JPH0637635B2 - 洗浄及び柔軟化用液体組成物 - Google Patents
洗浄及び柔軟化用液体組成物Info
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- JPH0637635B2 JPH0637635B2 JP61120928A JP12092886A JPH0637635B2 JP H0637635 B2 JPH0637635 B2 JP H0637635B2 JP 61120928 A JP61120928 A JP 61120928A JP 12092886 A JP12092886 A JP 12092886A JP H0637635 B2 JPH0637635 B2 JP H0637635B2
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- composition
- amine
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/38—Cationic compounds
- C11D1/40—Monoamines or polyamines; Salts thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/0005—Other compounding ingredients characterised by their effect
- C11D3/001—Softening compositions
- C11D3/0015—Softening compositions liquid
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は懸濁型の水性液体洗剤組成物、すなわち異なる
密度の粒子が安定に懸濁しうる組成物に係る。特に、本
発明は良好な洗浄能を示すと同時に洗濯される織物(fab
rics)に柔軟な質を与える懸濁型の水性液体洗剤組成物
に関する。
密度の粒子が安定に懸濁しうる組成物に係る。特に、本
発明は良好な洗浄能を示すと同時に洗濯される織物(fab
rics)に柔軟な質を与える懸濁型の水性液体洗剤組成物
に関する。
洗浄と柔軟化を同時に行うことができると洗浄後に柔軟
化/すすぎのサイクルを必要としたり特別な目的の柔軟
化用組成物を別に使用したりする必要がなくなり、洗濯
の操作において利用者にはより好都合となるため望まし
いことである。
化/すすぎのサイクルを必要としたり特別な目的の柔軟
化用組成物を別に使用したりする必要がなくなり、洗濯
の操作において利用者にはより好都合となるため望まし
いことである。
現代の利用者が期待する洗浄能を示し、同時に十分な柔
軟化効果を与える織物洗濯用洗剤組成物を処方する試み
がいくつかなされてきた。固体の洗剤組成物の分野で
は、アニオン性洗浄活性成分とカチオン性洗浄活性成分
とが錯体化してその結果洗浄及び柔軟化効果が低下する
というこれらの化合物の自然の非相溶性を克服する手段
を含有させることにより、アニオン性洗剤をベースとす
る組成物にカチオン性の織物用柔軟化剤を取り入れると
いう提案がなされている。
軟化効果を与える織物洗濯用洗剤組成物を処方する試み
がいくつかなされてきた。固体の洗剤組成物の分野で
は、アニオン性洗浄活性成分とカチオン性洗浄活性成分
とが錯体化してその結果洗浄及び柔軟化効果が低下する
というこれらの化合物の自然の非相溶性を克服する手段
を含有させることにより、アニオン性洗剤をベースとす
る組成物にカチオン性の織物用柔軟化剤を取り入れると
いう提案がなされている。
我々の知る限りでは、アニオン性とカチオン性の洗浄活
性物質の組み合せを含有している体系化された活性系を
ベースとする水性液体組成物の処方についての提案はな
