JP2002291023A - 無線基地局試験装置 - Google Patents

無線基地局試験装置

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JP2002291023A
JP2002291023A JP2001088093A JP2001088093A JP2002291023A JP 2002291023 A JP2002291023 A JP 2002291023A JP 2001088093 A JP2001088093 A JP 2001088093A JP 2001088093 A JP2001088093 A JP 2001088093A JP 2002291023 A JP2002291023 A JP 2002291023A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数セクタ間とのソフトハンドオフ試験を安定
的且つ容易に行う。 【解決手段】CDMA通信方式を採用した移動体通信シ
ステムに使用されセクタ1〜3を有し各セクタに対応す
る塔頂型屋外受信増幅装置50a〜50cと送受信装置
60とに分離された無線基地局におけるハンドオフ試験
を行う無線基地局試験装置で、送受信装置60に接続さ
れる試験用移動機30と、この試験用移動機30と各セ
クタアンテナ40a〜40cに設けられた結合端子42
a〜42cとの間に下り信号を一定の出力レベルに抑え
込むセクタレベル制限器10とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDMA通信方式を
採用した移動体通信システムに使用される無線基地局試
験装置に関し、特に複数セクタを有し塔頂型屋外受信増
幅装置と送受信装置とに分離された無線基地局において
用いられる無線基地局試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TDMA(Time Divis
ion Multiple Access:時分割多
元)方式を使用した移動体通信システムの試験方式にお
いては、各セクタ毎に異なる周波数を使用していたため
互いに干渉し合うという問題は無かったが、CDMA
(Code Division Multiple A
ccess:符号分割多元)方式では同一周波数を使用
するために単純に各セクタ出力をアンテナや合成器等で
合成し試験用移動機に供給した場合には、必要なC/I
(搬送波電力/干渉波電力)を確保できず、試験用移動
機は止まり木チャネルを受信できない、または通話チャ
ネルにて通信中の場合は呼切断になるという状態が発生
した。
【0003】この通信中の呼切断を回避するために、ア
ンテナ系に設けた結合端子と試験用移動機との間に、セ
クタ選択機能を有し接続および切断の両機能を併せ持つ
接断器を備え、任意のセクタを選択することでセクタの
単独試験を可能としていた。この構成にてソフトハンド
オフ状態を作るためには、例えばこの接断器にてセクタ
1を選択させてセクタ1と試験用移動機が通信状態とな
った後に、セクタ2を選択させるという処理を行うた
め、試験用移動機には2つのセクタからの下り信号が供
給されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の移動体通信システムの試験方式では、送受信装
置からセクタ1,セクタ2に出力される下り信号レベル
が同じ値であっても、結合端子の結合量の偏差や前述し
た接断器まで敷設される同軸ケーブルのロスの偏差が存
在するために、試験用移動機端においてはセクタ1とセ
クタ2で大きなレベル差が発生する(この場合セクタ2
の方が大)ことにより、C/I≧−20dBを維持でき
ず、試験用移動機は呼切断となる恐れがあった。
【0005】従い、ソフトハンドオフ試験を行う場合に
は呼量が少ない時間帯、すなわち通話チャネル数が少な
い(下り信号レベルの総和が小さい)時間帯を選ぶこと
により、C/I≧−20dBを確保する必要があるた
め、試験する時間帯に制約があった。そのため、緊急的
に試験を行う場面が発生しても試験ができないという問
題があった。
【0006】本発明の目的は、上述した問題を解決し、
複数セクタ間とのソフトハンドオフ試験を安定的且つ容
易に行うことができる無線基地局試験装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の無線基地局試験
装置は、CDMA通信方式を採用した移動体通信システ
ムに使用され複数セクタを有し塔頂型屋外受信増幅装置
と送受信装置とに分離された無線基地局におけるハンド
オフ試験を行う無線基地局試験装置において、前記送受
信装置に接続される試験用移動機と、この試験用移動機
と各セクタアンテナに設けられた結合端子との間に下り
信号を一定の出力レベルに抑え込むセクタレベル制限器
