JPH0638654U - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

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JPH0638654U
JPH0638654U JP084317U JP8431792U JPH0638654U JP H0638654 U JPH0638654 U JP H0638654U JP 084317 U JP084317 U JP 084317U JP 8431792 U JP8431792 U JP 8431792U JP H0638654 U JPH0638654 U JP H0638654U
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孝夫 加藤
益弘 余吾
和俊 遠藤
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Lion Corp
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Lion Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/06Arrangement of mixed bristles or tufts of bristles, e.g. wire, fibre, rubber
    • A46B9/065Arrangement of mixed bristles or tufts of bristles, e.g. wire, fibre, rubber the bristles or the tufts being embedded in a different brushing material
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B2200/00Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/10For human or animal care
    • A46B2200/1066Toothbrush for cleaning the teeth or dentures

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  • Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】刷毛に好ましいクッション性が得られ、かつ、
高い清掃効果が得られる歯ブラシを提供する。 【構成】ブラシハンドル11の植毛面12にゴムとプラ
スチックとの中間の硬度と弾性を有するエラストマ素材
から成る凸部13を設け、この凸部13に刷毛31を束
にして植毛し、刷毛31の弾力性を改善した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は歯ブラシ、特に、刷毛の植毛面への植毛部分のクッション性の向上 を図り、使用感を改善した歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の歯ブラシとしては、例えば、実公昭54−18372号公報等に記載さ れたものが知られる。この歯ブラシは、植毛部に所定間隔で凸部を形成し、これ ら凸部および凸部間に刷毛を植毛するものである。この歯ブラシは、刷毛の長さ を異ならせることにより、同じ太さの刷毛でも毛腰強度を変化させることができ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の歯ブラシにあっては、凸部が植毛部に一体に形 成され、これら植毛部と凸部とは熱可塑性の硬質樹脂、例えばAS樹脂(アクリ ロトリルスチレン共重合体)から構成される。このため、刷毛は比較的大きな剛 性で植毛され、凸部に植毛された刷毛は毛腰強度のみならずクッション性も影響 を受け、クッション性が低下して使用感が損なわれることがあるという問題があ った。 この考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、刷毛のクッション性に優れ、 良好な使用感が得られる歯ブラシを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案は、ブラシハンドルの植毛面に、刷毛を束 にして植毛した歯ブラシにおいて、前記植毛面にエラストマ樹脂から成る凸部を 設け、この凸部に前記刷毛の束を植毛した。
【0005】 そして、この考案にかかる歯ブラシは、刷毛の束を凸部に溶着する態様、また 、凸部を植毛面に溶着する態様に構成することができる。
【0006】
【作用】
この考案にかかる歯ブラシによれば、熱可塑性のエラストマ (Elastomer)樹脂 (TPE)からなる凸部上に刷毛の束が植毛されるため、刷毛にクッション性を 付与することができ、良好な使用感が得られる。 そして、この考案の歯ブラシ は、刷毛の束を凸部に溶着することで抜けを有効に防止でき、また、凸部を植毛 面に溶着することで接着剤等が不要となり製造工程が簡素化され、さらに、高い 安全性が確立される。 なお、エラストマ樹脂は、ゴムとプラスチックの中間的な硬度と弾性を有する もので、具体的には、エステル系熱可塑性エラストマ、アミド系熱可塑性エラス トマ、ウレタン系熱可塑性エラストマ、オレフィン系熱可塑性エラストマあるい はスチレン系熱可塑性エラストマ等が用いられる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1はこの考案の一実施例に係る歯ブラシの要部の正面図である。
【0008】 図中、11はブラシハンドルであり、ブラシハンドル11はAS樹脂、PET 樹脂(ポリエチレンテレフタレート)、PP樹脂(ポリプロピレン)或いはPO M樹脂(ポリオキシメチレン)等の熱可塑性の硬質樹脂を射出成形等により成形 して構成される。 なお、このブラシハンドルは熱硬化性の樹脂から構成することも可能である。
