JPH0639680Y2 - ブラシ台兼用プレス台 - Google Patents

ブラシ台兼用プレス台

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JPH0639680Y2
JPH0639680Y2 JP40416690U JP40416690U JPH0639680Y2 JP H0639680 Y2 JPH0639680 Y2 JP H0639680Y2 JP 40416690 U JP40416690 U JP 40416690U JP 40416690 U JP40416690 U JP 40416690U JP H0639680 Y2 JPH0639680 Y2 JP H0639680Y2
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JP
Japan
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air
brush
hole punching
press
stand
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JP40416690U
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JPH0493098U (ja
Inventor
耐三 馬場
Original Assignee
株式会社家庭洗濯専門学院
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】クリーニングの形式としては、ド
ライクリーニング法(乾式洗濯)、ランドリークリーニ
ング法(水式洗濯)に大別される。本考案は、被服等繊
維製品に対して、水、温水、若しくは洗剤、溶剤等を、
直接または霧状態で吹き付けることに依り、当該被服等
繊維製品を濡らすか湿らせ、然る後、空気の強圧吹き付
け処理、または、吸引処理(バキューム処理)を施すこ
とに依り、湿気で浮き出した汚れを、これを吹き飛ばし
又は吸い取りに基づき除去し、若しくは、必要に応じて
ブラシ掛けを併用しながら、当該除去作業を行う、と言
うような形態を具えた新規な洗濯法、すなわち、ウエッ
トクリーニング法(湿式洗濯)と称し得る、新しい洗濯
法の実行が出来るようにしたクリーニング用ブラシ台と
しての使用が出来るようにしたものである。同時に本考
案は、上記した空気の強圧吹き付けに基づき、アイロン
掛け対象物を当該風圧で浮かせるが如き形態と成し、こ
の状態でアイロン掛けすることに依り、一種のエアーク
ッション的作用を奏し、生地の痛み防止が果たされ、極
めて良好なるアイロン掛け作業が成されるプレス台とし
ての使用も出来るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブラシ台は、汚れ落とし作業を行
うための単なる作業台状のものに過ぎなかった。 ま
た、従来のプレス台も、これまた、アイロン掛けのため
の単なる作業台状のものに過ぎなかった。 換言する
と、従来のブラシ台及びプレス台は、汚れ落とし又はア
イロン掛けのための補助となるような機能は、全く具え
ていないものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、汚れ落とし
のためのブラシ台と、アイロン掛けのためのプレス台と
しての両使用が可能化されると同時に、当該汚れ落とし
及びアイロン掛け上の、卓越した良好性が図られると言
うような、新規の機能を付加した製品たるブラシ台兼用
プレス台の提供を可能化したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、作業用台板の
先端寄りに、空気の噴出及び吸入が成される部分を構成
し、これに依り、ウエットクリーニング法に基づく、染
み抜き及び汚れ落とし作業の実行が成されと同時に、ア
イロン掛け作業上の良好性が図られるように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】図に於いて、1は作業用台板であって、当該
作業用台板1は、通常、その基端寄り半部(図面におい
て左側半部)をブラシ台用板部1aとして利用し、その先
端寄り半部をアイロン掛け用プレス台用板部1bとして利
用するものである。 2は該作業用台版1の下面四隅に
取り付けた脚体である。
【0006】3は上記作業用台板1の上面には所定間隔
を保って取り付けた棚板である。当該棚板3は汚れ落と
し用の材料、または、汚れ落とし若しくはアイロン掛け
対象被服等を載せておくためのものである。 4は当該
棚版3の支柱である。
【0007】5は空気孔穿設部であって、上記した基板
2におけるプレス台用板部1b部分に形成してある。 そ
して、当該空気孔穿設部5は、その外周寄りに列状に穿
設した孔aをやや大きめの孔とし、中央部に列状に穿設
した孔bを中位の大きさの孔とし、更に、先端寄り部分
に列状に穿設した孔cを小さめの孔とするような形態で
