JPH0637950U - ディスク計数装置 - Google Patents

ディスク計数装置

Info

Publication number
JPH0637950U
JPH0637950U JP3967091U JP3967091U JPH0637950U JP H0637950 U JPH0637950 U JP H0637950U JP 3967091 U JP3967091 U JP 3967091U JP 3967091 U JP3967091 U JP 3967091U JP H0637950 U JPH0637950 U JP H0637950U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
disc
stacker
holding hand
collar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3967091U
Other languages
English (en)
Inventor
昌秋 廣瀬
剛 米窪
一志 松本
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 filed Critical 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority to JP3967091U priority Critical patent/JPH0637950U/ja
Publication of JPH0637950U publication Critical patent/JPH0637950U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク量産段階において、積層状態の複数
枚のディスクの枚数を1枚ずつ正確に、かつ確実に検出
し、計数できるようにする。 【構成】 シャフト22に中心穴101を通した複数枚
のディスク100…をカラー23上に積層させるスタッ
カー20と、ガイドシャフト11,11に案内支持さ
れ、積層状態のディスク100…をカラー23を介して
上昇させ、かつ下降させる保持ハンド16と、この保持
ハンド16を上下に移動させる上下駆動手段13,15
と、上記上昇したディスク100…の中心穴に挿入され
てその内壁を検出する光電センサ32と、光電センサ3
2のオンオフの信号に基づいてディスク枚数を計数する
カウンタ33とを備える構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、CD(コンパクトディスク)で代表される光ディスクなどのディ スクの枚数を積層状態で計数するための計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CDの量産段階において、その枚数を計数する必要がある。従来は、スタッカ ーと称する部材のシャフトに中心穴を通して複数枚のCDを積み重ね、この積層 されたCDに対して反射型センサを上下に移動させ、個々のCDの外壁部を1枚 毎に検出し、この検出に基づいて積層されたCDの枚数を計数するようにしてい た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、CDの外壁部を反射型センサで検出する場合、数枚程度の積層状態で あれば各CD間にスキ間が生じるので1枚毎にオンオフの検出が可能であるが、 多数枚積層させたとき、各CD間が重さで密着してスキ間がなくなり、センサが オンオフしなくなることがある。その結果、正確な計数が行えなかったり、計数 困難になることがあった。また、重さで積み重ねたCDが傾いている場合があり 、この場合も計数困難になるといった問題が生じていた。
【0004】 この考案は以上の点に鑑み提案されたもので、量産段階において、多数枚積み 重ねられたディスクを積層状態で正確に計数できるようにすることを目的とする 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、ベース上に設置された基部上にシャフ トを立設し、このシャフトにカラーを遊嵌すると共に、シャフトに中心穴を通し た複数枚のディスクをカラー上に積層させるスタッカーと、ベース上に立設され たガイドシャフトに上下動可能に案内支持され、上記積層されたディスクを上記 カラーを介して持ち上げ上昇させ、かつ下降させるディスク保持ハンドと、この ディスク保持ハンドを上下に移動させる上下駆動手段と、上記スタッカーのシャ フトと対応する位置に配置され、上記上昇したディスクの中心穴に挿入されて各 穴内壁を検出する光電センサと、該光電センサのオンオフの信号を受けて上記積 層されたディスクの枚数を計数するカウンタとを備えて成る計数装置を構成した 。この計数装置において、上下駆動手段は、一つの例として、ディスク保持ハン ドを直動軸受を介して嵌合支持すると共に、ベース上に正逆回転可能に軸受・支 持されたネジ軸と、このネジ軸を回転駆動するモータとにより構成されている。 また、本考案は、ディスクの中心穴周囲にリング状の突起を形成し、この突起の 部分を重ね合せて複数枚のディスクをスタッカーに積層させる点に特徴を有する 。
【0006】
【作用】
スタッカーのカラー上に積層されたディスクを保持ハンドの上動によって持ち 上げ、上昇させると、光電センサがディスクの中心穴に相対的に差し入れられる 。そして、ディスクの上昇にしたがって1枚毎に中心穴内壁が検出され、センサ がオンになり、次のディスクとのスキ間でセンサがオフになる。このセンサのオ ンオフの信号を受けてカウンタがディスクの枚数を順次計数する。ディスクが上 昇端まで達すると、カウンタによる枚数の計数が終了する。
【0007】 中心穴周囲にリング状の突起を形成し、この突起の部分でディスクを突き合せ 、積層させているので、ディスク同士の中心穴部のスキ間を確実に保つことがで き、ディスク1枚毎に中心穴内壁の検出を確実に行うことができる。
【0008】
【実施例】
図1、図2は本考案に係るディスク計数装置の一例を示すもので、設置ベース 10の計数位置に複数枚のディスク100を積層・載置したスタッカー20が持 ち運ばれて設置されている。スタッカー20は、基部ベース21と、この基部ベ ース21上に立てられたシャフト22と、シャフト22に上下移動可能に遊嵌さ れたカラー23とから成っている。カラー23は、上下のフランジ231,23 2と、その間を接続する軸筒部233とから成っており、この軸筒部233が後 述するディスク保持ハンドに係止・保持されている。ディスク100は、中心穴 101をシャフト22に嵌合させてカラー23の上部のフランジ232上に複数 枚積層されている。
【0009】 設置ベース10のスタッカー設置位置の両側方に一対のガイドシャフト11, 11が立設されている。ガイドシャフト11,11の上端に支持ベース12が固 定されている。さらに、2本のガイドシャフト11,11の間のベース10と支 持ベース12間にネジ軸13、すなわち、リードスクリュー13が軸受14によ って正逆回転可能に支持されている。リードスクリュー13の上端部は、支持ベ ース12を通して上方に突出し、モータ15の軸に接続されている。リードスク リュー13は、モータ15によって正逆方向に回転駆動される。
【0010】 2本のガイドシャフト11,11にディスク保持ハンド16の基端部がガイド ブロック17,17を介して案内支持されている。さらに、保持ハンド16の基 端部は、直動軸受18を介してリードスクリュー13に嵌合支持されている。デ ィスク保持ハンド16は、リードスクリュー13の正逆方向の回転によってガイ ドシャフト11,11に沿い上下方向に移動する。保持ハンド16の先端部にフ ック161が形成されており、このフック161がベース10上に設置されたス タッカー20のカラー23の軸筒部233と係合するようになっている。
