、40
c、40d、40eおよび40f内に貯留されていた硬
貨の繰出しが完了したときは、図示しない制御部は、駆
動源150を駆動して、揺動レバー76、76を揺動さ
せるカム162を、コロ163とその凹面部で当接する
まで回動させる。その結果、一対の揺動レバー76、7
6は、レバー軸164を中心として、支持板58a、5
8b、58c、58d、58eおよび58fの上昇時と
反対方向に揺動して、昇降レバー76、76に支持され
ていた昇降軸77、77は下降し、これに伴って、ロー
ラ取付板73、ガイドローラ75および昇降板69が下
降し、さらに、コイルスプリング72a、72b、72
c、72d、72e、72f、コイルスプリングが巻回
されているプーリ67a、67b、67c、67d、6
7eならびに67f、支持アーム62a、62b、62
c、62d、62eならびに62f、ブロック64a、
64b、64c、64d、64e、64f及びブロック
66a、66b、66c、66d、66eならびに66
fが、一体となって、固定軸63a、63b、63c、
63d、63e、63fに沿って下降するから、支持板
58a、58b、58c、58d、58eおよび58f
も、それぞれ、一時貯留筒40a、40b、40c、4
0d、40eおよび40f内を、最下位置まで下降す
る。
以上のように、出金筒41a、41b、41c、41
d、41e、41fに送られて、収容された硬貨を出金
する場合には、制御部は、出金用駆動源112を駆動し
て、駆動軸113に固定された駆動プーリ114を、第
7図および第10図において、反時計まわりに回転さ
せ、この回転をベルト115を介して、回動軸106と
一体的に形成されたプーリ117に伝達し、カム107
を反時計まわりに回転させる。
その結果、カム107の突起105が、硬貨押出板10
4の下端に係合し、第1引張スプリング109に付勢力
に対して、硬貨押出板104を、第7図において、左方
に押し出すが、硬貨押出板104は、出金をしない場合
には、その上縁が、底板94a、94b、94c、94
d、94e、94fの下方に位置しているので、そのま
まの状態で、硬貨押出板104を左方に押し出しても、
硬貨を出金することはできない。そこで、図示しない制
御部は、出金をする必要のある硬貨を収容している出金
筒41a、41b、41c、41d、41eまたは41
fのソレノイド98のみをオンさせて、そのプランジャ
を上昇させ、硬貨押出板支持部材102を上昇させて、
硬貨押出し板支持部材102に支持された硬貨押出し板
104を、その上縁が、硬貨の1枚分の厚み以下の距離
だけ底板94a、94b、94c、94d、94e、9
4fの上方に位置するように上昇させる。こうして、硬
貨押出板104を、第7図において、左方に押し出すこ
とによって、硬貨を出金する必要のある出金筒41a、
41b、41c、41d、41eまたは41fの硬貨出
金口95a、95b、95c、95d、95e、95f
内にのみ、硬貨押出板104は押し出され、硬貨が、1
枚ずつ、硬貨を出金する出金筒41a、41b、41
c、41d、41e、41fのみから、硬貨が、出金室
43内へ出金される。
こうして、出金操作が完了すると、制御部は、カム10
7の突起105を下方へ退避させ、硬貨押出板104の
下端との係合を解除する。その結果、第1引張スプリン
グ109の引張力により、硬貨押出板104は、第7図
において、右方へ引き戻される。また、図示しない制御
部が、硬貨を出金した出金筒41a、41b、41c、
41d、41e、41fのソレノイド98のみをオフす
ることにより、上昇していた硬貨押出板104は、第2
引張スプリング111の引張力によって、下降し、各底
板94a、94b、94c、94d、94e、94fの
下方の待機位置に戻される。
また、硬貨が、いずれかの一時貯留筒40a、40b、
40c、40d、40e、40fに詰まったり、あるい
は、一時貯留筒40a、40b、40c、40d、40
e、40fおよびその周辺部のメインテナンスをおこな
う場合には、第10図、第11図および第14図に示さ
れているように、前扉3を軸3aのまわりに回動させ
