JPH0638698Y2 - リボン送り装置 - Google Patents

リボン送り装置

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JPH0638698Y2
JPH0638698Y2 JP8361387U JP8361387U JPH0638698Y2 JP H0638698 Y2 JPH0638698 Y2 JP H0638698Y2 JP 8361387 U JP8361387 U JP 8361387U JP 8361387 U JP8361387 U JP 8361387U JP H0638698 Y2 JPH0638698 Y2 JP H0638698Y2
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JP
Japan
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gear
drive
drive gear
arm
ribbon
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JP8361387U
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JPS63192055U (ja
Inventor
高 八木
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東京電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、プリンタに使用するリボン送り装置に関す
る。
従来の技術 従来、第4図に示すように、キヤリアの往復動作を回転
運動に変換する駆動歯車50に接触してその接触摩擦によ
り追従するアーム51を設け、このアーム51に駆動歯車50
と噛合する遊動歯車52を回転自在に設け、駆動歯車50を
反時計方向へ回転させた時にアーム51を追従させ、駆動
歯車50の回転を遊動歯車52と伝動歯車53,54とを介して
リボン駆動歯車55に伝達し、駆動歯車50を時計方向へ回
転させた時にアーム51を追従させ、駆動歯車50の回転を
遊動歯車52と伝動歯車56とを介してリボン駆動歯車55に
伝達し、キヤリアが何れの方向へ移動してもリボン駆動
歯車55を一定方向へ回転するようにしたものがある。
また、第5図に示すように、キヤリア(図示せず)を移
動させるベルト57が巻回されてキヤリアの往復運動を回
転運動に変換する駆動輪体58と、伝動歯車59とを同軸上
に配列し、駆動輪体58と、伝動歯車59とに形成したボス
60,61にコイルスプリング62を巻回してワンウエイクラ
ツチ63を形成し、伝動歯車59に噛合する従動歯車64を有
するリボン駆動軸65を設け、駆動輪体58の一方向の回転
のみをワンウエイクラツチ63を介してリボン駆動軸65に
伝達するようにしたリボン送り装置が存する。
さらに、第6図に示すように特開昭60-236785号公報に
記載された発明が存する。この発明は、キヤリアを往復
動させるベルト66が巻回されたプーリ67と駆動歯車68と
を一体的に回転するように設け、この駆動歯車68の軸心
回りに回動するアーム69の先端に駆動歯車68と噛合する
遊動歯車70を設け、リボン駆動軸71と従動歯車72,73と
を同軸上で一体的に設け、駆動歯車68の回転方向に応じ
てアーム69を回動させ遊動歯車70を従動歯車72,73の何
れか一方に選択的に噛合させ、これにより、キヤリアが
何れの方向に移動する時にもリボン駆動軸71を一方向に
回転させてリボン送りをさせるものである。
考案が解決しようとする問題点 しかし、第4図に示したものは、同一平面上に配列され
る歯車の数が多いので、部品配列スペースを広くする必
要があり、構造及び組立作業が複雑化する。また、第5
図に示すものは、ワンウエイクラツチ63が駆動輪体58の
一方向のみの回転しか伝動歯車59に伝達しないので、キ
ヤリアの往復動作中の一方向の移動時にしかリボン送り
をすることができない。さらに、第6図に示すものは、
キヤリアが何れの方向に移動する時でもリボン送りをす
ることができるが、リボン駆動軸71の周囲に同一平面上
で二重に従動歯車72,73を必要とし、しかも、遊動歯車7
0を遊動させるために従動歯車72,73の間隔に余裕をみな
ければならず、装置が大型化する問題がある。
問題点を解決するための手段 印字部が搭載されたキヤリアの往復運動を回転運動に変
換する駆動歯車と、この駆動歯車の軸心と平行なリボン
駆動軸と一体的に回転する従動歯車と、前記駆動歯車に
対する接触摩擦によりこの駆動歯車の周囲を回動するア
ームと、このアームの先端に回転自在に支承されて前記
駆動歯車に常時噛合されるとともに前記アームの回動動
作により前記従動歯車に選択的に噛合される遊動歯車
と、前記アームの回動範囲を制限するストツパと、前記
駆動歯車の軸心上に配列されて常時前記従動歯車に噛合
された伝動歯車と、前記アームを前記従動歯車から離反
させる一方向の前記駆動歯車の回転を前記伝動歯車に伝
達するワンウエイクラツチとを設ける。
作用 したがつて、駆動歯車が一方向に回転する時は、アーム
を一方向へ回動させて遊動歯車を従動歯車に噛合させ、
ワンウエイクラツチを動力遮断状態に維持して駆動歯車
の回転を遊動歯車から従動歯車に伝達してリボン駆動軸
を一方向に回転させ、駆動歯車が他方向に回転する時
は、アームを他方向へ回動させてストツパにより停止位
置を定め、遊動歯車を従動歯車から離反させた状態で、
駆動歯車の回転をワンウエイクラツチと伝動歯車とを介
して従動歯車に伝達し、リボン駆動軸を一方向に回転さ
せる。また、従動歯車は一重で済むためリボン駆動軸の
周囲のスペースを小さくすることが可能となる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。1は印字部(図示せず)が搭載されたキヤリア
で、このキヤリア1にはベルト2の一部が固定されてい
る。このベルト2は正逆回転自在のモータ(図示せず)
に駆動されるプーリ(図示せず)と他のプーリ3とに巻
回されている。このプーリ3は駆動歯車4と一体的に形
成されてベース5に立設された支軸6に回転自在に嵌合