配設して成るものである。
【0008】6はフード体であって、上記した空気穿設
部5の下面全体を覆うように、作業用台板1の下面に取
り付けてある。 そして、当該フード体6の中央部分に
は、連通用ホース7の上端が接続してある。
【0009】8は空気ポンプであって、圧縮空気の噴出
作動と、空気吸引作動(バキューム作動)とが、切り替え
的に達成されるものである。 なお、このような作動を
なす空気ポンプ8自体は、公知の器具に属するため、こ
れに対する構成上の説明は省略する。 そして、当該空
気ポンプ8は、前記した連通用ホース7の下端を接続す
ることに依り、フード体6に対して連結してある。
【0010】本考案は、作業用台板1におけるブラシ台
用板部1a上で、例えばガム等の付着物に対するブラシ掛
けに基づく除去作業を行う。 すなわち、ブラシを用い
る等なして、所要の繊維製品等に対する、通常の汚れ落
とし作業、または、染み抜き作業を行う。 そして、プ
レス台用板部1bにおいて通常のアイロン掛け作業を行
う。
【0011】一方、ウエットクリーニング法の実行に際
しては、繊維製品等の所要の汚れ部分に対し、水、温
水、若しくは洗剤、溶剤等を、直接または霧状で吹き付
けることに依り、当該繊維製品を湿らせた状態と成す。
これに依り、繊維製品等に付着していた汚れ、または
染みが、浮き出だされると共に、綿、化繊の場合は皺が
伸ばされることとなる。 なお、このような湿らせ作業
は、噴霧機能を具えたアイロンを用いて行うことも出来
る。
【0012】この状態に於いて、空気ポンプ8を始動さ
せれば、当該ポンプ8に依る空気噴出力、または、空気
吸入力が、連通用ホース7を介してフード体6内に伝え
られ、従って、空気孔穿設部5の上面には、空気の噴出
作用、または空気の吸引作用が生じることと成る。
【0013】このような状態で、繊維製品における湿ら
せた汚れ部分を、上記空気孔穿設部5の上面にかざせ
ば、前記した空気の噴出作用に基づく、汚れまたは染み
の吹き飛ばし除去作用が、または、空気の吸引作用(バ
キューム作用)に基づく、汚れまたは染みの吸引除去作
用が奏される。
【0014】なお、空気ポンプ8に依る空気噴出、また
は、空気吸入は、汚れの形態に応じて適宜切り換えて使
用する。 然し乍、本考案の一般的利用上においては、
空気噴出の形式で利用する場合が大半であるため、当該
ポンプ8を空気噴出専用のものを用いるように構成して
も良い。
【0015】
【考案の効果】請求項1に記載のような構成に基づき、
すなわち、作業用台板1の先端寄り部分に、空気孔穿設
部5を形成すると共に、当該空気孔穿設部5の下面側
に、圧縮空気の噴出作動と空気吸引作動とが切り替え的
に達成されるように成した公知の空気ポンプ8を連結す
ることに依って、空気孔穿設部5の上面側に、空気の噴
出または吸引作用が奏されるように構成したから、ウエ
ットクリーニング法に基づく汚れ落としの実行と、噴出
空気に依る極めて良好なるアイロン掛けが可能化され
る。
【0016】すなわち、空気の強圧吹き付け処理、また
は、吸引処理(バキューム処理)を施すことに依り、湿
気で浮き出した汚れを、これを吹き飛ばし又は吸い取り
に基づき除去し、若しくは、必要に応じてブラシ掛けを
併用しながら、当該除去作業を行う、と言うような形態
を具えた新規な洗濯法、すなわち、ウエットクリーニン
グ法(湿式洗濯)と称し得る、新しい洗濯法の実行が可
能化される。
【0017】そして、空気の高圧吹き付けに基づき、ア
イロン掛け対象物を当該風圧で浮かせるが如き形態と成
し、この状態でアイロン掛けをすることに依り、一種の
エアークッション的作用を奏し、生地の痛み防止が果た
されると同時に、ふっくらとした状態でのアイロン掛け
が可能化される。
【0018】更に本考案は、ウエットクリーニング専用
のアイロン(空気吸引機能と噴霧機能を具えた新規なア
イロン)と組み合わせて使用することに依り、当該アイ
ロン側での吸気作用と、本考案側の空気噴出または空気
吸引との相乗作用に基づき、各種パターンのウエットク
リーニング法の実行、並びに、良好なるアイロン掛け作
業の達成が図られる。
【0019】結局、本考案に依れば、繊維製被服等、ウ
ール地及び化繊地製品等、あらゆる繊維製品に対して、
空気孔穿設部5の上面で生じる空気の噴出、又は吸引に
基づき、当該繊維被服等に対するウエットクリーニング
法に依る汚れ落とし処理が果たされることとなる。 そ
して、当該汚れ落とし処理は、汚れの形態に応じて、吹
き飛ばし除去、または吸引除去の何れかに任意切り換え
可能とするものであるから、極めて適切なる汚れ落とし
処理の選定が可能化される。 更に、アイロン掛け作業
においても、上述したような良好性が図られることと成
る。
【0020】また、請求項2に記載のような構成の採用
に基づき、すなわち、作業用台板1の先端寄り部分に、
空気孔穿設部5を形成すると共に、当該空気孔穿設部5
の下面側に、圧縮空気の噴出作動が成される公知の適宜
ボンプを連結することに依って、空気孔穿設部5の上面
