JPH0638598Y2 - 高温軽量物把持用治具 - Google Patents

高温軽量物把持用治具

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JPH0638598Y2
JPH0638598Y2 JP1822088U JP1822088U JPH0638598Y2 JP H0638598 Y2 JPH0638598 Y2 JP H0638598Y2 JP 1822088 U JP1822088 U JP 1822088U JP 1822088 U JP1822088 U JP 1822088U JP H0638598 Y2 JPH0638598 Y2 JP H0638598Y2
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Japan
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grasped
jig
rod
arms
gripping
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明廣 柿本
貞勝 黒木
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Mitsubishi Materials Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、連続製銅等の溶湯を取り扱う工程におい
て、高温に加熱されたレンガやその他のものを把持する
高温軽量物把持用治具に関するものである。
「従来の技術」 一般に、連続製銅炉等に利用される高温溶体用樋は、保
温のためおよび排ガスや熱気を防ぐため、レンガ等から
構成された樋蓋により開閉自在に閉塞されている。この
樋蓋は、樋内の点検作業、清掃作業等の際に、樋から取
り外されるが、従来、このような取り外し作業を行うに
は、樋蓋を構成するレンガが高温に加熱されているの
で、作業者が耐熱手袋を装着して行ったり、第5図に示
すような、ハサミとよばれる把持具を用いて行ってい
た。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、上記耐熱手袋による作業では、レンガが手か
ら滑り落ちたり、またハサミによる作業では、第5図に
示すようにハサミの柄1,1を手でつかんで矢印方向に力
を加えるので、レンガの自重によりハサミが手から滑り
落ちたりして、危険性を伴うという問題があった。
「考案の目的」 この考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、高温
に加熱された被把持物を安全かつ確実に把持することが
できる高温軽量物把持用治具を提供することを目的とし
ている。
「課題を解決するための手段」 この考案の高温軽量物把持用治具は、第一のロッドの両
端部に、これと直交する方向に延びる第二のロッドが互
いに平行に形成されてなるコ字状の枠体と、上記それぞ
れの第二のロッド端部にそれぞれの中途部が回動自在に
支持され、かつそれぞれの一端部同士が回動自在に連結
された一対のアームと、この一対のアームの連結部に取
り付けられて、この連結部を上記第一のロッドに接近離
間させることにより、上記一対のアームの他端部を上記
中途部を支点として互いに接近離間させる移動部とを具
備してなるものである。
「作用」 この考案の高温軽量物把持用治具にあっては、枠体を構
成する第二のロッドの端部に回動自在に支持された一対
のアームのそれぞれの一端部同士を回動自在に連結する
連結部を、移動部に力を加えて第一のロッドに向けて移
動させることにより、アームをそれぞれの中途部を支点
として回動させ、それぞれの他端部により被把持物を挾
みつけて把持するようにしたので、移動部に比較的僅か
な力を加えることにより、アームの他端部により被把持
物を挾みつけて確実に把持することができる。
「実施例」 第1図および第2図はこの考案の第一実施例を示すもの
であり、図において符号10は枠体を示す。この枠体10
は、水平枠(第一のロッド)10aとこの水平枠10aの両端
部に形成された垂直枠(第二のロッド)10b,10bとから
構成された略コ字状のものである。
これら垂直軸10b,10bの下端部には支持軸11,11が形成さ
れている。これら支持軸11,11にはアーム12,12がその中
途部に形成された長孔13,13を摺動自在にはめ込むこと
により支持軸11,11を支点として回動自在に支持されて
いる。
また、これらアーム12,12のそれぞれの一端部はピン15
により回動自在に連結されており、他端部には被把持物
Aを挾みつけて把持する把持面12aが形成されている。
そして、上記ピン15には以下のようにして移動部16が取
り付けられている。すなわち、移動部16は上記垂直枠10
b,10b間に渡されたつかみ部17と、このつかみ部17の両
端部に形成され、垂直枠10b,10bに形成されたガイド溝1
8内を上下方向にスライドするスライド部19,19と、スラ
イド部19,19の下端部から上記ピン15に向けて延びる連
結ロッド20,20とから構成されている。そして、これら
連結ロッド20,20の交差部が上記ピン15に回動自在に連
結されている。
また、上記垂直枠10b,10bの下端には、被把持物Aの上
面に当接して同被把持物Aを水平に保つガイド部21,21
が第2図において水平方向に延びて形成されている。
次に上記構成の高温軽量物把持用治具の使用法について
述べる。
すなわち、つかみ部17を水平枠10aと共につかむ。する
と、つかみ部10aがスライド部19,19を介して上方に移動
し、この移動に伴いピン15が連結ロッド20,20を介して
