JPH0637763B2 - 自走式除水装置 - Google Patents

自走式除水装置

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JPH0637763B2
JPH0637763B2 JP25838290A JP25838290A JPH0637763B2 JP H0637763 B2 JPH0637763 B2 JP H0637763B2 JP 25838290 A JP25838290 A JP 25838290A JP 25838290 A JP25838290 A JP 25838290A JP H0637763 B2 JPH0637763 B2 JP H0637763B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は除水装置に係り、更に詳述すればコート、路
面等に溜った多量の水を原動機の動力で回動するキャタ
ピラ式の吸水部材で簡単かつ容易に除水できる自走式除
水装置に関する。
[従来の技術] この種の除水装置としては従来例えば下記に記載されて
いるものがある。
現在、テニスコートとして使用されている種類には、ロ
ーン、アンツーカ、クレーおよびハードと数種類の異な
るコートがある。
このコートの種類と設備により雨が降ったら使用不能な
ものがあり、ハードコートは雨さえやめばコート上の雨
水を除去することで使用が可能になる。
いま、ハードコート上に溜った雨水を除去する方法とし
て、ほうきではくかまたはゴムベラで押してコート外に
排出させるかの2通りと、姑息的な方法として雑巾に雨
水をしみこませバケツ内にしぼるというやり方をしてい
る。
[発明が解決しようとする課題] 前記した従来の方法はいずれもサイドラインとベースラ
インとで囲まれた長方形のコート(約 261m2)上の雨水
を除くことは大変な労力を必要とし、しかも多人数で実
施してもなかなか効果的にできるものではない。
ほうきで雨水をコート外にはき出すことは雨水をざるで
すくうようで能率が極めて悪く、またゴムべらで押し出
す方法も時間や体力を使う割には能率が低いという問題
点があった。
この発明は前記した各問題点を除去するために、コート
上の雨水を多数に分割されたスポンジ状の吸水部材に吸
取らせたあとしぼることで受水槽内に回収することを連
動させかつ連続的に行なわせることで、コート上の雨水
を早くかつ効率よく除去することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記したこの発明の目的は、吸水部材を被除水面に接し
て溜水を前記吸水部材に吸水させることで被除水面を除
水する装置を構成するに当り、対をなす側板の各上下部
を除く周囲に多数の回転ローラおよび前記側板の下部に
押圧ローラをそれぞれ前記各側板間で枢支して備え、こ
れら各回転ローラのうち最上部の2個の回転ローラ間に
絞りローラを枢支してこの絞りローラの下面および前記
各回転ローラと押圧ローラとの外面にそれぞれ多数分割
の吸水部材を外面に取着した無端の通水ベルトをその上
部が平坦となるように回動可能に掛け渡して張設し、ま
た前記多数の回転ローラの内側に沿わせて各側板間に液
密的に配設した胴板と各側板とで囲まれた空所を受水槽
となし、さらに前記側板の下部に排水バルブを設けると
ともに、前記各側板に把手を突設し、さらに前記絞りロ
ーラの下部に吸水部材を挾んで押さえローラを枢支し、
この押さえローラと前記押圧ローラとの間にベルトを掛
け渡すと共に、前記各側板に突設した補強ステー上に設
けた原動機Mの原動軸をVベルトなどの伝動部材やプー
リを介して押圧ローラに連結することで達成される。
また回転ローラ、押圧ローラ、押さえローラおよび通水
ベルトをそれぞれ2列に分割配列してもよい。
さらに補強ステーに設置した原動機の下部における補強
ステーにキャスタを設けてもよい。
[作 用] 水溜りのあるテニスコートなどの被除水場所上で把手を