側に、空気の噴出作用が奏されるように構成することに
依り、通常使用に於いては殆ど問題が生じない簡易タイ
プのブラシ台兼用プレス台が提供されることとなる。
【0021】更に、請求項4に記載のような構成の採用
に基づき、すなわち、空気孔穿設部5を、当該空気孔穿
設部5の外周寄りに列状に穿設する孔aをやや大きめの
孔とし、同中央部に列状に穿設する孔bを中位の大きさ
の孔とし、更に、同先端寄り部分に列状に穿設する孔c
を小さめの孔とするような形態で配設することに依り、
アイロン掛けに際して、アイロン掛け対象物を、当該空
気孔項穿設部5に載せた場合、その周縁依り部分には強
い空気噴出力又は吸引力が、また、中央部分にはこれよ
りやや弱い空気噴出力又は吸引力が、夫々作用する結
果、当該アイロン掛け対象物に対する空気的安定性が図
られる。 従って、例えばアイロン掛け中に、被服等が
バタ付いたり、反転してしまうような事態発生を良く回
避することと成る。 そして、先端寄り部分に列状に穿
設する小さめの孔cを利用して、ウエットクリーニング
法に基づく汚れ落とし作業を行えば、密なる噴気または
吸気が図られ、当該作業の良好性が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案全体の斜視図である。
【図2】本考案の要部を示す一部切欠正面図である。
【図3】作業用台板1の平面図である。
【符号の説明】
1 作業用台板 1a ブラシ台用板部 1b プレス台用板部 2 脚体 3 棚板 4 支柱 5 空気孔穿設部 6 フード体 7 連通用ホース 8 空気ポンプ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業用台板(1)の先端寄り部分に、
    空気孔穿設部(5)を形成すると共に、当該空気孔穿設
    部(5)の下面側に、圧縮空気の噴出作動と空気吸引作
    動とが切り替え的に達成されるように構成した公知の空
    気ポンプ(8)を連結することに依って、空気孔穿設部
    (5)の上面側に、空気の噴出または吸引作用が奏され
    るように構成したことを特徴とするブラシ台兼用プレス
    台。
  2. 【請求項2】 作業用台板(1)の先端寄り部分に、
    空気孔穿設部(5)を形成すると共に、当該空気孔穿設
    部(5)の下面側に、圧縮空気の噴出作動が成される公
    知の適宜ボンプを連結することに依って、空気孔穿設部
    (5)の上面側に、空気の噴出作用が奏されるように構
    成したことを特徴とするブラシ台兼用プレス台。
  3. 【請求項3】 作業用台板(1)の基端寄り半部をブ
    ラシ台用板部(1a)とし、先端寄り半部をプレス台用板
    部(1b)として成る請求項1または請求項2に記載のブ
    ラシ台兼用プレス台。
  4. 【請求項4】 空気孔穿設部(5)を、当該空気孔穿
    設部(5)の外周寄りに列状に穿設する孔(a)をやや
    大きめの孔とし、同中央部に列状に穿設する孔(b)を
    中位の大きさの孔とし、更に、同先端寄り部分に列状に
    穿設する孔(c)を小さめの孔とするような形態で配設
    して成る請求項1乃至請求項3の何れかに記載のブラシ
    台兼用プレス台。
JP40416690U 1990-12-25 1990-12-25 ブラシ台兼用プレス台 Expired - Lifetime JPH0639680Y2 (ja)

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JP40416690U JPH0639680Y2 (ja) 1990-12-25 1990-12-25 ブラシ台兼用プレス台

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JP40416690U JPH0639680Y2 (ja) 1990-12-25 1990-12-25 ブラシ台兼用プレス台

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JPH0493098U JPH0493098U (ja) 1992-08-13
JPH0639680Y2 true JPH0639680Y2 (ja) 1994-10-19

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ID=31881838

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JP5507944B2 (ja) * 2009-10-01 2014-05-28 敏明 河合 衣類のシミ抜き及び洗浄台

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JPH0493098U (ja) 1992-08-13

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