JPH0638379U - Rfモジュレータおよびrfモジュレータを含む一体型ユニット - Google Patents

Rfモジュレータおよびrfモジュレータを含む一体型ユニット

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JPH0638379U
JPH0638379U JP7886792U JP7886792U JPH0638379U JP H0638379 U JPH0638379 U JP H0638379U JP 7886792 U JP7886792 U JP 7886792U JP 7886792 U JP7886792 U JP 7886792U JP H0638379 U JPH0638379 U JP H0638379U
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modulator
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oscillator
uhf
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    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セツト機器等への取付面積を少なくしRFモ
ジユレータのUHF出力の発振周波数を容易に調整がで
きるようにする。 【構成】 UHF出力の発振周波数を調整する調整ノブ
9を、側面板2に取りつけたアンテナ入力端子7とアン
テナ出力端子8の間に設けるにより、セツト機器に取
付後にUHF出力の発振周波数を容易に調整する事が出
来る構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、RFモジユレータおよびTVチユーナ部とTV中間周波増幅回路部 とを一体化した、一体型ユニツトに関するのもである。
【0002】
【従来の技術】
従来のRFモジユレータに発振器が取付られた構造のものとしては、たとえば 図6に示す様なRFモジユレータがある。
【0003】 エアーバリコン式UHF発振器6はフレーム上面板31に平行に取り付けられ 、又、アンテナ入力端子7、アンテナ出力端子8とも平行に取り付けられている 。この場合発振器6の発振周波数の調整は調整用ノブ9を外部から調整用ドライ バ10を当てて回す事により行なう。
【0004】 しかし、このRFモジユレータをVTR機器等のセツト機器内に搭載する場合 は、アンテナ入力端子7、アンテナ出力端子8及びバリコン式UHF発振器6の 調整用ノブ9は、いづれもセツト機器の外部から接続及び操作する必要性が有る 為に、アンテナ入力端子7、出力端子8、をセツト機器の裏面パネルから導出す る必要がある。また、このアンテナ入、出力端子とバリコン式UHF発振器6は 一平面上に位置し、セツト機器の外部からの接続及び操作は同一方向から行なう 為に、このRFモジユレータをセット機器に取り付ける際には、この取付けに占 めるセツト機器の取付面積を広く必要とする為に必然的に、セツト機器の裏面パ ネル及びRFモジユレータが取り付けられるセツト機器の基板部分の面積を広く 占める事になる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従って、このような従来のRFモジユーレータを使用するにあっては、セツト 機器の設計上取付配置に制約が出てくる為に、小型のセツト機器には容易に搭載 できないという問題があった。
【0006】 特に上記のようなRFモジユレータとTVチユーナ部とTV中間周波増幅回路 部とを一体化したRFモジユレータ一体型ユニツトにおいては、RFモジユレー タよりセツト機器への平面面積が大幅に増大するため、本製品をセツト機器に取 り付けると、セツト機器の後部面に必要な端子等を取り付けるスペースが無くな ってしまう。
【0007】 そこで、本考案の目的はこのRFモジユレータのアンテナ入力、出力端子を矩 形シールドケースを構成する両端部の一端に取り付け、RFモジユレータに内蔵 された発振器の発振周波数も容易に調整できるように発振器の調整ノブの取付位 置をアンテナ入、出力端子の間に取り付け、セット機器内に取り付ける際に占め る取付面積を必要最小限にする事が出来る形状にした事を特徴としている。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
