JPH0639301Y2 - ガスメータ装置 - Google Patents
ガスメータ装置Info
- Publication number
- JPH0639301Y2 JPH0639301Y2 JP15334788U JP15334788U JPH0639301Y2 JP H0639301 Y2 JPH0639301 Y2 JP H0639301Y2 JP 15334788 U JP15334788 U JP 15334788U JP 15334788 U JP15334788 U JP 15334788U JP H0639301 Y2 JPH0639301 Y2 JP H0639301Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- ram
- eeprom
- gas meter
- meter device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、パルス発生部からのガス流量に応じた電気信
号をマイクロコンピュータで計数し、その計数データを
RAMに記憶してLCD表示器等で表示するガスメータ装置に
関する。
号をマイクロコンピュータで計数し、その計数データを
RAMに記憶してLCD表示器等で表示するガスメータ装置に
関する。
従来の技術 第３図に、従来のこの種のガスメータ装置の電子回路を
示す、図において、パルス発生部１は、ガス流量に応じ
た回転運動を検出して電気信号（パルス）に変換する。
このパルス発生部１からのパルスはマイクロコンピュー
タ２へ入力されて計数され、その計数データはマイクロ
コンピュータ２に内蔵されたRAM3に記憶されると同時
に、その値がLCD表示器４に表示される。一方、マイク
ロコンピュータ２は、端子部５を介して警報器６または
NCU（ネットワークコントロールユニット）７と接続さ
れており、各種のセキュリティ機能を果たす。
示す、図において、パルス発生部１は、ガス流量に応じ
た回転運動を検出して電気信号（パルス）に変換する。
このパルス発生部１からのパルスはマイクロコンピュー
タ２へ入力されて計数され、その計数データはマイクロ
コンピュータ２に内蔵されたRAM3に記憶されると同時
に、その値がLCD表示器４に表示される。一方、マイク
ロコンピュータ２は、端子部５を介して警報器６または
NCU（ネットワークコントロールユニット）７と接続さ
れており、各種のセキュリティ機能を果たす。
考案が解決しようとする課題 ところが、この場合、外部からの雷等のノイズが回線ま
たはACラインから侵入し、マイクロコンピュータ２にリ
セットをかけたり、RAM3の内容をクリアし、LCD表示器
４の表示が０になったり、異常な数値が表示されること
があった。
たはACラインから侵入し、マイクロコンピュータ２にリ
セットをかけたり、RAM3の内容をクリアし、LCD表示器
４の表示が０になったり、異常な数値が表示されること
があった。
そこで、本考案の目的は、外部ノイズ等によって発生す
る上記のような異常表示をできるだけ誤差少なく表示す
ることにある。
る上記のような異常表示をできるだけ誤差少なく表示す
ることにある。
課題を解決するための手段 本考案では、パルス発生部とマイクロコンピュータとLC
D表示器等による上記のような基本構成のガスメータ装
置において、EEPROMを備え、これとRAMとをマイクロコ
ンピュータによって次のように制御する。
D表示器等による上記のような基本構成のガスメータ装
置において、EEPROMを備え、これとRAMとをマイクロコ
ンピュータによって次のように制御する。
すなわち、ある定められた時間毎にEEPROMを動作させ、
そのデータとRAMのデータを比較し、設定された以上の
差がないときはRAMのデータをEEPROMに書き込み、設定
された以上の差であるときはEEPROMのデータをRAMへ転
送してそのデータをLCD表示器等に表示させる。
そのデータとRAMのデータを比較し、設定された以上の
差がないときはRAMのデータをEEPROMに書き込み、設定
された以上の差であるときはEEPROMのデータをRAMへ転
送してそのデータをLCD表示器等に表示させる。
作用 このようにすると、異常が生じたとき、RAMのデータをE
EPROMによって保護でき、表示されるガス使用量の誤差
の程度はある定められた時間内での使用量で済む。ま
た、EEPROMは、消費電流が多いが、ある定められた時間
毎に動作させるので、消費電力も少なくて済む。
EPROMによって保護でき、表示されるガス使用量の誤差
の程度はある定められた時間内での使用量で済む。ま
た、EEPROMは、消費電流が多いが、ある定められた時間
毎に動作させるので、消費電力も少なくて済む。
実施例 次に、本考案の実施例について説明する。
第１図は、本考案によるガスメータ装置の電子回路を示
す。このガスメータ装置は、パルス発生部11、RAM13を
含むマイクロコンピュータ12、LCD表示器14、端子部1
5、警報器16、NCU17を備え、パルス発生部11からの一定
ガス流量毎のパルスをマイクロコンピュータ12へ入力し
て計数し、その計数データをRAM13に記憶すると同時
に、その値をLCD表示器14に表示することは従来と同じ
である。このガスメータ装置は、この他に、電気的消去
可能なPROMであるEEPROM18およびその駆動用トランジス
タ19を備え、またマイクロコンピュータ12に次のような
機能を追加したもので、第２図はそのフローチャートで
ある。図から判るとおり、発生パルス信号割込み処理
は、別に設ける。
す。このガスメータ装置は、パルス発生部11、RAM13を
含むマイクロコンピュータ12、LCD表示器14、端子部1
5、警報器16、NCU17を備え、パルス発生部11からの一定
ガス流量毎のパルスをマイクロコンピュータ12へ入力し
て計数し、その計数データをRAM13に記憶すると同時
に、その値をLCD表示器14に表示することは従来と同じ
である。このガスメータ装置は、この他に、電気的消去
可能なPROMであるEEPROM18およびその駆動用トランジス
タ19を備え、またマイクロコンピュータ12に次のような
機能を追加したもので、第２図はそのフローチャートで
ある。図から判るとおり、発生パルス信号割込み処理
は、別に設ける。
すなわち、ある定められた規定時間（例えば１日〜数
日）毎にEEPROM18を動作させてそのデータを読み出し、
そのデータとRAM13のデータを比較する。このとき、そ
れらデータの差がある設定値の範囲内のときはRAM13の
