JPH0640285U - 防火戸 - Google Patents

防火戸

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Publication number
JPH0640285U
JPH0640285U JP080937U JP8093792U JPH0640285U JP H0640285 U JPH0640285 U JP H0640285U JP 080937 U JP080937 U JP 080937U JP 8093792 U JP8093792 U JP 8093792U JP H0640285 U JPH0640285 U JP H0640285U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
mounting groove
heat
fire door
glass mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP080937U
Other languages
English (en)
Inventor
誠之 東田
Original Assignee
田中サッシュ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 田中サッシュ工業株式会社 filed Critical 田中サッシュ工業株式会社
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Publication of JPH0640285U publication Critical patent/JPH0640285U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 耐熱ガラスとガラス取付溝の間のガラス押さ
えの亀裂を抜けて反対側に熱や炎が抜けていくことを防
止する。 【構成】 窓枠に形成されたガラス取付溝8と、このガ
ラス取付溝に装着される耐熱ガラス2との間に耐火部材
14を介在させ、その後耐熱ガラスをガラス押さえ15
によって固定して防火窓を形成するために、ガラス押さ
えが所定時間以上の加熱によって発泡して亀裂が生じる
ことがあっても、耐熱ガラスとガラス取付溝の間に介在
した耐火部材によって、前記ガラス押さえの亀裂を介し
て反対側に抜ける熱若しくは炎を防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、火炎の延焼を防止するための防火戸に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の防火戸は、枠体に形成のガラス取付溝に耐熱ガラスを嵌挿し、この耐熱 ガラスをシーリング材のガラス押さえで固定して形成したもので、甲種防火戸と しては、60分の加熱試験に耐えなければならない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この種の防火戸においては、所定時間(約20分)以上の加熱によっ てガラス押さえが発泡して亀裂が生じ、この亀裂から熱や炎が反対側に抜けてい くことが加熱試験等により確認されている。即ち、防火戸として認定を受けるこ とができないものである。
【0004】 このために、この考案は、耐熱ガラスとガラス取付溝の間のガラス押さえの亀 裂を抜けて反対側に熱や炎が抜けていくことを防止することにできる防火戸を提 供することにある。
【0005】
【課題を解決するために手段】
しかして、この考案は、枠体と、この枠体の上下左右に形成されたガラス取付 溝と、このガラス取付溝に装着される耐熱ガラスと、この耐熱ガラスと前記ガラ ス取付溝との間に介在される耐火部材と、耐熱ガラスをガラス取付溝に固定する ガラス押さえとによって構成されることにある。
【0006】
【作用】
したがって、この考案においては、枠体に形成されたガラス取付溝と、このガ ラス取付溝に装着される耐熱ガラスとの間に耐火部材を介在させ、その後耐熱ガ ラスをガラス押さえによって固定して防火戸を形成するために、ガラス押さえが 所定時間以上の加熱によって発泡して亀裂が生じることがあっても、耐熱ガラス とガラス取付溝の間に介在した耐火部材によって、前記ガラス押さえの亀裂を介 して反対側に抜ける熱若しくは炎を防止できるために、上記課題が達成できるも のである。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例について図面により説明する。
【0008】 図1及び図2に示される防火戸1は、耐熱ガラス2と、枠体3と、ガラス装着 手段4とによって構成されている。
【0009】 枠体3は、上枠4、下枠5、左右の横枠6,7によって構成され、上枠4及び 左右の横枠6,7には、長手方向にガラス取付溝8が形成されている。
【0010】 下枠5には、室外側にガラス取付溝の一方の壁を形成する段部9が形成され、 ガラス取付溝の他方の壁を形成する押さえ縁10がねじ11によって取付られる ことによって、下ガラス取付溝12が形成されるものである。
【0011】 下ガラス取付溝12には、耐熱ガラス2を所定の高さに固定するためのブロッ ク13が配され、このブロック13が配される場所を除いて、耐熱ガラス2とガ ラス取付溝8及び下ガラス取付溝12の間に耐火部材14が配されている。尚、 ブロック13は、例えば珪酸カルシウム板によって形成され、耐火部材14は、 例えばアルミナシリケート繊維等のセラミック繊維によって形成されたものであ る。
【0012】 また、耐熱ガラス2とガラス取付溝8及び下ガラス取付溝12の間には、前記 耐火部材14を埋めるようにガラス押さえ(シーリング材)15が填装されてい る。尚、この防火戸1に使用されるガラス押さえ15は、通常約30分間の耐熱 性を有するものである。
【0013】 以上の構成の防火戸1において、室外側若しくは室内側において加熱試験若し くは火災による熱若しくは炎が防火戸1に影響した場合、約20分経過後にガラ ス押さえ15が発泡を始め、この発泡の後ガラス押さえ15が収縮してガラス押 さえ15に亀裂が生じる。しかし、耐熱ガラス2とガラス取付溝8及び下ガラス 取付溝12の間には、例えばアルミナシリケート繊維、いわゆるセラミック繊維 によって形成された耐火部材14が介在しているために、前記ガラス押さえ15 の亀裂部分から侵入する熱及び炎はこの耐火部材14で遮断され、前記防火戸を 通過することを防止するものである。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、耐熱ガラスとガラス取付溝の間に、 耐火部材を配したことによって、ガラス押さえの亀裂部分から熱及び炎が反対側 に通過することを防止でき、防火戸の耐火性を向上させることができるものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る防火戸の縦断面図であ
る。
【図2】本考案の実施例に係る防火戸の横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 防火戸 2 耐熱ガラス 3 枠体 8 ガラス取付溝 10 押さえ縁 12 下ガラス取付溝 13 ブロック 14 耐火部材 15 ガラス押さえ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と、この枠体の上下左右に形成され
    たガラス取付溝と、このガラス取付溝に装着される耐熱
    ガラスと、この耐熱ガラスと前記ガラス取付溝との間に
    介在される耐火部材と、耐熱ガラスをガラス取付溝に固
    定するガラス押さえとによって構成されることを特徴と
    する防火戸。
JP080937U 1992-10-29 1992-10-29 防火戸 Pending JPH0640285U (ja)

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JP080937U JPH0640285U (ja) 1992-10-29 1992-10-29 防火戸

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JP080937U JPH0640285U (ja) 1992-10-29 1992-10-29 防火戸

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JPH0640285U true JPH0640285U (ja) 1994-05-27

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ID=13732384

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633795B2 (ja) * 1981-11-07 1988-01-26 Honda Motor Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633795B2 (ja) * 1981-11-07 1988-01-26 Honda Motor Co Ltd

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