とを備える。
【0008】前記セクタレベル制限器は、セクタの下り
信号を所定の減衰量に設定するための第1の可変減衰器
と、前記第1の可変減衰器を経由した下り信号がしきい
値を越えたときに減衰させるための第2の可変減衰器
と、前記第2の可変減衰器を通過した下り信号を検波し
この信号レベルに対応した検波電圧を生成する検波器
と、予め定めた基準電圧を出力する基準電圧出力部と、
前記基準電圧と前記検波電圧とを入力して比較し前記検
波電圧が前記基準電圧より大きくなったときにレベル制
御信号を出力する比較器と、前記レベル制御信号を受信
したときには前記検波電圧を出力し前記レベル制御信号
を受信しないときには前記検波電圧を非出力するスイッ
チと、前記レベル制御信号を受信した場合には予め記憶
している固定値と前記検波電圧とが同一値になるように
前記第2の可変減衰器を制御する第1の制御部とを、各
セクタに対応して備えるとともに前記検波器の出力を合
成する分配合成器とを備え、前記試験用移動機は、前記
分配合成器の出力を受信し一般の移動機と同様な動作を
行う移動機と、前記送受信装置から送出されるセクタ制
御信号を受信し前記移動機を起動するとともに前記セク
タ制御信号に従い対応するセクタレベル制限器の第1の
可変減衰器を制御する第2の制御部とを備える。前記第
1の制御部は、前記スイッチから伝達された検波電圧の
アナログ/デジタル変換を行うA/D変換器と、前記比
較器から送出されるレベル制御信号を受信し予め記憶さ
れているレベル制御のための固定値と前記A/D変換器
の出力値が同一値になるように制御する中央処理制御部
と、前記中央処理制御部の出力をデジタル/アナログ変
換するD/A変換器と、前記固定値を記憶しておくメモ
リとを備える。
【0009】前記セクタレベル制限器は、セクタの下り
信号を所定の減衰量に設定するための第1の可変減衰器
と、前記第1の可変減衰器を経由した下り信号がしきい
値を越えたときに減衰させるための第2の可変減衰器
と、前記第2の可変減衰器を通過した下り信号を検波し
この信号レベルに対応した検波電圧を生成する検波器
と、前記第1の可変減衰器に接続され下り信号と上り信
号に分波できる機能を有した第1の送受分波器と、前記
検波器に接続され下り信号と上り信号を合成する機能を
有した第2の送受分波器と、前記第1および第2の送受
分波器の上り信号端子間に設けられ上り信号を通す固定
減衰器と、予め定めた基準電圧を出力する基準電圧出力
部と、前記基準電圧と前記検波電圧とを入力して比較し
前記検波電圧が前記基準電圧より大きくなったときにレ
ベル制御信号を出力する比較器と、前記レベル制御信号
を受信したときには前記検波電圧を出力し前記レベル制
御信号を受信しないときには前記検波電圧を非出力する
スイッチと、前記レベル制御信号を受信した場合には予
め記憶している固定値と前記検波電圧とが同一値になる
ように前記第2の可変減衰器を制御する第1の制御部と
を、各セクタに対応して備えるとともに前記検波器の出
力を合成する分配合成器とを備え、前記第2の可変減衰
器は前記第1および第2の送受分波器の下り信号端子間
に設けられる構成としてもよい。
【0010】前記セクタレベル制限器は、セクタの下り
信号を所定の減衰量に設定するための第1の可変減衰器
と、前記第1の可変減衰器を通過した下り信号を検波し
この信号レベルに対応した検波電圧を生成する検波器
と、前記検波器が出力する下り信号レベルと標準レベル
とを比較し予め定めたテーブルを参照し所定のレベルと
なるよう制御する第3の制御部と、前記第3の制御部の
制御に基づき下り信号を所定のレベルに保持するための
第2の可変減衰器とを各セクタに対応して備えるととも
に前記検波器の出力を合成する分配合成器とを備え、前
記試験用移動機は、前記分配合成器の出力を受信し一般
の移動機と同様な動作を行う移動機と、前記送受信装置
から送出されるセクタ制御信号を受信し前記移動機を起
動するとともに前記セクタ制御信号に従い対応するセク
タレベル制限器の第1の可変減衰器を制御する第2の制
御部とを備える構成としてもよい。前記第3の制御部
は、予想される下り信号レベルの値と前記検波電圧の値
とを対応して記憶している第1のテーブルと、前記第1
の可変減衰器の制御電圧と減衰量との対応を記憶してい
る第2のテーブルとを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施の形態を示すブ
ロック図であり、CDMA通信方式を採用した移動体通
信システムで3つのセクタを有しそれぞれのセクタに対
応する塔頂型屋外受信増幅装置(以下、TTAという)
50a〜50cと送受信装置(以下、TREという)6
0とに分離された無線基地局における試験装置を示して
いる。図1において、無線基地局試験装置は、セクタレ
ベル制限器10と試験用移動機(以下、TTRという)