て、前方に開く。これに伴って、連結板82を介して、
前方側板50も前方に引かれ、前方側板50の突起13
3と、後方側板90の係止部材134との係合が解除さ
れる。その結果、前方側板50は、軸132のまわりに
前方に回動し、また、後方側板90に設けられた軸13
6を中心として、ストッパプレート137も回動すると
ともに、ストッパプレート137の長孔138に沿っ
て、前方側板50に設けられた軸135が前方に移動し
て、長孔138の前方端に達すると、前方側板50の回
動は停止し、前方側板50は、ストッパプレート137
に支持されて、前方に所定の角度傾斜した状態で静止す
る。この状態においては、ロック部材89によるロック
プレート87のロックは解除されるから、引張りスプリ
ング88の引張力によりロックプレート87のフック8
7aは、ガイドローラ75をガイドするスリット74上
に突出し、昇降軸77、77と係合し得る状態になって
いる。
また、前扉3が開き、前方側板50が前方に移動するこ
とにより、第1フレーム51、第2フレーム59、選別
シュート52a、52b、52c、52d、52eおよ
び52f、一時貯留筒40a、40b、40c、40
d、40eおよび40f、繰出しローラ42a、42
b、42c、42d、42eおよび42f、硬貨支持機
構53、フォトセンサ56a、56b、板状バネ96
a、96b、96c、96d、96e、ガイド板83、
第1返却シュート78、係止機構84、および、センサ
56c、56dも、前扉3および前方側板50ととも
に、軸3aまたは軸132を中心に、前方に回動し、所
定角度傾斜した状態で静止する。
従って、一時貯留筒40a、40b、40c、40d、
40e、40fおよびその上部が、外部に露出するか
ら、何らかの理由で、硬貨が、一時貯留筒40a、40
b、40c、40d、40e、40f内で詰まったりし
た場合など、一時貯留筒40a、40b、40c、40
d、40eならびに40f内およびその周囲のメインテ
ナンスを容易におこなうことができ、また、出金筒41
a、41b、41c、41d、41e、41fについて
も、その上方のガイド板83、板状バネ96a、96
b、96c、96d、96eなどが前方に移動するか
ら、そのメインテナンスを容易におこなうことが可能に
なる。
さらに、一時貯留筒40a、40b、40c、40d、
40e、40f内に残留している硬貨を取り出す必要が
ある場合には、手動によって、支持板58a、58b、
58c、58d、58e、58fを上昇させながら、繰
出しローラ42a、42b、42c、42d、42e、
42fを回転させることによって、第14図に示すよう
に、硬貨を、第1返却シュート78、第2返却シュート
79、第3返却シュート80を経て、出金室43内に回
収することができる。また、昇降軸77、77を、ロッ
クプレート87のフック87aに係合させておけば、容
易にメインテナンスをおこなうことができ、前扉3を閉
じたときには、ロック部材89によって、昇降軸77、
77およびフック87aの係合が自動的に解除されるか
ら、ただちに運転を再開することが可能になる。
以上詳述したように、本実施例によれば、一時貯留筒4
0a、40b、40c、40d、40e、40fと出金
筒41a、41b、41c、41d、41e、41fと
を、前後方向に並置しているので、硬貨入出金機1の高
さを低く維持したまま、硬貨の収容量を増大させること
ができ、十分な量の硬貨の入金、出金が可能となり、高
さに制限のある卓上型の硬貨入出金機として十分利用可
能な硬貨入出金機を提供することができる。
また、出金筒41a、41b、41c、41d、41
e、41fのいずれかに硬貨を収容する余裕がない場合
には、その金種の硬貨を、硬貨選別通路32に送る前
に、ゲート26によって、硬貨回収室44内に回収する
ようにしているから、硬貨選別通路32内において、硬
貨がジャミングをおこしたり、あるいは、硬貨の誤選別
が生じたりすることを、確実に防止することができる。
また、硬貨の誤選別の結果、貯留されるべきでない硬貨
が、一時貯留筒40a、40b、40c、40d、40
