JPH0637988U - カバー組み込み装置 - Google Patents

カバー組み込み装置

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JPH0637988U
JPH0637988U JP7230292U JP7230292U JPH0637988U JP H0637988 U JPH0637988 U JP H0637988U JP 7230292 U JP7230292 U JP 7230292U JP 7230292 U JP7230292 U JP 7230292U JP H0637988 U JPH0637988 U JP H0637988U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い設置場所における作業性を向上する。 【構成】 カバー1と本体2の各上端にはそれぞれ、第
1の軸として係止部1−1と係止金具2−1が設けられ
ている。係止金具2−1は板状の弾性材料で先端が上向
きとなるように形成され、係止部1−1と係止金具2−
1は、カバー1と本体2が嵌合した状態で水平方向に係
止される。カバー1はまた、本体2に対してヒンジ12
および13により下端を第2の軸として垂直方向に開閉
可能にかつ開放状態では本体2から吊り下げ可能に構成
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、機器の本体に対するカバーの組み込み装置に関し、特に煙検知用の 送光器と受光器が分離した光電式分離型煙感知器において送光器と受光器に好適 なカバー組み込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のカバー組み込み装置の一例として、例えばセキュリティシステムにお ける盗難検出用の赤外線検出器では、人が通る高さの位置で設置されるので、カ バーはねじ止めにより本体に固定され、また、ねじ止めを安全上、一般人により 簡単には外すことができないように構成することが望ましい。
【0003】 また、他の例として、図11に示すように送光器20が近赤外光を送出し、煙 により減衰された近赤外光を受光器30側で受光して火災信号等を出力する光電 式分離型煙感知器が知られている。この送光器20と受光器30は火災により発 生した煙を検出するために、図12(a)に示すように天井に設置されたり、図 12(b)に示すように天井近傍の側壁等に設置され、同様に送光器と受光器の カバーは通常、ねじ止めにより本体に固定されるが、この場合には高所に設置さ れるので、ねじ止めは作業員により簡単に外すことができるように構成すること が望ましい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような光電式分離型煙感知器では、送光器20と受光器30の 光軸が一致していなければ煙を正常に検出することができないので、設置時やメ インテナンス時に光軸が一致するように調整しなければならないが、近赤外光は 目に見えないので、可視光領域の発光素子を送光器20と受光器30の両方に設 け、送光器20側から受光器30の発光素子を目視することにより受光器30の 光軸をドライバ等を用いて手動で調整し、同様に受光器30側から送光器20の 発光素子を目視することにより送光器20の光軸をドライバ等を用いて手動で調 整している。また、この光軸調整では、受光器30側の受光レベルを電流計等に より検出しながら送光器20と受光器30をドライバ等を用いて手動で調整して いる。
【0005】 しかしながら、カバーを本体にねじ止めした構造では、図12(b)に示すよ うに作業員が高所でドライバと電流計等の道具を所持しなければならないので、 カバーの置き場所に困り、したがって、作業性が悪く、また、危険を伴うという 問題点がある。 本考案は上記従来の問題点に鑑み、高い設置場所における作業性を向上するこ とができるカバー組み込み装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、本体に対して水平方向に着脱可能なカバ ーの組み込み装置において、前記カバーと本体の上端において水平方向に係止可 能であって垂直方向に係止を解除可能であり、前記カバーと本体を前記係止点を 軸として着脱方向に回動可能に支持する支持手段と、前記本体の下端に固定され 、先端において略長円形のループが水平方向に延びるように形成された第1のヒ ンジ部材と、前記カバーの下端に固定され、先端が前記第1のヒンジ部材のルー プに係合する第2のヒンジ部材を有し、カバーを本体に組み込む場合に前記上端 の係止点を軸として前記第2のヒンジ部材が前記第1のヒンジ部材のループの後 方に外れて本体内に入り込むことによりカバーが本体に嵌合し、カバーを本体か ら取り外す場合にカバーが前記上端の係止点を軸として前方向に回動してカバー が本体から外れることにより前記上端の係止が解除され、開放状態ではカバーが 前記ループから吊り下がるようにしたことを特徴とする。
