JPH0638263A - 基地局用試験送受信装置 - Google Patents

基地局用試験送受信装置

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Publication number
JPH0638263A
JPH0638263A JP4191231A JP19123192A JPH0638263A JP H0638263 A JPH0638263 A JP H0638263A JP 4191231 A JP4191231 A JP 4191231A JP 19123192 A JP19123192 A JP 19123192A JP H0638263 A JPH0638263 A JP H0638263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
test
sector
attenuator
antenna
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4191231A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Ueda
哲郎 植田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0638263A publication Critical patent/JPH0638263A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基地局試験送受信装置を用いてセクター構成の
基地局装置を試験する場合に、基地局用試験送受信機側
の必要なアンテナ及び固定型アッテネータの数を削減し
た簡単な構成で、かつ、数秒に1回行われる報知チャネ
ルのBCCHテストなどを実施できるようにする。 【構成】複数のセクタ構成の基地局装置を試験するため
に前記複数のセクターの各アンテナの電波を受信する1
個の試験用アンテナ5と、この試験用アンテナに接続さ
れる1個の固定アッテネータ6と、この固定アッテネー
タの出力信号を外部からの制御で減衰量を高速に可変で
きる電気的アッテネータ7と、この電気的アッテネータ
の出力信号と基地局装置からの基準信号となる報知チャ
ネル信号とを比較して正否を判定する手段9とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基地局用試験送受信装置
に関し、特に自動車電話システムにおけるセクター構成
の基地局において数秒以内に1回行われる報知チャネル
(以下BCCHという)試験などに用いられる基地局用
試験送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の基地局用試験送受信機10を含
む、セクター構成の基地局の構成を図2に示す。基地局
には基地局装置4およびこの装置4に接続されるアンテ
ナ1,2,3があり、この基地局装置4の電波を基地局
用試験送受信機10が試験する。ここで、従来の基地局
用試験送受信機10は、試験用送受信部8と試験用制御
部9とから構成され、基地局用試験送受信機10側の各
セクターアンテナ12,13,14毎に固定型アッテネ
ータ15,16,17が接続されており、自動車電話交
換局にある基地局監視装置11から制御される。オペレ
ータは、基地局監視装置11から基地局装置4の試験開
始を試験用制御部9に指令する。指令を受けた基地局用
試験送受信機10は各セクター毎に試験を行う。
【0003】次にBCCH試験の場合について説明す
る。まず、セクター1の試験が行われる。基地局装置4
に付属するセクター1用アンテナ1から送信されたBC
CHキャリア信号は、基地局用試験送受信機10側のセ
クター1用アンテナ12で受信され、固定型アッテネー
タ15、ハイブリッド18を通って基地局用試験送受信
機10の中の試験用送受信部8経由試験用制御部9に伝
達される。試験用制御部9は基地局装置4から有線回線
19を通して送られたBCCH送信データと比較され
る。これによって、基地局装置4のセクター1送信機の
BCCH送信データが正しいものであるかどうかが試験
される。ここで、試験用送受信部8の入力端での受信レ
ベルを例えば−70dBmとするには、セクター1用ア
ンテナ12での受信レベルを−30dBm、ハイブリッ
ド18の減衰量を5dB、ケーブル損失を2dBとすれ
ば、固定型アッテネータ15の減衰量の設定値は33d
Bとなる。次に、セクター2,3の試験についてもセク
ター1の場合と同様に、セクター2用アンテナ2、セク
ター3用アンテナ3からのBCCHキャリアはそれぞれ
対応するアンテナ13、アンテナ14で受信され、適切
な値に設定された固定型アッテネータ16,17とハイ
ブリッド18を通って試験用送受信部8経由試験用制御
部9において基地局装置4から有線回線19を通して送
られたBCCH送信データとそれぞれ比較される。これ
によって、基地局装置4のセクター1,2の送信機のB
CCH送信データが正しいものであるかどうかがそれぞ
れ試験される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のセクター構
成の基地局においては、基地局用試験送信機用のアンテ
ナ取付位置が制約されるために、基地局用アンテナと基
地局用試験送受信機用アンテナ間の距離及び障害物の状
況により大きく異なることがあり、これらのアンテナ間
の結合損失の差が大きくなる。また、基地局用試験送受
信機の受信レベルを容易に確認するには、一般に、受信
レベルを約−60bBm〜−80bBmの範囲内に収め
ることが望ましい。このため、従来の基地局用試験送受
信機を使用して基地局の送信系試験を行う場合には、ア
ンテナ結合損失による差を小さくするため各セクター毎
に基地局用試験送受信機のアンテナをセクタ毎に別々に
設け、さらに各セクター毎に固定型アッテネータを設け
てセクター間のレベル差を補正する必要があった。従っ
て、3セクター構成の場合には、費用と工事工数を要し
経済的に大きな負担となる欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の基地局用試験送
受信装置は、自動車電話システムの複数のセクター構成
の基地局装置を試験する基地局用試験送受信装置におい
て、前記複数のセクターの各アンテナの電波を受信する
1個の試験用アンテナと、この試験用アンテナに接続さ
れる1個の固定アッテネータと、この固定アッテネータ
の出力信号を外部からの制御で減衰量を高速に可変でき
る電気的アッテネータと、この電気的アッテネータの出
力信号と前記基地局装置からの基準信号となる報知チャ
ネル信号とを比較して正否を判定する手段とを有する。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。基地
局装置4は従来例と同様に3セクター構成であり、各セ
クター用のアンテナ1,2,3から送信波が放射され