上方に移動する。この時、ピン15に回動自在に連結され
たアーム12,12が支持軸11,11を支点として回動し、それ
ぞれの他端部が互いに接近する方向に移動して、それぞ
れの把持面12a,12aにより被把持物Aを挾みつけると共
に、ガイド部21,21が被把持物Aの上面に当接してこの
被把持物Aを水平に保って把持する。
しかして、上記高温軽量物把持用治具は、つかみ部17を
水平枠10aと共につかむことにより、アーム12,12を支持
軸11,11を支点として回動させて、アーム12,12の他端部
に形成された把持面12a,12aにより被把持物Aを挾みつ
けて把持するようにしたものである。したがって支持軸
11,11を支点とする梃の原理によりつかみ部17を水平枠1
0aと共に比較的僅かな力でつかむことにより、アーム1
2,12の他端部の把持面12a、12aにより被把持物Aを挾み
つけて確実に把持することができる。
ここで、長孔13,13は被把持物Aの若干の大きさ変動に
対応するために設けられている。すなわち、被把持物A
の大きさに合わせて把持面12a,12aをセットした際、支
持軸11,11は長孔13,13内でスライドし、被把持物Aの大
きさに見合った位置に来る。この時、つかみ部17を水平
枠10aと共につかむと、その時の支持軸11,11の位置を支
点としてアーム12,12が回動しようとするので把持面12
a,12aは被把持物Aに対して面で接することになり、よ
り確実に把持することができる。
また、垂直枠10b,10bの下端に、被把持物Aに当接して
同被把持物Aを水平に保つガイド部21,21を形成したの
で、被把持物Aの側面と把持面12a,12aとが密着し、よ
って被把持物Aをより確実に把持することができる。
第3図はこの考案の第二実施例を示すものであり、この
図に示す高温軽量物把持用治具が第1図および第2図に
示すものと異なる点はアーム12,12の他端部の形状であ
る。
すなわち、アーム12,12の他端部の互いに対向する側面
には鋸歯状の把持部25,25が形成されている。そしてこ
の把持部25,25により被把持物Aを挾みつけて把持する
ようになっている。
この図に示す高温軽量物把持用治具によれば、第一実施
例の効果に加えて、比較的滑りやすい面を有する被把持
物Aをより確実に把持することができる。
第4図はこの考案の第三実施例を示すものである。この
図に示す高温軽量物把持用治具はアーム12,12の他端部
にそれぞれ内側に突出する凸部30,30を形成したもので
あり、挾みつけの把持に加え、凸部30,30を被把持物A
の底面に係合させることにより、より確実に被把持物A
を把持することができる。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案の高温軽量物把持用治具
は、枠体を構成するそれぞれの第二のロッドの端部に、
アームをそれぞれの中途部を回動自在に支持し、かつそ
れぞれの一端部同士が回動自在に連結された連結部を移
動部に力を加えて第一のロッドに接近させることによ
り、アームをそれぞれの中途部を支点として回動させ、
それぞれの他端部により被把持物を挾みつけて把持する
ようにしたものである。したがって、アームの中途部を
支点とする梃の原理により、移動部に比較的僅かな力を
加えることにより、アームの他端部により被把持物を挾
みつけて確実に把持することができる。
また、枠体の端部に、被把持物に当接して同被把持物を
水平に保つガイド部を形成したので、被把持物をより確
実にアームの他端部により把持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の高温軽量物把持用治具
の第一実施例を示すものであり、第1図はその正面図、
第2図は第1図におけるII−II線視図、第3図は第二実
施例を示すものであり、高温軽量物把持用治具の正面
図、第4図は第三実施例を示すものであり、高温軽量物
把持用治具の正面図、第5図は従来の把持具の正面図で
ある。 10……枠体、10a……水平枠(第一のロッド、 10b……垂直枠(第二のロッド)、 12……アーム、15……ピン(連結部)、 16……移動部、21……ガイド部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一のロッドの両端部に、これと直交する
    方向に延びる第二のロッドが互いに平行に形成されてな
    るコ字状の枠体と、上記それぞれの第二のロッド端部に
    それぞれの中途部が回動自在に支持され、かつそれぞれ
    の一端部同士が回動自在に連結された一対のアームと、
    この一対のアームの連結部に取り付けられて、この連結
    部を上記第一のロッドに接近離間させることにより、上
    記一対のアームの他端部を上記中途部を支点として互い
    に接近離間させる移動部とを具備してなることを特徴と
    する高温軽量物把持用治具。
  2. 【請求項2】上記第二のロッドの端部に、被把持物に当
    接して同被把持物を水平に保つガイド部を形成したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の高
    温軽量物把持用治具。
JP1822088U 1988-02-15 1988-02-15 高温軽量物把持用治具 Expired - Lifetime JPH0638598Y2 (ja)

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JPH01127657U JPH01127657U (ja) 1989-08-31
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