JPH063914Y2 - セグメントのボルト・ナツト締結装置 - Google Patents

セグメントのボルト・ナツト締結装置

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Publication number
JPH063914Y2
JPH063914Y2 JP12635088U JP12635088U JPH063914Y2 JP H063914 Y2 JPH063914 Y2 JP H063914Y2 JP 12635088 U JP12635088 U JP 12635088U JP 12635088 U JP12635088 U JP 12635088U JP H063914 Y2 JPH063914 Y2 JP H063914Y2
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JP
Japan
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nut
bolt
cartridge
fixing device
rotating device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12635088U
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English (en)
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JPH0247300U (ja
Inventor
義光 熊尾
明 波多腰
雅史 和田
信 甲田
博一 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシールド工法におけるセグメントのボルト・ナ
ット締結装置に関するもので、建築用H鋼のボルト・ナ
ット締結等、一般の締結装置にも適用可能である。
〔従来の技術〕
従来のセグメントのボルト・ナット締結作業は、全て手
作業で行なわれており、機械的装置は使用されていな
い。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の方法においては、作業員の人力によらざるを得
ず、作業性の悪いものであるとともに、十分な締付けト
ルクが得られず、またトクル値もバラバラとなり管理が
困難である。
更にセグメント径が大きい場合には高所作業でない、安
全性の劣るものとなっている。
〔課題を解決するための手段〕
結合すべき2個のセグメントの各ボルト・ナット挿入用
溝に入込む往復動の可能な板状のボルト固定装置及びナ
ット回転装置をセグメント結合部分の近傍に設置したフ
レームに取付ける。
また同フレームに前記ボルト固定装置及びナット回転装
置の往復動方向に直交して往復動するボルト及びナット
貯蔵用カートリッジを取付け、同カートリッジにボルト
及びナットの装填用ジャッキ及び押し板を取付ける。
前記ボルト固定装置とナット回転装置の間隔を変更可能
にする。
〔作用〕
カートリッジが前進しボルト及びナットの装填用ジャッ
キ及び押し板がそれぞれボルト固定装置及びナット回転
装置の受け部にボルト及びナットを押込む。
ボルト固定装置及びナット回転装置はそれぞれ前進して
各セグメントのボルト・ナット挿入用溝に入込み所定深
さで停止する。
ボルト固定装置をナット回転装置に向かって前進させ、
ボルトをセグメントのボルト穴を通して反対側のナット
回転装置のナットに螺合させる。ナット回転装置を回転
させボルト固定装置を更に前進させてナットを締付け、
ボルト・ナットにより2個のセグメントを結合する。
〔実施例〕
第1図、第2図において、1はカートリッジ、2はカー
トリッジ受け、3はカートリッジガイド、4はスライド
ジャッキ、5はナット装填ジャッキ、6はボルト装填ジ
ャッキ、7は昇降ガイド棒、8は支持枠、9は固定フレ
ーム、10は昇降モータ、11は昇降ネジ、12はボルト固定
装置、13はスライドガイド棒、14は挿入ジャッキ、15は
ナット回転装置、16は、締結モータ、17はナット押し
板、18はボルト押し板、19はボルト、20はナット、21は
セグメントである。
ボルト19及びナット20はカートリッジ1内にストックさ
れており、図示はしていないがバネ等により保持されて
いる。カートリッジ1はカートリッジ受け2内にネジ等
によりセットされており、カートリッジ受け2はカート
リッジガイド3内をスライド可能に支持されており、ス
ライドジャッキ4により第1図の状態からカートリッジ
1先端のボルト19をボルト固定装置12の中心位置まで移
動できる様な構造としている。カートリッジ受け2には
ボルト装填ジャッキ6、ボルト押し板18、ナット装填ジ
ャッキ5、ナット押し板17が取付けられている(第2図
参照)。
ボルト固定装置12およびナット回転装置15はスライドガ
イド棒13によりスライド可能に支持されており、挿入ジ
ャッキ14によって移動できる様な構造としている。ボル
ト固定装置12のボルト受け部とナット回転装置15のナッ
ト受け部は同軸上に配置されている。ナット回転装置15
には油圧あるいは電動等の締結モータ16が取付けられて
おり、歯車列等により駆動力を伝達し、ナットを回転す
ることができる。
スライドガイド棒13は支持枠8に固定されており、支持
枠8は昇降ガイド棒7により昇降可能に支持されてい
る。
昇降ガイド棒7は固定フレーム9に固定されており、両
サイドの昇降ガイド棒7の中心に昇降ネジ11が回転可能
に支持されている。この昇降ネジ11は昇降モータ10に直
結されており、昇降モータ10は固定フレーム9に取付け
