JPH0639427U - 薄材をはさんだｆｒｐ板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のガラス繊維積層の製法では、なし得な
かった素材のもつ自然な柄や、木目などの模様を、その
ままの状態にてガラス繊維板に表現することを目的とす
る。 【構成】 樹脂を塗布したガラス繊維の間に薄手の材量
（綿布、麻各種薄板等）を重ねて置き、乾燥する。この
ようにして中に入れた材量の素材そのままの柄や色彩を
表現することが可能となった。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ガラス繊維成型板に関するものである。 従来のガラス繊維成型板は、ガラス繊維のみを積層成型することにより、必要 な厚みと強度を確保し、輸送機器、洗面バスユニット、各種容器等様々な分野で 利用されているが、その色調は表面の塗装により処理されている。 本案は、従来の製法では、なし得なかった素材のもつ自然な柄や、木目なでの 模様を、そのままの状態にてガラス織維製品に表現することを可能にする為に考 案されたものである。 これを図面について説明すれば、 （イ）ガラス繊維（１）に樹脂を塗布する。 （ロ）（１）の上に薄手の材量（綿布、麻、各種薄板等）（２）を重ねて置き、 （ハ） さらに（２）の上にガラス繊維（３）を重ねて置き樹脂を塗布して乾燥 する。 本案は、以上のような構造であるので、特別な塗装を必要とせず、中に入れる 材量の素材そのままの柄や色彩を表現することが可能となり、従来のガラス繊維 製品の利用範囲が広がり、製品の色調や柄の種類が増加した。

【図面の簡単な説明】 第１図は本考案の組立図 第２図は本考案の完成図 （１）はガラス繊維 （２）は薄手の材量（綿布、麻、薄板等） （３）はガラス繊維

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １．（イ）ガラス繊維（１）に樹脂を塗布する。 （ロ）（１）の上に薄手の材量（綿布．麻．各種薄板
   等）（２）を重ねて置き、 （ハ）さらに（２）の上にガラス繊維を重ねて置き、樹
   脂を塗布して乾燥する。 以上の如く積層した、ガラス繊維成型板。