30とを備え、セクタレベル制限器10はTTR30と
各セクタのアンテナである送受信共用アンテナ40a〜
40cに設けられた結合端子42a〜42cとの間に設
けられる。
【0013】送受信共用アンテナ40a〜40cのうち
セクタ1のアンテナ40aに設けられた結合端子42a
は、同軸ケーブル43aによりセクタレベル制限器10
のセクタ端子19aに、同様にセクタ2のアンテナ40
bに設けられた結合端子42b,セクタ3のアンテナ4
0cに設けられた結合端子42cはそれぞれ同軸ケーブ
ル43b,43cによりセクタレベル制限器10のセク
タ端子19b,19cに接続されている。セクタレベル
制限器10の高周波入出力端子20はTTR30に実装
されたMS(移動機)31に接続されている。
【0014】TTR30とTRE60の例えばセクタ1
との間で通信を行う場合、TTR30からセクタレベル
制限器10,結合端子42aを経てTRE60の方に供
給される上り信号とTRE60から結合端子42a,セ
クタレベル制限器10を経てTTR30の方に供給され
る下り信号が必要となる。TTR30が例えばセクタ1
およびセクタ2との間でソフトハンドオフ状態に入るた
めには、セクタ2からの下り信号(TRE60→結合端
子42b→同軸ケーブル43b→セクタレベル制限器1
0→TTR30)が必要となる。その場合にセクタレベ
ル制限器10のセクタ端子19aにはセクタ1の下り信
号,セクタ端子19bにはセクタ2の下り信号の二つが
入力される。
【0015】例えば、結合端子42bの結合量および同
軸ケーブル43bのロスがそれぞれ標準値より小さいこ
とが原因でセクタ端子19b(セクタ2)に入力される
下り信号がある基準値より越えた場合に、あらかじめ定
められたレベルに制限され高周波入出力端子20に供給
される。すなわち、例えばTTR30がセクタ1と通信
中において、セクタ2から大きなレベルの下り信号が供
給されても自動的に指定されたレベルに制限されるた
め、TTR30にとっては通信を継続できるC/Iを確
保できることより、ソフトハンドオフ状態に移ることが
できる。
【0016】最初に、一般移動機とTRE60との間の
信号の流れを図5,図6を用いて説明する。図5は塔頂
型屋外受信増幅装置50aのブロック図であり,図6は
TRE60のセクタ1のブロック図である。一般移動機
より送出された上り信号は、セクタ1の送受信共用アン
テナ40a,セクタ1の受信専用アンテナ41aによる
スペースダイバーシティ受信により基地局受信信号とな
り、TTA50aに実装された送受分波機能を有してい
る送受分波器(以下、DUPという)51,帯域通過フ
ィルタ(以下、BPFという)52でそれぞれ帯域制限
された後に0系受信増幅器53,1系受信増幅器54で
増幅され、それぞれTRE60に入力される。TRE6
0では、0系分配器62,1系分配器63により所定の
分配数に分配され、送受信部(以下、TRXという)6
4,信号処理部(以下、CHという)65にて周波数変
換,逆拡散され復号される。
【0017】次に対となる下り信号は、TRE60のC
H65,TRX64にて符号化,拡散および周波数変換
され生成される。その送信信号は電力増幅機能を有した
送信増幅部(以下、AMPという)61により電力増幅
されTTA50aのDUP51に入力される。DUP5
1に入力された送信信号は帯域制限された後にセクタ1
アンテナ40aに供給され一般移動機の受信信号とな
る。
【0018】一方、TTR30のブロック図を図4に示
すが、TRE60の制御部(以下、CONTという)6
6より送出されるセクタ制御信号に従い対応するセクタ
レベル制限器10の可変減衰器(以下、VAという)11
a〜11cを制御する制御部(以下、CONTという)
32、一般移動機と同じ機能を有する移動機(以下、M
Sという)31で構成される。
【0019】CONT32は、CONT66から制御端
子67を介し送出されるセクタ制御信号を制御端子35
を通して受けると、MS31を起動させると共にセクタ
制御信号に従って制御端子34a,34bまたは34c
にセクタ選択信号を供給する。CONT32の制御端子
34a〜34cはセクタレベル制限器10の制御端子2
1a〜21cとそれぞれ接続されている。MS31の下
り/上り信号の授受は高周波入出力端子33を通して行
われセクタレベル制限器10の高周波入出力端子20に
接続される。
【0020】TTR30と接続されるセクタレベル制限
器10のブロック図を図2,図3に示す。セクタレベル
制限器10のセクタ端子19a,19bおよび19cに
は、セクタ1のアンテナ40a,セクタ2のアンテナ4
0bおよびセクタ3のアンテナ40cそれぞれに設けら
れた結合端子42a,42bおよび42cがそれぞれ同
軸ケーブル43a,43bおよび43cを介して接続さ
れており、セクタに対応して配置・接続している。結合
