JPH0638457Y2 - 筐体の扉取付構造 - Google Patents

筐体の扉取付構造

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Publication number
JPH0638457Y2
JPH0638457Y2 JP1989050030U JP5003089U JPH0638457Y2 JP H0638457 Y2 JPH0638457 Y2 JP H0638457Y2 JP 1989050030 U JP1989050030 U JP 1989050030U JP 5003089 U JP5003089 U JP 5003089U JP H0638457 Y2 JPH0638457 Y2 JP H0638457Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
hole
knob
lock plate
housing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989050030U
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English (en)
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JPH02140885U (ja
Inventor
明 坂口
一也 高部
Original Assignee
国際電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は証券会社の店頭に設置されて株価等の情報を表
示する情報テレビ表示装置のテレビ据置台または制御部
等の筐体前面に設けた開口部に、開閉自在に支持された
扉の取付構造に関する。
〔従来の技術〕
情報テレビ表示装置やその他のオフィスオートメーショ
ン機器は店頭や事務所などの片隅の極めて限られたスペ
ースに設置されるため、外観デザインが良いことと狭い
場所での保守点検が容易に行えることが要求される。
従来の扉の取付構造は、第3図示のように筐体1の前面
開口部2の一側面上下部にマグネットキャッチ13を取付
け、前面開口部2の他側面に開閉自在に枢支した扉4を
これに吸着保持させる構造のものと、第4図示のように
筐体1の前面開口部2の前面下部に扉4を引掛け、前面
開口部2の上部両側面に固定用ネジ孔14を設け、これら
の固定用ネジ孔14に対向する扉4の部分に孔15を設け、
この孔15を通して固定用ネジ11を固定用ネジ孔14に螺合
することにより筐体1の上部に扉4の上部を固定するも
の等がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記前者の従来構造にあっては、扉4が閉じた状態で扉
前面に不意の衝撃が加わると、反動で開いてしまい危険
であるのと、扉の重量と吸着力の不釣合によって開閉操
作がスムーズに行えないという課題がある。
また、後者の従来構造にあっては、固定用ネジ11が外面
に露出し、外観デザインが損なわれると共に筐体1の内
部の保守点検時に、その都度扉4を筐体1から取外さな
ければならないから不便であるという課題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案構造は上記の課題を解決するため、第1図,第2
図示のように筐体1の前面開口部2の上端に長形孔3を
穿設し、これに対向して、扉4の上端面に大長形孔5を
有し、扉4の上端裏面には小長形孔6を有する当板7を
取付け、扉4の大長形孔5より、上部が中長形、下部が
小長形で小長形下部下面中央にネジ孔8を有したツマミ
9を挿入し、このツマミ9のネジ孔8に裏面より先端引
掛け部10aを有するロックプレート10の端部を固定用ネ
ジ11で取付けると共にこのロックプレート10の端部をバ
ネ12で扉4に連結して、常時一方向に付勢し、当該ロッ
クプレート10の先端引掛け部10aを前記長形孔3に左右
水平方向に可動自在に挿入してなる構成としたものであ
る。
〔作用〕
<扉を開ける場合> ツマミ9を扉4の上端面に設けられた大長形孔5に沿っ
て、バネ12の引張りと反対方向に移動させると、ツマミ
9に連動してロックプレート10の先端引掛け部10aが筐
体1の前面開口部2の長形孔3の中央部に位置し、その
状態で扉4を手前へ引くと扉4は筐体前面より離脱し、
扉4を開くことができる。
<扉を閉じる場合> 開けた状態と同じ位置にツマミ9を移動したまま、筐体
前面へ押し当てた後、ツマミ9を離すと、ツマミ9はバ
ネ12の引張り方向に復帰し、同時にこれに連動してロッ
クプレート10が移動し、前記筐体前面の長形孔3の側辺
にロックプレート10の先端引掛け部10aが係合して扉4
が閉じた状態にロックされる。
〔実施例〕
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本校案構造の一実施例の構成を示す部分分解斜
視図、第2図は本考案構造を閉扉状態を示す斜視図であ
る。
第1,2図において1は情報テレビ表示装置等の筐体、2
はこの筐体1の前面開口部、3はこの前面開口部2の上
端に穿設された長形角孔、4は扉で、その上端面に大長
形角孔5が設けられている。また、扉4の上端裏面には
小長形角孔6を有する当接7が溶接等により取付けられ
ている。
9は上部が中長形角,下部が小長形角のツマミで、小長
形角中央にネジ孔8を有している。このツマミ9は扉4
の大長形角孔5より挿入され、当該ツマミ9のネジ孔8
には、その裏面より先端引掛け部10aを有するロックプ
レート10の端部が固定用ネジ11で取付けられている。こ
のロックプレート10の端部はコイルバネ12で扉4に連結
されて常時一方向に付勢されており、ロックプレート10
の先端引掛け部10aは前記筐体1の長形角孔3に左右水
平方向に可動自在に挿入されている。
このような構成において扉4を開ける場合、ツマミ9を
扉4の上端面に設けられた大長形角孔5に沿ってコイル
バネ12の引張りと反対方向に即ち第1,第2図示の右方向
に移動させると、ツマミ9に連動してロックプレート10
の先端引掛け部10aが筐体1の前面開口部2の長形角孔
3の中央部に位置し、その状態で扉4を手前に引くと扉