持って原動機の動力で伝動部材を介して押圧ローラを強
制回転させると、通水ベルトが多数の吸水部材と共に押
圧ローラの回転力で多数の回転ローラおよび絞りローラ
を経てキャタピラ式に回動する。
そして上記通水ベルトの回動に伴ない多数の吸水部材は
被除水面に接面しながら回動するため、下に来た吸水部
材は押圧ローラによる圧縮解除後に生じる膨脹力で各吸
水部材に水溜りの水を次々に吸水させることができる。
その後は受水槽の上部でほぼ平坦に掛け渡された通水ベ
ルトの中間に枢支した絞りローラと押さえローラとで各
吸水部材を次々に圧縮することができ、各吸水部材に吸
水された水を次々に絞り出して通水ベルトの多数の孔を
経て受水槽に自然流下させて貯水することができ、この
貯水された水を他所に排水することで被除水場所を除水
することができる。
そして通水ベルトの上部に平坦に掛け渡した中間に絞り
ローラと押さえローラが有ることで、絞り出された水は
直下の受水槽内に流下する。
また回転ローラ、絞りローラ、押さえローラ、押圧ロー
ラおよび通水ベルトをそれぞれ2列に分割配列して各列
毎に個別に回動するようにすれば方向転換が容易に行な
える。
特にこの発明における吸水部材は多数に分割して一枚の
エンドレス通水ベルトの外面に取着したので、各ローラ
の掛け渡し部における各吸水部材は、その外側が互いに
放射状に離反しつつ上記掛け渡し部を回動通過する結果
となり、内周・外周差による吸水部材の圧縮・伸張が生
じないので円滑かつ軽快にキャタピラ式の回動作用を呈
する。
そして補強ステーの先端付近の下面にキャスタを設けれ
ば、より一層安定に自走する除水装置となる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
先ずこの発明の基本構成は第1図、第2図に示すよう
に、鉄板製の円板の下部を切欠した対をなす側板1,1 の
各上下部を除く周囲にプラスチック等で作った多数の回
転ローラ2,2 を配列し、下部に押圧ローラ 2aを前記各
側板1,1 間に鉄製の枢軸 2b,2bで枢支して備える。
なお上記の多数の回転ローラ2,2 の両側にはそれぞれベ
ルト外れ防止用のフランジ 2′を一体または別個に設け
てある。
そしてこれらの前記各回転ローラ2,2 のうち最上部の2
個の回転ローラ2,2 間に硬質ゴム等で作った絞りローラ
3 と押さえローラ10を枢軸 2bで枢支してこの絞りロー
ラ3 の下面および前記各回転ローラ2,2 の外面には第3
図に示すようにそれぞれ多数分割のスポンジ角材などか
らなる吸水部材4,4 を外面に接着等で取着した自動車タ
イヤ素材のような伸縮しない多数の孔明き合成ゴム薄板
などで作った無端の通水ベルト5 を第1図に示すように
上部をほぼ平坦となして回動可能に掛け渡して張設す
る。
さらに前記押圧ローラ 2aの枢軸 2bに固定したプーリ
2cと前記押さえローラ10の枢軸 2bに固定したプーリ
10aとの間に第5図に示すようにベルト11を掛け渡すと
ともに、上記のプーリ10aに同軸に設けた他のプーリ10
bと前記絞りローラ3 の枢軸 2bに固定したプーリ 3a
の間にベルト13を交叉させてタスキ掛け状に掛け渡し、
押圧ローラ 2aの回転力を押さえローラ10および絞りロ
ーラ3 に伝達するように構成する。
前記各側板1,1 に把手9 を突設し、さらに前記絞りロー
ラ3 の下部に吸水部材4,4 を挟んで押さえローラ10を枢
支し、この押さえローラ10と前記押圧ローラ 2aとの間
にベルト11を掛け渡すと共に、前記各側板1,1 に突設し
た補強ステー 9a上に設けた原動機Mの原動軸mをVベ
ルトなどの伝動部材Vを介して押圧ローラ 2aにプーリ
2cで連結する。
さらにまた前記多数の回転ローラ2,2 の内側に沿わせて
前記各側板1,1 間に第1図に示すように熔着などで液密
的に配設した鉄板などの胴板6 と各側板1,1 とで囲まれ
た空所を受水槽7 となし、さらに前記側板1 の下部に蛇
口コックなどの排水バルブ8 を設けるとともに、前記各