る。基地局用試験送受信機10は可変型電気的アッテネ
ータ7、試験用送受信部8、試験用制御部9を内蔵し、
1本のアンテナ5と1台の固定型アッテネータ6に接続
され、自動車電話交換局にある基地局監視装置11から
制御される。オペレータは、基地局監視装置11から例
えば基地局装置4から送信されるBCCHテスト開始を
試験用制御部9に指令する。指令を受けた基地局用試験
送受信機10は各セクター毎に試験を行う。まず、セク
ター1の試験が行われる。基地局装置4のセクター1用
アンテナ1から送信されたBCCHキャリア信号は、基
地局用試験送受信機用アンテナ5で受信され、固定型ア
ッテネータ6、可変型電気的アッテネータ7を通って試
験用送受信部8経由試験用制御部9において基地局装置
4から有線回線19を通して送られたBCCH送信デー
タと比較される。これによって、基地局装置4のセクタ
ー1の送信機のBCCH送信データが正しいものである
かどうかが試験される。ここで可変型電気的アッテネー
タ7は、例えばPINダイオードを用いた電気的なアッ
テネータである。この電気的アッテネータはPINダイ
オードへの印加電圧を変化させることによって任意の減
衰量を得ることができる。また、機械的な動作部分がな
いため減衰量の設定を高速で行うことができ、耐久性に
も優れている。次に、セクター2,3の試験についても
セクター1の場合と同様に、セクター2用アンテナ2、
セクター3用アンテナ3からの送信波は基地局用試験送
受信機用アンテナ5で受信され、固定型アッテネータ6
と可変型アッテネータ7を通って試験用送受信機8経由
試験用制御部9において同じく有線回線19を通して送
られたBCCH送信データとそれぞれ比較される。これ
によって、基地局装置4のセクター1,2の送信機のB
CCH送信データが正しいものであるかどうかがそれぞ
れ試験される。オペレータが自動車電話交換局にある基
地局監視装置11から基地局装置4の試験開始を指令す
ると、試験用制御部9は可変型電気的アッテネータ7を
セクター1,2,3用の試験に適切な値に設定する。ま
た、固定型アッテネータ6は固定値として工事時に設定
される。例えば、セクター1,2,3用アンテナ1,
2,3からの送信波の基地局用試験送受信機用アンテナ
5での受信レベルがそれぞれ−30dBm、−60dB
m、−50dBm、ケーブル損失が2dBである場合、
試験用送受信部9での受信レベルを−70dBmとする
には固定型アッテネータ6を−8dBとし、各セクター
の試験をする毎に可変型電気的アッテネータ7の設定値
をセクター1,2,3用にそれぞれ30dB,0dB,
10dBとする。これらの試験は基地局の運用中常時行
われており、その頻度は通常数秒に1回である。可変型
電気的アッテネータ7を内蔵することにより、基地局が
たとえ3セクター構成であってもアンテナと固定型アッ
テネータを3組使用する必要はなく1組で済み、かつ、
BCCHテストなど数秒に1回行われる試験を実施する
ことができる。
【0007】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明は基地局用試
験送受信機が可変型電気的アッテネータを内蔵してお
り、基地局がたとえ3セクター構成であっても、アンテ
ナと固定型アッテネータは一組で、かつ電気的アッテネ
ータで高速に試験されるので工数も削減できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来の基地局構成のブロック図である。
【符号の説明】
1,2,3,5 アンテナ 4 基地局装置 6 固定型アッテネータ 7 可変型電気的アッテネータ 8 試験用送受信部 9 試験用制御部 10 基地局用試験送受信機 11 基地局監視装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車電話システムの複数のセクター構
    成の基地局装置を試験する基地局用試験送受信装置にお
    いて、前記複数のセクターの各アンテナの電波を受信す
    る1個の試験用アンテナと、この試験用アンテナに接続
    される1個の固定アッテネータと、この固定アッテネー
    タの出力信号を外部からの制御で減衰量を高速に可変で
    きる電気的アッテネータと、この電気的アッテネータの
    出力信号と前記基地局装置からの基準信号となる報知チ
    ャネル信号とを比較して正否を判定する手段とを有する
    ことを特徴とする基地局用試験送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記電気的アッテネータがPINダイオ
    ードを構成素子とし外部からの制御で1秒ごとに減衰量
    を可変とすることを特徴とする請求項1記載の基地局用
    試験送受信装置。
JP4191231A 1992-07-20 1992-07-20 基地局用試験送受信装置 Withdrawn JPH0638263A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4191231A JPH0638263A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 基地局用試験送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4191231A JPH0638263A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 基地局用試験送受信装置

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JPH0638263A true JPH0638263A (ja) 1994-02-10

Family

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4191231A Withdrawn JPH0638263A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 基地局用試験送受信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002291023A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Nec Saitama Ltd 無線基地局試験装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002291023A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Nec Saitama Ltd 無線基地局試験装置

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Effective date: 19991005