JPH0639319U - 鋼板の切断・打抜き装置 - Google Patents

鋼板の切断・打抜き装置

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JPH0639319U
JPH0639319U JP8274792U JP8274792U JPH0639319U JP H0639319 U JPH0639319 U JP H0639319U JP 8274792 U JP8274792 U JP 8274792U JP 8274792 U JP8274792 U JP 8274792U JP H0639319 U JPH0639319 U JP H0639319U
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JP
Japan
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steel plate
tooth
support base
cutting
cushion material
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Pending
Application number
JP8274792U
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English (en)
Inventor
博司 頭本
浩 高石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フープ状鋼板を切断あるいは打ち抜きする時
の騒音を低減することを目的とする。 【構成】 作業台1上の下型(歯)2に対向する上型
(歯)3を取り付けた支持台4を下型(歯)2の上方に
昇降可能に設け、支持台4の下側にバネ5を介して設け
た鋼板押さえ具6の下端にアリ溝加工にて埋め込み孔6
bを設け、この埋め込み孔6bに弾性クッション材6a
を埋め込んで、作業台1の下型(歯)2上に送りだされ
たフープ状鋼板8を下型(歯)2と上型(歯)3とで切
断あるいは打ち抜きするときに、鋼板8を弾性クッショ
ン材6aで押さえるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は防音構造を施した鋼板の切断・打抜き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鋼板を変圧器鉄心や電源装置などのパネルのメータ表示器などとして用いるた めに、そのような形状にフープ状鋼板を切断装置で打ち抜いたり、切断したりす る場合、切断時に発生する騒音が大きく、このため切断又は打抜き作業場を防音 板で囲んだり、あるいは切断又は打抜き装置そのものを防音壁で覆ったりするな どの防音対策が施されている。例えば、図2に示すように作業台1の上に下型( 歯)2を設け、この下型2に対向するように上型(歯)3が支持台4に取り付け られている。そして、この支持台4の下端にはバネ5を介して押さえ具16が取 り付けられており、また、支持台4は駆動源(図示省略)によって上下に昇降で きるようになっている。
【0003】 一方、フープ状鋼板8はモータで回転するローラ7によって作業台上に送りだ され、作業台1上にある下型2の所定の位置にセットされると、支持台4が降下 する。この支持台4の降下によって、まず、支持台4の下部にバネを介して取り 付けた押さえ具16が鋼板8を押さえる。この状態でさらに支持台4を降下させ ることにより、上型3が下型2に合って鋼板は打ち抜かれる。なお、図2の切断 装置は騒音防止のために装置全体が防音板19で囲われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、切断・打抜き装置にて鋼板を切断あるいは打ち抜く時に生ずる 騒音の最大の発生源は、押さえ具が鋼板を押さえる時に起こるものであり、鋼板 の厚みがやや厚く、打ち抜きや切断作業が高速になればなるほど、人体には不快 な騒音として感じられるのである。
【0005】 このため、図2のように装置全体が防音板で覆われているのであるが、このよ うな防音板では鋼板が装置に送り込まれる送入口9や床面から漏れる騒音が大き くて不充分であり、床面を含めた防音対策が要望されている。
【0006】 本考案者らは、上記に鑑みて切断・打抜き装置にて鋼板を切断あるいは打ち抜 く時に発生する騒音の低減を、装置の改良によって実現するべく検討の結果、こ の考案に至ったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、この考案は作業台上に固定した下型と、この下型に対向するように昇降 可能な支持台に支持された上型と、上記支持台の下部にバネを介して取り付けた 鋼板の押さえ具とにより構成され、押さえ具の下端に弾性クッション材を突出状 に設けてなる鋼板の切断・打抜き装置を提供するものである。
【0008】
【作用】
この考案は切断・打抜き装置において、作業台に固定された下型と対向する上 型を支持した支持台の下部に取り付けた鋼板押さえ具の下端に弾性クッション材 を下方に突出するように設けたことによって、鋼板を押さえたときに発生する騒 音をこの弾性クッション材が吸収する結果、騒音の顕著な低減を果たすことがで きるのである。
【0009】
【実施例】
以下、この考案を実施例を示す図1に基づいて説明する。図において、2は作 業台1の上面に固定された下型(歯)である。そして、下型(歯)2の上方には 、この下型(歯)2に対向するように上型(歯)3が取り付けられた支持台4が 設けられており、この支持台4にはその下方にバネ5を介して鋼板押さえ具6が 取り付けられている。また、鋼板押さえ具6の下端にはその下方に突出するよう にクッション材6aが埋め込まれている。