【0007】 本考案はまた、前記第1および第2のヒンジ部材はともにワイヤ状に形成され 、前記第1のヒンジ部材は、前記第2のヒンジ部材に対して前方向に向かう第1 の部分と、前記第1の部分との間で前記ループを描くように前記第1の部分から 後方向に折り曲げられた第2の部分と、前記ループの後端において前記第1の部 分との上下方向の距離が前記第2のヒンジ部材の太さよりやや細くなるように第 2の部分から折り曲げられた第3の部分を有し、前記第2のヒンジ部材は、前記 第1のヒンジ部材に対して後方向に向かう第4の部分と、前記ループを形成する 第1および第2の部分に係合するように前記第4の部材からカバーと本体の幅方 向に折り曲げられた第5の部分と、前記第5の部分から前方向に折り曲げられた 第6の部分を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案は上記構成により、本体に対して水平方向に着脱可能なカバーの組み込 み装置において、カバーを本体に組み込む場合に上端の係止点を軸として第2の ヒンジ部材が第1のヒンジ部材のループの後方に外れて本体内に入り込む本体内 に入り込むことによりカバーが本体に嵌合し、カバーを本体から取り外す場合に カバーが前記上端の係止点を軸として前方向に回動してカバーが本体から外れる ことにより前記上端の係止が解除され、開放状態ではカバーが前記ループから吊 り下がる。
【0009】 したがって、第1及び第2のヒンジ部材によるカバーが落下することを防止す ることができるので、高い設置場所においてカバーの置き場所に困ることがなく なり、作業性を向上することができる。 本考案はまた、ワイヤ状の弾性部材を折り曲げて第1および第2のヒンジ部材 を構成することができるので、安価な構成で高い設置場所における作業性を向上 することができる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1〜図4は、本考案の一 実施例として光電式分離型煙感知器のカバー組み込み装置を示す。 カバー1は本体2に対して水平方向に嵌合するように形成され、カバー1と本 体2の各上端にはそれぞれ、第1の軸として係止部1−1と係止金具2−1が設 けられている。係止金具2−1は、先端が前方向に突出して先端が上向きになる ように板状の弾性材料で形成され、テーパ状の係止部1−1が係止金具2−1の 先端に対して上から下に向かって押された後奥に押し込まれると、係止金具2− 1が係止部1−1を乗り越えて水平方向に係止され、カバー1が本体2に嵌合し た状態となって前方向の移動のみでは外れなくなる。
【0011】 そして、カバー1は本体2に対して、図1〜図4に詳しく示すようなヒンジ1 2および13により下端を第2の軸として垂直方向に開閉可能にかつ開放状態で は本体2から吊り下げ可能に構成されている。このヒンジ12,13は、図2に 示すように長手状の弾性材料具体的にはワイヤで形成され、その各幅の部分12 a,13aの距離L2,L1がそれぞれカバー1と本体2内に収納可能な長さで 形成されて固定金具40によりそれぞれカバー1と本体2側に固定される。
【0012】 カバー1側を前方向として本体2側のヒンジ13について説明すると、まず、 固定金具40により固定可能なように幅の部分13aから両端が下方に直角に折 り曲げられ、この折り曲げられた部分13bから先がさらに前方向すなわちカバ ー1の方向に直角に折り曲げられている。 そして、この部分13cから先の部分13dは、部分13cとの間でループL を描くように後方向に折り曲げられ、さらにその先の最後の部分13eの境界と その上の部分13cの上下方向の距離がワイヤの太さよりやや細くなるように折 り曲げられている。
【0013】 この場合、前方向に折り曲げられた部分13cの距離L3は、図1に示すよう に本体2よりやや前に突出するように形成され、また、前方向に折り曲げられた 部分13cとその下の部分13dにより形成されるループ径と、最後の部分13 eの先端との距離は、相手側のヒンジ12が前後方向に自在に移動可能に、かつ 外れない長さで形成されている。
