JPH0639537U - 自動車用ウェザストリップ - Google Patents

自動車用ウェザストリップ

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Publication number
JPH0639537U
JPH0639537U JP075359U JP7535992U JPH0639537U JP H0639537 U JPH0639537 U JP H0639537U JP 075359 U JP075359 U JP 075359U JP 7535992 U JP7535992 U JP 7535992U JP H0639537 U JPH0639537 U JP H0639537U
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JP
Japan
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vehicle
wall
side wall
bending
seal
Prior art date
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Pending
Application number
JP075359U
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English (en)
Inventor
淳 隅田
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアガラスの上昇位置が正規位置からずれて
も、車外側壁の下端部が、ドアガラス車外側面に容易に
追従して、該部に隙間が発生することがない自動車用ウ
ェザストリップを提供すること。 【構成】 自動車のサッシレスドア1の開口部のルーフ
サイド部3に取付けられるウェザストリップ。取付け基
部5と、中空シール部7とからなる。中空シール部7
が、車内側壁13と車外側壁17とシール壁19とから
なる。車外側壁17の中間部に第一屈曲支点部27を、
シール壁19との接続部に第二屈曲支点部29を形成
し、第一・第二屈曲支点部27、29の間に、ドアガラ
スGがシール壁19を押し上げたとき、第一又は第二屈
曲支点部27、29が最初に屈曲するように剛性を付与
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サッシュレスドアを有する自動車車体のルーフサイド側の開口部に 取付けられるウェザストリップに関する。
【0002】 なお、本明細書で、位置関係を示す語は、ウェザストリップを自動車のドア開 口部のルーフサイド部に取付けた状態を基準とする。
【0003】
【従来の技術】
この種のウェザストリップとして、例えば、下記の構成のものが主流である。
【0004】 ウェザストリップは、ドア開口部のルーフサイド部に取付けられる取付け基部 と、ドアガラスの端面部を密着保持する中空シール部とからなる。そして、この 中空シール部が、取付け基部の車内側からドア開口部内方に突出する車内側壁と 、取付け基部の車外側から、ドア開口部の車外側に向かって伸びる車外側壁と、 車内側壁と車外側壁とを接続するシール壁とからなる。(特開昭62−2535 19号公報等参照)
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そして、上記構成のウェザストリップにおいて、シール壁がガラス端面により 押し上げられたとき、車外側壁の下端部が、ドアガラス車外側面に追従せず、該 部に隙間が発生するという問題点があった。この隙間は、雨水の呼び込み及び風 切り音発生の一因となり望ましくない。
【0006】 このため、車外側壁の中間部内側に第一屈曲支点部を形成すると共に前記シー ル壁との接続部内側に第二屈曲支点部を形成して、二段階的に屈曲させて車外側 壁下端部とガラス車外側面に当接させることが考えられる。
【0007】 しかし、本願考案者が、試験検討した結果、ドアガラスの上昇位置によっては 、特に、ドアガラスが車外側や車内側にずれた場合、車外側壁下端部が確実にガ ラス車外側面に当接せず、やはり該部に従来と同様の隙間が発生することが分か った。
【0008】 本考案は、上記にかんがみて、ドアガラスの上昇位置が正規位置からずれても 、車外側壁の下端部が、ドアガラス車外側面に容易に追従して密接し、該部に隙 間が発生することがない自動車用ウェザストリップを提供することを目的とする 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動車用ウェザストリップは、上記課題を下記構成により解決するも のである。