データをEEPROM18に書き込んで更新し、設定範囲を超え
ていたときは、RAM13のデータは誤りとするために、EEP
ROM18のデータをRAM13へ転送し、LCD表示器14もEEPROM1
8の値を表示して修正する。ここで、比較基準とする設
定値は、各家庭で使用するガス器具の容量等から区分が
決められ、その区分設定がガスメータ設置時またはガス
機器設置時にガスメータに対してなされるため、その区
分によりある決められた時間内（例えば１日〜数日）で
使用されるガス量が想定できるが、その想定値のことを
いう。
日）毎にEEPROM18を動作させてそのデータを読み出し、
そのデータとRAM13のデータを比較する。このとき、そ
れらデータの差がある設定値の範囲内のときはRAM13の
データをEEPROM18に書き込んで更新し、設定範囲を超え
ていたときは、RAM13のデータは誤りとするために、EEP
ROM18のデータをRAM13へ転送し、LCD表示器14もEEPROM1
8の値を表示して修正する。ここで、比較基準とする設
定値は、各家庭で使用するガス器具の容量等から区分が
決められ、その区分設定がガスメータ設置時またはガス
機器設置時にガスメータに対してなされるため、その区
分によりある決められた時間内（例えば１日〜数日）で
使用されるガス量が想定できるが、その想定値のことを
いう。
したがって、この想定値より大きかったり、前のデータ
より小さかった場合は何らかの異常が発生し、RAM13の
データに信憑性がなくなったと判断できる。このような
場合に、このガスメータでは、例えば１日前のデータを
正常値として採用するものである。
より小さかった場合は何らかの異常が発生し、RAM13の
データに信憑性がなくなったと判断できる。このような
場合に、このガスメータでは、例えば１日前のデータを
正常値として採用するものである。
なお、EEPROM18は、消費電流が多いため、それを上記の
ように規定時間毎に動作させて必要なときだけ電源を供
給し、不必要なときは電源を切れば消費電力を節約でき
る。EEPROM18は、電源がなくとも、メモリ機能を持って
いるため、その間に外部ノイズが侵入しても前のデータ
を保持しているため、上記のような作用には問題はな
い。
ように規定時間毎に動作させて必要なときだけ電源を供
給し、不必要なときは電源を切れば消費電力を節約でき
る。EEPROM18は、電源がなくとも、メモリ機能を持って
いるため、その間に外部ノイズが侵入しても前のデータ
を保持しているため、上記のような作用には問題はな
い。
考案の効果 本考案によれば、ノイズ等でRAMの記憶がクリアされた
り異常な値になっても、すぐに修正され、１〜数日分の
誤差程度で済むため、検針員と一般ユーザとの間のトラ
ブルが少なくなる。また、EEPROMは消費電流が多いが、
ある定められた時間毎に動作させるので、消費電力も少
なくて済む。
り異常な値になっても、すぐに修正され、１〜数日分の
誤差程度で済むため、検針員と一般ユーザとの間のトラ
ブルが少なくなる。また、EEPROMは消費電流が多いが、
ある定められた時間毎に動作させるので、消費電力も少
なくて済む。
第１図は本考案によるガスメータ装置の電子回路のブロ
ック図、第２図はそのフローチャート、第３図は従来の
ガスメータ装置の電子回路のブロック図である。 11……パルス発生部 12……マイクロコンピュータ 13……RAM 14……LCD表示器 18……EEPROM
ック図、第２図はそのフローチャート、第３図は従来の
ガスメータ装置の電子回路のブロック図である。 11……パルス発生部 12……マイクロコンピュータ 13……RAM 14……LCD表示器 18……EEPROM
Claims (1)
- 【請求項１】パルス発生部からのガス流量に応じた電気
信号をマイクロコンピュータで計数し、その計数データ
をRAMに記憶してLCD表示器等で表示するガスメータ装置
において、EEPROMを備え、また、ある定められた時間毎
に該EEPROMを動作させ、そのデータと前記RAMのデータ
を比較し、設定された以上の差がないときはRAMのデー
タをEEPROMに書き込み、設定された以上の差であるとき
はEEPROMのデータをRAMへ転送してそのデータを前記LCD
表示器等に表示させる機能を前記マイクロコンピュータ
に備えたことを特徴とする、ガスメータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15334788U JPH0639301Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | ガスメータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15334788U JPH0639301Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | ガスメータ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0272933U JPH0272933U (ja) | 1990-06-04 |
| JPH0639301Y2 true JPH0639301Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31429104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15334788U Expired - Lifetime JPH0639301Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | ガスメータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639301Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002310739A (ja) * | 2001-04-19 | 2002-10-23 | Yazaki Corp | 流量演算装置 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP15334788U patent/JPH0639301Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0272933U (ja) | 1990-06-04 |
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