側板1,1 の下部に把手9 を斜めに突設したものである。
次に多数の吸水部材4,4 を取付けた通水ベルト5 を2列
に分割配列してこれら2列の通水ベルト5 を各列毎に個
別回動させるようにした例を以下に説明する。
すなわち側板1 の下部において第2図に示すように1対
ずつの軸受部 1a,1a間に個別に枢支した枢軸 2b,2b
にキーピン 2d,2dで軸支した前記押圧ローラ 2a,2a
を1個ずつ枢支する。
側板1の上部における絞りローラ3 も2個とし、これら
各絞りローラ3,3 はそれぞれ上部軸受部 1bに各外側で
枢支した2本の枢軸 2b, 2bに長尺のパイプ 3bを回
転可能に遊挿するとともに、各絞りローラ3,3 はこれら
の外側でそれぞれキーピン 2d,2dにより前記の枢軸 2
bに左右個別に連結され、これらの枢軸 2b,2bの回転
力で各絞りローラ3,3 が各別に回転するようにしてあ
る。
同じく押さえローラ10,10 も前記絞りローラ3,3 と同様
に絞りローラ3,3 の下部において2列に枢支するが、こ
れら2個の押さえローラ10,10 もそれぞれ上部軸受部 1
bに枢支した2本の枢軸 2b,2bに遊挿したパイプ 3b
に各別に回転可能に遊挿するとともに、各押さえローラ
10,10 はこれらの外側でキーピン 2d,2dで前記の枢軸
2bに連結され、この枢軸 2b,2bの回転力で2個の押
さえローラ10,10 は各別に回転するようにしてある。
そして前記回転ローラ2,2 も同様に側板1,1 間において
2列に分散枢支してあり、これら各回転ローラ2,2 、前
記2列の押圧ローラ 2a, 2aおよび上部の2列の押さ
えローラ10,10 を各列毎に経て2列の通水ベルト5,5 が
エンドレス状すなわちキャタピラ式に掛け渡してある。
なお、各図において符号 6aで示すものは胴板6 の上部
に設けた水ガイド部、 9aで示すものは補強ステー、12
は通水ベルト5 の水はけ孔、Eは被除水場所をそれぞれ
示すものである。
また第1図および第4図における符号14で示すものは使
用時に本装置全体が前のめりになることを防止するため
と原動機Mの重量を支えるキャスタまたはローラである
が、使用時に把手9 の矢示aの押し角度を手加減で適度
にしたり、押圧ローラ 2aの設置箇所を原動機側に若干
近づければ、上記のキャスタまたはローラ14は省略して
も装置全体が前のめりになることはない。
この発明の除水装置は以上のように構成されており、以
下この装置の基本動作を説明する。
水溜りのあるテニスコートなどの被除水場所上で把手9
を持って原動機Mの動力で伝動部材Vとプーリ 2cを介
して押圧ローラ 2aを強制回転させると、通水ベルト5
が多数の吸水部材4 と共に押圧ローラ 2aの回転力で多
数の回転ローラ2,2 および絞りローラ3 を経てキャタピ
ラ式に回動する。
そして上記通水ベルト5 の回動に伴ない多数の吸水部材
4,4 のうち下部のものは被除水面に圧縮しつつ接面しな
がら回動するため、下部における吸水部材4,4 の押圧ロ
ーラ 2aによる圧縮解除後に生じる膨脹力で各吸水部材
に水溜りの水を次々に吸水させることができる。
その後は受水槽7 の上部でほぼ平坦に掛け渡された通水
ベルト5 の中間に枢支した絞りローラ3 と押さえローラ
10とで各吸水部材4,4 を次々に圧縮することができ、各
吸水部材4,4 に吸水された水を次々に絞り出して通水ベ
ルト5 の多数の水はけ孔12を経て受水槽7 に自然流下さ
せて一時的に貯水することができ、この貯水した水wを
ゴムホースや蛇口コック等の排水バルブ8 で他所に排水
することで被除水場所Eを除水することができる。
そして通水ベルト5 の上部における平坦に掛け渡した中
間に絞りローラ3 と押さえローラ10が有ることで、絞り
出された水は直下の受水槽7 内に流下する。
また回転ローラ2,2 と通水ベルト5 とをそれぞれ第2図
と第5図に示すように2列に分割配列して各列毎に個別
回動するようにすれば方向転換が容易に行なえる。
特にこの発明における吸水部材4,4 は多数に分割して一