前記問題点を解決する為に、本考案のRFモジユレータは、UHF出力用RF モジユレータの出力切り替えをする発振器の発振周波数調整ノブまたは切り替え スイツチをアンテナ入力端子とアンテナ出力端子の間に取付た事を特徴とし、又 、上記RFモジユレータをTVチユーナ部とTV中間周波増幅回路部を持った一 体型ユニツトに搭載した事を特徴としたものである。
【0009】
【作用】
上記技術的手段は次の様に作用する。RFモジユレータのアンテナ入、出力端 子及び出力周波数の切り替えをする発振器の発振周波数調整ノブまたは切り替え スイツチを矩形シールドケースを構成する両端部の一端に取り付ける事により、 セツト機器に取り付ける際に占める取り付け面積を必要最小限にする事ができる 。
【0010】
【実施例】 以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1から図4までは本考案に係わる RFモジユレータの一実施例を示したものである。はじめに図1を参照して全体 構成を説明すると、RFモジュレータのシールドケースは上面板1と左側面板2 と底面板3と右側面板4とで構成され、左側面板2にアンテナ入力端子7、アン テナ出力端子8が取り付けられている。又、エアーバリコン式発振器6が内蔵さ れておりこの発振器6には、発振周波数調整用ノブ9が突設されている。
【0011】 この発振周波数調整用ノブ9の先端は、調整用ドライバ10にて発振周波数が 調整できるように溝が形成されている。また、このノブ9は、エアーバリコン式 UHF発振器6と左側板2に有るガイド穴で保持されている。
【0012】 また、図2はシールド板5が取り付けられている詳細図である。エアーバリコ ン式UHF発振器6を取り囲んでシールド板5が取り付けられ、その一端は底面 板3、他端は右側板4と接合されている。これによりエアーバリコン式UHF発 振器6とアンテナ入力端子7、アンテナ出力端子8とがシールド板5により完全 に遮へいされている。
【0013】 なお、図3は前記の発振周波数調整用ノブ9の取付位置を左側面板2より内側 に入れ発振周波数調整用ノブ9の先端が左側面板2より飛び出ない構造とし、発 振周波数の調整は左側面部に前述調整用ノブ9の先端にあたる部分に調整用ドラ イバ10が入る穴を設け調整できることとした。
【0014】 図4に回路部の働きについて、簡単に説明する。まず回路構成は大きくブース タ回路部AとRFモジユレータ部Bの二つに分けられる。まずブースタ回路部A について説明する。信号の流れに沿って説明すると、放送信号はアンテナ入力 端子7に入力され、増幅部11で増幅された後分配器12で二波のRF信号と に分配される。一方のRF信号はチユーナ部に出力され、他方のRF信号 は増幅部13で再び増幅され、混合部14で、RFモジユレータ回路部Bより出 力されてきたRF変調信号と混合され、アンテナ出力端子8よりRF出力信号 としてTVのアンテナ入力端子へ出力される。
【0015】 次にモジユレータ回路部Bについて説明する。VTRセット機器で再生された ベースバンド信号のうち音声信号は、音声増幅部15、音声発振器及びFM変 調部16を通って、変調及び混合回路部19に入力される。又、他方のベースバ ンド信号の映像信号は、クランプ回路部17、ホワイトクリツプ回路部18を 通り変調及び混合回路部19に入力される。一方、UHF発振器6で発生したR F搬送波は、変調及び混合回路部19で、変調され、RF変調信号となり、 混合回路部14に入力される。
【0016】 又、性能重視としてRFモジユレータ回路部BのUHF発振器6で発生したR F搬送波がアンテナ入力端子7に漏れない様にする為に、ブースタ回路部Aと RFモジユレータ回路部Bをシールド板5で仕切る構成にした為この二つの回路 部は互いに遮へいされた事で、これらの問題を解決した。
【0017】 図5から図7までは本考案に係わるRFモジユレータ一体型ユニツトの一実施 例を示すものである。この実施例は本考案のRFモジユレータにTVチユーナ部 とTV中間周波数増幅回路部とを一体化した一体型ユニットにしたものである。 この実施例の場合まず、全体構成を説明すると、一体型ユニツトは上面板20と 左側面板21と底面板22と右側面板23とで構成され、シールド板24、25 により左側よりUHF出力RFモジユレータ部B、TVチユーナ部CとTV用中 間周波増幅回路部Dの3室に区分される。