eおよび/または40f内に送られて、その内部で、ジ
ャミングをおこしたり、所望の金種以外の硬貨が、いず
れかの出金筒41a、41b、41c、41d、41
e、41fから、出金されることを確実に防止すること
が可能になる。
さらに、1つの駆動源150を用いて、その駆動軸15
1を正逆、いずれかの方向に回転させることにより、一
時貯留筒40a、40b、40c、40d、40e、4
0f内に貯留された硬貨を、出金筒41a、41b、4
1c、41d、41e、41fに送り込むとともに、硬
貨回収バスケット46内に回収された硬貨を金庫48内
に収容し、あるいは、一時貯留筒40a、40b、40
c、40d、40eおよび40f内に貯留された硬貨
を、出金室43内に返却するとともに、硬貨回収バスケ
ット46内に回収された硬貨も出金室43内に返却する
ことができ、したがって、簡易な構成の硬貨入出金機1
を得ることが可能になる。
また、各一時貯留筒40a、40b、40c、40d、
40e、40fの支持板58a、58b、58c、58
d、58e、58fは、駆動源150により昇降される
昇降板69と支持板58a、58b、58c、58d、
58e、58fを支持する支持アーム62a、62b、
62c、62d、62eおよび62fとを連結する伸縮
可能なコイルスプリング72a、72b、72c、72
d、72eおよび72fを介して、駆動源により、昇降
させられるため、駆動源によって、昇降板69を一定速
度で連続的に上昇させるように駆動しても、一時貯留筒
40a、40b、40c、40d、40e、40fか
ら、硬貨を、確実に一枚ずつ、送り出すことができ、駆
動機構を簡易化することが可能になる。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能
であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであ
ることは言うまでもない。
たとえば、前記実施例においては、一時貯留筒40a、
40b、40c、40d、40eおよび40fの支持板
58a、58b、58c、58d、58eおよび58f
は、駆動源150によって昇降される昇降板69と、支
持板58a、58b、58c、58d、58e、58f
を支持する支持アーム62a、62b、62c、62
d、62e、62fとを連結する伸縮可能なコイルスプ
リング72a、72b、72c、72d、72eおよび
72fを介して、駆動源により、昇降させられるように
構成されているが、駆動源150と、支持アーム62
a、62b、62c、62d、62e、62fとを、昇
降板69を介して、連結し、支持アーム62a、62
b、62c、62d、62e、62fと支持板58a、
58b、58c、58d、58e、58fとの間に、ス
プリングなどの伸縮可能な弾性部材を設け、駆動源15
0により、昇降板69及び支持アーム62a、62b、
62c、62d、62e、62fを一定速度で連続的に
上昇させるようにしてもよい。
また、前記実施例においては、入金硬貨は、各選別シュ
ート52a、52b、52c、52d、52e、52f
を経て、自由落下により、一時貯留筒40a、40b、
40c、40d、40eおよび40f内に送り込まれて
いるが、入金操作中、繰出しローラ42a、42b、4
2c、42d、42e、42fを常時回転させるように
して、各選別シュート52a、52b、52c、52
d、52e、52fを経て送られる硬貨を、繰出しロー
ラ42a、42b、42c、42d、42eおよび42
fにより、一時貯留筒40a、40b、40c、40
d、40e、40f内に送り込むようにしてもよい。こ
の際、前記実施例と同様に、繰出しローラ42a、42
b、42c、42d、42eおよび42fが、支持板5
8a、58b、58c、58d、58e、58fを昇降
させる駆動源150により駆動されるようにするとき
は、電磁クラッチなどを設けて、入金操作中は、駆動源
150からの動力が、支持板58a、58b、58c、
58d、58e、58fに伝達されないようにすればよ
い。