枚のエンドレス通水ベルト5 の外面に取着したので、各
ローラの掛け渡し部における各吸水部材4,4 は、その外
側が互いに放射状に離反しつつ上記掛け渡し部を通過す
る結果となり、内周・外周差による吸水部材4 の圧縮・
伸張が生じないので円滑かつ軽快に回動作用を呈する。
すなわち原動機Mの動力で押圧ローラ 2aを強制回転さ
せると、押圧ローラ 2aの回転力で通水ベルト5 が多数
の回転ローラ2,2 の周囲をキャタピラ式に回転し、吸水
部材4 を通水ベルト5 と共に回転ローラ2,2 の各フラン
ジ 2′,2 ′間で強制回動走行させることができ、第1
図、第2図に示すようにコート面に圧接しながら平行に
走行する吸水部材4 にコート面の雨水が吸水され、この
吸水した吸水部材4 は絞りローラ3 と押さえローラ10と
の間で圧縮されて吸水した雨水は通水ベルトの水はけ孔
12を経て受水槽7 内にしぼり出され、吸水力を回復した
吸水部材4 が繰り出され、以下この繰返しで被除水面E
に装置を往復させることでコート面の雨水は受水槽7 内
に回収される。
受水槽7 内に回収された水wは第2図、第4図に示すよ
うに設けた排水バルブ8 を介して排水溝等に排水する。
吸水部材4 は被除水場所E面に圧接するため消耗時ある
いは吸水機能が低下したら交換する。
この交換に当っては各ローラ2,2a,3,10をその枢
軸 2bから取外すことで自在に取替ができ、使用後は水
洗いのため外したローラ間にかけるなどして水分を除き
乾燥させることもできる。
なお、第1図および第4図に鎖線で示すように把手9 を
前後に設けて前進または後退させるようにしてもよい。
また第7図に示すこの発明の他の実施例は2軸式原動機
Mの左右2個の減速機付クラッチK,Kを経た原動軸
m,mをそれぞれ左右の押圧ローラ 2a,2aにベルト等
の伝動部材V,Vを経て結合することで、いわゆる左右
動輪式となし走行が容易にできるようにしたものであ
る。
さらに第8図に示すこの発明の他の実施例は原動機Mの
原動軸mをVベルトなどの伝動部材Vを介して周知のデ
ィファレンジャルギャ組などの通常「デフ」と称する差
動機20の入力プーリに連結してこの差動機20の出力軸2
1,21から動力を取出すことで、左右の押圧ローラ 2
a, 2aを強制回転させて直進および右折、左折を上記
差動機20で容易にしたものである。
なお前記各図においてこの発明の前記実施例と同一符号
部分はそれぞれ均等部分または同効部分を示すものであ
る。
[発明の効果] この発明は以上説明しように構成されているので、以下
に記載する効果を奏する。
請求項1の除水装置においては、水溜りのあるテニスコ
ートなどの被除水場所上で把手9 を持って原動機の動力
で伝動部材を介して押圧ローラ 2aを強制回転させる
と、通水ベルト5 が多数の吸水部材4 と共に押圧ローラ
の回転力で多数の回転ローラ2,2 および絞りローラ3 を
経てキャタピラ式に回動する。
そして上記通水ベルト5 の回動に伴ない多数の吸水部材
4,4 のうち下部のものは被除水面Eに接面しながら回動
するため、下部の吸水部材4,4 の圧縮解除後に生じる膨
脹力で各吸水部材に水溜りの水を次々に吸水させること
ができる。
その後は受水槽7 の上部でほぼ平坦に掛け渡された通水
ベルト5 の中間に枢支した絞りローラ3 と押さえローラ
10とで各吸水部材4,4 を次々に圧縮することができ、各
吸水部材4 に吸水された水を次々に絞り出して通水ベル
ト5 (多数の水はけ孔12)を経て受水槽7 に自然流下さ
せて貯水することができ、この貯水された水wを他所に
排水することで被除水場所Eを除水することができる。
そして通水ベルト5 の上部におけるほぼ平坦に掛け渡し
た中間に絞りローラ3 と押さえローラ10とが有ること
で、絞り出された水は直下の受水槽7 内に流下するので
脇にこぼれ落ちることがない。
特にこの発明における吸水部材4 は多数に分割して一枚
のエンドレス通水ベルト5 の外面に取着したので、各ロ