【0011】 支持ベース12の下面には、スタッカー20のシャフト22と対応する軸部3 0が下向きに突設されている。軸部30は、シャフト22と同軸であり、その下 端部に反射型の光電センサ32が取付けられている。さらに、支持ベース12上 には、ディスク100の枚数を計数し、ディジタル表示するカウンタ33が装着 されている。
【0012】 設置ベース10と支持ベース12とには、ディスク保持ハンド16の下降位置 と上昇位置、すなわち、保持ハンド16によって支持されたディスク100…の 下降位置と上昇位置をそれぞれ検出する位置検出器41,42が配設されている 。位置検出器41は、保持ハンド16の下降位置を検出し、それより下方への移 動を規制する。また、位置検出器42は、保持ハンド16の上昇位置、すなわち 、積層されたディスク100…の上端を検出し、保持ハンド16のそれより上方 への移動を規制するようにしている。
【0013】 ディスク100の中心穴101の周囲には、図3に示すようにリング状の突起 102が形成されている。ディスク100は、図3のように突起102の部分を 突き合せてスタッカー20のカラー23上に複数枚積層されている。この積層状 態において、重なり合ったディスク100,100間の中心穴101の部分のス キ間は、突起102の高さに略見合う分だけ十分に広く保たれている。
【0014】 次に、以上のように構成されたディスク計数装置のディスク枚数の計数動作に ついて説明する。
【0015】 複数枚のディスク100を積層したスタッカー20を図1に示すように設置ベ ース10の計数位置に設置し、そのカラー23の軸筒部233にディスク保持ハ ンド16のフック161を係合させる。次に、モータ15の駆動によってリード スクリュー13を回転させると、保持ハンド16が図1の位置から上動し、スタ ッカー20上に積層されたディスク100…が保持ハンド16によってカラー2 3を介して持ち上げられ、上昇する。ディスク100…が所定位置まで上昇する と、光電センサ32が中心穴101内に相対的に挿入され、図4に示すように、 ディスク100の上動と共に各ディスク100の中心穴101の内壁が光電セン サ32によって順次検出される。そのオン、オフの信号を受けてカウンタ33が ディスク100の枚数を順次計数し、ディジタル値で表示する。保持ハンド16 が所定位置まで上動し、ディスク100が図4の2点鎖線で示す位置まで持ち上 げられると、カラー23上の最下端のディスク100が光電センサ32によって 検出され、そのオン、オフの信号によってカウンタ33が最終のディスク100 を計数し、ディジタル表示する。同時に、位置検出器42が上端のディスク10 0を検出し、その検出信号を受けてモータ15が停止する。次に、モータ15の 逆転駆動により、リードスクリュー13が逆方向に回転し、その回転に伴って保 持ハンド16が下方へ移動する。これによって、カラー23上のディスク100 …が下降する。保持ハンド16が図1で示す最下端まで移動すると、位置検出器 41がその位置を検出し、その検出信号を受けてモータ15が停止する。これに よって、ディスク100…の下降が停止し、ディスク枚数の計数動作が終了する 。
【0016】 なお、保持ハンド16を上下に移動させる機構としては、実施例で示したモー タ15、リードスクリュー13によるものの他、ラック・ピニオンを用いた機構 等、周知の直線送り機構を用いることができる。また、位置検出器41,42は 、光電センサの他、その他の近接スイッチ、メカニカルスイッチ等を使用可能で ある。さらに、計数値の出力形態は、カウンタ33で計数した枚数をプリントア ウトし、又は、画面に表示する等のことを採用可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によれば、ディスクの中心穴周囲にリング状の突起 を形成し、この突起の部分を突き合せて積層状態とし、その中心穴内壁をセンサ によって検出するようにしているので、量産段階において、積層状態の複数枚の ディスクの枚数を正確・確実に計数することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るディスク計数装置の一例を示す一
部破断側面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本考案に係る積層状態のディスクを示す側断面
図である。
【図4】本考案に係る装置のディスク枚数の計数動作を
示す一部破断側面図である。。
【符号の説明】
10 (設置)ベース 20 スタッカー 21 基部 22 シャフト 23 カラー 100 ディスク 101 中心穴 102 突起 11,11 ガイドシャフト 16 保持ハンド 13 リードスクリュー(ネジ軸) 15 モータ 32 (反射型)光電センサ 33 カウンタ 30 軸部 41,42 位置検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松本 一志 大阪府大阪市中央区城見一丁目4番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上に設置された基部上にシャフト
    を立設し、このシャフトにカラーを遊嵌すると共に、前
    記シャフトに中心穴を通した複数枚のディスクを前記カ
    ラー上に積層させるスタッカーと、 前記ベース上に立設されたガイドシャフトに上下動可能
    に案内支持され、前記積層されたディスクを前記カラー
    を介して持ち上げ上昇させ、かつ下降させるディスク保
    持ハンドと、 該ディスク保持ハンドを上下に移動させる上下駆動手段
    と、 前記スタッカーのシャフトと対応する位置に配置され、
    前記上昇したディスクの中心穴に挿入されて穴内壁を検
    出する光電センサと、 該光電センサのオンオフの信号に基づいて前記積層され
    たディスクの枚数を計数するカウンタとを備えて成るデ
    ィスク計数装置。
  2. 【請求項2】 ベース上に軸受・支持され、前記ディス
    ク保持ハンドを直動軸受を介して嵌合支持したネジ軸
    と、このネジ軸を正逆回転駆動するモータとにより前記
    上下駆動手段を構成して成る請求項1に記載のディスク
    計数装置。
  3. 【請求項3】 前記スタッカーのシャフトと同軸に軸部
    を設け、この軸部の端部に反射型光電センサを取付けて
    成る請求項1に記載のディスク計数装置。
  4. 【請求項4】 前記ディスク保持ハンドの上下の移動位
    置を検出する位置検出器を配設して成る請求項1に記載
    のディスク計数装置。
  5. 【請求項5】 ディスクの中心穴周囲にリング状の突起
    を形成し、該突起の部分を突き合せて前記ディスクを前
    記スタッカー上に積層させるようにして成る請求項1に
    記載のディスク計数装置。
JP3967091U 1991-04-30 1991-04-30 ディスク計数装置 Pending JPH0637950U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3967091U JPH0637950U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 ディスク計数装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3967091U JPH0637950U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 ディスク計数装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0637950U true JPH0637950U (ja) 1994-05-20