4は筐体前面より離脱し扉4を開くことができる。
また、扉4を閉じる場合には、開けた状態と同じ位置に
ツマミ9を移動したまま、筐体前面へ押し当ててから、
ツマミ9を離すと、ツマミ9はコイルバネ12の引張り方
向に、即ち第1,第2図示の左方向に復帰し、同時にこれ
に連動してロックプレート10が移動し、前記筐体前面の
長形角孔3の側辺にロックプレート10の先端引掛け部10
aが係合して扉4が閉じた状態にロックされる。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、筐体1の前面開口部2の
上端に長形孔3を穿設し、これに対向して、扉4の上端
面に大長形孔5を有し、扉4の上端裏面には小長形孔6
を有する当板7を取付け、扉4の大長形孔5より、上部
が中長形,下部が小長形で小長形下部下面中央にネジ孔
8を有したツマミ9を挿入し、このツマミ9のネジ孔8
に裏面より先端引掛け部10aを有するロックプレート10
の端部を固定用ネジ11で取付けると共にこのロックプレ
ート10の端部をバネ12で扉4に連結して、常時一方向に
付勢し、当該ロックプレート10の先端引掛け部10aを前
記長形孔3に左右水平方向に可動自在に挿入してなるの
で、扉4の上端面のツマミ9を左右方向へ移動させるこ
とにより、これに連動したロックプレート10の状態によ
り筐体1の前面開口部2の上端に設けた長形角孔3にロ
ックプレート10の先端引掛け部10aをロックまたは解除
させることができ、扉4の正面、上面に露出するもの
が無い構造で有るから外観デザインを損なうことが無
い。扉4の開閉操作は、扉4の上端面に設けられた大
長形角孔5より挿入したツマミ9の移動で簡便に行うこ
とができる。ツマミ9に取付けられたロックプレート
10の先端引掛け部10aと筐体1の長形角孔3がバネ12に
より強制的に係合されているので、扉4は閉じた状態に
ロックされるから扉4に不必要な押圧・衝撃が加わって
も閉扉状態を確実に保持できること、ツマミ9は扉4の
上端面に設けられた大長形角孔5内に収められていて目
立たないので専任者以外の人が扉4を不用意に開けるお
それがないこと等により安全を維持できる。当板7,ツ
マミ9,ロックプレート10及びバネ12の4部品で構成され
ているので、筐体1と扉4の加工及び組立て、位置合わ
せも特に精度を要せず、安価に実施できる。ツマミは
扉の上端面に設けられた大長形孔内に収められ、開閉操
作されるので、ガタツクことなく円滑に操作することが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案構造の一実施例の構成を示す部分分解斜
視図、第2図は本考案構造の閉扉状態を示す斜視図、第
3図及び第4図は従来構造の各例の開扉状態を示す斜視
図である。 1……筐体、2……前面開口部、3……長形(角)孔、
4……扉、5……大長形(角)孔、6……小長形(角)
孔、7……当板、8……ネジ孔、9……ツマミ、10……
ロックプレート、10a……先端引掛け部、11……固定用
ネジ、12……(コイル)バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筺体1の前面開口部2の上端に長形孔3を
    穿設し、これに対向して、扉4の上端面に大長形孔5を
    有し、扉4の上端裏面には小長形孔6を有する当板7を
    取付け、扉4の大長形孔5より、上部が中長形、下部が
    小長形で小長形下部下面中央にネジ孔8を有したツマミ
    9を挿入し、このツマミ9のネジ孔8に裏面より先端引
    掛け部10aを有するロックプレート10の端部を固定用ネ
    ジ11で取付けると共にこのロックプレート10の端部をバ
    ネ12で扉4に連結して、常時一方向に付勢し、当該ロッ
    クプレート10の先端引掛け部10aを前記長形孔3に左右
    水平方向に可動自在に挿入してなる筺体の扉取付構造。
JP1989050030U 1989-04-26 1989-04-26 筐体の扉取付構造 Expired - Lifetime JPH0638457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989050030U JPH0638457Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26 筐体の扉取付構造

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JP1989050030U JPH0638457Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26 筐体の扉取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02140885U JPH02140885U (ja) 1990-11-26
JPH0638457Y2 true JPH0638457Y2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=31568229

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JP1989050030U Expired - Lifetime JPH0638457Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26 筐体の扉取付構造

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JP (1) JPH0638457Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0265388U (ja) * 1988-11-08 1990-05-16

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Publication number Publication date
JPH02140885U (ja) 1990-11-26

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