されていない。
性物質の組み合せを含有している体系化された活性系を
ベースとする水性液体組成物の処方についての提案はな
されていない。
我々は、洗濯中に柔軟性を与えるのに適した長鎖脂肪族
アミンの等電点より高いpHを有するように組成物を処方
すると、この脂肪族アミンを懸濁型の水性液体洗剤組成
物中に安定に組み入れることができることを発見した。
アミンの等電点より高いpHを有するように組成物を処方
すると、この脂肪族アミンを懸濁型の水性液体洗剤組成
物中に安定に組み入れることができることを発見した。
従って、本発明は、 (a)非イオン性の洗浄活性物質及び/又はポリアルコキ
シル化した非イオン性の洗浄活性物質のアニオン性誘導
体;及び (b)成分(a)以外のアニオン性洗浄活性物質からなり、 更に、 (c)有効量の長鎖脂肪族アミンを含み、 組成物のpHが前記アミンの等電点より高いことを特徴と
する、織物の洗浄及び柔軟化用水性懸濁液洗剤組成物を
提供する。
シル化した非イオン性の洗浄活性物質のアニオン性誘導
体;及び (b)成分(a)以外のアニオン性洗浄活性物質からなり、 更に、 (c)有効量の長鎖脂肪族アミンを含み、 組成物のpHが前記アミンの等電点より高いことを特徴と
する、織物の洗浄及び柔軟化用水性懸濁液洗剤組成物を
提供する。
一般に、組成物は1つ以上の電解質も活性システムの一
部として含んでおり、それにより組成物の懸濁特性に必
要な構造が与えられる。
部として含んでおり、それにより組成物の懸濁特性に必
要な構造が与えられる。
以下に本発明をより詳細に説明する。
非イオン性洗浄活性物質 本発明に使用するに適する非イオン性洗浄活性物質は次
のクラスでありうる:脂肪酸アルキロールアミド,アル
キルフェノール又は第一及び第二脂肪族アルコールのア
ルキレンオキシド縮合物,アルキルアミン,アルキルメ
ルカプタン及びアミンオキシド。
のクラスでありうる:脂肪酸アルキロールアミド,アル
キルフェノール又は第一及び第二脂肪族アルコールのア
ルキレンオキシド縮合物,アルキルアミン,アルキルメ
ルカプタン及びアミンオキシド。
エチレンオキシド縮合物及び脂肪酸アルキロールアミド
とエチレンオキシド縮合物との混合物が好ましい。特
に、例えば6〜8個のエチレンオキシドと縮合したC
13〜C15アルコールのような、親水性−親油性バラ
ンスが11〜15のエチレンオキシド(縮合物)が好適であ
ることが発見された。
とエチレンオキシド縮合物との混合物が好ましい。特
に、例えば6〜8個のエチレンオキシドと縮合したC
13〜C15アルコールのような、親水性−親油性バラ
ンスが11〜15のエチレンオキシド(縮合物)が好適であ
ることが発見された。
又特に、非イオン性洗浄活性物質の代りに又はそれと組
み合せて、非イオン性を高度に保持したポリアルコキシ
ル化した非イオン性洗浄剤物質のアニオン性誘導体も使
用しうる。好適例はアルキル及びアルキルアリールポリ
エトキシエーテルサルフェートのような硫酸化,リン酸
化又はカルボン酸化したポリアルコキシル化非イオン性
洗浄活性物質である。好適なアルキルポリエトキシエー
テルサルフェートはアルキル鎖中に約10〜約18の炭素原
子を持ち、平均1〜12、好ましくは1〜6のエチレンオ
キシド単位を有している。
み合せて、非イオン性を高度に保持したポリアルコキシ
ル化した非イオン性洗浄剤物質のアニオン性誘導体も使
用しうる。好適例はアルキル及びアルキルアリールポリ
エトキシエーテルサルフェートのような硫酸化,リン酸
化又はカルボン酸化したポリアルコキシル化非イオン性
洗浄活性物質である。好適なアルキルポリエトキシエー
テルサルフェートはアルキル鎖中に約10〜約18の炭素原
子を持ち、平均1〜12、好ましくは1〜6のエチレンオ
キシド単位を有している。
