JPH06396A - 恒温装置 - Google Patents

恒温装置

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JPH06396A
JPH06396A JP15792892A JP15792892A JPH06396A JP H06396 A JPH06396 A JP H06396A JP 15792892 A JP15792892 A JP 15792892A JP 15792892 A JP15792892 A JP 15792892A JP H06396 A JPH06396 A JP H06396A
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Masaaki Okada
正顕 岡田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、固定金具の構造を複雑にすること
なく、簡易な構造で温度センサーを吸込口近傍に取付け
ることを可能とし、応答性が良く温度制御の精度が高い
恒温装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、恒温室6を形成する内板11に設
けた空気の吹出口12及び吸込口13と、前記吸込口1
3近傍に配置された電気ヒーター15及び送風機14
と、前記吸込口13を被うよう内板11に固定されたフ
ァンガード16と、このファンガード近傍に設けた温度
センサー18,19と、この温度センサー18,19か
らの信号に基ずいて前記電気ヒーター15及び送風機1
4を制御して恒温室6内を所定の温度に制御する制御装
置24とを備えた恒温装置1において、前記ファンガー
ド16に温度センサー18,19の変位を規制する規制
部23を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は恒温室内を所定の温度に
制御して医療器具や試料の乾燥を行なったり、工学分野
でのエージングや水分蒸発を行ったりする恒温装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の恒温装置は、特開平2−9
3281号公報に示される如く、室内の温度を制御でき
るように構成されている。即ち、恒温室を形成する内箱
内に通風路を形成するよう所定間隔を存して設けた内板
と、前記通風路に設けた送風機と、前記内板に設けた空
気の吹出口及び吸込口と、前記吸込口近傍の通風路内に
配置された加熱手段と、前記吸込口を被うよう内板に固
定されたファンガードと、このファンガード近傍に設け
た温度センサーと、この温度センサーからの信号に基ず
いて前記加熱手段及び送風機を制御して恒温室内を所定
の温度に制御する制御装置とを備えて構成されている。
【0003】ここで、前記温度センサーは、通常、サー
モカップルを比較的大きな細長いステンレス製の筒体に
収納して構成され、前記内箱或るいは内板に取り付けら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成によると、温度センサーは、比較的大きな細長い形状
のため、その取り付け場所が吸込口から少し離れた内箱
或るいは内板に制約されている。このため、恒温室内の
温度に対する応答性が悪く、制御遅れが生ずるという問
題があった。また、応答性を良くするために、温度セン
サーを吸込口の近傍に取付けようとすると固定金具の構
造が複雑になり、部品点数が増加して装着作業が繁雑に
なるため、実用的でない。
【0005】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、固定金具の構造を複雑にすることなく、簡易
な構造で温度センサーを吸込口近傍に取付けることを可
能とし、応答性が良く温度制御の精度が高い恒温装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、恒温室を形成
する内板に設けた空気の吹出口及び吸込口と、前記吸込
口近傍に配置された加熱手段及び送風機と、前記吸込口
を被うよう内板に固定されたファンガードと、このファ
ンガード近傍に設けた温度センサーと、この温度センサ
ーからの信号に基ずいて前記加熱手段及び送風機を制御
して恒温室内を所定の温度に制御する制御装置とを備え
た恒温装置において、前記ファンガードに温度センサー
の変位を規制する規制部を設けたものである。
【0007】
【作用】本発明の恒温装置によれば、温度センサーが比
較的大きな細長い筒状のものであっても、センサーの一
端を内板或るいは内箱に固定する一方、自由端となる他
端をファンガードの規制部に収容することにより、細長
いセンサーの自由端が倒れ込むのを防止することがで
き、センサーの固定金具を一端のみとして部品点数の低
減、取付作業の簡略化を図りつつ、センサーを吸込口の
近傍に配置することが可能となり、温度制御の精度を向
上することができる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。1は本発明
の恒温装置である。この恒温装置は、外箱2と内箱3の
間に断熱材を充填した断熱箱体4と、この断熱箱体4の
開口を開閉するガラス製の扉5とで構成されている。前
記内箱3内には試料等を収納する恒温室6が形成されて
おり、この恒温室6には棚支柱7に支持された複数段の
網棚8が配置されている。また、前記内箱3を形成する
右側板9の内側には通風ダクト10を形成するように所
定間隔を存して内板11が配置されている。この内板1
1の上下端には空気の吹出口12が、中央には空気の吸
込口13が形成されている。14は前記吸込口13に対
応して通風ダクト10内に配置された遠心型の送風機で
ある。15は前記通風ダクト10内において吸込口13
の周囲に環状に配置された電気ヒーターである。16は
前記吸込口13を被うよう内板11にビス17で固定さ
れたファンガードである。18はファンガード16近傍