さらに、入金操作中、駆動源150からの動力により、
昇降板69を振動させる手段を設け、支持板58a、5
8b、58c、58d、58e、58fを振動させ、一
時貯留筒40a、40b、40c、40d、40e、4
0f内に送り込まれた硬貨が、立ったり、ジャミングを
おこしたりすることを防止するようにしてもよい。
発明の効果 本発明によれば、硬貨入出金機の高さを増大させること
なく、十分な量の硬貨の入金、出金が可能で、とくに、
高さに制限のある卓上型の硬貨入出金機に適した硬貨入
出金機を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかる硬貨入出金機の略正
面図であり、前扉が取り外された状態を示している。 第2図は、本発明の実施例にかかる硬貨入出金機の略左
側面図であり、内部機構の一部が示されている。 第3図は、本発明の実施例にかかる硬貨入出金機の略平
面図であり、上部カバーが取り外された状態を示してい
る。 第4図は、本発明の実施例にかかる硬貨入出金機の斜視
図であり、上部カバーが取り外された状態が示されてい
る。 第5図は、ゲートおよびゲートを開閉するゲート開閉機
構の略側面図である。 第6図は、ゲートが開いた状態を示すゲートおよびゲー
ト開閉機構の略縦断面図である。 第7図は、第1図のV−V線略断面図である。 第8図は、第1図のW−W線略断面図であり、その一部
が切り欠かれている。 第9図は、第1図のX−X線略断面図である。 第10図は、第1図のY−Y線略断面図である。 第11図は、第1図の左透視図である。 第12図は、第7図の一時貯留筒部分の略拡大断面図で
ある。 第13図は、硬貨回収室の構造を示す略正面図である。 第14図は、前扉が開かれた状態における第1図のV−
V線要部略断面図である。 1……硬貨入出金機、 2……ケーシング、 3……前扉、3a……前扉の軸、 4……上部カバー、5……上部機構、 6……前部機構、7……後部機構、 8……側部機構、9……制御機構、 10……入金口、 11……ホッパ、 12……円板、 13……取込みローラ、 14……硬貨判別計数通路、 15a、15b……プーリ、 16……第1搬送ベルト、 17a、17b、17c……プーリ、 18……第2搬送ベルト、 19……硬貨判別計数通路の上面、 20……第1曲折部、 21……第2曲折部、 22……ガイド、 23……判別計数センサ、 24……第1センサ、 25……第2センサ、 26……ゲート、 26a……シュート、 26b……軸、 26c……開閉ソレノイド、 26d……リンク、 26e……ゲート回動レバー、 26f……シュート、 26g……開口部、 27a、27b、27c、27d、27e、27f……
プーリ、 28……第3搬送ベルト、 29……第4搬送ベルト、 30……第5搬送ベルト、 31……第6搬送ベルト、 32……硬貨選別通路、 33a、33b……ガイド、 34a、34b、34c、34d、34e、34e……
硬貨選別口、 40a、40b、40c、40d、40e、40f……
一時貯留筒、 41a、41b、41c、41d、41e、41f……
出金筒、 42a、42b、42c、42d、42e、42f……
繰出しローラ、 43……出金室、 44……硬貨回収室、 45……回動軸、 46……硬貨回収バスケット、 47……回収硬貨返却シュート、 48……金庫、 50……前部側板、 51……第1フレーム、 52a、52b、52c、52d、52e、52f……
選別シュート、 53……硬貨支持機構、 54……ローラ回動軸、 55a、55b……取付板、 56a、56b、56c、56d……フォトセンサ、 57a、57b、57c……透過孔、 58a、58b、58c、58d、58e、58f……
支持板、 59……第2フレーム、 60……環状溝、 61……スリット、 62a、62b、62c、62d、62e、62f……
支持アーム、 63a、63b、63c、63d、63e、63f……
固定軸、 64a、64b、64c、64d、64e、64f……
ブロック、 65a、65b、65c、65d、65e、65f……
スリット、 66a、66b、66c、66d、66e、66f……