端子42a〜42cの上りおよび下り結合量は一般的に
−50dBであり偏差は±5dBである。結合端子42
a〜42cは市販されているカプラを使用しても実現可
能であり、またはアンテナ40a〜40cそのものにカ
プラ機能を設けることによっても実現できる。
【0021】例えばセクタ端子19aに入力されたセク
タ1の下り信号は、TTR30より制御され選択された
場合には最小減衰量に設定されるVA11aを通り、下
り信号レベルがあるしきい値を越えた時に減衰量が制御
されるVA12aを経て検波器(以下、DETという)
13aに供給される。VA11a,VA12aは例えば
市販されている東芝ライテック製MHY2014を使用
することにより容易に実現できる。
【0022】DET13aは下り/上り信号を殆ど減衰
させることなく伝達すると共に下り信号のみ検波して下
り信号レベルに対応した検波電圧(直流電圧)を生成し
上り信号は検波しないという機能を有しており、1/4
波長の長さのカップリングパターンと高周波信号検波用
ダイオードを用いることにより容易に実現できる。
【0023】比較器(以下、COMPという)14aの
入力の一端には基準電圧出力部(以下、VREFとい
う)15aから出力されるあらかじめ定められた基準電
圧が接続され、入力の他端にはDET13aの検波電圧
が接続されている。COMP14aの出力は検波電圧が
接続されているアナログスイッチ(以下、SWという)
16aおよびSW16aの出力が接続されている制御器
(以下、CONTという)17aに供給される。COM
P14aは市販されているオペアンプで容易に実現で
き、検波電圧の値がVREF15aより大きくなった時
にSW16aおよびCONT17aにレベル制御信号を
供給する。
【0024】SW16aはレベル制御信号の供給を受け
た時に検波電圧を減衰させずにCONT17aに伝達
し、レベル制御信号の供給を受けない時には検波電圧を
CONT17aに伝達させないという機能を持ってお
り、例えば市販されているNEC製μPD74HC40
66A等で容易に実現可能である。
【0025】CONT17aのブロック図を図3に示す
が、CONT17aは、SW16aより伝達された検波
電圧のアナログ/デジタル変換を行うA/D変換器(以
下、A/Dという)101と、COMP14aから送出
されるレベル制御信号を受けるとROM104にあらか
じめ記憶されている固定値とA/D101の出力データ
が同じ値になるように制御する中央処理制御部(以下、
CPUという)102と、CPU102の出力をデジタ
ル/アナログ変換を行うD/A変換器(以下、D/Aと
いう)103とを有して構成される。
【0026】CONT17aは例えば市販されているN
EC製μPD78134等の1チップCPUを使用する
ことにより容易に実現できる。本実施の形態ではセクタ
対応毎にCONT17を備えトータルで3つ使用してい
るが、CONT17として能力の高い1チップCPUを
使用することにより1つでも対応可能である。D/A1
03の出力はVA12aの制御端子に接続されているた
め、検波電圧がVREFより越えた場合にはCPU10
2は記憶している前述した固定値と検波電圧が同じにな
るようにVA12aの減衰量を制御するという動作を行
う。
【0027】従い、セクタ端子19aに入力されたセク
タ1の下り信号があるしきい値を越えた場合には定めら
れたレベルに制限され3分配合成機能を有する3分配合
成器(以下、COMDISTという)18を通り高周波
入出力端子20を経てTTR30のMS31に下り信号
として供給される。
【0028】なお、セクタ2およびセクタ3用の回路構
成も上述したセクタ1用と同様なので説明を省略する
が、セクタ端子19bおよび19cに入力されるセクタ
2およびセクタ3の下り信号もあるしきい値を越えた場
合には同様に定められたレベルに制限される機能を有し
ている。
【0029】以下に、図1,図2,図3および図4を参
照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。最
初に、TRE60の任意のセクタ(例えばセクタ1)と
TTR30との間で通信を行う場合のセクタレベル制限
器10の動作について説明する。
【0030】セクタレベル制限器10のセクタ端子19
a〜19cには常時対応したセクタ1〜3の一般移動機
用通話チャネル信号も含まれている下り信号が供給され
ている。また、TRE60のCONT66よりTTR3
0のCONT32に対してセクタレベル制限器10のセ
クタ1を選択するためのセクタ制御信号が供給される。
【0031】CONT32では、セクタ1を選択するセ
クタ選択信号を生成し制御端子34aに供給し、この信
号はセクタレベル制限器10の制御端子21aを経てV
A11aに供給される。VA11aはセクタ選択信号を
受けると最小減衰量(例えば3dB)に設定されるが、
