JPH0639075A - スキー板に附属品を組み付けるための装置 - Google Patents
スキー板に附属品を組み付けるための装置Info
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- JPH0639075A JPH0639075A JP5047662A JP4766293A JPH0639075A JP H0639075 A JPH0639075 A JP H0639075A JP 5047662 A JP5047662 A JP 5047662A JP 4766293 A JP4766293 A JP 4766293A JP H0639075 A JPH0639075 A JP H0639075A
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C9/00—Ski bindings
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- Connection Of Plates (AREA)
- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 スキー板の下面に突出するねじの長さを正確
かつ反復して画定できるようにする、スキー板へ付属品
を組み付けるための装置を提供する。 【構成】 ねじ1がその下端に外径Dと長さLのねじ切
り部分を、また前記ねじ切り部分とねじ頭部2との間に
直径Dよりも小さな直径D’と長さL’の平滑な部分を
有し、かつこの台座の孔が、その上部分に、直径Dと直
径D’の間にある最小直径と長さL’よりも明らかに短
い高さの部分を有し、かつ、その下部に、直径Dと高さ
L−lよりも大きな寸法の部分を有するよう構成した、
少なくとも1本のねじを用いてスキー板上に附属品を組
み付けるための装置。
かつ反復して画定できるようにする、スキー板へ付属品
を組み付けるための装置を提供する。 【構成】 ねじ1がその下端に外径Dと長さLのねじ切
り部分を、また前記ねじ切り部分とねじ頭部2との間に
直径Dよりも小さな直径D’と長さL’の平滑な部分を
有し、かつこの台座の孔が、その上部分に、直径Dと直
径D’の間にある最小直径と長さL’よりも明らかに短
い高さの部分を有し、かつ、その下部に、直径Dと高さ
L−lよりも大きな寸法の部分を有するよう構成した、
少なくとも1本のねじを用いてスキー板上に附属品を組
み付けるための装置。
Description
【0001】本発明はスキー板上に付属品を組み付ける
ための装置に関する。例えば、本発明はスキー板(とり
わけ、アルペンスキー板またはクロスカントリースキー
板)上に締め具要素を組み付けるための装置に関する。
ための装置に関する。例えば、本発明はスキー板(とり
わけ、アルペンスキー板またはクロスカントリースキー
板)上に締め具要素を組み付けるための装置に関する。
【0002】通常のやり方では、付属品はねじでスキー
板上に結合される。一般に、スキー板には孔があらかじ
め穿設されており、その軸距は対象となる付属品を組み
付ける働きをするねじの軸距に対応する。該付属品はス
キー板上に配置され、次いでねじが一つずつ締め付けら
れる。
板上に結合される。一般に、スキー板には孔があらかじ
め穿設されており、その軸距は対象となる付属品を組み
付ける働きをするねじの軸距に対応する。該付属品はス
キー板上に配置され、次いでねじが一つずつ締め付けら
れる。
【0003】以前には、ねじが締め具要素と別々に包装
されていた。それゆえ、小売り商は先ずねじの小袋を開
け、次いでねじをそれぞれの孔に配置し、そしてこれら
のねじを一つずつ締め付けて行かなければならなかっ
た。なお、スキー板上に締め具要素を位置決めすること
(即ち、締め具要素の孔をスキー板にあらかじめ穿設し
た孔と一致させること)は、この作業が試行錯誤により
盲目的に行われていたので、困難であったことを付け加
えておく。
されていた。それゆえ、小売り商は先ずねじの小袋を開
け、次いでねじをそれぞれの孔に配置し、そしてこれら
のねじを一つずつ締め付けて行かなければならなかっ
た。なお、スキー板上に締め具要素を位置決めすること