されている。また、この支軸6の下端には伝動歯車7が
回転自在に嵌合され、駆動歯車4と伝動歯車7とに形成
されたボス8,9にコイルスプリング10を巻回することに
よりワンウエイクラツチ11が形成されている。このコイ
ルスプリング10の一端には伝動歯車7に形成された凹部
(図示せず)に係合されたフツク(図示せず)が形成さ
れているものである。さらに、駆動歯車4の外周に接触
するアーム12が支軸6に回転自在に嵌合され、このアー
ム12の先端には駆動歯車4に常時噛合された遊動歯車13
が回転自在に保持されている。さらに、支軸6と平行な
リボン駆動軸14が設けられている。そして、伝動歯車7
に常時噛合されるとともに遊動歯車13が選択的に噛合さ
れる従動歯車15がリボン駆動軸14に一体的に形成されて
いる。さらに、アーム12の近傍にはストツパ16が設けら
れている。
このような構成において、第1図に示すように、キヤリ
ア1を右方へ移動させるためにプーリ3及び駆動歯車4
を反時計方向へ回転させた時は、アーム12が駆動歯車4
との接触摩擦により追従回動するため遊動歯車13が従動
歯車15に噛合される。この駆動歯車4の回転方向はコイ
ルスプリング10の巻き方向と異なる方向で、駆動歯車4
のボス8はコイルスプリング10に対してスリツプし、駆
動歯車4と伝動歯車7との間は動力遮断状態に維持され
る。したがつて、駆動歯車4の回転は遊動歯車13を介し
て従動歯車15に伝達され、リボン駆動軸14が反時計方向
に回転する。
また、第2図に示すように、キヤリア1を左方へ移動さ
せるためにプーリ3及び駆動歯車4を時計方向へ回転さ
せた時は、アーム12が駆動歯車4との接触摩擦により追
従回動し従動歯車15から離反しストツパ16に支えられて
静止し、遊動歯車13が従動歯車15から外れる。この時コ
イルスプリング10は駆動歯車4とともに回転してこの回
転を伝動歯車7に伝達するため、従動歯車15がリボン駆
動軸14とともに反時計方向に回転する。
このように、キヤリア1を何れの方向に移動させる場合
でもリボン送りを行うことができる。また、リボン駆動
軸14を回転させる従動歯車15は一重で済むため、リボン
駆動軸14の周囲のスペースを縮小することができる。さ
らに、キヤリア1の移動方向を問わずリボン送りを行う
ものとしては歯車の数が少なく、構造を簡略化すること
ができる。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、駆動歯車の一方
向の回転を遊動歯車により従動歯車に伝達し、駆動歯車
の他方向の回転をワンウエイクラツチ及び伝動歯車によ
り従動歯車に伝達いることができ、これにより、キヤリ
アの移動方向に拘らずリボン送りを行うことができ、ま
た、リボン駆動軸を回転させる従動歯車は一重で済むた
め、リボン駆動軸の周囲のスペースを縮小することがで
き、さらに、キヤリアの移動方向を問わずリボン送りを
行うものとしては歯車の数が少なく、構造を簡略化する
ことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図は駆動歯車を反時計方向へ回転させた時の平
面図、第2図は駆動歯車を時計方向へ回転させた時の平
面図、第3図は縦断側面図、第4図は第一の従来例を示
す平面図、第5図は第二の従来例を示す縦断側面図、第
6図は第三の従来例を示す分解斜視図である。 1…キヤリア、4…駆動歯車、7…伝動歯車、11…ワン
ウエイクラツチ、12…アーム、13…遊動歯車、14…リボ
ン駆動軸、15…従動歯車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字部が搭載されたキヤリアの往復運動を
    回転運動に変換する駆動歯車と、この駆動歯車の軸心と
    平行なリボン駆動軸と一体的に回転する従動歯車と、前
    記駆動歯車に対する接触摩擦によりこの駆動歯車の周囲
    を回動するアームと、このアームの先端に回転自在に支
    承されて前記駆動歯車に常時噛合されるとともに前記ア
    ームの回動動作により前記従動歯車に選択的に噛合され
    る遊動歯車と、前記アームの回動範囲を制限するストツ
    パと、前記駆動歯車の軸心上に配列されて常時前記従動
    歯車に噛合された伝動歯車と、前記アームを前記従動歯
    車から離反させる一方向の前記駆動歯車の回転を前記伝
    動歯車に伝達するワンウエイクラツチとよりなることを
    特徴とするリボン送り装置。
JP8361387U 1987-05-29 1987-05-29 リボン送り装置 Expired - Lifetime JPH0638698Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8361387U JPH0638698Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 リボン送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8361387U JPH0638698Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 リボン送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63192055U JPS63192055U (ja) 1988-12-12
JPH0638698Y2 true JPH0638698Y2 (ja) 1994-10-12

Family

ID=30937360

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8361387U Expired - Lifetime JPH0638698Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 リボン送り装置

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JPS63192055U (ja) 1988-12-12

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