VA11bおよびVA11cはセクタ選択信号を受けて
いないため最大減衰量(例えば40dB)に設定された
ままとなっている。そのためTRE60から出力されセ
クタ端子19bおよび19cに供給されるセクタ2およ
びセクタ3の下り信号は遮断され、高周波入出力端子2
0には到達されない。
【0032】従い、セクタ端子19aに供給されたセク
タ1の下り信号のみVA12a,DET13aを経てC
OMDIST18,高周波入出力端子20を通り、TT
R30のMS31に供給されることになる。尚、セクタ
端子19aに供給される下り信号レベルがあるしきい値
(VREF15a)を越えた場合には定められたレベル
に制限されるが、単独セクタとの通信状態では何ら効果
はない。セクタレベル制限器10内の各ルートの下り系
ロスのバラツキは殆ど無視できる値(例えば1dB以
内)になるようにあらかじめレベル調整をしておく。
【0033】一方、MS31からの上り信号は下り信号
の逆ルートをたどり、セクタ端子19a,同軸ケーブル
43a,結合端子42aを通り、TTA50a,TRX
64を経てCH65に供給されることにより、通信が可
能となる。
【0034】次に、TTR30が例えばセクタ1とセク
タ2の両セクタとの間でソフトハンドオフ試験を行う場
合のセクタレベル制限器10の動作について説明する。
【0035】TTR30とTRE60のセクタ1のみが
今通信状態とし、セクタ1,セクタ2およびセクタ3と
も最大多重された状態にありTRE60の各セクタとも
高周波出力は最大出力(例えば43dBm)であると仮
定する。各結合端子42a〜42cの結合量および同軸
ケーブル43a〜43cのロスを含んだ各伝送ロスのバ
ラツキは−65dB±5dBとする。例えば、結合端子
42a〜セクタ端子19aまでの伝送ロスを−70d
B,結合端子42b〜セクタ端子19bの伝送ロスを−
60dB,結合端子42c〜セクタ端子19cの伝送ロ
スを−65dBとする。
【0036】ソフトハンドオフ状態に移行するためにC
ONT66よりセクタ2を選択するためのセクタ制御信
号がCONT32に供給される。CONT32は今セク
タ端子21aにセクタ1を選択するためのセクタ選択信
号を供給しているが、さらにセクタ端子21bにセクタ
2を選択するためのセクタ選択信号を供給することにな
る。従い、セクタレベル制限器10においてはVA11
aおよびVA11bが最小減衰量に設定されるため、セ
クタ1およびセクタ2のそれぞれの下り信号は殆ど減衰
されることなくVA12aおよびVA12bに供給され
る。初期状態として最小減衰量(例えば3dB)に設定
されたVA12a,VA12bを通った各下り信号はそ
れぞれDET13a,DET13bに入力される。
【0037】VREF15a〜15cは、この場合各ル
ートの伝送ロスの中で一番値の大きい−70dBを考慮
した電圧に設定しておく。すなわち、TRE60の各出
力(43dBm)端からTTA50a〜50cの出力端
までのロスを3dBとした場合に結合端子42a〜42
cに現れる出力は40dBmとなり、最大伝送ロス−7
0dBのためセクタ端子19aに供給される下り信号レ
ベルは−30dBmとなる。従い、VREF15a〜1
5bは−30dBmに一致した電圧に設定しておく。
【0038】この場合セクタ1の下り信号はVREF1
5aと同じレベルのためレベル制限を受けないが、セク
タ2の下り信号は前記伝送ロスが10dB小さいことよ
りセクタ端子19bにて−20dBmとなる。そのため
VREF15b(VREF15aと同じ−30dBmに
設定)より10dB大きいレベルのためレベル制限を受
ける。すなわち、COMP14bはSW16bおよびC
ONT17bにレベル制御信号を送出し、CONT17
bはDET13bから送出される検波電圧をROM10
4に記憶された固定値と同じ値となるようにVA12b
を制御する。この固定値はVREF15bよりやや高い
レベルの−29dBm程度の値に設定しておく。理由は
若干差を持たせることによりCOMP14bのバタツキ
を抑え込むようにしている、いわゆるヒステリシス特性
を持たせている。したがって、セクタ2の下り信号は−
20dBmから−29dBm程度にレベル制限を受けた
後、COMDIST18を経てTTR30のMS31に
供給される。
【0039】図7にセクタ1との通信状態時のMS31
における各下り信号レベル分布、図8にソフトハンドオ
フ状態直前のMS31における各セクタの下り信号レベ
ル分布を示す。図8にはセクタ2の下り信号レベルがレ
ベル制限を受ける前と受けた後の両者も示している。一
般的にCDMAシステムに使用されるMS31の通信可
能条件(受信条件)はC/I=信号エネルギー/干渉エ
ネルギー≧−20dBである。
【0040】図7に示すようにセクタ1のみの下り信号
しか受信しない場合のC/Iは、C/I=10log
