JPS5929274Y2 - 減光式煙感知器 - Google Patents

減光式煙感知器

Info

Publication number
JPS5929274Y2
JPS5929274Y2 JP2733780U JP2733780U JPS5929274Y2 JP S5929274 Y2 JPS5929274 Y2 JP S5929274Y2 JP 2733780 U JP2733780 U JP 2733780U JP 2733780 U JP2733780 U JP 2733780U JP S5929274 Y2 JPS5929274 Y2 JP S5929274Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
optical axis
light
receiver
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2733780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56132692U (ja
Inventor
繁 梶井
博 本間
Original Assignee
ホーチキ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホーチキ株式会社 filed Critical ホーチキ株式会社
Priority to JP2733780U priority Critical patent/JPS5929274Y2/ja
Publication of JPS56132692U publication Critical patent/JPS56132692U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5929274Y2 publication Critical patent/JPS5929274Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、投光器と受光器とを所定監視距離を隔てて分
離配置し、投光器と受光器との間に流入する煙による減
光量を検出して火災信号を出力する減光式の煙感知器に
関する。
従来、この種の減光式煙感知器は、室内スペースの広い
建物、あるいはトンネル内等の火災報知設備に用いられ
るものであり、赤外線の照射により投光器と受光器との
間の監視距離を約100メ一トル程度まで取ることがで
きる。
このような減光式煙感知器では、設置した際に、投光器
と受光器との間の光軸を合せておく必要があり、この光
軸合せの手段としては、従来、第1図に示すように、例
えば、天井面1等に取付けた取付は台2に、ボール継手
3を介して投光器又は受光器の筐体4を上下及び左右に
動かせるように取付け、筐体4には光軸合せに用いる熱
間(通し孔)5と照星(突起)6とでなる照準装置を設
けておき、ボール継手3を固定している止めネジ7を緩
め、上記照準装置を使用して光軸合せした後に、その状
態で止めネジ7を締めて筐体4を固定するようにしてい
る。
しかしながら、上記の光軸合せ手段では、筐体4内に受
光素子又は発光素子を有する光学装置を組み込むときに
、光学装置の光軸8と照準装置の中心軸9とが平行にな
るように組み付ける必要があり、完全に平行にするため
には高度の技術が要求され、また、光軸合せができた状
態で止めネジIを締め付ける際に、極(わずかではある
が筐体4が動き、わずかな動きでも監視距離が長いので
光軸がずれてしまうという問題がある。
更に、筺体4の光軸合せは、筐体4を手で直接動かしな
がら調整するので、光軸の微調整が困難であり、正確な
光軸合せが難しいという問題がある。
本考案は、上記に鑑みてなされたもので、投光器と受光
器との間の光軸合せを、正確かつ容易に行なえるように
することを目的とする。
すなわち、本考案によれば、所定監視距離を隔てて分離
配置した投光器と受光器との間に流入する煙による減光
量が所定レベルを越えたときに火災信号を出力する減光
式の煙感知器において、投光器又は受光器の筐体内に設
けた発光素子又は受光素子を有する光学装置に、光軸合
せに用いる照星及び熱間とでなる照準装置を取付け、こ
の照準装置を取付けた光学装置を筐体外部に設けた光軸
調整ツマミの操作により上下又は左右に旋回移動する調
整機構を設け、この調整機構で光軸合せするときに、上
記照準装置を筐体外部より覗く覗き窓を設けた構成の減
光式煙感知器を提供するものである。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第2図は、本考案の一実施例を光軸方向の断面にて示し
た図である。
まず構成を説明すると、10は天井面1等への取付支持
部材、11は投光器又は受光器を構成する筐体である。
尚、以下の説明は、投光器を例にとるものとする。
12は筺体11内に設けられた光学装置であり、光源と
なる発光素子13と、発光素子13からの光を平行光線
束として照射するレンズ14とを有し、更に光学装置1
2には、所定間隔をもって、照準装置を構成する照星(
突起)15と熱間(リング部材)16とを取付けている
光学装置12の前面にはスモーク・フィルタ。
アクリル板、もしくは外来光(可視光)カット用ガラス
板等を用いた内部保護カバー17が設けられ、更に)光
学装置12の発光素子13を駆動する電気回路を備えた
プリント基板18を新組している。
筐体11の背面には、裏蓋19が設けられ、裏蓋19を
開いた状態で操作できる光学装置12の上下調整用ツマ
ミ20及び左右調整用ツマミ21を装着しており、更に
、光学装置12に取付げた照準装置を覗ける位置に透明
ガラス付の覗き窓22を設けている。
第3図は、第2図の実施例を背面側から示したもので、
裏蓋19を開くと、上下及び左右調整用ツマミ20.2
1及び覗き窓22を有する収納部が表われ、覗き窓22
からは、光学装置12に取付けている照星15及び熱間
16でなる照準装置を見ることができる。
勿論、覗き窓12は筐体11の前面に設けている内部保
護カバー17を介して、光軸合せをする対象物を見るこ
とができる。
第4図は、第2,3図に示した筐体11内の光学装置1
2を上下又は左右調整用ツマミ20.21の操作により
、上下又は左右に旋回移動させる調整機構の一例を示し
たものである。
すなわち、鍵S字形の枠部材23の前部壁面23aにレ