【0014】 他方、着脱可能なカバー1側のヒンジ12は、図1に示すような固定状態を前 方向として説明すると、まず、固定金具40により固定可能なように幅の部分1 2aから両端が同様に下方に直角に折り曲げられ、この折り曲げられた部分12 bから先が後方向すなわち本体2側のヒンジ13の方向に折り曲げられている。 そして、本体2側のヒンジ13の上記ループLに係止可能なように、後方向に 折り曲げられた部分12cから先の部分12dが幅方向外側に折り曲げられ、そ の先の部分12eがさらに上方向に折り曲げられ、最後の部分12fが前方向に 折り曲げられている。なお、外側に折り曲げられた部分12dは、代わりに幅方 向内側に折り曲げるようにしてもよい。
【0015】 このような構成において、図3に示すカバー1の開放状態では、本体2側のヒ ンジ13の上記ループLにより、具体的には前方向に折り曲げられた部分13c と後方向に折り曲げられた部分13dにより、カバー1側のヒンジ12の外側に 折り曲げられた部分12dが垂直方向に係止されて吊り下がる。 この場合、カバー1は上記ループ径の範囲で垂直方向に自由に移動可能であり 、また、ヒンジ12の外側に折り曲げられた部分12dの距離の範囲で幅方向に 自由に移動可能であるが、カバー1側のヒンジ12の最後の部分12fが折り曲 げられているので幅方向の移動範囲が制限され、したがって、ヒンジ12が幅方 向に簡単に外れることを防止することができる。
【0016】 このような開放状態からカバー1を本体2に組み込む場合には、カバー1が上 記ループ径の範囲で垂直方向に自由に移動可能であるので、まず上端側の係止部 1−1と係止金具2−1が係止されてカバー1が本体2に対して略水平に維持さ れる。 ついで、上端の係止点を軸として本体2側に押し込まれると、図4に示すよう にカバー1側のヒンジ12の外側に折り曲げられた部分12dが上記本体2側の ループLを外れてその先の最後の部分13eまで移動する。したがって、この状 態ではカバー1と本体2が嵌合するので、カバー1が本体2に見込まれる。
【0017】 また、図4に示す組み込み状態からカバー1を取り外す場合には、上記上端の 係止点を軸として下端を前方に引き出すと、カバー1側のヒンジ12の外側に折 り曲げられた部分12dが上記本体2側のループL内に入り込み、上端側の係止 部1−1と係止金具2−1の係止を解除することができる。したがって、カバー 1が図3に示すような開放状態になり、カバー1から手を離しても図3に示すよ うにカバー1が落下しない。
【0018】 したがって、上記実施例によれば、図2に詳しく示すようなヒンジ12,13 によりカバー1が落下することを防止することができるので、高い設置場所にお ける作業性を向上することができる。また、下端側のヒンジ12,13と上端側 の係止部1−1と係止金具2−1によりカバー1を簡単に組み込むことができ、 また、取り外すことができる。
【0019】 図5は、本実施例のカバー組み込み装置が適用された光電式分離型煙感知器を 示す分解斜視図である。この装置は、図11に示す光電式分離型煙感知器の送光 器20と受光器30のいずれか一方を示し、煙検知用の近赤外光の発光素子と受 光素子およびその関連回路を除き、殆ど同一の構成である。 この送光器20と受光器30は、図12(b)に示すように天井近傍の側壁に 設置され、また、ドームのように大きな空間ではより高い場所に設置される。図 5に示す筐体は、図1〜図4に示すような縦長のカバー1と本体2で構成され、 本体2内には、分解して示すようにレンズホルダ4の光軸調整機構が収納されて いる。
【0020】 また、取り付け板3は天井近傍の側壁にねじ止めされてこの取り付け板3の係 止片3−1に本体2が係止される。尚、カバー1には、近赤外光は通すが可視光 をカットする部材、例えばポリカーボネートでなる窓1−2が設けられる。 つぎに、本体2内に収納される機構について詳しく説明すると、まず、この光 軸調整機構のベース11は、側面断面がL形の金具で構成され、本体2に水平方 向に固定される。ベース11の下方には、送光用または受光用の回路部品が実装 されたプリント基板14が収納される。特に受光器のプリント基板14にはまた 、図6に示すように6個のLED14−1〜14−6が左右方向に沿って配列さ れている。
【0021】 このLED14−1〜14−6は、左から順次3個の黄色のLED14−1〜 14−3と、1個の緑色のLED14−4と2個の赤色のLED14−5,14 −6により構成され、受光レベルに比例した位置のLEDが点灯するように制御 される。したがって、このLED14−1〜14−6は、受光レベルメータを構 成し、また、この実施例では、緑色のLED14−4が点灯する場合が最適な受 光レベルになるように、光軸と増幅器のゲイン等が調整される。そして、このプ リント基板14は、透明な回路カバー15により蓋をされる。