アニオン性洗浄活性物質 本発明組成物には広範なアニオン性表面活性剤を使用し
うる。
うる。
好適なアニオン性非石ケン表面活性剤はアルキルベンゼ
ンスルホネート,アルキルサルフェート,パラフィンス
ルホネート,α−オレフィンスルホネート,α−スルホ
カルボキシレート及びそのエステル,アルキルグリセリ
ルエーテルスルホネート,脂肪酸モノグリセリドサルフ
ェート及びスルホネート,2−アシルオキシ−アルカン
−1−スルホネート,及びβ−アルコキシアルカンスル
ホネートの水溶性の塩である。石ケンも又好適なアニオ
ン性表面活性剤である。
ンスルホネート,アルキルサルフェート,パラフィンス
ルホネート,α−オレフィンスルホネート,α−スルホ
カルボキシレート及びそのエステル,アルキルグリセリ
ルエーテルスルホネート,脂肪酸モノグリセリドサルフ
ェート及びスルホネート,2−アシルオキシ−アルカン
−1−スルホネート,及びβ−アルコキシアルカンスル
ホネートの水溶性の塩である。石ケンも又好適なアニオ
ン性表面活性剤である。
特に好ましいアルキルベンゼンスルホネートは直鎖又は
分枝アルキル鎖中に約9〜約15の炭素原子を、特に約11
〜約13の炭素原子を有している。好適なアルキルサルフ
ェートはアルキル鎖中に約10〜約22の炭素原子を、特に
約12〜約18の炭素原子を有している。
分枝アルキル鎖中に約9〜約15の炭素原子を、特に約11
〜約13の炭素原子を有している。好適なアルキルサルフ
ェートはアルキル鎖中に約10〜約22の炭素原子を、特に
約12〜約18の炭素原子を有している。
好適なパラフィンスルホネートは本質的に直鎖状であ
り、約8〜約24、特に約14〜約18の炭素原子を含有して
いる。
り、約8〜約24、特に約14〜約18の炭素原子を含有して
いる。
好適なα−オレフィンスルホネートは約10〜約24、特に
約14〜約16の炭素原子を有している。α−オレフィンス
ルホネートは三酸化イオウと反応させ、その後、存在す
る全てのスルトンを対応のヒドロキシアルカンスルホネ
ートに加水分解するような条件下で中和することにより
製造しうる。好適なα−スルホカルボキシレートは約6
〜約20の炭素原子を含有しており、これにはα−スルホ
ン化脂肪酸の塩のみでなく、炭素原子を約1〜約14含有
するアルコールから作成したそのエステルも含まれる。
約14〜約16の炭素原子を有している。α−オレフィンス
ルホネートは三酸化イオウと反応させ、その後、存在す
る全てのスルトンを対応のヒドロキシアルカンスルホネ
ートに加水分解するような条件下で中和することにより
製造しうる。好適なα−スルホカルボキシレートは約6
〜約20の炭素原子を含有しており、これにはα−スルホ
ン化脂肪酸の塩のみでなく、炭素原子を約1〜約14含有
するアルコールから作成したそのエステルも含まれる。
好適なアルキルグリセリルエーテルサルフェートは約10
〜約18の炭素原子を有するアルコールのエーテルであ
り、特にヤシ(ココナッツ)油又は獣脂(タロウ)由来
のものである。好適なアルキルフェノールポリエトキシ
エーテルサルフェートはアルキル鎖中に約8〜約12の炭
素原子を有し、1分子当り平均約1〜約6のエチレンオ
キシド単位を有している。好適な2−アシルオキシ−ア
ルカン−1−スルホネートはアシル基中に約2〜約9の
炭素原子を、アルカン部分中に約9〜約23の炭素原子を
有している。好適なβ−アルキルオキシアルカンスルホ
ネートはアルキル基中に約1〜約3の炭素原子を、アル
カン部分中に約8〜約20の炭素原子を含んでいる。
〜約18の炭素原子を有するアルコールのエーテルであ
り、特にヤシ(ココナッツ)油又は獣脂(タロウ)由来
のものである。好適なアルキルフェノールポリエトキシ
エーテルサルフェートはアルキル鎖中に約8〜約12の炭
素原子を有し、1分子当り平均約1〜約6のエチレンオ
キシド単位を有している。好適な2−アシルオキシ−ア
ルカン−1−スルホネートはアシル基中に約2〜約9の
炭素原子を、アルカン部分中に約9〜約23の炭素原子を
有している。好適なβ−アルキルオキシアルカンスルホ
ネートはアルキル基中に約1〜約3の炭素原子を、アル
カン部分中に約8〜約20の炭素原子を含んでいる。
前記の非石ケンアニオン性表面活性剤のアルキル鎖はコ
コナッツ油又は獣脂のような天然源由来のものであって
よく、又は、例えば、チーグラー(Ziegler)又はオキソ
(Oxo)法を用いて合成してもよい。アルカリ金属,アン
モニウム又はアルカノールアンモニウムカチオンを使用
して水溶性が得られるが、ナトリウムが好ましい。本発
明ではアニオン性表面活性剤の混合物も予め予期してい
る。満足のいく混合物は、アルキル基中に炭素原子を11
〜13有するアルキルベンゼンスルホネートと、アルキル
基中に炭素原子を12〜18有するアルキルサルフェートと
を含有する。
コナッツ油又は獣脂のような天然源由来のものであって
よく、又は、例えば、チーグラー(Ziegler)又はオキソ
(Oxo)法を用いて合成してもよい。アルカリ金属,アン
モニウム又はアルカノールアンモニウムカチオンを使用
して水溶性が得られるが、ナトリウムが好ましい。本発
明ではアニオン性表面活性剤の混合物も予め予期してい
る。満足のいく混合物は、アルキル基中に炭素原子を11
〜13有するアルキルベンゼンスルホネートと、アルキル
基中に炭素原子を12〜18有するアルキルサルフェートと
を含有する。
好適な石ケンは約8〜約18の炭素原子を、特に約12〜約
18の炭素原子を含有する。石ケンは、ココナッツ油、獣
脂及びパーム油のような天然の油脂を直接ケン化するこ
とにより、又は、天然又は合成の原料から得た遊離脂肪
酸を中和することによって製造しうる。石ケンのカチオ
ンはアルカリ金属,アンモニウム又はアルカノールアン
モニウムであるが、ナトリウムが好ましい。
18の炭素原子を含有する。石ケンは、ココナッツ油、獣
脂及びパーム油のような天然の油脂を直接ケン化するこ
とにより、又は、天然又は合成の原料から得た遊離脂肪
酸を中和することによって製造しうる。石ケンのカチオ
ンはアルカリ金属,アンモニウム又はアルカノールアン
モニウムであるが、ナトリウムが好ましい。
活性洗剤物質の量は1〜60%、好ましくは2〜40%、特
に好ましくは5〜25%でありうる。例えばアニオン性の
ものと非イオン性のものの混合物を使用するときには、
相対重量比は10:1〜1:10、好ましくは6:1〜1:
6である。石ケンも組み入れるときには、その量は1〜
40重量%である。
に好ましくは5〜25%でありうる。例えばアニオン性の
ものと非イオン性のものの混合物を使用するときには、
相対重量比は10:1〜1:10、好ましくは6:1〜1:
6である。石ケンも組み入れるときには、その量は1〜
40重量%である。
特に好ましい活性洗剤混合物は、重量比約6:1〜1:
1の水溶性アニオン性スルホネート又はサルフェート洗
剤と非イオン性洗剤との混合物であり、非イオン性洗剤
成分に関して2:1までの割合で石ケンを含んでもよく
含まなくてもよい。
1の水溶性アニオン性スルホネート又はサルフェート洗
剤と非イオン性洗剤との混合物であり、非イオン性洗剤
成分に関して2:1までの割合で石ケンを含んでもよく
含まなくてもよい。
電解質 本発明組成物の懸濁特性を得るためには、特に塩析型の
電解質を1つ以上含有することがしばしば不可欠であ
る。
電解質を1つ以上含有することがしばしば不可欠であ
る。
非イオン性洗剤活性物質又はその誘導体が塩析型電解質
により塩析され、曇り点がある程度低下するようになる
塩析の程度は使用する塩析型電解質の性質と量とに依存
することはよく知られている。一般に、組成物は1〜60