【0010】 上記した上型(歯)3と鋼板押さえ具6を有する支持台4は、図示省略したが 、駆動源によって上下に昇降するようになっている。そして、フープ状鋼板8が モータ(図示省略)で回転するローラ7によって作業台1の下型(歯)2上に送 りだされ、所定の位置にセットされると、支持台4が降下してきて、まず鋼板押 さえ具6に設けたクッション材6aが鋼板8上に接触する。さらに支持台4を降 下させることにより、バネ5の力で鋼板8をクッション材6aにて強く押さえる とともに、上型(歯)が降下してこの上型(歯)3と下型(歯)2とによって鋼 板8が切断される。この鋼板へのクッション材の接触押圧と上型と下型による切 断とはほぼ同時に行われるが、その際に発生する騒音はクッション材として弾性 材料を用いることによって、このクッション材が吸収し、その騒音をかなり低減 することができる。
【0011】 弾性クッション材6aとしては、4フッ化エチレン樹脂、3フッ化塩化エチレ ン樹脂等のフッ素樹脂やポリウレタン樹脂が好ましく、これを図3(b)のよう な形状6aに成形して用いればよい。この弾性クッション材の鋼板押さえ具への 取り付けは、鋼板押さえ具6の下方を図3のようにアリ溝加工して埋め込み孔6 bを設けておき、この埋め込み孔6bの内面に予め接着剤を塗布しておいてクッ ション材を埋め込むか、またはビス止めすればよい。
【0012】 実際に、この考案の鋼板の切断装置を用いて、幅90mm、厚さ0.5mmの 鋼板を使用してロールから18m/分のスピードで作業台の下型(歯)2上に送 り出し、支持台4を降下させて弾性クッション材6aで鋼板8をしっかり押さえ た状態で、さらに支持台を降下させて上型(歯)3と下型(歯)2とで200m m間隔に鋼板を切断する作業を行ったところ、切断装置から500mm(高さ1 000mm)離れた所で騒音は74ホーンであり、弾性クッション材のない従来 の切断装置で同じ作業を行った場合は83ホーンであった。このことから鋼板押 さえ具に弾性クッション材を設けたこの考案の鋼板の切断装置によれば、切断時 の騒音低減に効果のあることが認められた。
【0013】 上記実施例は鋼板の切断装置を用いて鋼板を切断する場合について説明したが 、図4に示すように下型(歯)2の中央部に円孔又は角孔形状の凹部11を設け 、下型(歯)2の上方に設けられた支持台4に、下型(歯)2に対向して凹部1 1に嵌入可能な円柱又は角柱の凸形状の上型(歯)3を取り付けた打ち抜き装置 とするならば、支持台4の降下によって上型(歯)3の下方が下型(歯)2の凹 部11に嵌入するときに下型(歯)2上の鋼板8を打ち抜くことができる。この ような形状の上型(歯)3は、その下方を支持台4にバネ5を介して固定されて いる鋼板押さえ具6で囲み、鋼板押さえ具6の下端には図1と同じように埋め込 み孔6bを設けて、この埋め込み孔6bに弾性クッション材6aを設けておけば よい。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の切断・打抜き装置は作業台の下型上に送りだ されたフープ状又は下型上に載置された鋼板を押さえるに当たって、従来の鋼板 押さえ具とは異なって、鋼板押さえ具の下端をアリ溝加工して形成した埋め込み 孔に弾性クッション材を埋め込んで、この弾性クッション材で押さえるようにし たので、切断時の騒音を弾性クッション材で吸収することができて、騒音の低減 に大きな効果を奏することが認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の切断・打抜き装置の一実施例を示す
縦断面図である。
【図2】従来の切断・打抜き装置を示す縦断面図であ
る。
【図3】(a)はこの考案の切断・打抜き装置中の鋼板
押さえ具の形状の一例を示す説明図であり、(b)は弾
性クッション材の形状の一例を示す説明図である。
【図4】この考案の切断・打抜き装置の他の実施例を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 作業台 2 下型(歯) 3 上型(歯) 4 支持台 5 バネ 6 鋼板押さえ具 6a 弾性クッション材 6b 埋め込み孔 8 フープ状鋼板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業台上に固定した下型と、この下型に
    対向するように昇降可能な支持台に支持された上型と、
    上記支持台の下部にバネを介して取り付けた鋼板の押さ
    え具とにより構成され、押さえ具の下端に弾性クッショ
    ン材を突出状に設けてなる鋼板の切断・打抜き装置。
JP8274792U 1992-11-04 1992-11-04 鋼板の切断・打抜き装置 Pending JPH0639319U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8274792U JPH0639319U (ja) 1992-11-04 1992-11-04 鋼板の切断・打抜き装置

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JP8274792U JPH0639319U (ja) 1992-11-04 1992-11-04 鋼板の切断・打抜き装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0639319U true JPH0639319U (ja) 1994-05-24

Family

ID=13783025

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JP8274792U Pending JPH0639319U (ja) 1992-11-04 1992-11-04 鋼板の切断・打抜き装置

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JP (1) JPH0639319U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021028110A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 張偉萍 ケーブルダクトの切屑出さない切断装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980804