(即ち、締め具要素の孔をスキー板にあらかじめ穿設し
た孔と一致させること)は、この作業が試行錯誤により
盲目的に行われていたので、困難であったことを付け加
えておく。
【0004】フランス特許出願第2208692号から
組立技術が知られている。これによると、ねじは、それ
らを所定の位置にしっかりと保持する変形可能な保持部
材によって締め具要素の台座にいつでも締め付けられる
状態で保持されている。スキー板上に締め具要素を容易
に配置するため、該ねじは、締め具要素の下面に突出す
る先端で保持される。スキー板上の締め具要素の位置が
スキー板にあらかじめ穿設した孔によって定められる位
置に対応するとき、該ねじの先端は孔の中に落ちるが、
これは容易に理解できることである。
組立技術が知られている。これによると、ねじは、それ
らを所定の位置にしっかりと保持する変形可能な保持部
材によって締め具要素の台座にいつでも締め付けられる
状態で保持されている。スキー板上に締め具要素を容易
に配置するため、該ねじは、締め具要素の下面に突出す
る先端で保持される。スキー板上の締め具要素の位置が
スキー板にあらかじめ穿設した孔によって定められる位
置に対応するとき、該ねじの先端は孔の中に落ちるが、
これは容易に理解できることである。
【0005】この特許出願に記載されている技術は、弾
性変形可能な1または複数の保持部材の使用を必要とす
る。それは、例えば締め具要素の下面とスキー板の上面
との間に介装される界面薄板であるか、あるいは締め具
要素の孔に嵌め込まれる変形可能なブッシュである。
性変形可能な1または複数の保持部材の使用を必要とす
る。それは、例えば締め具要素の下面とスキー板の上面
との間に介装される界面薄板であるか、あるいは締め具
要素の孔に嵌め込まれる変形可能なブッシュである。
【0006】この技術はまた、保持部材を付け加えるこ
となしに利用できる。その場合、各ねじは台座の孔が開
けられている壁面それ自体に保持される。この台座は、
変形可能な材料(例えば、プラスチック)で、または変
形不能な材料(例えば、金属をベースにした合金)で製
作できる。
となしに利用できる。その場合、各ねじは台座の孔が開
けられている壁面それ自体に保持される。この台座は、
変形可能な材料(例えば、プラスチック)で、または変
形不能な材料(例えば、金属をベースにした合金)で製
作できる。
【0007】その場合に生じる問題は、スキー板上に締
め具要素を容易に配置する目的で、所定の長さのねじが
締め具要素の下面下に突出するよう、各ねじを孔の中に
正確に配置しなければならないということである。
め具要素を容易に配置する目的で、所定の長さのねじが
締め具要素の下面下に突出するよう、各ねじを孔の中に
正確に配置しなければならないということである。
【0008】実際、ねじがその孔の中に深く挿入されて
いるので、生産ラインにおいて、先端部が締め具要素の
下面下に突出し、かつ頭部が凹部から飛び出ていては、
ねじを正確に位置付けるのは困難である。
いるので、生産ラインにおいて、先端部が締め具要素の
下面下に突出し、かつ頭部が凹部から飛び出ていては、
ねじを正確に位置付けるのは困難である。
【0009】この制約によって、生産ラインそのものに
問題が生じる。つまり、締め具の外れをシミュレートし
たり、またその動き具合をコントロールするよう、該締
め具要素をその台座を介して完全に不動固定しなければ
ならない。であるから、ねじの不正確な配置は台座を固
定する部材の働きを妨げることがある。
問題が生じる。つまり、締め具の外れをシミュレートし
たり、またその動き具合をコントロールするよう、該締
め具要素をその台座を介して完全に不動固定しなければ
ならない。であるから、ねじの不正確な配置は台座を固
定する部材の働きを妨げることがある。
【0010】また更に、締め具要素をスキー板に取り付
けるとき、ねじがその孔に十分に挿入されず、かつ十分
に突出していないと、スキー板への締め具要素の配置
は、以前と同じく手探りで行われ、小売店にとっては時
間のかかる仕事になる。締め具要素の下面に突出するね
じの長さが過度であれば、ねじを締めるとき、締め具要
素の台座を壊す恐れがある。なぜなら、このようなねじ
はスキー板の上面に対して台座を局部的に一段高く保持