【0022】 なお、送光器の場合には、図11に示す発光回路21がプリント基板14に実 装されるとともに、近赤外の発光素子22とレンズ23がレンズホルダ4内に設 けられ、受光器の場合にはレンズ31と近赤外の受光素子32がレンズホルダ4 内に設けられるとともに、増幅回路33と、信号変換回路34と制御回路35が プリント基板14に実装される。そして、受光器の上記LED14−1〜14− 6の点灯は、制御回路35により制御される。
【0023】 ベース11には、レンズホルダ4の水平方向を調整するための調整ねじ8−1 が光軸方向に嵌合する軸穴11−1と、レンズホルダ4およびその支持部材7を 水平方向に回動可能に支持するための軸穴11−2と、レンズホルダ4等の水平 方向のガタを防止するためのコイルばね9の一端を係止する係止穴11−3が形 成されている。
【0024】 ベース11の軸穴11−2には、セパレータ10がねじ7−2により取り付け られ、セパレータ10は、ベース11のフランジ部11−4,11−5に垂直方 向に嵌合してお互いに水平方向に回動しないように構成されている。このセパレ ータ10には上記コイルばね9の一端が貫通する穴10−1と、コイルばね9本 体を収納するための凹部10−2と軸穴10−3等が形成されている。
【0025】 レンズホルダ4は、正面断面がコの字形の支持部材7に対して垂直方向に回動 可能に支持され、支持部材7は前述した取り付けねじ7−2を軸として、セパレ ータ10の軸穴10−3を介してベース11の軸穴11−2に対して水平方向に 回動可能に取り付けられる。 まず、水平方向の回動機構について説明すると、支持部材7にはその軸穴から 偏位した位置に受けねじ6−1を垂直方向に係止するための穴7−1が形成され 、この受けねじ6−1には、前述した水平方向用の調整ねじ8−1が光軸方向に 螺合するようにねじ山が形成されている。したがって、調整ねじ8−1が回動す ると、支持部材7は取り付けねじ7−2を軸として水平方向に回動する。
【0026】 支持部材7にはまた、コイルばね9の他端を垂直方向に係止するための係止穴 7−3と、レンズホルダ4の垂直方向を調整するための調整ねじ8−2が光軸方 向に嵌合する穴7−4が形成され、さらに、レンズホルダ4は支持部材7のフラ ンジ部に対してねじ7−5,7−6を軸として垂直方向に回動可能なように支持 されている。
【0027】 なお、レンズホルダ4の回動軸には、レンズホルダ4の垂直方向のガタを防止 するためのばね5が取り付けられ、このばね5は、一端が支持部材7の係止穴7 −7に係止され、他端が図7に示すようにレンズホルダ4の係止片4−5に係止 されている。 そして、レンズホルダ4の側面には、その回動軸から偏位した位置に受けねじ 6−2が左右方向に取り付けられ、この受けねじ6−2には受けねじ6−1と同 様に、前述した垂直方向用の調整ねじ8−2が光軸方向に螺合するようにねじ山 が形成されている。したがって、調整ねじ8−2が回動すると、レンズホルダ4 は支持部材7に対して垂直方向に回動する。
【0028】 すなわち、水平方向用の調整ねじ8−1と垂直方向用の調整ねじ8−2がとも に光軸方向に取り付けられているので、図6に示すように調整ねじ8−1,8− 2の各つまみ8a,8bがともに正面を向くことになり、高所において簡単に操 作することができる。 なお、図6及び図7に示す例では、水平方向用の調整ねじ8−1のつまみ8a が反時計回り方向Aに回動するとレンズホルダ4が左方向に回動し、つまみ8a が時計回り方向Bに回動するとレンズホルダ4が右方向に回動する。また、垂直 方向用の調整ねじ8−2のつまみ8bが反時計回り方向Cに回動するとレンズホ ルダ4が下方向に回動し、つまみ8bが時計回り方向Dに回動するとレンズホル ダ4が上方向に回動する。
【0029】 つぎに、図8〜図10を参照してレンズホルダ4の構成を詳細に説明する。レ ンズホルダ4には、斜め前方から覗くための照準穴4−2が正面右上に設けられ 、また光軸方向と平行になるように照準穴4−3が正面左上に設けられる。また 、照準穴4−3から見える視野を照準穴4−2から覗けるよう斜めに反射するた めの反射ミラー4−1が取り付けられている。