られている。従って昇降モータ10の回転により昇降ネジ
11が回転し、支持枠8とのネジ部のかみ合わせにより支
持枠8を昇降させることができる。
次に、ボルト19、ナット20の供給、装填について説明す
る。
挿入ジャッキ14を伸ばし、ボルト固定装置12及びナット
回転装置15を押し開き、スライドジャッキ4を伸ばし、
カートリッジ1先端のボルト19、ナット20をボルト固定
装置12の中心位置まで移動させる。その後ボルト装填ジ
ャッキ6を伸ばしボルト押し板18によりボルト19をボル
ト固定装置12へ装填する。同様にナット装填ジャッキ5
を伸ばしナット押し板17によりナット20をナット回転装
置15へ装填する。
装填完了後、挿入ジャッキ14を縮めカートリッジ1を退
避させる。
この時、バネ管によりカートリッジ1先端へボルト19、
ナット20は押し込まれ、補充される。
次にボルト19、ナット20の締結について説明する。
昇降モータ10の駆動によりボルト固定装置12、ナット回
転装置15はセグメント21のボルト穴へ位置決めされる。
その後、締結モータ16によりナット20を回転させなが
ら、挿入ジャッキ14を縮めボルト19をボルト穴へ挿入さ
せるとともにナット20をかみ合わせ締結を行う。締結完
了後は、挿入ジャッキ14を伸ばし、昇降モータ10により
元の位置へ退避させる。
この供給、装填動作と締結動作をくり返えすことにより
必要な本数のボルト・ナットを連続的に締結することが
できる。
なお、固定フレーム9及びカートリッジガイド3は、セ
グメントハンドリング装置(図示していない)へ装着さ
れている。
〔考案の効果〕
本考案は、往復動可能で且つ相互の間隔を変更可能に支
持されたボルト固定装置及びナット回転装置と、ボルト
固定装置及びナット回転装置の往復動方向に直行し両装
置の後退位置で両装置の中間部に向かって往復動するボ
ルト・ナットのカートリッジと、ボルトカートリッジの
前端に設けられてカートリッジの前進時にボルトをボル
ト固定装置に押し込む部材と、ナットカートリッジの前
端に設けられてカートリッジの前進時にナットをナット
回転装置に押し込む部材とを具えたことにより、次の効
果を生ずる。
(1)セグメント組立時のボルト・ナットの締結が機械的
に行えるため、作業の省力化、安全性の向上が図れると
ともに、締付トルクの値を一定にすることが可能となり
管理しやすくなる。
(2)さらに、連続的締結が可能となるので、セグメント
連結作業の自動化も可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面図、第2図は第1図の側
面図、第3図はセグメント組立図を示す。 1…カートリッジ、4…スライドジャッキ 8…支持枠、10…昇降モータ 12…ボルト固定装置、14…挿入ジャッキ 15…ナット回転装置、17…ナット押し板 18…ボルト押し板、19…ボルト 20…ナット、21…セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 甲田 信 愛知県豊川市野口町ツイジ70番4 (72)考案者 稲垣 博一 愛知県新城市八束穂169 (56)参考文献 特開 昭63−172911(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復動可能で且つ相互の間隔を変更可能に
    支持されたボルト固定装置及びナット回転装置と、ボル
    ト固定装置及びナット回転装置の往復動方向に直交し両
    装置の後退位置で両装置の中間部に向かって往復動する
    ボルト・ナットのカートリッジと、ボルトカートリッジ
    の前端に設けられてカートリッジの前進時にボルトをボ
    ルト固定装置に押し込む部材と、ナットカートリッジの
    前端に設けられてカートリッジの前進時にナットをナッ
    ト回転装置に押し込む部材とを具えたことを特徴とする
    セグメントのボルト・ナット締結装置。
JP12635088U 1988-09-29 1988-09-29 セグメントのボルト・ナツト締結装置 Expired - Lifetime JPH063914Y2 (ja)

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JP12635088U JPH063914Y2 (ja) 1988-09-29 1988-09-29 セグメントのボルト・ナツト締結装置

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JPH0247300U JPH0247300U (ja) 1990-03-30
JPH063914Y2 true JPH063914Y2 (ja) 1994-02-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2533396B2 (ja) * 1990-05-01 1996-09-11 株式会社小松製作所 ボルトナット供給装置及び供給方法
JP2522185Y2 (ja) * 1990-11-14 1997-01-08 三菱重工業株式会社 ボルト,ナット供給装置
JP2663407B2 (ja) * 1990-11-27 1997-10-15 株式会社大林組 シールドセグメント用ボルトナット締付け装置

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JPH0247300U (ja) 1990-03-30

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