に設けた温度調節用の温度センサー、19は同じくファ
ンガード16近傍に前記温度センサー18に並設して設
けたバックアップ用の補助温度センサーである。この補
助温度センサー19は、後述する制御装置24の制御基
板が故障した場合に異常温度を検知して恒温装置1の運
転を停止するためのものである。この両温度センサー1
8,19は、サーモカップルをステンレス製の筒に収納
することにより細長く形成されている。そして、この両
温度センサー18,19は一端をビス20によって内箱
3の右側板9に固定された断面L字状の取付金具21の
他端にビス22によって固定されている。ここで、ファ
ンガード16の一部には、線材の折り曲げ加工により通
風ダクト10内へ突出した規制部23が形成されてお
り、前記両温度センサー18,19はその中央部を規制
部23内に収容するようにして取付けられている。この
結果、両温度センサー18,19は、その殆どの部分が
吸込口13の範囲内に位置される。また、前記外箱2の
右端部には、前記温度センサー18からの信号に基ずい
て送風機14や電気ヒーター15を通電制御して恒温室
6内を所定の設定温度に制御する制御装置24が内蔵さ
れている。25は設定温度や庫内温度を表示する表示パ
ネル、26は運転スイッチや温度設定スイッチ等の操作
パネルである。
【0009】このように構成された恒温装置において、
操作パネル26の運転スイッチを入れて運転を開始する
と、電気ヒーター15及び送風機14が運転し、通風ダ
クト10内で加熱された空気を内板11の上下端の吹出
口12から恒温室6内へ吹き出すと共に、吸込口13か
ら吸い込み、恒温室6内に加熱された空気が循環され
る。この時、前記電気ヒーター15及び送風機14は、
制御装置24により、温度センサー18にて検知された
信号に基づき、恒温庫6内が予め設定された設定温度と
なるよう通電制御される。
【0010】ここで、両温度センサー18,19は一端
をビス20によって内箱3の右側板9に固定された断面
L字状の取付金具21の他端にビス22によって固定さ
れており、その中央部は、ファンガード16に折り曲げ
加工で形成された規制部23内に収容されているため、
温度センサー18,19が比較的大きな細長い筒状のも
のであっても、センサー18,19の一端を取付金具2
1を介して内箱3の右側板9に固定する一方、自由端と
なる他端をファンガード16の規制部23に収容すれば
固定できる。この結果、細長いセンサー18,19の自
由端が倒れ込むのを防止するととができ、センサー1
8,19の固定金具21を一端のみとして部品点数の低
減、取付作業の簡略化を図りつつ、センサー18,19
を吸込口13の近傍に配置することが可能となり、温度
制御の精度を向上することができる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明の恒温装置によれ
ば、温度センサーが比較的大きな細長い筒状のものであ
っても、センサーの一端を内板或るいは内箱に固定する
一方、自由端となる他端をファンガードの規制部に収容
することにより、細長いセンサーの自由端が倒れ込むの
を防止することができ、センサーの固定金具を一端のみ
として部品点数の低減、取付作業の簡略化を図りつつ、
センサーを吸込口の近傍に配置することが可能となり、
温度制御の精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の恒温装置の構成図である。
【図2】恒温装置の要部断面図である。
【図3】恒温装置の要部正面図である。
【図4】恒温装置の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 恒温装置 3 内箱 6 恒温室 9 右側板 10 通風ダクト 11 内板 12 吹出口 13 吸込口 14 送風機 15 電気ヒーター 16 ファンガード 18,19 温度センサー 21 取付金具 23 規制部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 恒温室を形成する内板に設けた空気の吹
    出口及び吸込口と、前記吸込口近傍に配置された加熱手
    段及び送風機と、前記吸込口を被うよう内板に固定され
    たファンガードと、このファンガード近傍に設けた温度
    センサーと、この温度センサーからの信号に基ずいて前
    記加熱手段及び送風機を制御して恒温室内を所定の温度
    に制御する制御装置とを備えた恒温装置において、前記
    ファンガードに温度センサーの変位を規制する規制部を
    設けたことを特徴とする恒温装置。
JP4157928A 1992-06-17 1992-06-17 恒温装置 Expired - Fee Related JP2989377B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009162107A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corp 送風装置
JP2019007103A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 株式会社サンエス 冷却衣服用送風機と、この冷却衣服用送風機を装着した冷却衣服

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009162107A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corp 送風装置
JP2019007103A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 株式会社サンエス 冷却衣服用送風機と、この冷却衣服用送風機を装着した冷却衣服

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