するが、他のねじは、それらがねじ込まれる際、逆に台
座をスキー板の上面に対して押しつけようとするからで
ある。
けるとき、ねじがその孔に十分に挿入されず、かつ十分
に突出していないと、スキー板への締め具要素の配置
は、以前と同じく手探りで行われ、小売店にとっては時
間のかかる仕事になる。締め具要素の下面に突出するね
じの長さが過度であれば、ねじを締めるとき、締め具要
素の台座を壊す恐れがある。なぜなら、このようなねじ
はスキー板の上面に対して台座を局部的に一段高く保持
するが、他のねじは、それらがねじ込まれる際、逆に台
座をスキー板の上面に対して押しつけようとするからで
ある。
【0011】本発明の目的の1つは、スキー板の下面に
突出するねじの長さを正確かつ反復して画定可能にす
る、スキー板へ付属品を組み付けるための装置を提案す
ることにある。
突出するねじの長さを正確かつ反復して画定可能にす
る、スキー板へ付属品を組み付けるための装置を提案す
ることにある。
【0012】本発明の別の目的は、異なるねじを連続的
にねじ締めするとき、台座を壊す危険を減少させる組立
装置を提案することにある。
にねじ締めするとき、台座を壊す危険を減少させる組立
装置を提案することにある。
【0013】本発明の他の目的は、色々な種類の台座
(すなわち、モノブロック台座、または締め具用の基板
とこの基板の下に位置する界面薄板とを含む複合台座)
と適合できる組立装置を提案することにある。
(すなわち、モノブロック台座、または締め具用の基板
とこの基板の下に位置する界面薄板とを含む複合台座)
と適合できる組立装置を提案することにある。
【0014】本発明のその他の目的および利点は、以下
の説明を読む過程で明らかになるであろうが、この記載
は限定的なものではなく、例として示すものである。
の説明を読む過程で明らかになるであろうが、この記載
は限定的なものではなく、例として示すものである。
【0015】本発明の組立装置は、スキー板上に付属品
を組み付けるためのもので、該付属品は、スキー板に組
立用のねじを受け入れるための少なくとも1の孔と共
に、該スキー板の表面に設置される台座を有し、この孔
とねじはねじの位置決め手段を介して共働し、台座がス
キー板上に乗せられるとき、ねじの先端部がスキー板の
組立用孔に挿入されるべく該台座の表面下に長さlで突
出するよう該ねじをこの孔内に保持する。この装置の特
徴は、該ねじがその下端に外径Dと長さLのねじ切り部
分を、また、このねじ切り部分とねじ頭部との間に直径
Dよりも小さな直径D’と長さL’の平滑な部分を有す
ること、および台座の孔がその上部分に、DとD’の間
にある直径とL’よりも短い高さH’の回転円筒形部分
を有し、また、その下に、直径Dと高さ(L−l)より
も大きな寸法の部分を有することである。
を組み付けるためのもので、該付属品は、スキー板に組
立用のねじを受け入れるための少なくとも1の孔と共
に、該スキー板の表面に設置される台座を有し、この孔
とねじはねじの位置決め手段を介して共働し、台座がス
キー板上に乗せられるとき、ねじの先端部がスキー板の
組立用孔に挿入されるべく該台座の表面下に長さlで突
出するよう該ねじをこの孔内に保持する。この装置の特
徴は、該ねじがその下端に外径Dと長さLのねじ切り部
分を、また、このねじ切り部分とねじ頭部との間に直径
Dよりも小さな直径D’と長さL’の平滑な部分を有す
ること、および台座の孔がその上部分に、DとD’の間
にある直径とL’よりも短い高さH’の回転円筒形部分
を有し、また、その下に、直径Dと高さ(L−l)より
も大きな寸法の部分を有することである。
【0016】本発明は、以下の説明およびその一部分を
成す添付図を参照することによって、より良く理解され
るであろう。
成す添付図を参照することによって、より良く理解され
るであろう。
【0017】図1は、頭部2と本体とを有するねじ1を
示す。頭部2は適宜などのような型のものであってもよ
く、図示の例では埋頭型である。ねじの本体は、回転円
筒形の平滑な上部分3と、その下にねじ切り部分4とを
有する。ねじ切り部分4の長さを「L」で、また付属品
の下面下に突出するねじの先端部5の箇所におけるねじ
切り部分の長さを「l」で示しておく。また、平滑な部
分3の長さを「L’」で示しておく。ねじ切り部分4の
外径Dは平滑な部分3の直径D’よりも大きく、したが
って2つの部分3、4間に一種の肩部6が存在する。
示す。頭部2は適宜などのような型のものであってもよ
く、図示の例では埋頭型である。ねじの本体は、回転円
筒形の平滑な上部分3と、その下にねじ切り部分4とを
有する。ねじ切り部分4の長さを「L」で、また付属品
の下面下に突出するねじの先端部5の箇所におけるねじ
切り部分の長さを「l」で示しておく。また、平滑な部
分3の長さを「L’」で示しておく。ねじ切り部分4の
外径Dは平滑な部分3の直径D’よりも大きく、したが
って2つの部分3、4間に一種の肩部6が存在する。
【0018】0.3mm以上の直径差(とりわけ、ほぼ
0.5mmの直径差)で良好な結果が得られた。
0.5mmの直径差)で良好な結果が得られた。
【0019】図2は、ねじ1と共働する、付属品の台座
13の孔7を垂直縦断面で示す。孔7は上から下に向か
って頭部2と共働する皿孔8、次いで、回転円筒形部分
9を有する。この円筒形部分の直径はねじ1の部分3、
4の直径D、D’間にあり、またH’で印したその高さ
は平滑な部分3の長さL’よりも明らかに短い。その下
で、孔7は、水平断面における寸法が部分9の寸法より
も大きく、また同様に、ねじ切り部分4の直径Dよりも
大きい部分10を有する。したがって、該2の部分9、
10は肩部11によって画定される。「H」で印した部
分10の高さは該ねじのねじ切り部分の長さLよりも短
く、また、この長さLから台座13の下面12の下に突
出するねじの先端部の長さlを差し引いた長さLに等し
い。
13の孔7を垂直縦断面で示す。孔7は上から下に向か
って頭部2と共働する皿孔8、次いで、回転円筒形部分
9を有する。この円筒形部分の直径はねじ1の部分3、
4の直径D、D’間にあり、またH’で印したその高さ
は平滑な部分3の長さL’よりも明らかに短い。その下
で、孔7は、水平断面における寸法が部分9の寸法より
も大きく、また同様に、ねじ切り部分4の直径Dよりも
大きい部分10を有する。したがって、該2の部分9、
10は肩部11によって画定される。「H」で印した部
分10の高さは該ねじのねじ切り部分の長さLよりも短
く、また、この長さLから台座13の下面12の下に突
出するねじの先端部の長さlを差し引いた長さLに等し
い。
【0020】孔7の部分9の直径は、台座13が変形可
能であるかないかによって異なる。この直径は平滑な部
分3の直径D’よりも常に大きい。台座が変形可能な材
料(例えば、プラスチック材)で製作されていれば、該
部分9の直径は、ねじ切り部分4の外径Dに等しいか、
あるいはほんのわずか大きくても小さくてもよい。台座
が変形不能な材料(例えば、アルミニウム合金)で製作
されていれば、部分9の直径は、ねじ切り部分4の外径
Dに等しいか、あるいはほんのわずか大きくてもよい。
能であるかないかによって異なる。この直径は平滑な部
分3の直径D’よりも常に大きい。台座が変形可能な材
料(例えば、プラスチック材)で製作されていれば、該
部分9の直径は、ねじ切り部分4の外径Dに等しいか、
あるいはほんのわずか大きくても小さくてもよい。台座
が変形不能な材料(例えば、アルミニウム合金)で製作
されていれば、部分9の直径は、ねじ切り部分4の外径
Dに等しいか、あるいはほんのわずか大きくてもよい。
【0021】そうすれば、ねじ1は、ねじ切り部分4が
孔7の部分9を完全に貫通するために、この孔7の中に
力を入れて嵌め込むことができる。この運動は、孔7の
長手方向軸に沿って、ねじ1を垂直に並進移動させる
か、または1回転させるか、あるいは並進移動と回転の
複合運動で実現できる。
孔7の部分9を完全に貫通するために、この孔7の中に
力を入れて嵌め込むことができる。この運動は、孔7の
長手方向軸に沿って、ねじ1を垂直に並進移動させる
か、または1回転させるか、あるいは並進移動と回転の
複合運動で実現できる。
【0022】この嵌め込みはねじ1のねじ切り部分4を
孔7の部分10内に下降させる作用をする。
孔7の部分10内に下降させる作用をする。
【0023】部分3の直径D’が孔の部分9の直径より
も小さいので、ねじは「L’−H’」に等しい幅に亘っ
て、孔7の長手方向軸に沿って滑動できる。
も小さいので、ねじは「L’−H’」に等しい幅に亘っ
て、孔7の長手方向軸に沿って滑動できる。
【0024】更に、ねじ切り部分の直径Dが部分9の直
径に極めて近いので、該ねじは独りでに孔7から離脱す
ることができない。もしもの場合には、力を入れて離脱
させなければならない。
径に極めて近いので、該ねじは独りでに孔7から離脱す
ることができない。もしもの場合には、力を入れて離脱
させなければならない。
【0025】図3と図4は、孔7内にあるねじの2の端
部位置を示す。図3では、ねじ1は、その頭部2が皿孔
8に支承される低位置にある。この位置では、台座13
の下面12の下に突出するねじ1の全長に、ねじ切りを
施すのが好ましい。換言すれば、ねじの平滑な部分3の
長さL’は短く、孔7の全高(H+H’)よりも明らか
に短いのがよい。
部位置を示す。図3では、ねじ1は、その頭部2が皿孔
8に支承される低位置にある。この位置では、台座13
の下面12の下に突出するねじ1の全長に、ねじ切りを
施すのが好ましい。換言すれば、ねじの平滑な部分3の
長さL’は短く、孔7の全高(H+H’)よりも明らか
に短いのがよい。
【0026】図4は、高位置にあるねじ1を示す。この
位置で、ねじ1のねじ切り部分と平滑な部分間の肩部6
は、孔7の部分9と部分10間の肩部11と接触する。
ねじは長さlに亘って台座13の下に突出し、またその
頭部2は皿孔8から大きく離脱している。
位置で、ねじ1のねじ切り部分と平滑な部分間の肩部6
は、孔7の部分9と部分10間の肩部11と接触する。
ねじは長さlに亘って台座13の下に突出し、またその
頭部2は皿孔8から大きく離脱している。
【0027】孔7の部分9の直径とねじ1のねじ切り部
分の外径Dとの間はきっちりとした嵌め合いになってい
るので、この位置でねじが孔7から独りでに離脱する恐
れは極めて少ない。
分の外径Dとの間はきっちりとした嵌め合いになってい
るので、この位置でねじが孔7から独りでに離脱する恐
れは極めて少ない。
【0028】ねじ1を一つの位置から他の位置へ移行さ
せることは非常に容易で、例えば単に重力によって自然
に行える。同様に、ねじを低位置から高位置へ移行させ
ることも、締め具要素または付属品を(例えば略示した
スキー板のような)支持体16上に置くことによって簡
単に行える。
せることは非常に容易で、例えば単に重力によって自然
に行える。同様に、ねじを低位置から高位置へ移行させ
ることも、締め具要素または付属品を(例えば略示した
スキー板のような)支持体16上に置くことによって簡
単に行える。
【0029】台座13の下面12の下に突出するねじの
長さlは、孔の肩部11に対するねじの肩部6の位置に
よって異なる。
長さlは、孔の肩部11に対するねじの肩部6の位置に
よって異なる。
【0030】換言すれば、ねじは、ねじの肩部6が孔の
肩部11に支承される箇所を介して、上方へ向けて孔7
内に保持される。このねじのねじ切り部分4の直径Dは
孔7の部分10の直径に対して調節されているので、ね
じは孔7の中で独りでに上昇することができない。
肩部11に支承される箇所を介して、上方へ向けて孔7
内に保持される。このねじのねじ切り部分4の直径Dは
孔7の部分10の直径に対して調節されているので、ね
じは孔7の中で独りでに上昇することができない。
【0031】したがって、付属品の下面に突出するねじ
の長さlを決定するのは機械的止め具手段である。この
長さlはねじをその皿孔に導入する方法に依存しない。
の長さlを決定するのは機械的止め具手段である。この
長さlはねじをその皿孔に導入する方法に依存しない。
【0032】したがって、この長さlは、どのねじにつ
いても繰り返し正確に制御される。後で述べるように、
緊締条件を改善させるために異なる長さlのねじを用い
てもよい。
いても繰り返し正確に制御される。後で述べるように、
緊締条件を改善させるために異なる長さlのねじを用い
てもよい。
【0033】突出部分が1.5mmないし3mm(好ま
しくは約2.5mm)のねじを用いて良好な結果が得ら
れた。
しくは約2.5mm)のねじを用いて良好な結果が得ら
れた。
【0034】図5と図6は、アルペンスキー板の締め具