Family

ID=12559528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3967091U Pending JPH0637950U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 ディスク計数装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0637950U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5193389B1 (ja) * 2012-10-31 2013-05-08 太陽誘電株式会社 計数装置及び計数方法
CN109928056A (zh) * 2019-01-14 2019-06-25 万向钱潮股份有限公司 一种模具收纳装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5193389B1 (ja) * 2012-10-31 2013-05-08 太陽誘電株式会社 計数装置及び計数方法
CN109928056A (zh) * 2019-01-14 2019-06-25 万向钱潮股份有限公司 一种模具收纳装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3832292B2 (ja) 荷保管設備
KR101799435B1 (ko) 홀센서를 구비한 모션데스크 및 이의 칼럼위치 밸런싱방법
JPH0637950U (ja) ディスク計数装置
CN1079569C (zh) 光学拾取器移动机构
JP3873042B2 (ja) ディスク取り出し装置および方法
CN115593933A (zh) 一种具有自动上下料功能的货物周转装置
EP3846165A1 (en) Automatic tonearm lifter
JP3277945B2 (ja) 給紙トレイ装置
JPH0625954U (ja) ディスク計数装置
KR101799434B1 (ko) 홀센서를 구비한 모션데스크 및 이의 칼럼위치 추정방법
JPH1111692A (ja) 記録媒体取り出し処理装置
JP3001260U (ja) 光ディスクの計数装置
JP2972690B2 (ja) 用紙残量検出装置およびその方法
JPS62290608A (ja) クレ−ンの昇降キヤレツジ停止位置検出装置
JPH0742031B2 (ja) 紙葉類堆積装置
JP3060699B2 (ja) ドラム缶上端面の汚れ拭取装置
CN115464366B (zh) 驱动轴自动组装机
JPH07230537A (ja) 光ディスクの計数方法とその装置
JP3302232B2 (ja) カウンタバランス型無人フォークリフトの前方荷検出装置
JPH0446867B2 (ja)
JP3361839B2 (ja) ラベル自動貼付け装置
JPH08104446A (ja) シート体検出方法および装置
JPH0835350A (ja) 二段式駐車装置
JPH0756271Y2 (ja) デスタック装置のダブルブランク検出装置
WO2003106319A1 (ja) エレベーター昇降表示装置