(2%/100%)=−17dB (C=1通話チャネ
ルエネルギー(全電力比2%)であり、この場合は40
chの通話チャネルを多重していることを意味してい
る。)となり、−20dBより大きい値のためMS31
は指定された通話チャネルを受信(復号)できる。
【0041】一方、図8のようにソフトハンドオフ状態
に入る直前ではMS31にとってはセクタ1の下り信号
に加えてセクタ2の下り信号が入力されるが、セクタレ
ベル制限器10の動作によりセクタ2の下り信号レベル
はセクタ1の下り信号レベル相当にレベル制限される。
この時にセクタ2の下り信号はすべて干渉エネルギーの
ためC/IはC/I=10log(2%/(100%+
100%))≒−20dBとなり、ぎりぎり通信可能状
態を維持できる。
【0042】従い、MS31はセクタ1との通信を継続
しながらセクタ2の止まり木チャネルを認識できること
よりソフトハンドオフ状態に入ることができる。ソフト
ハンドオフ状態とは、セクタ2の下り信号の1通話チャ
ネルをMS31用通話チャネルとしてアサインされるこ
とであり、MS31はセクタ1の通話チャネルとセクタ
2の通話チャネルの両者を受信(復号)することにな
る。
【0043】しかしながら、セクタレベル制限器10に
レベル制限機能が無かった場合は、セクタ2の下り信号
はセクタ1の下り信号より10dB(10倍)大きいた
め、C/I=10log(2%/(100%+1000
%))≒−27dB≦−20dBとなる。そのため、M
S31はセクタ1の下り信号に含まれる通話チャネルエ
ネルギーが干渉に埋もれてしまうことによりセクタ1と
の通信を継続できなくなるため、セクタ2の止まり木チ
ャネルを認識できずソフトハンドオフに入れない。この
ように、結合端子42a〜42cとTTR30(セクタ
レベル制限器10)の間の伝送ロスにバラツキがあって
もソフトハンドオフ試験が可能であることは明白であ
る。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態について
図9を参照して詳細に説明する。
【0045】図9を参照すると、本発明の第1の実施の
形態の構成を示す図2と比較し、送受分波器(以下、D
UPという)201a〜201cおよびDUP203a
〜203cがVA12a〜VA12cのそれぞれの両端
に備え、下り信号はVA12a〜VA12cを通して接
続され、上り信号は固定減衰器(以下、ATTという)
202a〜202cを通して接続されるという部分が異
なる。本例ではATT202a〜202cは3dBの固
定減衰器とする。
【0046】次に、第2の実施の形態の動作を図2およ
び図9を参照して説明する。図2において、例えばセク
タ端子19aに入力された下り信号レベルがVREF1
5aより大きい場合にVA12aはCONT17aによ
りあらかじめ設定されたレベルになるように減衰量を制
御される。VA12aにはTTR30のMS31より送
出された上り信号も通過しているため、VA12aが減
衰量制御を受けた場合に上り信号レベルも同時に減衰さ
れることになる。
【0047】一方、図9において、上り信号はDUP2
03aで分波されATT202aを通りDUP201a
に伝達されるため、下り信号レベルの大きさによりVA
12aがどんな値に設定されようとも影響を受けないと
いう特徴がある。本実施の形態であっても本発明のC/
I≧−20dBを維持できるという制御が損なわれ無い
ことは明らかである。
【0048】次に、本発明の第3の実施の形態について
図10を参照して詳細に説明する。図10を参照する
と、本発明の第1の実施の形態の構成を示す図2と比較
し、大きな違いはフィードバックループを有していない
ことであり、VA12aとDET13aの挿入位置が逆
になっているということである。
【0049】第3の実施の形態の動作を図10を参照し
て説明する。セクタ端子19aに入力された下り信号は
セクタ選択信号を受けると最小減衰量(例えば3dB)
に設定されるVA11aを通りDET13aに供給され
る。DET13aは下り信号レベルに対応した検波電圧
(直流電圧)を生成する機能を有しており、その検波電
圧はCONT17aのA/D101に供給されデジタル
信号に変換される。
【0050】CONT17aは以下に述べる2つのテー
ブルをROM104に記憶している。1つは検波電圧対
下り信号レベルのテーブルであり、予想される下り信号
レベルの値(例えば−15dBm〜−35dBmの範囲
で1dBステップずつ20ポイント)と1対1で検波電
圧が記憶されている。すなわち、4.0V:−15dB
m,3.6V:−16dBm,3.15V:−17dB
m………0.5V:−35dBmのように。もう1つは
VA12aの制御電圧対減衰量のテーブルであり、すな
わちD/A103より出力される制御電圧と減衰量を1
対1の関係であり、0.5V(初期値):3dB,0.