【0010】 ドア開口部のルーフサイド部に取付けられる取付け基部と、ドアガラスの端面 部を密着保持する中空シール部とからなり、 該中空シール部が、前記取付け基部の車内側からドア開口部内方に突出する車 内側壁と、取付け基部の車外側から、ドア開口部の車外側に向かって伸びる車外 側壁と、 車内側壁と車外側壁とを接続するシール壁とからなりる自動車用ウエザストリ ップにおいて、 車外側壁の中間部に第一屈曲支点部を、シール壁との接続部に第二屈曲支点部 を形成し、少なくとも、該第一・第二屈曲支点部間に、ドアガラスがシール壁を 押し上げたとき、第一又は第二屈曲支点部が最初に屈曲するように剛性が付与さ れていることを特徴とする。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。ここでは、図1に示すよ うなサッシレスドア1を有する自動車について説明する。
【0012】 (1) 図2は図1におけるII−II線部位の本発明の実施例のウェザストリップW の装着態様断面図である。
【0013】 ドア開口部のルーフサイド部3に取付けられる取付け基部5と、ドアガラスG の端面部を密着保持する中空シール部7とからなる。具体的には、図2に示す如 く、所定間隔でクリップ9により取付けられたチャンネル状のリテーナ11に、 取付け基部5を嵌着させ、クリップ9を介して、ドア開口部のルーフサイド部3 の板金に、このウェザストリップWが取付けられる。
【0014】 そして中空シール部7は、取付け基部5の車内側からドア開口部内方に突出す る車内側壁13と、取付け基部5の車外側から、ドア開口部の車外側車体板金1 5に向かって伸びる車外側壁17と、車内側壁13と車外側壁17とを接続する シール壁19とからなる。
【0015】 このウェザストリップストリップは、他のウェザストリップと同様、通常、エ チレンプロプロピレンゴム、クロロプレンゴム等のスポンジゴム又は軟質処方の ソリッドゴムを使用して押出・型成形を併用して製造する。
【0016】 なお、図例中、21はシールリップであり、23はトリム、25はモールであ る。
【0017】 (2) 本実施例では、車外側壁17の中間部に第一屈曲支点部27を、シール壁 19との接続部に第二屈曲支点部29を形成し、第一・第二屈曲支点部間が、ド アガラスGがシール壁19を押し上げたとき、第一屈曲支点部27又は第二屈曲 支点部29を中心に最初に屈曲(柱が倒れるように変形)するように剛性が付与 されている。
【0018】 具体的には、各屈曲支点部は第一屈曲支点部27は段付溝により、第二屈曲支 点部29はU字溝により形成されている。この各屈曲支点部27、29の態様は 、両側から切り欠いて形成しても良い等任意である。なお、第一屈曲支点部27 第二屈曲支点部29の長さは、ドアガラスが最大車内側にずれた場合において、 十分に車外側壁下端部17aが到達できる長さとする。
【0019】 そして、第一・第二屈曲支点部27、29間の剛体化は、図3に示す如く、外 側膨出形状とすることにより行なっている。また、図4の如く内側膨出形状とし ても良いが、外側膨出形状とするほうが、車外側壁部下端部17が第二屈曲支点 部29を支点して第二段屈曲する際、シール壁19に底付きし難く望ましい。な お、剛体化手段としては、インサートを入れたり、該部のみを高剛性材料(合成 樹脂等)で形成しても良い。
【0020】 (3) 次に、上記実施例のウェザストリップWの使用態様を説明する。
【0021】 図2に示す如く、所定間隔でクリップ9により取付けられたチャンネル状のリ テーナ11に、取付け基部5を嵌着させ、クリップ9を介して、ドア開口部のル ーフサイド部3に、このウェザストリップWを取付ける。
【0022】 次に、ドアガラスGが上昇してきたとき、まず、シール壁19が若干変形する 。更に、ドアガラスGが上昇すると、シール壁19gaの中間部を上へ押し上げ るため、車外側壁下端17aがシール壁19により引っ張られる。すると、車外 側壁17は、まず、第二屈曲支点部29を支点として車外側壁下端17aがドア ガラスG側へ屈曲し、さらに、第一・第二屈曲支点部27、29をそれぞれ支点 として二段階的に屈曲し、車外側壁下端17aがガラス車外側面G1に当接する 。そして、シール壁19はガラス端面を包み込むようにしてシールする。
【0023】 このとき、第一・第二屈曲支点部27、29の間が実質的に剛体として作用す るため、第一屈曲支点部27を支点にして、車外側壁17は回動し、確実・迅速 に車外側壁下端17aはドアガラス車外側面G1に追従するように移動する。第 一・第二屈曲支点部27、29の間が剛体として作用しないと、該部が変形(外 側へ湾曲)して、車外側壁下端17aのガラス車外側面G1に対しての追従性が 阻害され、車外側壁下端17aとガラス車外側面G1との間に隙間が発生するお それがある。