【0030】 照準穴4−2,4−3、反射ミラー4−1から照準手段は構成される。照準手 段は、少なくとも送光器に設けられる。なお、符号4−4は、前述した垂直方向 用の調整ねじ8−2用の受けねじ6−2を係止するための開口である。 したがって、この適用例によれば、作業員がカバー1を本体2から取り外すと カバー1が吊り下がり、また、作業員が相手側からのLED14−1〜14−6 の光の色で受光レベルを確認しながら、正面に取り付けられた調整ねじ8−1, 8−2の各つまみ8a,8bを回しながら光軸を調整することができるので、高 所でカバー1の置き場所に困ることなく、また、ドライバと電流計等の道具を所 持することなく、簡単な操作で光軸を調整することができる。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、第1および第2のヒンジ部材によりカ バーが落下することを防止することができ、したがって、高い設置場所において カバーの置き場所に困ることがなくなり、作業性を向上することができる。 本考案はまた、ワイヤ状の弾性部材を折り曲げて第1および第2のヒンジ部材 を構成することができ、したがって、安価な構成で高い設置場所における作業性 を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカバー組み込み装置の一実施例を
示す側面断面図
【図2】図1のヒンジの構造を詳細に示す斜視図
【図3】図1のカバー組み込み装置におけるカバーの開
放状態を示す側面断面図
【図4】図1のカバー組み込み装置におけるカバーの組
み込み状態を示す側面断面図
【図5】実施例が適用された光電式分離型煙感知器を示
す分解斜視図
【図6】図5の光電式分離型煙感知器の光軸調整機構を
示す正面図
【図7】図6の光軸調整機構を示す右側面図
【図8】図5のレンズホルダを示す正面図
【図9】図8のレンズホルダを示す右側面図
【図10】図8のレンズホルダを示す背面図
【図11】光電式分離型煙感知器の送光器と受光器を示
すブロック図
【図12】光電式分離型煙感知器の設置例を示す説明図
【符号の説明】
L:ループ 1:カバー 2:本体 3:取り付け板 3−1:係止片 4:レンズホルダ 4−1:反射ミラー 4−2,4−3:照準穴 4−4,7−1,7−3,7−4,10−1,10−
3.11−1〜11−3:穴 5,9:ばね 6−1,6−2:受けねじ 7:支持部材 7−2,7−5,7−6:ねじ 8−1,8−2:調整ねじ 8a,8b:つまみ 10:セパレータ 11:ベース 12,13:ヒンジ 12a〜12f,13a〜13e:ヒンジの折り曲げ部
分 14:プリント基板 14−1〜14−6:LED 15:回路カバー 20:送光器 21:発光回路 22:発光素子 23,31:レンズ 30:受光器 32:受光素子 33:増幅回路 34:信号変換回路 35:制御回路 40:固定金具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に対して水平方向に着脱可能なカバー
    の組み込み装置において、 前記カバーと本体の上端において水平方向に係止可能で
    あって垂直方向に係止を解除可能であり、前記カバーと
    本体を前記係止点を軸として着脱方向に回動可能に支持
    する支持手段と、 前記本体の下端に固定され、先端において略長円形のル
    ープが水平方向に延びるように形成された第1のヒンジ
    部材と、 前記カバーの下端に固定され、先端が前記第1のヒンジ
    部材のループに係合する第2のヒンジ部材を有し、 カバーを本体に組み込む場合に前記上端の係止点を軸と
    して前記第2のヒンジ部材が前記第1のヒンジ部材のル
    ープの後方に外れて本体内に入り込むことによりカバー
    が本体に嵌合し、カバーを本体から取り外す場合にカバ
    ーが前記上端の係止点を軸として前方向に回動してカバ
    ーが本体から外れることにより前記上端の係止が解除さ
    れ、開放状態ではカバーが前記ループから吊り下がるよ
    うにしたことを特徴とするカバー組み込み装置。
  2. 【請求項2】前記第1および第2のヒンジ部材はともに
    ワイヤ状の弾性材料で形成され、 前記第1のヒンジ部材は、前記第2のヒンジ部材に対し
    て前方向に向かう第1の部分と、前記第1の部分との間
    で前記ループを描くように前記第1の部分から後方向に
    折り曲げられた第2の部分と、前記ループの後端におい
    て前記第1の部分との上下方向の距離が前記第2のヒン
    ジ部材の太さよりやや細くなるように第2の部分から折
    り曲げられた第3の部分を有し、 前記第2のヒンジ部材は、前記第1のヒンジ部材に対し
    て後方向に向かう第4の部分と、前記ループを形成する
    第1および第2の部分に係合するように前記第4の部材
    からカバーと本体の幅方向に折り曲げられた第5の部分
    と、前記第5の部分から前方向に折り曲げられた第6の
    部分を有することを特徴とする請求項1記載のカバー組
    み込み装置。
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