ブロック、 67a、67b、67c、67d、67e、67f……
プーリ、 68a、68b、68c、68d、68e、68f……
ピン、 69……昇降板、 70a、70b、70c、70d、70e、70f……
スリット、 71a、71b、71c、71d、71e、71f……
ピン、 72a、72b、72c、72d、72e、72f……
コイルスプリング、 73……ローラ取付板、 74……スリット、 75……ガイドローラ、 76……揺動レバー、 77……昇降軸、 78……第1返却シュート、 79……第2返却シュート、 80……第3返却シュート、 82……連結板、 83……ガイド板、 84……係止機構、 85a、85b……ガイド軸、 86a、86b……長孔、 87a……ロックプレート、 87……ロックプレートのフック、 88……引張りスプリング、 89……ロック部材、 90……後方側板、 91a、91b、91c、91d、91e、91f……
円筒部、 92a、92b、92c、92d、92e、92f……
四角筒部、 93……出金筒位置決めプレート、 94a、94b、94c、94d、94e、94f……
底板、 95a、95b、95c、95d、95e、95f……
硬貨出金口、 96a、96b、96c、96d、96e、……板状バ
ネ、 97……出金装置、 98……ソレノイド、 99……取付板、 100……リンク、 101……長孔、 102……硬貨押出し板支持部材、 103a、103b……ピン、 104……硬貨押出板、 105……突起、 106……回動軸、 107……カム、 108……ピン、 109……第1引張スプリング、 110……スプリング取付部材、 111……第2引張スプリング、 112……出金用駆動源、 113……駆動軸、 114……駆動プーリ、 115……ベルト、 116、117……プーリ、 118……透過孔、 119……センサ取付板、 120a、120b……フォトセンサ、 121……出金硬貨計数センサ、 122……透過孔、 123a、123b……フォトセンサ、 124……セットピン、 125……出金筒セット軸、 126……セット溝、 130……連結機構、 131……軸受板、 132……軸、 133……突起、 134……係止部材、 135……前方側板に設けられた軸、 136……後方側板に設けられた軸、 137……ストッパプレート、 138……長孔、 140……ロック部材、 141……硬貨ガイド、 150……駆動源、 151……駆動軸、 152……駆動ギア、 153……ギア、 154……プーリ、 155……プーリ、 156……ベルト、 157……プーリ、 158……プーリ、 159……ベルト、 160……変速ギア群、 161……変速ギア群の出力軸、 162……カム、 163……コロ、 164……レバー軸、 165、166、167……ギア、 166……ギア、 168、169……ベベルギア、 170……ギア、 171……ギア。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入金された硬貨を、金種別に、その上部開
    口部より受け入れ、集積状態で、一時的に貯留する複数
    の一時貯留手段と、該複数の一時貯留手段に貯留された
    入金硬貨を、金種別に受け入れ、出金用硬貨として貯留
    する複数の出金用硬貨収納手段とを備えた硬貨入出金機
    において、対応する金種の前記一時貯留手段と前記出金
    用硬貨収納手段とが、横方向に隣接して並置されたこと
    を特徴とする硬貨入出金機。
  2. 【請求項2】前記複数の一時貯留手段が、それぞれ、入
    金硬貨をその上面に載置する支持板手段を備え、該支持
    板手段が駆動機構により昇降可能であることを特徴とす
    る請求項(1)に記載の硬貨入出金機。
  3. 【請求項3】前記支持板手段が、伸縮可能な弾性手段を
    介して、前記駆動手段により昇降されることを特徴とす
    る請求項(2)に記載の硬貨入出金機。
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