JPH0639157A - 往復式電気かみそりの駆動装備 - Google Patents
往復式電気かみそりの駆動装備Info
- Publication number
- JPH0639157A JPH0639157A JP20160392A JP20160392A JPH0639157A JP H0639157 A JPH0639157 A JP H0639157A JP 20160392 A JP20160392 A JP 20160392A JP 20160392 A JP20160392 A JP 20160392A JP H0639157 A JPH0639157 A JP H0639157A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driver
- movable blade
- elastic legs
- reciprocating electric
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外刃の曲率半径や大きさに関わらず、機器を
小型化することができる。 【構成】 可動刃3の往復動方向において湾曲している
外刃2と、この外刃2内面に添って往復摺動する可動刃
3と、この可動刃3に揺動運動を行わせる駆動子4とを
備えた往復式電気かみそりにおいて、各自由端が支持固
定されるとともに互いに異なる斜め方向に突出する一対
の弾性脚44,44を駆動子4が具備するとともに、駆
動部材との係合部41を有する駆動子4はその両弾性脚
44の各延長線を交差させて、駆動子4の動きの仮想的
な軸を駆動子の設置スペース外におく。
小型化することができる。 【構成】 可動刃3の往復動方向において湾曲している
外刃2と、この外刃2内面に添って往復摺動する可動刃
3と、この可動刃3に揺動運動を行わせる駆動子4とを
備えた往復式電気かみそりにおいて、各自由端が支持固
定されるとともに互いに異なる斜め方向に突出する一対
の弾性脚44,44を駆動子4が具備するとともに、駆
動部材との係合部41を有する駆動子4はその両弾性脚
44の各延長線を交差させて、駆動子4の動きの仮想的
な軸を駆動子の設置スペース外におく。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は往復式電気かみそり、こ
とに外刃が可動刃の往復動方向において湾曲したものと
して形成されている往復式電気かみそりの駆動装備に関
するものである。
とに外刃が可動刃の往復動方向において湾曲したものと
して形成されている往復式電気かみそりの駆動装備に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】往復式電気かみそりにおいて、図9に示
すように、外刃2が可動刃3の往復動方向において湾曲
したものとして形成されたものがある。この場合の可動
刃3の往復駆動は、上下方向の略中央部が軸40で支持
されている駆動子4を設けて、この駆動子4の下端のカ
ム溝41をモータ5によって回転駆動される偏心軸51
に係合させるとともに、駆動子4の上端に押し上げばね
42を介して可動刃3を取り付けて、モータ5の回転に
伴って駆動子4が揺動する動きを利用して、可動刃3を
外刃2内面に添わせつつ往復動させている。
すように、外刃2が可動刃3の往復動方向において湾曲
したものとして形成されたものがある。この場合の可動
刃3の往復駆動は、上下方向の略中央部が軸40で支持
されている駆動子4を設けて、この駆動子4の下端のカ
ム溝41をモータ5によって回転駆動される偏心軸51
に係合させるとともに、駆動子4の上端に押し上げばね
42を介して可動刃3を取り付けて、モータ5の回転に
伴って駆動子4が揺動する動きを利用して、可動刃3を
外刃2内面に添わせつつ往復動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、軸40と外
刃2までの部分は、駆動子4の揺動スペースであるため
に、他の部品を配置することができず、また外刃2から
軸40までの距離R(これは外刃2の曲率半径に等し
い)を機器の構成のなかで確保する必要がある。従っ
て、外刃2の曲率半径が機器の大きさ(主として高さ)
に与える影響が大きく、機器の小型化の阻害要因となっ
ている。
刃2までの部分は、駆動子4の揺動スペースであるため
に、他の部品を配置することができず、また外刃2から
軸40までの距離R(これは外刃2の曲率半径に等し
い)を機器の構成のなかで確保する必要がある。従っ
て、外刃2の曲率半径が機器の大きさ(主として高さ)
に与える影響が大きく、機器の小型化の阻害要因となっ
ている。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは外刃の曲率半径や大き
さに関わらず、機器を小型化することができる往復式電
気かみそりの駆動装備を提供するにある。
であり、その目的とするところは外刃の曲率半径や大き
さに関わらず、機器を小型化することができる往復式電
気かみそりの駆動装備を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、可動
刃の往復動方向において湾曲している外刃と、この外刃
内面に添って往復摺動する可動刃と、この可動刃に揺動
運動を行わせる駆動子とを備えた往復式電気かみそりに
おいて、各自由端が支持固定されるとともに互いに異な
る斜め方向に突出する一対の弾性脚を駆動子が具備する
とともに、駆動部材との係合部を有する駆動子はその両
弾性脚の各延長線を交差させていることに特徴を有して
いる。
刃の往復動方向において湾曲している外刃と、この外刃