ーラの掛け渡し部における各吸水部材4 は、その外側が
互いに放射状に離反しつつ上記掛け渡し部を通過する結
果となり、内周・外周差により吸水部材4 の圧縮・伸張
が生じないので円滑かつ軽快に回動作用を呈する。
したがって本発明によれば、被除水場所例えばテニスコ
ートに溜った雨水の除去を短時間に1人で除水すること
ができ、除水に当り大きな労力を必要としない等の効果
がある。
また特にこの発明における受水槽7 は胴板6 を目一杯大
きく設置できるので貯水量を多くでき、排水回数を減少
させ得るので便利である。
また押圧ローラ 2aの回転力でベルト11を介して押さえ
ローラ10および絞りローラ3 を強制回転させることがで
きるから、これら回転する絞りローラと押さえローラと
の間に吸水部材が自食い込みで入り込むので、操作が軽
快に行なえると共に、絞り作用が向上する。
請求項2によれば、回転ローラ2,2 などのローラと通水
ベルト5 とをそれぞれ2列に分割配列して各列毎に個別
回動するようになしたので、方向転換が楽にできる等の
効果がある。
また請求項3ではより一層安定に自走する除水装置が得
られる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの発明の1実施例を示すもので、第1図
は除水装置の中央部縦断面図、第2図は同じく第1図の
要部縦断立面図、第3図は吸水部材を取付けた通水ベル
トの一部を切欠した部分的拡大斜視図、第4図は側面
図、第5図は除水装置の斜視図、第6図は平面図、第7
図および第8図はこの発明の他の実施例を示す平面図で
ある。 1……側板、9……把手 2……回転ローラ、9a……補強ステー 2a……押圧ローラ、10……押さえローラ 3……絞りローラ、11……ベルト 4……吸水部材、14……キャスタ 5……通水ベルト、M……原動機 6……胴板、m……原動軸 7……受水槽、V……伝動部材 8……排水バルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸水部材を被除水面に接して溜水を前記吸
    水部材に吸水させることで被除水面を除水する装置にお
    いて、対をなす側板1,1 の各上下部を除く周囲に多数の
    回転ローラ2,2 および前記側板1,1 の下部に押圧ローラ
    2aをそれぞれ前記各側板1,1 間で枢支して備え、これ
    ら各回転ローラ2,2 のうち最上部の2個の回転ローラ2,
    2 間に絞りローラ3 を枢支してこの絞りローラ3 の下面
    および前記各回転ローラ2,2 と押圧ローラ 2aとの外面
    にそれぞれ多数分割の吸水部材4,4 を外面に取着した無
    端の通水ベルト5 をその上部が平坦となるように回動可
    能に掛け渡して張設し、また前記多数の回転ローラ2,2
    の内側に沿わせて各側板1,1 間に液密的に配設した胴板
    6 と各側板1,1 とで囲まれた空所を受水槽7 となし、さ
    らに前記側板1 の下部に排水バルブ8 を設けるととも
    に、前記各側板1,1 に把手9 を突設し、さらに前記絞り
    ローラ3 の下部に吸水部材4,4 を挾んで押さえローラ10
    を枢支し、この押さえローラ10と前記押圧ローラ 2aと
    の間にベルト11を掛け渡すと共に、前記各側板1,1 の前
    方に突設した補強ステー 9a上に設けた原動機Mの原動
    軸mをVベルトなどの伝動部材Vを介して押圧ローラ 2
    aに連結してなる自走式除水装置。
  2. 【請求項2】回転ローラ2,2 および押圧ローラ 2a、絞
    りローラ3 と通水ベルト5 とをそれぞれ2列に分割配列
    してなる請求項1記載の自走式除水装置。
  3. 【請求項3】補強ステー 9aの先端付近にキャスタ14を
    設けてなる請求項1または2記載の自走式除水装置。
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