【0018】 UHF出力RFモジユレータ部は左側面板21にアンテナ入力端子7、アンテ ナ出力端子8が取り付けられている。又、UHF出力RFモジユレータ用エアー バリコン式発振器6が内蔵されておりこの発振器6には、発振周波数調整用ノブ 11が突設されている。
【0019】 この発振周波数調整用ノブ11の先端は、調整用ドライバにて発振周波数が調 整出来る様に溝が形成されている。このノブ11は、エアーバリコン式発振器6 と左側板21にあるガイド穴で保持されている。
【0020】 又、図6は一体型ユニット部の詳細図で有る。信号の流れに沿って説明すると 放送信号はアンテナ入力端子7に入力され、増幅部11で増幅された後分配器 12で二波のRF信号とに分配される、そのうちRF信号は増幅部13と 混合部14とを経てRFモジユレータ回路部Bより出力されてきたRF変調信号 と混合され、アンテナ出力端子8よりRF出力信号として出力される。
【0021】 一方のRF信号は分波器26とUHFチューナ部27とVHFチューナ部2 8とで構成されたTVチユーナ部Cに導かれる。まずRF信号はUHF、VH Fの信号に分ける分波器26に入りここからUHFチユーナ回路部27とVHF チユーナ回路部28の入力にそれぞれ出力される。VHFチューナ回路部28内 の図示しない周波数混合回路部で中間周波数に変換された中間周波数信号S1は 中間周波数増幅回路部Dに出力されこの回路部にて増幅および検波され音声検波 出力信号S1と映像検波出力信号S2がセット機器内回路部に出力される。
【0022】
【考案の効果】
以上説明して来たように、本考案によれば、その構成をRFモジユレータのア ンテナ入、出力端子及び発振器の周波数調整ノブを矩形シールドケースを構成す る両側端部の一端に取り付けたことにより、セツト機器に取り付ける際に占める 取り付け面積を必要最小限にすることができセツト機器裏面パネルの取付面積を 減少させスペースフアクタを良くする事ができると言う効果が得られる。
【提出日】平成5年7月5日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、RFモジユレータおよびこのRFモジュレータとTVチユーナ部と TV中間周波増幅回路部とを一体化した、一体型ユニツトに関するのもである。
【0002】
【従来の技術】
RFモジュレータはVTRで再生された音声信号と映像信号をテレビジョン( 以下TV)受像機でモニタするために音声信号及び映像信号によって搬送波を変 調してTV信号を作るものであるが通常アンテナで受信したTV信号を受け入れ る入力端子、搬送波を変調して得たTV信号を送出する出力端子、搬送波を発生 する発振器、分配器、混合部を有するブースタ回路等を備えている。 従来のRF モジユレータに発振器が取付られた構造のものとしては、たとえば図に示す様 なRFモジユレータがある。即ち、RFモジュレータのシールドケースは幅の狭 い上面板31、左側面板32、底面板33、右側面板34からなる枠体(フレー ム)によって構成され広い開口を有しており、この開口を表裏2板のカバー35 、36によって閉塞するようにしている。またこのRFモジュレータの回路はプ リント基板(図示せず)上に配置され、プリント基板は開口面と平行な面でケース内に収納されている。アンテナ入力端子7、アンテナ出力端子8はプリント基 板の面と直角方向に一方のカバー35上に突出している。
【0003】 エアーバリコン式UHF発振器6はフレーム上面板31に平行に取り付けられ、 又、アンテナ入力端子7、アンテナ出力端子8とも平行に取り付けられている。 この場合発振器6の発振周波数の調整は調整用ノブ9を外部から調整用ドライバ 10を当てて回す事により行なう。
【0004】 しかし、このRFモジユレータをVTR機器等のセツト機器内に搭載する場合 は、アンテナ入力端子7、アンテナ出力端子8及びバリコン式UHF発振器6の 調整用ノブ9は、いづれもセツト機器の外部から接続及び操作する必要性が有る 為に、アンテナ入力端子7、出力端子8、をセツト機器の裏面パネルから導出す る必要がある。また、このアンテナ入、出力端子とバリコン式UHF発振器6は 一平面上に位置し、セツト機器の外部からの接続及び操作は同一方向から行なう 為に、このRFモジユレータをセット機器に取り付ける際には、この取付けに占 めるセツト機器の取付面積を広く必要とする為に必然的に、セツト機器の裏面パ ネル及びRFモジユレータが取り付けられるセツト機器の基板部分の面積を広く 占める事になる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従って、このような従来のRFモジユーレータを使用するにあっては、セツト 機器の設計上取付配置に制約が出てくる為に、小型のセツト機器には容易に搭載 できないという問題があった。
