JPH0637999B2 - 電気瞬間湯沸器 - Google Patents

電気瞬間湯沸器

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JPH0637999B2
JPH0637999B2 JP20912985A JP20912985A JPH0637999B2 JP H0637999 B2 JPH0637999 B2 JP H0637999B2 JP 20912985 A JP20912985 A JP 20912985A JP 20912985 A JP20912985 A JP 20912985A JP H0637999 B2 JPH0637999 B2 JP H0637999B2
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JP
Japan
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tank
hot water
heater
temperature
water
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JP20912985A
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JPS6269064A (ja
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光男 高井
隆 棚橋
正仁 上村
康清 上田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to EP86109922A priority patent/EP0209867B1/en
Priority to US06/887,924 priority patent/US4786782A/en
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、シャワー等の加熱用に利用される電気瞬間
湯沸器に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の電気瞬間湯沸器は、例えば特公昭59−
53450号明細書に示されるように、第3図のような
構造になっていた。
すなわち、出湯温度を検出するサーミスタ等から成る温
度検出器1の感温部1aは、タンク2上部の加熱された
水をかく拌する混合部3とシーズヒータ4に近接してお
り、入水管5よりタンク2下部へ入水された水は、シー
ズヒータ4で加熱されながらタンク2上部へ向い混合部
3でかく拌された後出湯管6より出湯される。そして混
合部3を流れる水の温度を、温度検出器1で検知し、こ
の検出信号を入力した半導体電力制御装置7は、検出温
度値と設定温度値を比較し、その偏差値に応じて、トラ
イアック等のスイッチング素子7aを、パルス制御し、
その偏差値を零に保つようにシーズヒータ4への供給電
力を制御している。
発明が解決しようとする問題点 しかしこのような構造のものでは、バルブ8を絞って流
量を少なくすると出湯温度が第2図のBのようにリップ
ルが大きくなり、不安定になるという問題があった。こ
れは下記の理由による。
つまり流量が少なくなると、タンク2の横断面で流路面
積が大きい感温部1aの付近の流速は非常に遅くなり、
そして、シーズヒータ4から感温部1aの距離Lにより
発生するむだ時間を小さくし熱応答性をよくするためシ
ーズヒータ4と感温部1aを近接させているので感温部
1aは、シーズヒータ4の表面温度の影響を受け、出湯
温度が不安定となるのであった。
そこで本発明は、熱応答性は確保しつつ流量を少なくし
ても温度検出器感温部が確実に出湯温を検出できるよう
にし、安定した出湯温度が得られるようにするものであ
る。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
水を供給する入水管および排出する出湯管を有するタン
クと、このタンク内に収納され導かれた水を加熱するヒ
ータと、前記タンクから出湯管へ流入する水の温度を検
出する温度検出器と、この温度検出器からの検出信号を
入力し、検出温度値と設定温度値を比較しその偏差値を
零に保つように前記ヒータへの供給電力を制御する半導
体電力制御装置とを備え、前記出湯管は前記タンク内の
上部から最下部に向かって延出せしめるとともに、この
出湯管の下端とタンク底面の間に、前記タンクからの湯
の入口となる流出口を形成し、前記温度検出器の感温部
は前記タンク内の下部でかつ、前記出湯管の中心軸上に
位置するように設け、前記ヒータは出湯管の外周に沿っ
て設け、かつこのヒータの下端は前記タンクの底面に位
置するように設けたものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、ヒータにより加熱された水は、流出口で絞ら
れることによって加速、混合され温度検出器の感温部に
到達する。
この結果、感温部とヒータ表面の間には、多少の距離が
あるが、流速が速いため、むだ時間が小さく熱応答性が
よく、感温部とヒータ表面が接近していないので流量を
少なくしても感温部がヒータの影響を受けず、安定した
出湯温が得られるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図において、9は円筒状の銅製タンクで、このタン
ク9内には、コイル状のシーズヒータ10と、このシー
ズヒータ10のコイル中心軸と中心軸が一致し、その外
径は、シーズヒータ10のコイル内径より僅かに小さ
く、かつ出湯管端面が、タンク底面9aに接するよう
に、逆U字形の出湯管11がタンク上面9bに水密にろ
う付されており、その出湯管11は最下端部を切欠し
て、タンク9内最下部に流出口11a、タンク11内最
上部には、空気抜孔11bを有している。また、出湯管
11の中心軸上のタンク底面9aには、出湯温を検出す
るためのサーミスタ等から成る温度検出器12が取付け
られており、その感熱部12aはタンク9内の下部で出
湯管11の中心軸上に位置している。さらに、このタン
ク底面9aには、シーズヒータ10のコイル外径より、
外側の位置に入水口13aの絞られた入水管13が水密
にろう付されている。
次に、この実施例の構成における作用を説明する。バル
ブ14を開くと圧力スイッチ15が連動しオンされ、シ
ーズヒータ10が通電可能な状態となる。そして入水管
13よりタンク9内へ流入する水は、入水管13の入水
口13aで絞られて加速され、タンク9内の上部まで到
達し、タンク上面9bによって反転され、シーズヒータ
10により加熱されながらタンク9下部へ向かい、流出
口11aで絞られ加速、混合されて出湯管11へ流入し
感温部12aを通過し、出湯管11内を通って出湯され
る。この時、流出口11aを流れ出た湯の温度を、温度
検出器12で検知し、この検出信号を入力した半導体電