ンズ14を取付げると共に、レンズ14の背面に発光素
子13を取付けて光学装置を構成し、この枠部材23を
その中央壁面23bの部分で、ピン24により上下方向
に旋回できるように可変ベース部材25に軸承し、可変
ベース部材25は回転軸受26を固着しており、この回
転軸受26に筐体に植立した固定軸27を挿嵌して、可
変べ・−ス部材25を左右方向に旋回できるように支承
する。
枠部材23をピン24を中心に上下に旋回移動する操作
手段としては、筐体に固定したネジ穴付のフランジ28
に螺装したネジ棒29を上下調整用ツマミ20の回転操
作で出没するようにし、ネジ棒29の先端を枠部材23
の壁面23cに当接するようにして、スプリング30で
付勢されている枠部材23を上下に旋回調整する。
また、枠部材23を左右に旋回移動する操作手段として
は、筐体に固定したネジ穴付フランジ31に螺装したネ
ジ棒32を左右調整用ツマミ21の回転操作で出没する
ようにし、可変ベース部材25の一側に形成した受は金
25aにネジ棒32の先端を係着して、可動ベース部材
25を軸27を中心に枠部材23と共に左右方向に旋回
調整する。
尚、上記の上下及び左右に旋回移動する調整機構には、
光軸合せが済んだ後のずれを防止するため、ネジ棒29
.32のそれぞれを調整後にロックする手段を設けるよ
うにしても良い。
また、上記の実施例は、投光器を例にとるものであった
が、受光器についても同様である。
次に作用を説明する。
まず、上記の構成でなる投光器と受光器とを所定監視距
離を隔てて対向するように設置する。
この状態で、裏蓋19を開き、覗き窓22を覗いて、光
軸合せを行なう。
この光軸合せは、例えば投光器を例にとると、覗き窓2
2から見える視野にある受光器を、照星15が熱間16
の中心となって見える視線位置で、熱間16の中に入る
ように、上下及び左右の調整ツマミ20.21を回転操
作する。
すると、筐体11とは無関係に内蔵している光学装置1
2の光軸が対象物に指向調整され、対象物が熱間16の
中心に見えるようになったとき、投光器と受光器との光
軸合せが完了する。
このとき、光学装置12の上下及び左右の調整は、第3
図に示したように、ネジ棒29.32の回転による出没
で行なわれるので、わずかにずれているような場合にも
、そのずれを修正するという微調整ができ、極めて正確
な光軸合せができ、その操作も容易である。
また、照星15及び熱間16よりなる照準装置は、光学
装置に取付けられて筐体11内に納っているので、長期
間設置しておいても、チリ、ホコリ等による目づまりや
汚れを生ずることがなく、点検時の光軸合せの確認が容
易で、かつ清掃の必要もない。
また、筐体外に照準装置が突出することがないので、取
扱いの際に照準装置を破損してしまうということが避け
られ、更にデザイン的にもシンプルにすることができる
以上説明してきたように、本考案によれば、その構成を
、投光器又は受光器の筐体内に収納した光学装置に照準
装置を取付け、この光学装置を筐体外部からの操作によ
り移動調整できるようにし、かつ、照準装置を外部から
覗けるようにしたため、筐体を天井面等に設置固定した
後に光軸合せを行なうことができ、光軸合せの調整は操
作ツマミを回転することで行なうことができるので、微
少調整が可能となり、投光器と受光器との間の光軸合せ
を正確かつ容易に行なうことができ、光軸ずれによる誤
動作を確実に防止するという効果が得られる。
また、照準装置が筐体内に収納された構造となっている
ので、チリ、ホコリによるつまりがなく、定期点検等の
際の確認調整作業も容易にでき、更に、デザイン的にも
優れた外観を得ることができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の減光式煙感知器の取付状態を示した説
明図、第2図は本考案の一実施例を示した光軸方向の断
面説明図、第3図は第2図の実施例の背面を示した説明
図、第4図は本考案で用いる上下及び左右の調整機構の
一例を示した斜視図である。 1・・・天井面、2・・・取付台、3・・・ボール継手
、4゜11・・・筐体、5,13・−・熱間、6,15
・・・照星、7・・・止ネジ、8・・・光軸、9・・・
中心軸、10・・・取付支持部材、12・・・光学装置
、13・・・発光素子、14・・・レンズ、17・・・
内部保護カバー、18・・・プリント基板、19・・・
裏蓋、20・・・上下調整用ツマミ、21・・・左右調
整用ツマミ、22・・・覗き窓、23 ・・・枠部材、
23a、23b、23c・・・壁面、24・・・ピン、
25・・・可変ベース部材、26−・・回転軸受、27
・・・固定軸、28.31・・・フランジ、29.32
・・・ネジ棒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定監視距離を隔てて設置した投光器と受光器との間に
    流入する煙による減光量が所定レベルを越えたときに火
    災信号を出力する減光式煙感知器において、 上記投光器又は受光器の筐体内に設けた発光素子又は受
    光素子を有する光学装置に取付けた投光器と受光器との
    間の光軸合せに用いる照星及び熱間よりなる照準装置と
    、 該照準装置を取付けた上記光学装置を筐体外に設けた光
    軸調整ツマミの操作により上下又は左右に旋回移動する
    調整機構と、 該調整機構で光軸合せするときに、上記照準装置を筐体
    外部より覗く覗き窓とを備えたことを特徴とする減光式
    煙感知器。
JP2733780U 1980-03-03 1980-03-03 減光式煙感知器 Expired JPS5929274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2733780U JPS5929274Y2 (ja) 1980-03-03 1980-03-03 減光式煙感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2733780U JPS5929274Y2 (ja) 1980-03-03 1980-03-03 減光式煙感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56132692U JPS56132692U (ja) 1981-10-07
JPS5929274Y2 true JPS5929274Y2 (ja) 1984-08-22