内面に添って往復摺動する可動刃と、この可動刃に揺動
運動を行わせる駆動子とを備えた往復式電気かみそりに
おいて、各自由端が支持固定されるとともに互いに異な
る斜め方向に突出する一対の弾性脚を駆動子が具備する
とともに、駆動部材との係合部を有する駆動子はその両
弾性脚の各延長線を交差させていることに特徴を有して
いる。
【0006】
【作用】本発明によれば、駆動子における駆動部材との
係合部から可動刃が連結される部分までの距離を短くす
ることができる上に、駆動子を支持する軸が不要であ
り、仮想的な軸を駆動子の設置スペース外におくことが
できる。
係合部から可動刃が連結される部分までの距離を短くす
ることができる上に、駆動子を支持する軸が不要であ
り、仮想的な軸を駆動子の設置スペース外におくことが
できる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図1において、1は上端に外刃フレーム20を介
して外刃2が取り付けられている本体であり、その内部
にはモータ5とこのモータ5の回転を揺動運動に変換す
る駆動子4とが納められている。ここにおける駆動子4
は、その下端にモータ5の出力軸に取り付けられた偏心
軸51と係合するカム溝41を備えるとともに、上端に
可動刃3が上下摺動自在にかつ押し上げばね42によっ
て上方へ向けて付勢された状態で取り付けられたもの
で、その下端部両側からは夫々斜め外側に向けて弾性脚
44,44を一体に突設させており、本体1による駆動
子4の支持は、各弾性脚44の自由端を固定することで
行っている。
ると、図1において、1は上端に外刃フレーム20を介
して外刃2が取り付けられている本体であり、その内部
にはモータ5とこのモータ5の回転を揺動運動に変換す
る駆動子4とが納められている。ここにおける駆動子4
は、その下端にモータ5の出力軸に取り付けられた偏心
軸51と係合するカム溝41を備えるとともに、上端に
可動刃3が上下摺動自在にかつ押し上げばね42によっ
て上方へ向けて付勢された状態で取り付けられたもの
で、その下端部両側からは夫々斜め外側に向けて弾性脚
44,44を一体に突設させており、本体1による駆動
子4の支持は、各弾性脚44の自由端を固定することで
行っている。
【0008】ここにおいて、互いに逆となっている斜め
方向に弾性脚44,44が延びている駆動子4のカム溝
41に偏心軸51を係合させているモータ5を回転させ
ると、図3に示すように、駆動子5は両弾性脚44,4
4の延長線の交点Aをほぼ中心とした揺動運動を行うも
のであり、可動刃3は交点Aをほぼ中心とする円弧運動
を行う。なお、可動刃3は駆動子1にスライド自在にか
つある範囲内で回動自在となるように嵌合しているため
に、可動刃3はその往復動方向において湾曲したものと
なっている外刃2の内面に摺動する。この時、駆動子4
の上下方向高さが、外刃2の曲率半径以上である必要は
なく、従って、駆動子4の上下長を短く保つことができ
る。
方向に弾性脚44,44が延びている駆動子4のカム溝
41に偏心軸51を係合させているモータ5を回転させ
ると、図3に示すように、駆動子5は両弾性脚44,4
4の延長線の交点Aをほぼ中心とした揺動運動を行うも
のであり、可動刃3は交点Aをほぼ中心とする円弧運動
を行う。なお、可動刃3は駆動子1にスライド自在にか
つある範囲内で回動自在となるように嵌合しているため
に、可動刃3はその往復動方向において湾曲したものと
なっている外刃2の内面に摺動する。この時、駆動子4
の上下方向高さが、外刃2の曲率半径以上である必要は
なく、従って、駆動子4の上下長を短く保つことができ
る。
【0009】なお、上記実施例では、一対の弾性脚4
4,44を同じ長さでかつ同じ傾きをもつものとしてい
るが、図4に示すように、両方の弾性脚44,44の長
さが異なっていても、あるいは図5に示すように、両方
の弾性脚44,44の傾きが異なっていてもよい。いず
れの場合も、上記従来例と同様に、両弾性脚44,44
の延長線の交点を中心とする動きを行う。さらに、図7
に示すように、弾性脚44,44が斜め下方に向けて突
出しているものであってもよい。この場合、交点Aは上
方にくるために、駆動子4に取り付けられる可動刃3の
動きは前記従来例と逆の円弧を描くものとなり、外刃2
には凹形状に湾曲したものを用いることになる。
4,44を同じ長さでかつ同じ傾きをもつものとしてい
るが、図4に示すように、両方の弾性脚44,44の長
さが異なっていても、あるいは図5に示すように、両方
の弾性脚44,44の傾きが異なっていてもよい。いず
れの場合も、上記従来例と同様に、両弾性脚44,44
の延長線の交点を中心とする動きを行う。さらに、図7
に示すように、弾性脚44,44が斜め下方に向けて突
出しているものであってもよい。この場合、交点Aは上
方にくるために、駆動子4に取り付けられる可動刃3の
動きは前記従来例と逆の円弧を描くものとなり、外刃2
には凹形状に湾曲したものを用いることになる。
【0010】さらに、駆動子4における可動刃3が連結
される部分が図7及び図8に示すように、左右いずれか
にずれていたり、斜め向きであってもよい。
される部分が図7及び図8に示すように、左右いずれか
にずれていたり、斜め向きであってもよい。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明においては、駆動子
における往復駆動部材との係合部から可動刃が連結され
る部分までの距離を短くすることができる上に、駆動子
を支持する軸が不要である上に、仮想的な軸を駆動子の
設置スペース外におくことができるために、この点にお
いても駆動子の長さを短くすることができるものであ
