JPH0639492Y2 - 配線ケーブルの固定構造 - Google Patents

配線ケーブルの固定構造

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JPH0639492Y2
JPH0639492Y2 JP13786089U JP13786089U JPH0639492Y2 JP H0639492 Y2 JPH0639492 Y2 JP H0639492Y2 JP 13786089 U JP13786089 U JP 13786089U JP 13786089 U JP13786089 U JP 13786089U JP H0639492 Y2 JPH0639492 Y2 JP H0639492Y2
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JP
Japan
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cable
wiring
wiring cable
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JP13786089U
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久夫 林
昌司郎 谷口
建次 篠原
純男 古川
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 架内の配線ケーブルの固定構造に関し、 ケーブル収容部に挿通・収容した配線ケーブルを確実・
容易に緊縛・固定することを目的とし、コ字形に曲がり
開口部の両端に通し孔を穿設したケーブル保持具と、該
ケーブル保持具の内面に沿い前記通し孔に両端を内側か
ら挿通する結束帯体とからなり、前記ケーブル保持具に
挿着した該結束帯体の内側に前記開口部から配線ケーブ
ルを挿通し、結束帯体の一端を引っ張って締め上げ配線
ケーブルを束ね緊縛するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は架内の配線ケーブルの固定構造に関する。
通信装置などの架内裏側に配線されたケーブルは架枠か
ら突出したケーブル保持具に麻糸やナイロンバンドで縛
りつけている。しかし、装置の高密度実装化により、内
部ユニットの大型化や架間のシールドの必要性から、よ
り狭いスペースに配線ケーブルを収容・固定するように
なってきている。そのため、ケーブル収容部における配
線ケーブルの固定作業がしにくくなり、配線ケーブルを
確実・容易に緊縛・固定する構造が要望されている。
〔従来の技術〕
従来は第5図の架の平面視断面図に示すように、架11の
中央部に回路ユニット12を収容している。この回路ユニ
ット12と架枠11aとの間のスペース(幅W)がケーブル
収容部11bである。このケーブル収容部11bには奥方から
金属帯板をL形に折曲したケーブル保持具13が後方手前
に突出して架枠11aに固定してあり、配線ケーブル15を
ケーブル収容部11bに挿通した後、麻糸(ひも)やラッ
チ付きナイロンバンドなどの結束帯体14で配線ケーブル
15を束ねた状態にしてケーブル保持具13に縛りつけてい
る。ケーブル収容部11bを通った配線ケーブル15は回路
ユニット12の背面にプラグインコネクタ接続される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような上記構造によれば、ケーブル
収容部の手前、B範囲にある配線ケーブルに対しては緊
縛作業がし易いが、収容する配線ケーブルの本数が増加
してくると奥方A範囲は手が入りにくいため、奥方の配
線ケーブルが緊縛・固定できないという問題があり、回
路ユニットの幅が大きい場合、第5図のケーブル収容ス
ペースは小さくなり手が入らずケーブルを緊縛すること
ができないという問題があった。そのために輸送や地震
などにおける振動により断線やコネクタの外れ障害が発
生するといった問題があった。
上記問題店に鑑み、本考案はケーブル収容部に挿通・収
容した配線ケーブルを確実・容易に緊縛・固定すること
ができる配線ケーブルの固定構造を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の配線ケーブルの固
定構造においては、コ字形に曲がり開口部の両端に通し
孔を穿設したケーブル保持具と、該ケーブル保持具の内
面に沿い前記通し孔に両端を内側から挿通する結束帯体
とからなり、前記ケーブル保持具に挿着した該結束帯体
の内側に前記開口部から配線ケーブルを挿通し、結束帯
体の一端を引っ張って締め上げ配線ケーブルを束ね緊縛
するように構成する。
〔作用〕
開口部の両端に通し孔を穿設したコ字形のケーブル保持
具の内側に、前記通し孔に両端を内側から挿通した結束
帯体を配しておくことにより、結束帯体の内側に前記開
口部から配線ケーブルを挿通し、結束帯体の両端を引っ
張ることによって配線ケーブルを束ねるように引き寄せ
緊縛することができる。
〔実施例〕
以下図面に示した実施例に基づいて本考案の要旨を詳細
に説明する。
配線ケーブルの固定構造は第1図の平面視断面図に示す
ように、架1の中央部に収容した回路ユニット2と架枠
1aとの間のケーブル収容部1bに奥方から後方手前に突出
して架枠1aにねじ止め固設したケーブル保持具3と、該
ケーブル保持具3に挿通した配線ケーブル5を緊縛する
結束帯体4とで構成する。
このケーブル保持具3は、金属帯板からなり第2図の斜
視図のようにコ字形(あるいはU字形)に曲がり開口部
の両端に等間隔の通し孔3a、即ち3a-1,3a-2及び3a-1′
〜3a-2′の2個ずつの角孔を備える。通し孔3aの結束帯
体4が滑る内周エッジは滑り易いように滑らかに面取り
をしておく。
結束帯体4は、第3図の斜視図のようにナイロン織布製
の帯体4aの一端に金属リング4b、即ち2個の第1,第2金
属リング4b-1,4b-2を取り付け、帯体4aの先端を一旦、
第1,第2金属リング4b-1,4b-2の順に通し、第2金属リ
ング4b-2の外側を通って再び第1金属リング4b-1に通