重量%、好ましくは3〜50重量%、特に好ましくは10〜
35重量%の塩析型電解質を含有していてよい。
により塩析され、曇り点がある程度低下するようになる
塩析の程度は使用する塩析型電解質の性質と量とに依存
することはよく知られている。一般に、組成物は1〜60
重量%、好ましくは3〜50重量%、特に好ましくは10〜
35重量%の塩析型電解質を含有していてよい。
このような塩析型の電解質の典型例は、アルカリ金属の
オルトー及びピロリン酸塩、トリポリリン酸ナトリウム
のようなアルカリ金属のトリポリリン酸塩、アルカリ金
属のケイ酸塩,ホウ酸塩,炭酸塩,硫酸塩,クエン酸塩
のような水溶性ビルダー塩;ニトリロトリアセテートの
アルカリ金属塩;カルボキシメチルオキシサクシネート
のアルカリ金属塩である。アルカリ金属塩の代りに、ア
ンモニウム及びエタノール置換アンモニウム塩が使用で
きる。
オルトー及びピロリン酸塩、トリポリリン酸ナトリウム
のようなアルカリ金属のトリポリリン酸塩、アルカリ金
属のケイ酸塩,ホウ酸塩,炭酸塩,硫酸塩,クエン酸塩
のような水溶性ビルダー塩;ニトリロトリアセテートの
アルカリ金属塩;カルボキシメチルオキシサクシネート
のアルカリ金属塩である。アルカリ金属塩の代りに、ア
ンモニウム及びエタノール置換アンモニウム塩が使用で
きる。
使用する塩析型電解質の型とレベルに応じて、ある程度
の非塩析型電解質も含有すると有利でありうる。これ
は、補助的な電解質のレベルと型についての下記の一般
的な指標を使用して、通常の実験により決定しうる。
の非塩析型電解質も含有すると有利でありうる。これ
は、補助的な電解質のレベルと型についての下記の一般
的な指標を使用して、通常の実験により決定しうる。
好適な補助的電解質の典型例はアルカリ金属のヨウ化
物,(過)塩素酸塩,チオシアン塩酸,硝酸塩,臭化物
及び塩化物である。対応するアンモニウム及びエタノー
ル置換アンモニウム塩も使用できる。補助的な電解質は
一般的に組成物中に0.5〜35重量%、好ましくは1〜30
重量%、特に好ましくは2〜25重量%の量で使用する。
物,(過)塩素酸塩,チオシアン塩酸,硝酸塩,臭化物
及び塩化物である。対応するアンモニウム及びエタノー
ル置換アンモニウム塩も使用できる。補助的な電解質は
一般的に組成物中に0.5〜35重量%、好ましくは1〜30
重量%、特に好ましくは2〜25重量%の量で使用する。
長鎖脂肪族アミン 本発明の目的に適する長鎖脂肪アミンは一般式: [式中、R1はC10〜C26のアルキル又はアルケニ
ル基、 R2はH又はC1〜C26のアルキルもしくはアルケニ
ル基、 R3はH又はC1〜C7のアルキル,アルケニルもしく
はアルキルアリール基である]を有する実質的に水不溶
性の化合物である。R3はメチル又はエチルであると好
ましい。
ル基、 R2はH又はC1〜C26のアルキルもしくはアルケニ
ル基、 R3はH又はC1〜C7のアルキル,アルケニルもしく
はアルキルアリール基である]を有する実質的に水不溶
性の化合物である。R3はメチル又はエチルであると好
ましい。
好適なアミンにはモノタロウイル(獣脂)アミン,ジタ
ロウイルアミン,ジラウリルメチルアミン,ジミリスチ
ルメチルアミン,ジセチルメチルアミン,ジステアリル
メチルアミンが含まれる。
ロウイルアミン,ジラウリルメチルアミン,ジミリスチ
ルメチルアミン,ジセチルメチルアミン,ジステアリル
メチルアミンが含まれる。
モノタロウイルアミン,ジタロウイルアミン及びジタロ
ウイルメチルアミンが好ましい。これらはアクゾ エヌ
ヴェー(Akzo N.V.)からアーミーン(Armeen)H
T,2HT及びM2HTとして市販されている。
ウイルメチルアミンが好ましい。これらはアクゾ エヌ
ヴェー(Akzo N.V.)からアーミーン(Armeen)H
T,2HT及びM2HTとして市販されている。
これらのアミンの任意の混合物も使用できる。
組成物はアミンを0.5〜15重量%、好ましくは1〜10重
量%、最も好ましくは2〜5重量%含有すべきである。
量%、最も好ましくは2〜5重量%含有すべきである。
pH 物理的に安定な配合を得るためには組成物のpHが重要で
あり、これは使用したアミンの等電点より高くなければ
ならないことが発見されている。組成物のpHは好ましく
は前記等電点より少なくとも1pH単位高い。
あり、これは使用したアミンの等電点より高くなければ
ならないことが発見されている。組成物のpHは好ましく
は前記等電点より少なくとも1pH単位高い。
酵素配合剤については、等電点のより低いアミンを選択
するのが有利である。酵素と組み合せて使用するには、
等電点が7〜8.5のアミンが好ましい。
するのが有利である。酵素と組み合せて使用するには、
等電点が7〜8.5のアミンが好ましい。
所与のアミンの等電点は、一連のpHにおいて標準的な濃
度及び温度条件下でアミンの水性分散液の電気泳動にお
ける移動度を測定し、pHに対して移動度をプロットして
移動度が0のpHを決定することにより定められる。
度及び温度条件下でアミンの水性分散液の電気泳動にお
ける移動度を測定し、pHに対して移動度をプロットして
移動度が0のpHを決定することにより定められる。
一連のアミンの等電点を次の表に示すが、TとC0は各
々水素添加した獣脂酸及びココナッツ油酸由来の混合ア
ルキル基を表わしている。
々水素添加した獣脂酸及びココナッツ油酸由来の混合ア
ルキル基を表わしている。
T2NH 7.4 T3N 8.2 T2NCH3 8.8 Co2NCH3 9.1 TN(CH3)2 10.0 TNH2 10.9 微量成分 本発明の液体洗剤組成物は更に織物洗濯用の洗剤組成物
に通常使用される添加物、例えばエチレンジアミンテト
ラアセテートのような金属イオン封鎖剤;pH調整用のア
ルカリケイ酸塩;ナトリウムカルボキシメチルセルロー
ス,ポリビニルピロリドンなどのような汚れ懸濁及び抗
再付着剤;蛍光剤;香料,殺菌剤及び着色料を含有して
いてもよい。
に通常使用される添加物、例えばエチレンジアミンテト
ラアセテートのような金属イオン封鎖剤;pH調整用のア
ルカリケイ酸塩;ナトリウムカルボキシメチルセルロー
ス,ポリビニルピロリドンなどのような汚れ懸濁及び抗
再付着剤;蛍光剤;香料,殺菌剤及び着色料を含有して
いてもよい。
更に、シリコーンのような消泡剤;酵素特に蛋白質分解
酵素及びでんぷん分解酵素;及び過酸化物(peroxygen)
及び塩素漂白剤例えばN,N,N′,N′−テトラアセ
チルエチレンジアミンのような漂白活性化剤を含めて過
ホウ酸ナトリウム及びジクロロシアヌル酸カリウムを添
加することが、洗濯機で使用するのに適する完全な酷使
に耐え得る洗剤組成物を処方するためには必要でありう
る。適切な保護被膜を適用すれば、保存中に不適切に分
解してしまうという危険性を持つことなく、本発明の液
体洗剤組成物中にこれらの成分を使用することができ
る。
酵素及びでんぷん分解酵素;及び過酸化物(peroxygen)
及び塩素漂白剤例えばN,N,N′,N′−テトラアセ
チルエチレンジアミンのような漂白活性化剤を含めて過
ホウ酸ナトリウム及びジクロロシアヌル酸カリウムを添
加することが、洗濯機で使用するのに適する完全な酷使
に耐え得る洗剤組成物を処方するためには必要でありう
る。適切な保護被膜を適用すれば、保存中に不適切に分
解してしまうという危険性を持つことなく、本発明の液
体洗剤組成物中にこれらの成分を使用することができ
る。
本発明の組成物の粘度は20℃、剪断速度21秒-1で測定し
て1.2Pasまでであるのが好ましく、0.4〜1.0Pasである
のが最も好ましい。
て1.2Pasまでであるのが好ましく、0.4〜1.0Pasである