Family

ID=29623301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2733780U Expired JPS5929274Y2 (ja) 1980-03-03 1980-03-03 減光式煙感知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5929274Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014035714A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Nohmi Bosai Ltd 光電式分離型感知器
JP2014035713A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Nohmi Bosai Ltd 光電式分離型感知器

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2597520B2 (ja) * 1990-11-27 1997-04-09 能美防災株式会社 分離型減光式煙感知装置
AU2009257179B2 (en) 2008-06-10 2014-12-11 Garrett Thermal Systems Limited Particle detection
CA2993711C (en) 2009-05-01 2021-01-26 Garrett Thermal Systems Limited Improvements to particle detectors

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014035714A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Nohmi Bosai Ltd 光電式分離型感知器
JP2014035713A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Nohmi Bosai Ltd 光電式分離型感知器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56132692U (ja) 1981-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100847088B1 (ko) 스피드 돔 감시카메라
KR830008154A (ko) 광학적 표적추적 및 지정시스템
US3535539A (en) Alignment device
JPS5929274Y2 (ja) 減光式煙感知器
US6965315B2 (en) Anti-thief security sensor assembly
TWI447676B (zh) 光電式分離型偵知器
US5994688A (en) Position leveling sensor for a laser transmitter
JP4748736B2 (ja) 防霜用段差を有する防犯用センサ装置
KR20180022316A (ko) 360도 영상처리 카메라
US4249797A (en) Dual image viewer with mirror adjusting means
KR200376647Y1 (ko) 외장형 적외선 엘이디를 갖는 돔형 감시카메라
JP2531688Y2 (ja) 減光式煙感知器
KR200403448Y1 (ko) 감시카메라장치
JP3387826B2 (ja) 感知器の照準機構
JP3122255B2 (ja) 光電式分離型煙感知器
JP4737578B2 (ja) 防犯用センサ装置の照準器
JP2535169Y2 (ja) 火災感知器等の取付機構
KR20100113395A (ko) 감시카메라
EP1045353B1 (en) Photocell
JP2544461Y2 (ja) 分離型減光式煙感知器
JP2531687Y2 (ja) 減光式煙感知器
JP2005049206A (ja) 照準器および赤外線式防犯装置
JPH01502137A (ja) 視準装置
JP3932418B2 (ja) 光電式分離型感知器
JPS597265B2 (ja) イメ−ジセンサ−カメラ