力制御装置16は、検出温度と設定温度を比較し、その
偏差値に応じてトライアック等のスイッチング素子16
aをパルス制御し、その偏差値を零に保つようにシーズ
ヒータ10への供給電力を制御している。
この結果、感熱部12aとシーズヒータ10の下部表面
10aの間には、シーズヒータ10のコイル内半径分の
距離があるが、加熱された水は、流出口11aで絞られ
ることにより、加速、混合されるためむだ時間が小さく
熱応答性がよく、感温部12aとシーズヒータ10表面
が接近していないので流量を小さくしても第2図のAに
示すように、リップルの小さな安定した出湯温度を得る
ことができる。
また、感温部12a付近の流速が速いので、スケール等
の付着も少なく、長期間使用後も初期の制御特性を維持
できる。
発明の効果 このように本発明は水を供給する入水管および排出する
出湯管を有するタンクと、このタンク内に収納され導か
れた水を加熱するヒータと、前記タンクから出湯管へ流
入する水の温度を検出する温度検出器と、この温度検出
器からの検出信号を入力し、検出温度値と設定温度値を
比較しその偏差値を零に保つように前記ヒータへの供給
電力を制御する半導体電力制御装置とを備え、前記出湯
管は前記タンク内の上部から最下部に向かって延出せし
めるとともに、この出湯管の下端とタンク底面の間に、
前記タンクからの湯の入口となる流出口を形成し、前記
温度検出器の感温部は前記タンク内の下部で、かつ前記
出湯管の中心軸上に位置するように設け、前記ヒータは
出湯管の外周に沿って設け、かつこのヒータの下端は前
記タンクの底面に位置するように設けたものであるの
で、熱応答性がよく、かつ流量を少なくしてもリップル
の少ない安定した出湯温を得ることができ、しかも次の
ような効果を奏する。
すなわち本発明では、感温部付近の流速が速いのでスケ
ール等の付着も少なく、長期間使用後も初期の制御特性
を維持できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気瞬間湯沸器の熱交ユニ
ットの電気回路図、第2図は同電気瞬間湯沸器と従来の
電気瞬間湯沸器の出湯特性図、第3図は従来の電気瞬間
湯沸器の熱交ユニットの電気回路図である。 9……タンク、10……加熱ヒータ(シーズヒータ)、
11……出湯管、11a……流出口、12……温度検出
器、12a……感温部、13……入水管、16……半導
体電力制御装置、16a……スイッチング素子(トライ
アック)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を供給する入水管および排出する出湯管
    を有するタンクと、このタンク内に収納され導かれた水
    を加熱するヒータと、前記タンクから出湯管へ流入する
    水の温度を検出する温度検出器と、この温度検出器から
    の検出信号を入力し、検出温度値と設定温度値を比較し
    その偏差値を零に保つように前記ヒータへの供給電力を
    制御する半導体電力制御装置とを備え、前記出湯管は前
    記タンク内の上部から最下部に向かって延出せしめると
    ともに、この出湯管の下端とタンク底面の間に、前記タ
    ンクからの湯の入口となる流出口を形成し、前記温度検
    出器の感温部は前記タンク内の下部で、かつ前記出湯管
    の中心軸上に位置するように設け、前記ヒータは出湯管
    の外周に沿って設け、かつこのヒータの下端は前記タン
    ク底面近傍に位置するように設けた電気瞬間湯沸器。
  2. 【請求項2】出湯管のタンク側の端部は切欠き部を有
    し、タンク底面に接しており、この切欠き部とタンク底
    面とによって流出口を形成する構成とした特許請求の範
    囲第1項記載の電気瞬間湯沸器。
JP20912985A 1985-07-22 1985-09-20 電気瞬間湯沸器 Expired - Lifetime JPH0637999B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20912985A JPH0637999B2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20 電気瞬間湯沸器
DE8686109922T DE3680161D1 (de) 1985-07-22 1986-07-19 Elektrischer durchlauferhitzer.
EP86109922A EP0209867B1 (en) 1985-07-22 1986-07-19 Electric instantaneous boiler
US06/887,924 US4786782A (en) 1985-07-22 1986-07-22 Electric instantaneous water heater with enhanced temperature control

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20912985A JPH0637999B2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20 電気瞬間湯沸器

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Publication Number Publication Date
JPS6269064A JPS6269064A (ja) 1987-03-30
JPH0637999B2 true JPH0637999B2 (ja) 1994-05-18

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20912985A Expired - Lifetime JPH0637999B2 (ja) 1985-07-22 1985-09-20 電気瞬間湯沸器

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JP (1) JPH0637999B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7116936B1 (ja) * 2022-03-30 2022-08-12 株式会社タンガロイ ダイヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7116936B1 (ja) * 2022-03-30 2022-08-12 株式会社タンガロイ ダイヘッド

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Publication number Publication date
JPS6269064A (ja) 1987-03-30

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