し、矢印方向に引っ張って締めることができる。
この結束帯体4は、第4図の要部拡大平面図のように帯
体4aをケーブル保持具3の1番手前の通し孔3a-1に内側
から通した後、隣りの通し孔3a-2に通して再び内側に出
し、ケーブル保持具3のコ字形内面に沿って伸ばした
後、Uターンして反対側の通し孔3a-2′に内側から通し
た後、1番手前の通し孔3a-1′に通して再び内側に出
す。そして結束帯体4の内側にケーブル保持具3の開口
部から配線ケーブル5を挿通し、結束帯体4の帯体4aの
先端を第3図に示したように角形金属リング4bに挿通
し、その先端を引っ張って配線ケーブル5を束ねるよう
に引き寄せ締め上げて緊縛・固定する。
なお、上記説明の結束帯体は、例えば従来用いたひもや
ラッチ付きナイロンバンドなどでもよく、ケーブル保持
具の通し孔に通して引っ張ることにより締め上げること
のできる弯曲柔軟な帯体であればよい。
このように、コ字形で通し孔を有するケーブル保持具
と、結束帯体とを組み合わせることにより、収容する配
線ケーブルの多少に拘らず結束帯体を用いてケーブル保
持具の手前入口に引き寄せて緊縛・固定することがで
き、ケーブル保持具の内側全体をケーブル収容部として
有効に利用することができる。また、手の入らない狭い
スペースであってもケーブルを容易に収容・固定するこ
とができる。また、回路ユニットの増設などによる配線
ケーブル本数の増加に対しても結束帯体を容易に解いて
自在に追加挿通し再度容易に緊縛・固定することができ
る。したがって、振動などによるケーブル収容部内の配
線ケーブルの振れを防止することができるとともに、配
線ケーブルの断線、コネクタの外れなどの不具合をなく
すことができる。
〔考案の効果〕
以上、詳述したように本考案によれば、ケーブル保持具
と結束帯体とを組み合わせることにより、ケーブル収容
部における配線ケーブルの固定作業がし易くなるととも
に、手の入らない狭いケーブル収容部でも配線ケーブル
の固定作業が可能となり、配線ケーブルを確実・容易に
緊縛し固定することができ、ケーブル断線やコネクタ外
れ障害をなくして装置の信頼度を確保することができる
といった実用上極めて有用な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例の平面視断面図、 第2図は第1図のケーブル保持具の斜視図、 第3図は第1図の結束帯体の斜視図、 第4図は第1図の結束帯体の挿着状態を示す要部拡大平
面図、 第5図は従来技術による平面視断面図である。 図において、 3はケーブル保持具、 3aは通し孔、 4は結束帯体、 5は配線ケーブルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 篠原 建次 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)考案者 古川 純男 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−22776(JP,U) 実開 昭58−191681(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コ字形に曲がり開口部の両端に通し孔(3
    a)を穿設したケーブル保持具(3)と、該ケーブル保
    持具(3)の内面に沿い前記通し孔(3a)に両端を内側
    から挿通する結束帯体(4)とからなり、前記ケーブル
    保持具(3)に挿着した該結束帯体(4)の内側に前記
    開口部から配線ケーブル(5)を挿通し、結束帯体
    (4)の一端を引っ張って締め上げ配線ケーブル(5)
    を束ね緊縛することを特徴とする配線ケーブルの固定構
    造。
JP13786089U 1989-11-28 1989-11-28 配線ケーブルの固定構造 Expired - Lifetime JPH0639492Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13786089U JPH0639492Y2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 配線ケーブルの固定構造

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JP13786089U JPH0639492Y2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 配線ケーブルの固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0377483U JPH0377483U (ja) 1991-08-05
JPH0639492Y2 true JPH0639492Y2 (ja) 1994-10-12

Family

ID=31684996

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13786089U Expired - Lifetime JPH0639492Y2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 配線ケーブルの固定構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233558A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Joto Techno Co Ltd 軒天井換気用縁材
JP2018107238A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 京セラ株式会社 試料保持具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0377483U (ja) 1991-08-05

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