【0024】 即ち、ドアガラスが正規位置(図5)から、車外側にずれたとき(図6)や車 内側にずれたとき(図7)でも、車外側壁下端部17が、ガラス車外側面G1に 追従して、該部に隙間が発生することがほとんどない。
【0025】
【考案の作用・効果】
本考案の自動車用ウェザストリップは、上記の如く、車外側壁の中間部に第一 屈曲支点部を、シール壁との接続部に第二屈曲支点部を形成し、該第一・第二屈 曲支点部間に、ガラスがシール壁を押し上げたとき、第一又は第二屈曲支点部が 最初に屈曲するように剛性が付与されていることを特徴とする構成により、下記 作用・効果を奏する。
【0026】 ドアガラスGの上昇によりシール壁19が押し上げられると、車外側壁下端1 7aがシール壁19により引っ張られて、車外側壁17は、まず、第二屈曲支点 部29を支点として車外側壁下端17aがドアガラスG側へ屈曲し、さらに、第 一・第二屈曲支点部27、29をそれぞれ支点として二段階的に屈曲し、車外側 壁下端17aがガラス車外側面G1に当接する。このとき、第一・第二屈曲支点 部27、29の間が実質的に剛体として作用し屈曲支点部間で変形することがな いため、確実・迅速に第一屈曲支点部27を支点にして、車外側壁17は回動し 、車外側壁下端17aはガラス車外側面G1に対する追従性が増大する。
【0027】 従って、ドアガラスの上昇位置がずれても、車外側壁の下端部が、ドアガラス 車外側面に容易に追従して密接し、該部に隙間が発生することがない。よって、 ウェザストリップストリップのシール性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用するウェザストリップの適用する
自動車の側面図
【図2】本考案の一例を示すウェザストリップの取付け
態様断面図
【図3】図2のA部拡大断面図
【図4】他の実施例を示すA部拡大断面図
【図5】図2のウェザストリップにおいて、ガラスが正
規位置にある状態を示す断面図
【図6】同じくガラスが車外側にずれている状態を示す
断面図図
【図7】同じくガラスが車内側にずれている状態を示す
断面図図
【符号の説明】
3 ルーフサイド部 5 ウェザストリップの取付け基部 7 中空シール部 13 中空シール部の車内側壁 15 車外側車体板金 17 中空シール部の車外側壁 17a 車外側壁下端部 19 中空シール部のシール壁 27 第一屈曲支点部 29 第二屈曲支点部 W ウェザストリップ G ドアガラス G1 ガラス車外側面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア開口部のルーフサイド部に取付けら
    れる取付け基部と、ドアガラスの端面部を密着保持する
    中空シール部とからなり、 該中空シール部が、前記取付け基部の車内側からドア開
    口部内方に突出する車内側壁と、前記取付け基部の車外
    側から、前記ドア開口部の車外側に向かって伸びる車外
    側壁と、前記車内側壁と車外側壁とを接続しガラスをシ
    ールするシール壁とからなる自動車用ウエザストリップ
    において、 前記車外側壁の中間部に第一屈曲支点部を、前記シール
    壁との接続部に第二屈曲支点部を形成し、少なくとも、
    該第一・第二屈曲支点部間に、ドアガラスが前記シール
    壁を押し上げたとき、前記第一又は第二屈曲支点部が最
    初に屈曲するように剛性が付与されていることを特徴と
    する自動車用ウェザストリップ。
JP075359U 1992-10-29 1992-10-29 自動車用ウェザストリップ Pending JPH0639537U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62225416A (ja) * 1986-03-27 1987-10-03 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd サツシユレスドア型車のドアウエザ−ストリツプ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62225416A (ja) * 1986-03-27 1987-10-03 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd サツシユレスドア型車のドアウエザ−ストリツプ

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