56V:4dB,0.61V:5dB………2.2V:
20dBのように記憶されている。
【0051】CONT17aは、例えばセクタ端子19
aに入力された下り信号レベルが標準レベル−30dB
mの時にVA12aの制御電圧として0.5Vを供給す
るように制御する。この状態にて例えば−20dBmが
入力された場合には、CPU102はA/D101の情
報より検波電圧対下り信号レベルのテーブルを参照し下
り信号レベルを把握し、標準値−30dBmから10d
B大きいレベルであることを認識する。続いてCPU1
02は制御電圧対減衰量のテーブルより13dB(3d
B+10dB)に対応する制御電圧を把握しD/A10
3を経由してVA12aに供給する。
【0052】したがって−20dBmの下り信号は、V
A12aが−30dBm時より10dB減衰量が増加す
ることになるため、高周波端子20においては−30d
Bmの時と同程度のレベルに制限されることになる。結
果として、図8に示す下り信号レベル分布(セクタ1お
よびセクタ2が同レベル)となり、C/I≧−20dB
を維持できることになるためソフトハンドオフ状態に移
行できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ンテナ系に設けられた結合端子の結合量の偏差および結
合端子からセクタレベル制限器まで敷設される同軸ケー
ブルロスの偏差がそれぞれ存在しても、あるしきい値を
越えた場合にセクタレベル制限器がレベル制限を行うこ
とにより必要なC/Iを確保することで、CDMA通信
方式を採用した移動体通信システムに使用される無線基
地局が塔頂型屋外受信装置と送受信装置の二種類に分離
された構成にて、試験を行うためにアンテナ系に設けら
れた結合端子と試験用移動機との間にセクタ選択機能も
有したセクタレベル制限器を備えることにより、容易に
ソフトハンドオフ試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における無線基地局
および試験装置のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるセクタレベ
ル制限器のブロック図である。
【図3】図2における制御部17aのブロック図であ
る。
【図4】図2における試験用移動機のブロック図であ
る。
【図5】図2における塔頂型屋外受信増幅装置のブロッ
ク図である。
【図6】図2における送受信装置のブロック図である。
【図7】移動機31の高周波入出力端におけるセクタ1
と通信時の各セクタの下り信号レベル分布を示す図であ
る。
【図8】移動機31の高周波入出力端におけるソフトハ
ンドオフ直前の各セクタの下り信号レベル分布を示す図
である。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるセクタレベ
ル制限器のブロック図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態におけるセクタレ
ベル制限器のブロック図である。
【符号の説明】
10 セクタレベル制限器 11a〜11c,12a〜12c 可変減衰器 13a〜13c 検波器 14a〜14c 比較器 15a〜15c 基準電圧出力部 16a〜16c アナログスイッチ 17a〜17c,32 制御部 18 3分配合成器 19a〜19c セクタ端子 20,33 高周波入出力端子 21a〜21c,34a〜34c,35,67 制御
端子 30 試験用移動機 31 移動機 40a〜40c 送受信共用アンテナ 41a〜41c 受信専用アンテナ 42a〜42c 結合端子 43a〜43c 同軸ケーブル 50a〜50c 塔頂型屋外受信増幅装置 51 送受分波器(DUP) 52 帯域通過フィルタ(BPF) 53 0系受信増幅器 54 1系受信増幅器 60 送受信装置 61 送信増幅部(AMP) 62 0系分配器 63 1系分配器 64 送受信部(TRX) 65 信号処理部(CH) 66 制御部(CONT) 101 A/D変換器 102 中央処理制御部 103 D/A変換器 104 ROM 201a〜201c,203a〜203c 送受分波
器 202a〜202c 固定減衰器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 13/00 H04J 13/00 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDMA通信方式を採用した移動体通信
    システムに使用され複数セクタを有し塔頂型屋外受信増
    幅装置と送受信装置とに分離された無線基地局における
    ハンドオフ試験を行う無線基地局試験装置において、前
