JPH0639503Y2 - 放熱部品の取付構造 - Google Patents
放熱部品の取付構造Info
- Publication number
- JPH0639503Y2 JPH0639503Y2 JP1987077114U JP7711487U JPH0639503Y2 JP H0639503 Y2 JPH0639503 Y2 JP H0639503Y2 JP 1987077114 U JP1987077114 U JP 1987077114U JP 7711487 U JP7711487 U JP 7711487U JP H0639503 Y2 JPH0639503 Y2 JP H0639503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat dissipation
- box
- component
- heat
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は、ビデオテープレコーダの電源用トランジス
ター等のような放熱トランジスター、その他の放熱部品
の取付構造、さらに詳しくは、放熱機能を備えた取付構
造の改良に関するものである。
ター等のような放熱トランジスター、その他の放熱部品
の取付構造、さらに詳しくは、放熱機能を備えた取付構
造の改良に関するものである。
［従来の技術］ 従来のこの種取付構造は、例えば放熱トランジスターを
例にとって説明すれば、放熱トランジスターに形成され
た取付穴を利用して放熱体にねじ止めするのが通常であ
った。
例にとって説明すれば、放熱トランジスターに形成され
た取付穴を利用して放熱体にねじ止めするのが通常であ
った。
［考案が解決しようとする問題点］ このような取付構造においては、放熱体に穴明け、ねじ
切りを必要とし、また限られたスペース内でねじ締め作
業をしなければならず、作業性の点で問題があった。
切りを必要とし、また限られたスペース内でねじ締め作
業をしなければならず、作業性の点で問題があった。
そこで、この考案の目的とするところは、ねじ止め作
業、穴明け工程等を要せず、ワンタッチで簡単に放熱部
品を取付けることができ、しかも放熱効果の大きい取付
構造を提供するところにある。
業、穴明け工程等を要せず、ワンタッチで簡単に放熱部
品を取付けることができ、しかも放熱効果の大きい取付
構造を提供するところにある。
［問題点を解決するための手段］ この考案は、上記目的達成のため、ねじ止めによる取付
手段に代えて弾性止め具を使用し、この止め具を取付け
た放熱箱に放熱部品を装着固定する構成としたものであ
る。
手段に代えて弾性止め具を使用し、この止め具を取付け
た放熱箱に放熱部品を装着固定する構成としたものであ
る。
すなわち、この考案に係る放熱部品の取付構造は、放熱
トランジスター等の放熱部品の収納部を有する放熱箱と
固定用弾性止め具とからなっており、弾性止め具は、放
熱箱の前縁に形成されたアンダーカット状の係合部に屈
曲端縁部において係止され、かつ放熱箱内において、収
納された放熱部品を押圧する屈曲部と、放熱部品の取付
穴に嵌入する係止端を有する構成としたものである。
トランジスター等の放熱部品の収納部を有する放熱箱と
固定用弾性止め具とからなっており、弾性止め具は、放
熱箱の前縁に形成されたアンダーカット状の係合部に屈
曲端縁部において係止され、かつ放熱箱内において、収
納された放熱部品を押圧する屈曲部と、放熱部品の取付
穴に嵌入する係止端を有する構成としたものである。
放熱箱は、アルミニゥム等の金属製とし、独立部品とし
てではなく、機器の一部と一体的に構成することもでき
る。
てではなく、機器の一部と一体的に構成することもでき
る。
また、固定用弾性止め具は、ステンレススチール等の金
属板を折曲成形したものなどが適している。
属板を折曲成形したものなどが適している。
［作用］ 上記のように、放熱部品を収納できる放熱箱に、固定用
弾性止め具を取付け、放熱箱内において、収納された放
熱部品を押える屈曲部と、放熱部品の取付穴に嵌入する
係止端を有する構成とした場合、従来のような穴明作
業、ねじ締め作業を必要とせず、単に放熱部品を放熱箱
の収納部に嵌入するだけで、簡単に取付けることがで
き、取付作業を大幅に簡略化できる。また、ねじ締め作
業を必要としないので、放熱体を箱状の放熱箱とするこ
とができるため、放熱効果が良好で、放熱グリース等の
使用も不必要となる。
弾性止め具を取付け、放熱箱内において、収納された放
熱部品を押える屈曲部と、放熱部品の取付穴に嵌入する
係止端を有する構成とした場合、従来のような穴明作
業、ねじ締め作業を必要とせず、単に放熱部品を放熱箱
の収納部に嵌入するだけで、簡単に取付けることがで
き、取付作業を大幅に簡略化できる。また、ねじ締め作
業を必要としないので、放熱体を箱状の放熱箱とするこ
とができるため、放熱効果が良好で、放熱グリース等の
使用も不必要となる。
［実施例］ 次に、図面に基づいて、この考案の一実施例について説
明する。
明する。
図面において、１は放熱箱で、放熱トランジスター等の
放熱部品Ａを収納する収納部２を有している。３は、こ
の放熱箱１の開口部前縁に形成されたアンダーカット状
の係合部４に、屈曲端縁部５で係止された弾性止め具で
ある。この弾性止め具３は、図示の通り、放熱箱１内に
おいて、収納された放熱部品Ａを押える略逆くの字状の
屈曲部６を有し、さらに、その下方には、放熱部品Ａの
取付穴７に嵌入する係止端８が連続して屈曲形成されて
いる。
放熱部品Ａを収納する収納部２を有している。３は、こ