【0006】 特に上記のようなRFモジユレータとTVチユーナ部とTV中間周波増幅回路 部とを一体化したRFモジユレーター体型ユニツトにおいては、RFモジユレー タのみを使用した場合よりもセツト機器への平面面積が大幅に増大するため、本 製品をセツト機器に取り付けると、セツト機器の後部面に必要な他の端子等を取 り付けるスペースが無くなってしまう。
【0007】 そこで、本考案の目的はRFモジユレータをVTR等の機器に取りつける際に 占める裏面パネルの取付面積を必要最小限に少なくすることである。又別の目的 は、このように取付面積を少なくした構造においても発振器の搬送周波数の調整 をし易くすることである。さらに別の目的は発振器からの搬送波あるいはRFモ ジュレータからのTV信号が容易にアンテナ入力端子に漏洩しないようにししか もアンテナ入力端子、アンテナ出力端子、分配器、混合部、RFモジュレータ回 路、TVチューナ部相互間を信号の損失を少なくして接続できるようにすること である。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
上記課題を解決する為に、本考案のRFモジユレータは4辺の側面板によって 形成された四角枠体内に略L形のシールド板を配置することによって前記四角枠 体内に略L形の区画室と四角形の区画室を形成し、前記L形の区画室を構成する 2つの側面板のうちの一方の側面板の端部にアンテナ入力端子及びアンテナ出力 端子を離間して取りつけ、前記四角形区画室に搬送波を発生する発振器と、前記 搬送波を音声信号及び映像信号によって変調して第1のテレビ信号を発生する変 調器とを含むRFモジュレータ回路を、前記L形区画室に前記アンテナ入力端子 からとり入れた第2のテレビ信号を分配する分配器と、分配された前記第2のテ レビ信号の一方又は前記RFモジュレータ回路からの第1のテレビ信号のいずれ か一方を前記アンテナ出力端子に出力する混合部とを含むブースタ回路をそれぞ れ設け、前記発振器には搬送波の周波数を調整する周波数調整ノブを設け、該ノ ブを前記アンテナ入力端子及びアンテナ出力端子間にこれら両端子と同軸的に配 置し、前記シールド板及び前記両端子が取りつけられた側面板に貫通孔を設け、 前記調整ノブを前記貫通孔を介して前記L形区画室内に、又は前記側面板から外 方に突出させるようにした。又、前記RFモジュレータの枠体にさらに別の枠体 を付加してこの枠体内にTVチューナ部と中間周波数増幅回路部を設けるように した。
【0009】
【作用】
上記手段によれば、アンテナ入力端子及びアテナ出力端子を取りつけた側面板 をVTR等の機器の裏面パネルにとりつけられ、しかも外部から調整する発振器 の周波数調整位置も両端子内に収めることができる。さらに、RFモジュレータ 内のL形シールド板によりブースタ回路とRFモジュレータ回路をシールドする ことにより、ブースタ回路の分配器と混合部をL形の区画室内に離して配置でき るのでアンテナ入力端子からのTV信号は分配器を介して最短距離でTVチュー ナへ出力することができ、又RFモジュレータからのTV信号は混合部を介して 最短距離でアンテナ出力端へ出力することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1から図4までは本考案に係わる RFモジユレータの一実施例を示したものである。はじめに図1を参照して全体 構成を説明すると、RFモジュレータのシールドケースは上面板1と左側面板2 と底面板3と右側面板4とからなる四角形枠体で構成され、左側面板2にアンテ ナ入力端子7、アンテナ出力端子8が取り付けられている。又、エアーバリコン 式発振器6が内蔵されておりこの発振器6には、発振周波数調整用ノブ9が突設 されている。
【0011】 この発振周波数調整用ノブ9の先端は、調整用ドライバ10にて発振周波数が 調整できるように溝が形成されている。また、このノブ9は、後述するL形のシ ールド板5と左側面板2に有る ガイド穴で支持されている。
【0012】 また、図2はRFモジュレータを構成するブースタ回路部と、UHF発振器6 を含むRFモジュレータ回路部を区画するための シールド板5が取り付けられて いる詳細図である。シールド板5は上面板1と左側面板2にそれぞれ略平行な2 面を有するように直角なL形をしており、これによりL形の区画室37と四角形 の区画室38が形成される。そしてブースタ回路部はL形区画室37に、RFモ ジュレータ回路部は四角形区画室38に配置される。 エアーバリコン式UHF発 振器6を取り囲むようにシールド板5が取り付けられ、その一端は底面板3、他 端は右側面板4と接合されている。これによりエアーバリコン式UHF発振器6 とアンテナ入力端子7、アンテナ出力端子8とがシールド板5により完全に遮へ いされている。
【0013】 なお、図3は前記の発振周波数調整用ノブ9の取付位置を左側面板2より内側 に入れ発振周波数調整用ノブ9の先端が左側面板2より飛び出ない構造とし、発 振周波数の調整は左側面部に前述調整用ノブ9の先端にあたる部分に調整用ドラ イバ10が入る穴を設け調整できることとした。この場合は調整用ノブは不用意 に外部から触れられることがない。
【0014】 図4に回路部の働きについて、簡単に説明する。まず回路構成は大きくブース タ回路部AとRFモジユレータ部Bの二つに分けられる。まずブースタ回路部A について説明する。信号の流れに沿って説明すると、アンテナで受信されたTV 信号はアンテナ入力端子7に入力され、増幅部11で増幅された後分配器12 で二つの RF信号とに分配される。増幅部11、分配器12は上面板1とシ ールド板5で挟まれた領域内にアンテナ入力端子側から順次配置され、分配器1 2は右側面板4の近くに配置されている。 一方のRF信号は右側面板4側から 次段の例えば チユーナ部に最短距離で出力され、他方のRF信号は増幅部13 で再び増幅され、混合部14に入力される。RFモジユレータ回路部Bより出力 されてきたTV信号であるRF被変調信号も混合部14に入力される。アンテ ナ出力端子8よりいずれかのRF出力信号としてTVのアンテナ入力端子へ出 力される。増幅部13、混合部14は左側面板2とシールド板5によって挟まれ た領域に配置され、混合部14は底面板3とアンテナ出力端子近くに配置される 。こうすることにより混合部14はL形区画室内で分配器12と離して配置する ことができる。
【0015】 次にモジユレータ回路部Bについて説明する。VTRセット機器で再生された ベースバンド信号のうち音声信号は、音声増幅部15、音声発振器及びFM変 調部16を通って、変調及び混合回路部19に入力される。又、他方のベースバ ンド信号の映像信号は、クランプ回路部17、ホワイトクリツプ回路部18を 通り変調及び混合回路部19に入力される。一方、UHF発振器6で発生したR F搬送波は、変調及び混合回路部19で、変調され、RF変調信号となり 、混合回路部14に入力される。RF被変調波信号は混合部14の近くでRF モジュレータ回路部Bからシールド板5を横切って混合部14に入力される。
【0016】 又、性能重視としてRFモジユレータ回路部BのUHF発振器6で発生したR F搬送波がアンテナ入力端子7に漏れない様にする為に、ブースタ回路部Aと RFモジユレータ回路部Bをシールド板5で仕切る構成にした為この二つの回路 部は互いに遮へいされた事で、これらの問題を解決した。
【0017】 図5および図は本考案に係わるRFモジユレータにTVチユーナ部とTV中 間周波数増幅回路部とを一体化した 一体型ユニットを示したものである。まず、 図5によって 全体構成を説明すると、一体型ユニツトは上面板20と左側面板2 1と底面板22と右側面板23とで構成され、シールド板24、25により左側 よりUHF出力RFモジユレータ部B、TVチユーナ部CとTV用中間周波増幅 回路部Dの3室に区分される。
【0018】 UHF出力RFモジユレータ部は左側面板21にアンテナ入力端子7、アン テナ出力端子8が取り付けられている。又、UHF出力RFモジユレータ用エア ーバリコン式発振器6が内蔵されておりこの発振器6には、発振周波数調整用ノ ブ11が突設されている。
【0019】 この発振周波数調整用ノブ11の先端は、調整用ドライバ10にて発振周波数 が調整出来る様に溝が形成されている。このノブ11は、エアーバリコン式発振 器6と左側板21にあるガイド穴で保持されている。
【0020】 又、図6は一体型ユニット部の詳細図で有る。信号の流れに沿って説明すると 放送信号はアンテナ入力端子7に入力され、増幅部11で増幅された後分配器 12で二波のRF信号とに分配される、そのうちRF信号は増幅部13と 混合部14とを経てRFモジユレータ回路部Bより出力されてきたRF変調信号 と混合され、アンテナ出力端子8よりRF出力信号として出力される。
【0021】 一方のRF信号は分波器26とUHFチューナ部27とVHFチューナ部2 8とで構成されたTVチユーナ部Cに導かれる。まずRF信号はUHF、VH Fの信号に分ける分波器26に入りここからUHFチユーナ回路部27とVHF チユーナ回路部28の入力にそれぞれ出力される。VHFチューナ回路部28内 の図示しない周波数混合回路部で中間周波数に変換された中間周波数信号S1は 中間周波数増幅回路部Dに出力されこの回路部にて増幅および検波され音声検波 出力信号S2と映像検波出力信号S3がセット機器内回路部に出力される。
【0022】
【考案の効果】
以上説明して来たように、本考案によれば、その構成をRFモジユレータのア ンテナ入、出力端子及び発振器の周波数調整ノブを矩形シールドケースを構成す る両側端部の一端に取り付けたことにより、セツト機器に取り付ける際に占める 取り付け面積を必要最小限にすることができセツト機器裏面パネルの取付面積を 減少させスペースフアクタを良くする事ができると言う効果が得られる。
【0023】 又、分配器はアンテナ入力端子とTVチューナ部とを結ぶ、最短距離のライン 上に配置されるのでTV信号を少ない損失でTVチューナに入力することができ 、さらに、RFモジュレータ回路からのTV信号は混合部を介して近くのアンテ ナ出力端子に出力され、しかも混合部はアンテナ入力端子及び分配器から離れて いるのでアンテナ入力端子へ漏洩するおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例によるUHF出力RFモジ
ユレータの構成を示す図で有る。
【図2】同実施例によるUHF出力RFモジユレータ内
部の詳細図で有る。
【図3】同実施例によるUHF出力RFモジユレータ内
部の詳細図で有る。
【図4】同実施例によるUHF出力RFモジユレータ内
部の信号の流れを詳細に説明した図で有る。
【図5】本考案の第2実施例によるUHF出力用RFモ
ジユレータとTVチユーナ部とTV中間増幅回路部とを
一体化した、一体型ユニツトの構成を示す図である。
【図6】同実施例による一体型ユニツト内部の信号の流
れを詳細に説明した図である。
【図7】従来のUHF出力用RFモジユレータの図であ
る。
【符号の説明】
1 UHF出力用RFモジユレータの上面板 2 UHF出力用RFモジユレータの左側面板 3 UHF出力用RFモジユレータの底面板 4 UHF出力用RFモジユレータの右側板 5 シールド板 6 エアーバリコン式UHF発振器 7 アンテナ入力端子 8 アンテナ出力端子 9 UHF発振器発振調整用ノブ 10 UHF発振器用発振調整用ドライバ 11 増幅器部 12 分配器部 13 増幅器部 14 混合器部 15 音声増幅部 16 音声発振器及びFM変調部 17 クランプ回路部 18 ホワイトクリツプ回路部 19 変調及び混合回路部 20 一体型ユニツト上面板 21 一体型ユニツト左側面板 22 一体型ユニツト底面板 23 一体型ユニツト右側面板 24〜25 中シールド板 26 分波器 27 UHFチユーナ回路部 28 VHFチユーナ回路部 31 RFモジユレータのフレーム A ブースタ回路部 B RFモジユレータ回路部 C TVチユーナ部 D 中間周波増幅回路部 E TVチユーナ部 S1 中間周波出力信号 S2 音声検波出力信号 S3 映像検波出力信号 放送信号 チユーナ部に出力されるRF信号 ブースタ回路部の増幅器部に出力されるRF信号 TVアンテナ入力端子に出力されるRF信号 UHF発振器から出力されるRF搬送波信号 RFモジユレータ回路部Bより出力されるRF変調
信号 ベースバンド音声信号 ベースバンド映像信号
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 RFモジュレータおよびRFモジュレ
ータを含む一体型ユニット
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 RFモジユレータおよびRFモジュレ
ータを含む一体型ユニット
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例によるUHF出力RFモジ
ユレータの構成を示す図で有る。
【図2】同実施例によるUHF出力RFモジユレータ内
部の詳細図で有る。
【図3】同実施例によるUHF出力RFモジユレータ内
部の詳細図で有る。
【図4】同実施例によるUHF出力RFモジユレータ内
部の信号の流れを詳細に説明した図で有る。
【図5】本考案の第2実施例によるUHF出力用RFモ
ジユレータとTVチユーナ部とTV中間増幅回路部とを
一体化した、一体型ユニツトの構成を示す図である。
【図6】同実施例による一体型ユニツト内部の信号の流
れを詳細に説明した図である。
【図7】従来のUHF出力用RFモジユレータの図であ
る。
【符号の説明】 1 UHF出力用RFモジユレータの上面板 2 UHF出力用RFモジユレータの左側面板 3 UHF出力用RFモジユレータの底面板 4 UHF出力用RFモジユレータの右側面板 5 シールド板 6 エアーバリコン式UHF発振器 7 アンテナ入力端子 8 アンテナ出力端子 9 UHF発振器発振調整用ノブ 10 UHF発振器用発振調整用ドライバ 11 増幅器部 12 分配器部 13 増幅器部 14 混合器部 15 音声増幅部 16 音声発振器及びFM変調部 17 クランプ回路部 18 ホワイトクリツプ回路部 19 変調及び混合回路部 20 一体型ユニツト上面板 21 一体型ユニツト左側面板 22 一体型ユニツト底面板 23 一体型ユニツト右側面板 24〜25 中シールド板 26 分波器 27 UHFチユーナ回路部 28 VHFチユーナ回路部 31 RFモジユレータのフレーム上面板 32 RFモジュレータのフレーム左側面板 33 RFモジュレータのフレーム底面板 34 RFモジュレータのフレーム右側面板 35 カバー 36 カバー A ブースタ回路部 B RFモジユレータ回路部 C TVチユーナ部 D 中間周波増幅回路部 S1 中間周波出力信号 S2 音声検波出力信号 S3 映像検波出力信号 放送信号 チユーナ部に出力されるRF信号 ブースタ回路部の増幅器部に出力されるRF信号 TVアンテナ入力端子に出力されるRF信号 UHF発振器から出力されるRF搬送波 RFモジユレータ回路部Bより出力されるRF
調信号 ベースバンド音声信号 ベースバンド映像信号
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図6】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 UHF出力周波数切り換え用の発振器を
    含むRFモジユレータ回路とブースタ回路を搭載し、こ
    の回路基板の周囲を包囲する側枠部と、回路基板の両面
    を各々覆う前後の端壁部と、回路基板上に沿ってブース
    タ回路とRFモジユレータ回路との間を仕切るシールド
    仕切り壁とを有するシールドケースに収納したRFモジ
    ユレータにおいて、前記発振器の周波数調整用又は切り
    換え用操作部が、前記アンテナ入力端子と前記アンテナ
    出力端子との間に配置したことを特徴とするRFモジユ
    レータ。
  2. 【請求項2】 UHF出力周波数切り換え用の発振器を
    含むRFモジユレータ回路と、ブースタ回路と、TVチ
    ユーナ回路とTV中間周波数増幅回路を搭載した回路基
    板を、この回路基板の周囲を包囲する側枠部と、回路基
    板の両面を各々覆う前後の端壁部と、回路基板上に沿っ
    てブースタ回路とRFモジユレータ回路との間を仕切る
    第1のシールド仕切り壁と、ブースタ回路及びRFモジ
    ユレータ回路と、TVチユーナ回路との間を仕切る第2
    のシールド仕切り壁と、TVチユーナ回路とTV中間周
    波数増幅回路との間を仕切る第3のシールド仕切り壁
    と、を有するシールドケース内に収納したRFモジユレ
    ータ一体型ユニツトにおいて、前記発振器の周波数調整
    用又は切り換え用操作部が前記アンテナ入力端子と出力
    端子との間に配置したことを特徴とするRFモジユレー
    タ一体型ユニット。
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