り、従って小型で設置場所についての制限の少ないのき
わ剃り装置を提供することができるものである。
における往復駆動部材との係合部から可動刃が連結され
る部分までの距離を短くすることができる上に、駆動子
を支持する軸が不要である上に、仮想的な軸を駆動子の
設置スペース外におくことができるために、この点にお
いても駆動子の長さを短くすることができるものであ
り、従って小型で設置場所についての制限の少ないのき
わ剃り装置を提供することができるものである。
【図1】本発明一実施例の断面図である。
【図2】同上の駆動子の斜視図である。
【図3】(a)(b)(c) は同上の駆動子の動きを示す正面図
である。
である。
【図4】(a)(b)(c) は同上の駆動子の他例の動きを示す
正面図である。
正面図である。
【図5】(a)(b)(c) は同上の駆動子の更に他例の動きを
示す正面図である。
示す正面図である。
【図6】(a)(b)(c) は同上の駆動子の別の例の動きを示
す正面図である。
す正面図である。
【図7】(a)(b)(c) は同上の駆動子の他例の動きを示す
正面図である。
正面図である。
【図8】(a)(b)(c) は同上の駆動子の別の例の動きを示
す正面図である。
す正面図である。
【図9】従来例の断面図である。
2 固定刃 3 可動刃 4 駆動子 44 弾性脚
Claims (7)
- 【請求項1】 可動刃の往復動方向において湾曲してい
る外刃と、この外刃内面に添って往復摺動する可動刃
と、この可動刃に揺動運動を行わせる駆動子とを備えた
往復式電気かみそりにおいて、各自由端が支持固定され
るとともに互いに異なる斜め方向に突出する一対の弾性
脚を駆動子が具備するとともに、駆動部材との係合部を
有する駆動子はその両弾性脚の各延長線を交差させてい
ることを特徴とする往復式電気かみそりの駆動装備。 - 【請求項2】 駆動子における一対の弾性脚はその長さ
及び角度が等しくかつ駆動子における可動刃連結部は両
弾性脚間の中央に位置していることを特徴とする請求項
1記載の往復式電気かみそりの駆動装備。 - 【請求項3】 駆動子における一対の弾性脚はその長さ
もしくは角度が異なっていることを特徴とする請求項1
記載の往復式電気かみそりの駆動装備。 - 【請求項4】 駆動子における一対の弾性脚は駆動子に
おける可動刃の連結側とに向けて延出されていることを
特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそりに駆動装
備。 - 【請求項5】 駆動子における一対の弾性脚は駆動子に
おける可動刃の連結側とは逆方向に延出されていること
を特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそりに駆動
装備。 - 【請求項6】 駆動子における可動刃連結位置が両弾性
脚間の中央部より一方に寄っていることを特徴とする請
求項1記載の往復式電気かみそりの駆動装備。 - 【請求項7】 駆動子における可動刃連結方向が斜め方
向とされていることを特徴とする請求項1記載の往復式
電気かみそりの駆動装備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20160392A JPH0639157A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 往復式電気かみそりの駆動装備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20160392A JPH0639157A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 往復式電気かみそりの駆動装備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639157A true JPH0639157A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16443791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20160392A Withdrawn JPH0639157A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 往復式電気かみそりの駆動装備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639157A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006042897A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 往復式電気かみそり |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP20160392A patent/JPH0639157A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006042897A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 往復式電気かみそり |
JP4576919B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2010-11-10 | パナソニック電工株式会社 | 往復式電気かみそり |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |