JPH0638907U - 電極用クリップ - Google Patents
電極用クリップInfo
- Publication number
- JPH0638907U JPH0638907U JP7626392U JP7626392U JPH0638907U JP H0638907 U JPH0638907 U JP H0638907U JP 7626392 U JP7626392 U JP 7626392U JP 7626392 U JP7626392 U JP 7626392U JP H0638907 U JPH0638907 U JP H0638907U
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- Japan
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- electrode
- terminal
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- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】被検者の皮膚に貼り付けられている電極の端子
をクリップによって容易に把持することができ、電極が
皮膚からはがれないようにする。 【構成】一端が連結され他端で電極1の端子2を把持す
る1対のバネ板11,12の両側に、折曲部を中心として回
動可能にL型金具16を設け、L型金具を回動することに
よって1対のバネ板11,12を押し開いて端子2を把持す
る。
をクリップによって容易に把持することができ、電極が
皮膚からはがれないようにする。 【構成】一端が連結され他端で電極1の端子2を把持す
る1対のバネ板11,12の両側に、折曲部を中心として回
動可能にL型金具16を設け、L型金具を回動することに
よって1対のバネ板11,12を押し開いて端子2を把持す
る。
Description
【0001】
本考案は心電計などに用いられる使い捨て電極の端子を把持して誘導コードに 接続する電極用クリップに関する。
【0002】
心電計などに用いられる使い捨て電極は図8に示すように、厚さ約1mmの金 属板でほぼ円板状に形成された電極部1と、電極部1の外周の一部に突出して一 体に設けられた端子2とから構成されている。また電極部1の片面には導電性の 電極ゲル3が塗布されており、反対側の面には絶縁被膜4が設けられている。
【0003】 上記のように構成された使い捨て電極は、図9に示すように被検者の皮膚5に 電極部1を電極ゲル3を介して貼り付け、端子2を誘導コード6の先端に連結さ れたワニ口形状のクリップ7で把持して計器側に接続している。
【0004】
しかしながら上記のような通常のクリップ7で端子2を把持する場合、端子2 が皮膚5に沿って接近しているため、図10に示すように指8でクリップ7をつま むときに、クリップ7と皮膚5との間に指8が入りにくいという問題があった。 またこのとき図11に示すように、クリップ7の厚みにより電極部1を皮膚5から はがす力が発生するという問題もあった。
【0005】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、被検者の皮膚に貼り付けられてい る電極の端子を容易に把持することができ、電極を皮膚からはがす力を発生させ ることのない電極用クリップを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案は、一端が生体表面に貼着された電極の端 子を把持し、他端に誘導コードが接続された電極用クリップにおいて、一端が連 結され他端により前記端子を弾性的に挟持する1対の弾性部材と、前記弾性部材 の一方の両側に折曲部を中心として回動可能に連結され、一辺が前記弾性部材の 他方の内面に当接する左右対称の1対のL型金具とを備えることを特徴としてい る。
【0007】
上記のように構成された従来の電極用クリップによると、一方の弾性部材に回 動可能に連結されたL型金具の、他方の弾性部材に対して反対側に突出する一対 の一辺をつまんで、折曲部を中心として内側に回動させることにより、他方の弾 性部材に当接している側のL型金具により1対の弾性部材を上下に開くことがで きる。従って従来例のように皮膚とクリップとの間に指を挿入する必要がなく、 容易に電極の端子を把持することができ、電極を皮膚からはがす力が発生するこ とはない。
【0008】
以下、本考案の電極用クリップの一実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 図1乃至図3に本考案の一実施例の構成を示す。図1及び図2において、金属 でほぼ矩形板状に形成された弾性部材としての1対のバネ板11,12の一端近傍は 、2点のスポット溶接部13により連結されている。また上部バネ板11の先端外周 には鋸歯状のワニ口14が形成されており、バネ板11,12の弾性力によりワニ口14 が下部バネ板12の内面に当接する方向に付勢されている。
【0010】 上部バネ板11の両側の一部には、ほぼ直角方向に上向きに折り曲げられた把持 部15が一体に設けられており、左右1対の把持部15の外側の面には、それぞれ剛 体でL字形に形成されたL型金具16の一辺16a が固定されている。またL型金具 16の直角に折り曲げられた他の一辺16b は、上部バネ板11の下面に沿って延設さ れている。そして図3に示すようにL型金具16の一辺16a を外側から指でつまん で内側に押すことにより、他の一辺16b が下部バネ板12を上部バネ板11に対して 押し開くようになっている。
【0011】 上部バネ板11及び下部バネ板12の連結部には誘導コード17が接続されている。 また下部バネ板12の外側の下面には絶縁被膜が設けられている。
【0012】 本実施例によれば、図4に示すように被検者の皮膚5に電極1を貼着して端子 2をクリップ18で把持するとき、上部に突出した把持部15をL型金具16の外側か らつまんで内側に押すことにより、上部バネ板11と下部バネ板12とを押し開くこ とができ、バネ板11,12により端子2を容易に把持することができる。またクリ ップ18と皮膚5との間に指を入れる必要がないため、電極1を皮膚5からはがす 力が生じることはない。
【0013】 上記実施例ではL型金具16の一辺16a をクリップ18の把持部15に固定する場合 について説明したが、図5に示すように上部バネ板11の両側に長手方向に一対の 長孔11a を形成し、長孔11a にL型金具16を挿入してもよい。
【0014】 また図6に示すようにL型金具16の2辺16a ,16b 及び上部バネ板11と把持部 15を、それぞれ蝶番21,22で外側にのみ回動可能に連結してもよい。このように すれば端子2を把持するとき以外はL型金具16及び把持部15を上部バネ板11と同 一平面上とすることができ、突出部がなくなるので操作時及び収納時の邪魔にな らない。
【0015】 上記各実施例では下部バネ板12の下面にのみ絶縁被膜を設けた場合について説 明したが、下部バネ板12の内側の上面以外の各面を絶縁被膜で被覆してもよい。
【0016】 また図7に示すように上部バネ板31及び下部バネ板32をそれぞれ弾性を有する プラスチックで形成してもよい。この場合はバネ板31,32の一端近傍にそれぞれ 1対の取付孔31a とピン32a とを一体に形成し、ピン32a を取付孔31a に嵌合溶 着して連結する。また下部バネ板32の上部バネ板31に対向する内面には金属被膜 33を設け、金属被膜33と誘導コード17とを接続する。
【0017】
以上説明したように、本考案の電極用クリップによれば、電極の端子を把持す る1対の弾性部材をL型金具で押し開くようにしたので、皮膚に接近している電 極の端子を容易に把持することができ、電極を皮膚からはがす力が生じることは ない。
【図1】本考案の電極用クリップの一実施例の構成を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】図1のクリップ閉状態を示す断面図。
【図3】図1のクリップ開状態を示す断面図。
【図4】図1のクリップの電極端子把持状態を示す側面
図。
図。
【図5】本考案の第1の他の実施例の構成を示す斜視
図。
図。
【図6】本考案の第2の他の実施例の構成を示す正面
図。
図。
【図7】本考案の第3の他の実施例の構成を示す分解斜
視図。
視図。
【図8】使い捨て電極の一例の構成を示す斜視図。
【図9】従来の電極用クリップの一例の使用状態を示す
側面図。
側面図。
【図10】従来の電極用クリップの問題点を示す説明
図。
図。
【図11】従来の電極用クリップの他の問題点を示す説
明図。
明図。
1 電極 2 端子 5 皮膚(生体表面) 6,17 誘導コード 7,18 クリップ 11,12,31,32 バネ
板(弾性部材) 16 L型金具
板(弾性部材) 16 L型金具
Claims (1)
- 【請求項1】 一端が生体表面に貼着された電極の端子
を把持し、他端に誘導コードが接続された電極用クリッ
プにおいて、一端が連結され他端により前記端子を弾性
的に挟持する1対の弾性部材と、前記弾性部材の一方の
両側に折曲部を中心として回動可能に連結され、一辺が
前記弾性部材の他方の内面に当接する左右対称の1対の
L型金具とを備えることを特徴とする電極用クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7626392U JP2544325Y2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 電極用クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7626392U JP2544325Y2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 電極用クリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0638907U true JPH0638907U (ja) | 1994-05-24 |
JP2544325Y2 JP2544325Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=13600341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7626392U Expired - Fee Related JP2544325Y2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 電極用クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544325Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP7626392U patent/JP2544325Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2544325Y2 (ja) | 1997-08-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970218 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |