JPH0638365U - 記録紙受けトレイ - Google Patents
記録紙受けトレイInfo
- Publication number
- JPH0638365U JPH0638365U JP7123592U JP7123592U JPH0638365U JP H0638365 U JPH0638365 U JP H0638365U JP 7123592 U JP7123592 U JP 7123592U JP 7123592 U JP7123592 U JP 7123592U JP H0638365 U JPH0638365 U JP H0638365U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- tray
- discharge port
- paper
- receiving tray
- Prior art date
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- Pending
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- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録紙の排出を良好にして紙詰りを防止する
ことができるファクシミリなどの記録紙受けトレイを提
供することを目的とする。 【構成】 記録紙受けトレイ２０は、ファクシミリ内の
部分２２を下向き曲成させるとともに、湾曲部２２ｂを
ロール紙４のカール（自然の巻き方向の反り）方向と同
方向になるようにしている。従って、ロール紙４から送
られてカールした記録紙２が排出口８近傍で堆積する高
さを低くすることができる。
ことができるファクシミリなどの記録紙受けトレイを提
供することを目的とする。 【構成】 記録紙受けトレイ２０は、ファクシミリ内の
部分２２を下向き曲成させるとともに、湾曲部２２ｂを
ロール紙４のカール（自然の巻き方向の反り）方向と同
方向になるようにしている。従って、ロール紙４から送
られてカールした記録紙２が排出口８近傍で堆積する高
さを低くすることができる。
Description
【０００１】
この発明は、ファクシミリなどの記録紙受けトレイに関し、その形状の改良に 関するものである。
【０００２】
図５に、従来の記録紙受けトレイ１０を用いたファクシミリの概略断面図を示 す。記録紙２はロール状に巻回されたロール紙４として収納されている。ロール 紙４から送られた記録紙２は、プラテン１４上でサーマルヘッド１２により記録 画が印字され、カッター６により所定の長さに切断され、排出口８から排出され る。排出口８には、記録紙受けトレイ（以下、単にトレイと呼ぶ）１０が設けら れており、排出される記録紙２が堆積される。なお、トレイ１０は、排出口８に 設けられたガイド（図示せず）に差し込んで保持されるようになっている。
【０００３】
しかしながら、従来のトレイ１０においては次のような問題点があった。
【０００４】 上記のように、ファクシミリは、ロール状に巻回されたロール紙４を記録紙２ に用いている。従って、トレイ１０に堆積される記録紙２が、ロール紙４の自然 の巻き方向の反り（カール）状態により、巻き込んでいる場合がある。かかる場 合、図６に示すように、トレイ１０の排出口８付近で記録紙２がカール状態で堆 積し（図示２S′）、次に排出される記録紙２N′がスムーズに排出されずに、紙 詰りを生じたりするという問題があった。
【０００５】 この発明は上記問題を解決し、記録紙の排出を良好にして紙詰りを防止するこ とができるファクシミリなどの記録紙受けトレイを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】 請求項１に係る記録紙受けトレイは、ロール状に巻回された記録紙が画像記録 された後で切断され排出される排出口に設けられ、排出される記録紙を堆積させ る記録紙受けトレイにおいて、排出口近傍部を下向き曲成させたことを特徴とし ている。
【０００７】
請求項１の記録紙受けトレイは、排出口近傍部を下向き曲成させている。従っ て、記録紙が排出口近傍で堆積する高さを低くすることができる。
【０００８】
図１に、この考案の一実施例による記録紙受けトレイ２０を用いたファクシミ リの概略断面図を示す。記録紙２はロール状に巻回されたロール紙４として収納 されている。ロール紙４から送られた記録紙２は、プラテン１４上でサーマルヘ ッド１２により記録画が印字され、カッター６により所定の長さに切断され、排 出口８から排出される。排出口８には、記録紙受けトレイ（以下、単にトレイと 呼ぶ）２０が設けられており、排出される記録紙２が堆積される。
【０００９】 ここで、トレイ２０について説明する。トレイ２０は、排出口８に設けられた ガイド（図示せず）に差し込んで保持されるようになっている。
【００１０】 この実施例に係るトレイ２０においては、ファクシミリ内に入り込んでいる部 分２２の形状について工夫をし、排出口８付近のトレイ２０上で堆積する記録紙 ２の高さを低くするようにしている。すなわち、ファクシミリ内の部分２２を下 向き曲成させるとともに、湾曲部２２ｂをロール紙４の自然の巻き方向の反り（ カール）方向と同じ向きになるようにしている。
【００１１】 図２に、先端部２２ａを下げることによって、排出口８付近のカールした記録 紙２の高さを低くする状態を示す。図の実線部がトレイ２０上で堆積する記録紙 ２の状態を、図の点線部が従来のトレイ１０上で堆積する記録紙２の状態を示す 。トレイ２０の先端部２２ａをトレイ１０の位置からＨｍｍ下げることにより、 記録紙２の先端が２ａ′から２ａに下がる。これにより、記録紙２のカールの頂 点も、先端からの距離に応じて２ｂ′から２ｂに低くなっている。従って、先端 を下げないトレイ１０よりも、先端を下げたトレイ２０の方が記録紙２が堆積す る高さを低くすることができる。
【００１２】 次に、図３に、カール方向と同方向の湾曲部２２ｂを設けることにより、記録 紙２の高さを低くする状態を示す。図３Ａに湾曲させたトレイ２０上で堆積する 記録紙２の状態を、図３Ｂに湾曲させずに下向きに折り曲げたトレイ３０上で堆 積する記録紙２の状態を示す。図３Ａに示すように、トレイ２０上の記録紙２は 、カール方向と同じ向きに湾曲している湾曲部２２ｂの湾曲に沿うように堆積す る。これに対して、図３Ｂのトレイ３０上の記録紙２においては、折れ曲り部分 ３０ａにカールした記録紙２が接触するため、これ以上低くなることができない 。従って、湾曲させないトレイ３０よりも、湾曲させたトレイ２０の方が記録紙 ２が堆積する高さを低くすることができる。
【００１３】 この結果、図４に示すように、トレイ２０の排出口８付近で記録紙２がカール 状態で堆積しても（図示２S）、堆積する高さを低くすることができ、次に排出 される記録紙２Nがスムーズに排出されることになる。これにより、カールした 記録紙２が排出口８で堆積することによって紙詰りを生じるという問題を解決す ることができる。
【００１４】 以上のように、このファクシミリのトレイ２０は、ファクシミリ内の部分２２ を下向き曲成させるとともに、湾曲部２２ｂをロール紙４のカールと同方向にな るようにしている。従って、ロール紙４から送られてカールした記録紙２が排出 口８近傍で堆積する高さを低くすることができる。
【００１５】
請求項１の記録紙受けトレイは、排出口近傍部を下向き曲成させている。従っ て、記録紙が排出口近傍で堆積する高さを低くすることができる。これにより、 記録紙の排出を良好にして紙詰りを防止する記録紙受けトレイを提供することが できる。
【図１】この考案の一実施例による記録紙受けトレイ２
０を用いたファクシミリの概略断面図を示す。
０を用いたファクシミリの概略断面図を示す。
【図２】上記のトレイ２０の垂下状態を示す図である。
【図３】上記のトレイ２０の湾曲状態を示す図である。
【図４】上記のトレイ２０上の記録紙の堆積状態を示す
図である。
図である。
【図５】従来の記録紙受けトレイ１０を用いたファクシ
ミリの概略断面図を示す図である。
ミリの概略断面図を示す図である。
【図６】従来のトレイ１０を示す図である。
２・・・記録紙 ４・・・ロール紙 ６・・・カッター ８・・・排出口 ２０・・・記録紙受けトレイ（トレイ）
Claims (1)
- 【請求項１】ロール状に巻回された記録紙が画像記録さ
れた後で切断され排出される排出口に設けられ、排出さ
れる記録紙を堆積させる記録紙受けトレイにおいて、排
出口近傍部を下向き曲成させたことを特徴とする記録紙
受けトレイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7123592U JPH0638365U (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 記録紙受けトレイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7123592U JPH0638365U (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 記録紙受けトレイ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0638365U true JPH0638365U (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=13454837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7123592U Pending JPH0638365U (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 記録紙受けトレイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638365U (ja) |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP7123592U patent/JPH0638365U/ja active Pending
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