要素の基板15を示す一部断面側面図である。図示を簡
単にするため、この締め具要素の基板だけを示す。基板
15は、上述の孔7に類似する孔19、20に挿入され
る、ねじ1に類似のねじ17、18によってスキー板1
6に組み付けられるものである。
要素の基板15を示す一部断面側面図である。図示を簡
単にするため、この締め具要素の基板だけを示す。基板
15は、上述の孔7に類似する孔19、20に挿入され
る、ねじ1に類似のねじ17、18によってスキー板1
6に組み付けられるものである。
【0035】この図において、孔19、20の箇所で、
基板の厚みに応じて、ねじ17、18の長さL、L’お
よび孔の深さH、H’をねじ毎に異ならせてもよいこと
が明かである。
基板の厚みに応じて、ねじ17、18の長さL、L’お
よび孔の深さH、H’をねじ毎に異ならせてもよいこと
が明かである。
【0036】図5は、低位置にあるねじ17、18を示
す。図6では、基板15が孔21、22を予め穿設した
スキー板16上に置かれる。この図に見られるように、
スキー板への締め具要素の配置は、ねじ17、18の先
端部を孔21、22に嵌入することによって容易に行な
われる。
す。図6では、基板15が孔21、22を予め穿設した
スキー板16上に置かれる。この図に見られるように、
スキー板への締め具要素の配置は、ねじ17、18の先
端部を孔21、22に嵌入することによって容易に行な
われる。
【0037】好ましい一実施態様によれば、台座(すな
わち、基板)の下面に突出するねじのねじ切り部分の長
さlはねじ毎に異なり、ねじの緊締順に短くなる。この
ようにして、まだねじ締めされないねじは、スキー板の
表面に対する台座15の押圧を制限しかつ減少させる障
害にしかならず、この障害は最初のねじをねじ締めする
ことによって強制される。
わち、基板)の下面に突出するねじのねじ切り部分の長
さlはねじ毎に異なり、ねじの緊締順に短くなる。この
ようにして、まだねじ締めされないねじは、スキー板の
表面に対する台座15の押圧を制限しかつ減少させる障
害にしかならず、この障害は最初のねじをねじ締めする
ことによって強制される。
【0038】長さlが1.5mmないし3mm(好まし
くは1.5mmないし2.5mm)のねじで良好な結果
が得られた。
くは1.5mmないし2.5mm)のねじで良好な結果
が得られた。
【0039】図7は一変形実施態様を示し、これによれ
ば付属品の台座は基板15と該基板15の下面に固定さ
れる薄板23とから成る複合構造である。この場合、薄
板23は、上述した孔7の部分10と同一寸法またはそ
れより大きな寸法のねじ(すなわち、水平断面における
寸法がねじのねじ切り部分4の直径Dよりもはるかに大
きなねじ)を通すための孔を有する。更に、ねじのねじ
切り部分と平滑な部分の長さL、L’は該薄板23の厚
みを考慮に入れてある。
ば付属品の台座は基板15と該基板15の下面に固定さ
れる薄板23とから成る複合構造である。この場合、薄
板23は、上述した孔7の部分10と同一寸法またはそ
れより大きな寸法のねじ(すなわち、水平断面における
寸法がねじのねじ切り部分4の直径Dよりもはるかに大
きなねじ)を通すための孔を有する。更に、ねじのねじ
切り部分と平滑な部分の長さL、L’は該薄板23の厚
みを考慮に入れてある。
【0040】当然のことながら、この記載は例示に過ぎ
ず、本発明の範囲を逸脱しない限り、それ以外の実施態
様を本発明について採用することができよう。特に、本
発明がどのような性質のスキー板のどのような付属品の
組立にも広く用いられることは言うまでもない。
ず、本発明の範囲を逸脱しない限り、それ以外の実施態
様を本発明について採用することができよう。特に、本
発明がどのような性質のスキー板のどのような付属品の
組立にも広く用いられることは言うまでもない。
【0041】また、ねじの平滑な部分3は、孔7の部分
9と同様に、回転円筒形である代りに、円錐台形であっ
てもよい。換言すれば、ねじの部分3はねじの頭部から
ねじ切り部分4へ向けて次第に減少する直径を有しても
よい。補完的に、部分9は、この部分の最小径が部分1
0に近似するよう、上方から下方へ向けて減少する直径
を有してもよい。ねじが低位置にあるとき、該ねじの横
断面は孔9よりも小さいかまたはそれに等しい直径を有
する。
9と同様に、回転円筒形である代りに、円錐台形であっ
てもよい。換言すれば、ねじの部分3はねじの頭部から
ねじ切り部分4へ向けて次第に減少する直径を有しても
よい。補完的に、部分9は、この部分の最小径が部分1
0に近似するよう、上方から下方へ向けて減少する直径
を有してもよい。ねじが低位置にあるとき、該ねじの横
断面は孔9よりも小さいかまたはそれに等しい直径を有
する。
【0042】その上、記載したねじを配置する技術が付
属品組立用のねじの一部分のみに適用できることを付け
加えておく。
属品組立用のねじの一部分のみに適用できることを付け
加えておく。
【0043】他の部分は、公知の技術によって予め配置
してもよい。すなわち、これらのねじは、それぞれの孔
に先端部を軽く突出させるか、あるいは付属品の下面す
れすれに強固に保持させてもよい。
してもよい。すなわち、これらのねじは、それぞれの孔
に先端部を軽く突出させるか、あるいは付属品の下面す
れすれに強固に保持させてもよい。
【図1】本発明の非限定的な第一実施態様による、組立
装置のねじを示す側面図である。
装置のねじを示す側面図である。
【図2】図1のねじと共働する孔の縦断図である。
【図3】孔内で低位置にあるねじを示す側面図である。
【図4】孔内で高位置にあるねじを示す側面図である。
【図5】締め具要素の台座への組立装置の組み込みを示
す一部断面側面図である。
す一部断面側面図である。
【図6】スキー板上の所定位置にある図5の締め具要素
の台座を示す一部断面側面図である。
の台座を示す一部断面側面図である。
【図7】一変形実施態様を示す一部断面側面図である。
1、17、18 ねじ 2 ねじ頭部 3 ねじの上部分 4 ねじ切り部分 5 先端部 7、19、20 台座の孔 9 回転円筒形部分(上部分) 10 下部分 11 肩部 12 台座の下面 13 台座 15 基板 16 スキー板 21、22 予め穿設した組立用の孔 23 薄板
Claims (9)
- 【請求項1】 スキー板(16)の表面に設置される附
属品が組立用のねじ(1、17、18)を受け入れるた
めの少なくとも1の孔(7、19、20)を穿設した台
座を有し、前記孔と前記ねじはねじの位置決め手段を介
して共働し、前記台座がスキー板上に乗せられるとき、
ねじの先端部(5)がスキー板の組立用孔(21、2
2)に挿入されるべく台座の表面(12)下に長さ
(l)で突出するよう該ねじを該孔内に保持する、スキ
ー板上に附属品を組み付けるための装置において、 前記ねじ(1)がその下端に外径(D)と長さ(L)の
ねじ切り部分を、また前記ねじ切り部分とねじ頭部
(2)との間に直径(D)よりも小さな直径(D’)と
長さ(L’)の平滑な部分を有すること;および前記台
座の孔(7)が、その上部分に、直径(D)と直径
(D’)の間にある最小直径と長さ(L’)よりも明ら
かに短い高さ(H’)の部分(9)を有し、かつ、その
下に、直径(D)と高さ(L−l)よりも大きな寸法の
部分(10)を有することを特徴とする、少なくとも1
のねじを用いてスキー板上に附属品を組み付けるための
装置。 - 【請求項2】 前記孔(7)の上部分(9)の直径が前
記ねじ(1)のねじ切り部分(4)の外径(D)より僅
かに小さいことを特徴とする請求項1による装置。 - 【請求項3】 前記孔(7)の回転円筒形の上部分
(9)が前記ねじ(1)のねじ切り部分(4)の外径
(D)に等しい直径を有することを特徴とする請求項1
による装置。 - 【請求項4】 前記ねじ(1)が、そのねじ切り部分
(4)とその平滑な部分(3)との間に、0.3mmよ
り大きな直径差を有することを特徴とする請求項1によ
る装置。 - 【請求項5】 前記孔(7)の部分(9)が円錐台形で
あること、およびその最小直径が前記孔の部分(10)
の近傍に位置することを特徴とする請求項1による装
置。 - 【請求項6】 台座の前方における異なる箇所に配分さ
れた2以上の組立用ねじ(17、18)を有する附属品
(15)について、前記ねじ部分(4)が前記台座の孔
の肩部(11)に支承されるようになるとき、前記ねじ
(17、18)の長さ(l)が互いに変わることを特徴
とする請求項1による装置。 - 【請求項7】 前記ねじの長さ(l)が該ねじの締付け
順に減少するよう変化することを特徴とする請求項6に
よる装置。 - 【請求項8】 前記台座が附属品の基板(15)のみか
らなることを特徴とする請求項1による装置。 - 【請求項9】 前記台座が附属品の基板(15)と、前
記基板(15)の下面に固定される界面薄板(23)と
を含むことを特徴とする請求項1による装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9203182A FR2688411B1 (fr) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | Dispositif d'assemblage d'un accessoire sur un ski. |
FR9203182 | 1992-03-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639075A true JPH0639075A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=9427764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5047662A Withdrawn JPH0639075A (ja) | 1992-03-12 | 1993-03-09 | スキー板に附属品を組み付けるための装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5380031A (ja) |
EP (1) | EP0560034A1 (ja) |
JP (1) | JPH0639075A (ja) |
FR (1) | FR2688411B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101578730B1 (ko) * | 2014-09-22 | 2015-12-21 | 계양전기 주식회사 | 그라인더 휠 잠금장치 |
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FR2817163B1 (fr) * | 2000-11-24 | 2003-02-21 | Salomon Sa | Ensemble de retenue d'une chaussure sur une planche |
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AT395113B (de) * | 1990-12-14 | 1992-09-25 | Tyrolia Freizeitgeraete | Ski |
-
1992
- 1992-03-12 FR FR9203182A patent/FR2688411B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-01-28 EP EP93101275A patent/EP0560034A1/fr not_active Withdrawn
- 1993-03-09 JP JP5047662A patent/JPH0639075A/ja not_active Withdrawn
- 1993-03-12 US US08/030,883 patent/US5380031A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101578730B1 (ko) * | 2014-09-22 | 2015-12-21 | 계양전기 주식회사 | 그라인더 휠 잠금장치 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
FR2688411B1 (fr) | 1994-05-13 |
EP0560034A1 (fr) | 1993-09-15 |
FR2688411A1 (fr) | 1993-09-17 |
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