【0009】 ブラシハンドルは、先端側一面に所定長さにわたって植毛面12が設定され、 基端側に把持可能な柄部(図示せず)が設けられる。植毛面12には複数の列に わたって複数の凸部13を形成された植毛部材41が設けられ、この植毛部材4 1の凸部13にそれぞれ刷毛31が束(以下、毛束31と記す)にして植毛され ている。
【0010】 植毛部材41は、ゴムとプラスチックとの中間的な硬度と弾性のエラストマ樹 脂、この実施例では熱可塑性エラストマ樹脂(TPE)を射出成形等で成形して 構成され、インサート射出成形によりブラシハンドル11の植毛面12に溶着さ れる。 なお、この植毛部材41は接着剤等を用いて接着することもできるが、口腔内 で使用されるため安全性の確立の観点からは上述したインサート成形による溶着 等が望ましい。また、上述したTPEは種々のものを用いることができるが、コ スト低減の観点からはスチレン系あるいはオレフィン系のTPEが望ましい。
【0011】 毛束31は、特開昭60−241404号公報等に記載された方法で各刷毛3 1の端部と凸部13とを加熱して溶融状態で接合、すなわち溶着される。 なお、この毛束31の植毛は、金属板を用いて固定する通常の植毛方法でもよ いが、植毛部13が柔らかい場合毛束31が抜けるおそれがあるため、毛束を金 型内に入れて凸部を射出成形する方法(特開昭61−268208号、特開平2 −503150号公報等参照)によっても植毛することが好ましい。
【0012】 この実施例の歯ブラシにあっては、エラストマ樹脂からなる植毛部材41の凸 部13に毛束31が植毛される。このため、この歯ブラシは、、刷毛31が歯の 凹凸等に合わせて凸部13に植毛された根元から撓み変形を生じることができ、 刷毛31のクッション性が改善され、良好な使用感が得られる。
【0013】 そして、この実施例は、刷毛31の太さ、長さ、形状等を選択し、かつ、凸部 13の弾性係数および高さ等を選択することで、所望のクッション性、柔軟性が 得られる。したがって、歯茎にやさしく、使用感のよい歯ブラシが容易に達成で きる。
【0014】 図2にはこの考案の他の実施例にかかる歯ブラシを示し、図2は々歯ブラシの 要部の正断面図である。 なお、この実施例および後述する実施例では、前述した実施例と同一の部分に は同一の番号を示し、その説明を省略する。
【0015】 同図に示すように、この実施例は、植毛面12に所定の間隔を隔ててTPEか らなる凸部13が形成され、この凸部13および凸部13間(便宜上、凹部と記 す)に毛束31が植毛されている。
【0016】 この実施例にあっては、前述した実公昭54−18372号公報に記載される ように、凸部13および凹部に毛束31を植毛されて毛束31の長さを変えるこ とができる。したがって、毛腰強度を任意に設定でき、より良好な使用感を得ら れる。
【0017】 図3にはこの考案のまた他の実施例にかかる歯ブラシを示す。 この実施例は、エラストマ樹脂から凸部13を別個独立に成形し、これら凸部 13をそれぞれ植毛面12に固着する。そして、これら凸部13に刷毛31を植 毛し、刷毛31のクッション性を改善するものである。
【0018】 なお、上述した各実施例においては、ブラシハンドル11の構成についての詳 細な説明を割愛しているが、このブラシハンドル11は種々の構成、例えばヘッ ド部と首部とが一体のもの、あるいはヘッド部と首部とを嵌合させるものを用い ることができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案にかかる歯ブラシによれば、植毛面にエラスト マ樹脂からなる凸部を形成し、この凸部に刷毛を植毛する。このため、クッショ ン性を改善でき、高い清掃効果が得られ、また、使用感も向上できるという効果 が得られる。
【0020】 そして、この考案の歯ブラシは、上述の効果に加え、刷毛の束を凸部に溶着す ることで刷毛の抜けを防止でき、また、凸部を植毛面に溶着することで製造工程 を簡素化でき、さらに高い安全性が達成されるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかる歯ブラシの要部の
正断面図である。
【図2】この考案の他の実施例にかかる歯ブラシの要部
の正断面図である。
【図3】この考案のまた他の実施例にかかる歯ブラシの
要部の正断面図である。
【符号の説明】
11 ブラシハンドル 12 植毛面 13 凸部 31 刷毛(毛束) 41 植毛部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシハンドルの植毛面に、刷毛を束に
    して植毛した歯ブラシにおいて、前記植毛面にエラスト
    マ樹脂から成る凸部を設け、この凸部に前記刷毛の束を
    植毛したことを特徴とする歯ブラシ。
JP1992084317U 1992-11-13 1992-11-13 歯ブラシ Expired - Fee Related JP2598975Y2 (ja)

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JPH0638654U true JPH0638654U (ja) 1994-05-24
JP2598975Y2 JP2598975Y2 (ja) 1999-08-23

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004512888A (ja) * 2000-03-16 2004-04-30 ジレット、カナダ、カンパニー 歯ブラシ
KR100443592B1 (ko) * 2001-08-29 2004-08-11 윤기태 칫솔모 보강 구조의 칫솔

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418372U (ja) * 1977-07-05 1979-02-06
JPS6393829U (ja) * 1986-12-09 1988-06-17

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JP2598975Y2 (ja) 1999-08-23

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