の放熱箱１の開口部前縁に形成されたアンダーカット状
の係合部４に、屈曲端縁部５で係止された弾性止め具で
ある。この弾性止め具３は、図示の通り、放熱箱１内に
おいて、収納された放熱部品Ａを押える略逆くの字状の
屈曲部６を有し、さらに、その下方には、放熱部品Ａの
取付穴７に嵌入する係止端８が連続して屈曲形成されて
いる。
従って、放熱箱１にあらかじめ弾性止め具３を装着して
おけば、放熱部品Ａの組込み時には、単に放熱箱１の収
納部２に放熱部品Ａを嵌入すればよく、図示の通り、放
熱部品Ａは、弾性止め具３の屈曲部６によってガタツキ
のない状態で放熱箱１の内面に押えられ、取付穴７に嵌
入した係止端８によって、抜け止め状態で取付けられる
ものである。９は、放熱箱１の上縁に形成された弾性止
め具のガイド部である。放熱箱は、独立部品としても良
いが、機器内の他部分ないし部品の一部を構成するもの
であってもよく、例えば、ビデオテープレコーダーのシ
リンダーベースと一体的にダイカスティングすることも
できる。この場合、放熱部品から放熱箱に伝った熱によ
ってシリンダーユニットの結露を防止することができ、
結露解除用のヒーターを兼ねさせ得る利点も有してい
る。
おけば、放熱部品Ａの組込み時には、単に放熱箱１の収
納部２に放熱部品Ａを嵌入すればよく、図示の通り、放
熱部品Ａは、弾性止め具３の屈曲部６によってガタツキ
のない状態で放熱箱１の内面に押えられ、取付穴７に嵌
入した係止端８によって、抜け止め状態で取付けられる
ものである。９は、放熱箱１の上縁に形成された弾性止
め具のガイド部である。放熱箱は、独立部品としても良
いが、機器内の他部分ないし部品の一部を構成するもの
であってもよく、例えば、ビデオテープレコーダーのシ
リンダーベースと一体的にダイカスティングすることも
できる。この場合、放熱部品から放熱箱に伝った熱によ
ってシリンダーユニットの結露を防止することができ、
結露解除用のヒーターを兼ねさせ得る利点も有してい
る。
［考案の効果］ この考案に係る放熱部品の取付構造は、上記の通りであ
り、従来のねじ止め作業、穴明け作業を不要とし、ワン
タッチで簡単に取付けることができ、しかも従来の放熱
体に比して放熱面積を大きく取ることができる等、極め
て実用的価値に富んだ取付構造を提供し得たのである。
り、従来のねじ止め作業、穴明け作業を不要とし、ワン
タッチで簡単に取付けることができ、しかも従来の放熱
体に比して放熱面積を大きく取ることができる等、極め
て実用的価値に富んだ取付構造を提供し得たのである。
第１図は、この考案に係る放熱部品の取付構造の一実施
例を示す斜視図、 第２図は、同中央縦断面図である。 １……放熱箱、２……収納部 ３……弾性止め具、４……係合部 ５……屈曲端縁部、６……屈曲部 ７……取付穴、８……係止端 Ａ……放熱部品
例を示す斜視図、 第２図は、同中央縦断面図である。 １……放熱箱、２……収納部 ３……弾性止め具、４……係合部 ５……屈曲端縁部、６……屈曲部 ７……取付穴、８……係止端 Ａ……放熱部品
Claims (1)
- 【請求項１】放熱トランジスター等の放熱部品の収納部
を有する放熱箱と固定用弾性止め具とからなり、弾性止
め具は、放熱箱の前縁に形成されたアンダーカット状の
係合部に屈曲端縁部において係止され、かつ放熱箱内に
おいて、収納された放熱部品を押圧する屈曲部と、放熱
部品の取付穴に嵌入する係止端を有する放熱部品の取付
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987077114U JPH0639503Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 放熱部品の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987077114U JPH0639503Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 放熱部品の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63185292U JPS63185292U (ja) | 1988-11-29 |
| JPH0639503Y2 true JPH0639503Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=30924815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987077114U Expired - Lifetime JPH0639503Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 放熱部品の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639503Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6219797U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-05 |
-
1987
- 1987-05-21 JP JP1987077114U patent/JPH0639503Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63185292U (ja) | 1988-11-29 |
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