    記送受信装置に接続される試験用移動機と、この試験用
    移動機と各セクタアンテナに設けられた結合端子との間
    に下り信号を一定の出力レベルに抑え込むセクタレベル
    制限器とを備えることを特徴とする無線基地局試験装
    置。
  2. 【請求項2】 前記セクタレベル制限器は、セクタの下
    り信号を所定の減衰量に設定するための第1の可変減衰
    器と、前記第1の可変減衰器を経由した下り信号がしき
    い値を越えたときに減衰させるための第2の可変減衰器
    と、前記第2の可変減衰器を通過した下り信号を検波し
    この信号レベルに対応した検波電圧を生成する検波器
    と、予め定めた基準電圧を出力する基準電圧出力部と、
    前記基準電圧と前記検波電圧とを入力して比較し前記検
    波電圧が前記基準電圧より大きくなったときにレベル制
    御信号を出力する比較器と、前記レベル制御信号を受信
    したときには前記検波電圧を出力し前記レベル制御信号
    を受信しないときには前記検波電圧を非出力するスイッ
    チと、前記レベル制御信号を受信した場合には予め記憶
    している固定値と前記検波電圧とが同一値になるように
    前記第2の可変減衰器を制御する第1の制御部とを、各
    セクタに対応して備えるとともに前記検波器の出力を合
    成する分配合成器とを備え、 前記試験用移動機は、前記分配合成器の出力を受信し一
    般の移動機と同様な動作を行う移動機と、前記送受信装
    置から送出されるセクタ制御信号を受信し前記移動機を
    起動するとともに前記セクタ制御信号に従い対応するセ
    クタレベル制限器の第1の可変減衰器を制御する第2の
    制御部とを備えることを特徴とする請求項1記載の無線
    基地局試験装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の制御部は、前記スイッチから
    伝達された検波電圧のアナログ/デジタル変換を行うA
    /D変換器と、前記比較器から送出されるレベル制御信
    号を受信し予め記憶されているレベル制御のための固定
    値と前記A/D変換器の出力値が同一値になるように制
    御する中央処理制御部と、前記中央処理制御部の出力を
    デジタル/アナログ変換するD/A変換器と、前記固定
    値を記憶しておくメモリとを備えることを特徴とする請
    求項2記載の無線基地局試験装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の可変減衰器に接続され下り信
    号と上り信号に分波できる機能を有した第1の送受分波
    器と、前記検波器に接続され下り信号と上り信号を合成
    する機能を有した第2の送受分波器と、前記第1および
    第2の送受分波器の上り信号端子間に設けられ上り信号
    を通す固定減衰器とを備え、前記第2の可変減衰器は前
    記第1および第2の送受分波器の下り信号端子間に設け
    られることを特徴とする請求項2記載の無線基地局試験
    装置。
  5. 【請求項5】 前記セクタレベル制限器は、セクタの下
    り信号を所定の減衰量に設定するための第1の可変減衰
    器と、前記第1の可変減衰器を通過した下り信号を検波
    しこの信号レベルに対応した検波電圧を生成する検波器
    と、前記検波器が出力する下り信号レベルと標準レベル
    とを比較し予め定めたテーブルを参照し所定のレベルと
    なるよう制御する第3の制御部と、前記第3の制御部の
    制御に基づき下り信号を所定のレベルに保持するための
    第2の可変減衰器とを各セクタに対応して備えるととも
    に前記検波器の出力を合成する分配合成器とを備え、 前記試験用移動機は、前記分配合成器の出力を受信し一
    般の移動機と同様な動作を行う移動機と、前記送受信装
    置から送出されるセクタ制御信号を受信し前記移動機を
    起動するとともに前記セクタ制御信号に従い対応するセ
    クタレベル制限器の第1の可変減衰器を制御する第2の
    制御部とを備えることを特徴とする請求項1記載の無線
    基地局試験装置。
  6. 【請求項6】 前記第3の制御部は、予想される下り信
    号レベルの値と前記検波電圧の値とを対応して記憶して
    いる第1のテーブルと、前記第1の可変減衰器の制御電
    圧と減衰量との対応を記憶している第2のテーブルとを
    備えることを特徴とする請求項5記載の無線基地局試験
    装置。
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