のが最も好ましい。
ここで、本発明を実施例により更に説明しよう。指示の
ない限りパーセンテージは全組成物中の重量%である。
ない限りパーセンテージは全組成物中の重量%である。
成分の内訳と特性 アーミーン(Armeen)HT 第一硬化獣脂アミンR−NH2 融点範囲 47-55℃ 等電点pH 10.9 M=256 R C16=31% C18=59% 製造 アクゾケミ(AKZO Chemie) アーミーン(Armeen)2HT 第二ジ硬化(dihardened)獣脂アミンR2NH 融点範囲 60-64℃ 等電点pH 7.4 M=496 R C16=31% C18=59% 製造 アクゾケミ(AKZO Chemie) アーミーン(Armeen)M2HT 第三ジ硬化獣脂ジメチルアミン R2NCH3 融点 31℃ 等電点pH 8.8 M=510 R C16=31% C18=59% 製造 アクゾケミ(AKZO Chemie) LAS−酸 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸:99% LAS;0.
05% 硫酸;1.8% 非洗剤物質;フル(Huls)製 LES−酸 ラウリルポリエトキシサルフェート(3 EO);シ
ェル(Shell)製 シンパロニック(Synperonic)A7 C13〜C15と7つのエチレンオキシド鎖とを有す
るエトキシル化した非イオン性;ICI製 STP Na5P3O10;タームホス(Thermphos)NW;ナ
ップサック(Knapsack)製 ホウ砂 Na2B4O7・10H2O;分析級;メルク(Merck)
製 グリセロール C3H8O3(86.5%),水(13.5%)
05% 硫酸;1.8% 非洗剤物質;フル(Huls)製 LES−酸 ラウリルポリエトキシサルフェート(3 EO);シ
ェル(Shell)製 シンパロニック(Synperonic)A7 C13〜C15と7つのエチレンオキシド鎖とを有す
るエトキシル化した非イオン性;ICI製 STP Na5P3O10;タームホス(Thermphos)NW;ナ
ップサック(Knapsack)製 ホウ砂 Na2B4O7・10H2O;分析級;メルク(Merck)
製 グリセロール C3H8O3(86.5%),水(13.5%)
Claims (10)
- 【請求項1】(a)非イオン性の洗浄活性物質及び/又は
ポリアルコキシル化した非イオン性の洗浄活性物質のア
ニオン性誘導体;及び (b)成分(a)以外のアニオン性洗浄活性物質からなり、 更に、 (c)有効量の長鎖脂肪族アミンを含み、 組成物のpHがアミンの等電点より高いことを特徴とす
る、織物の洗浄及び柔軟化用水性懸濁液洗剤組成物。 - 【請求項2】更に成分(d)として塩析型の電解質を1〜6
0重量%含有することを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の組成物。 - 【請求項3】成分(d)を10〜35重量%含有することを特
徴とする特許請求の範囲第2項に記載の組成物。 - 【請求項4】更に成分(e)として非塩析型の電解質を0.5
〜35重量%含有することを特徴とする特許請求の範囲第
2項又は第3項に記載の組成物。 - 【請求項5】成分(c)が一般式: [式中、R1はC10〜C26のアルキル基又はアルケ
ニル基であり、R2はH又はC1〜C26のアルキル基
もしくはアルケニル基であり、R3はH又はC1〜C7
のアルキル基,アルケニル基もしくはアルキルアリール
基である]を有することを特徴とする特許請求の範囲第
1項から第4項のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項6】R3がメチル又はエチルである特許請求の
範囲第5項に記載の組成物。 - 【請求項7】アミンがモノタロウイルアミン,ジタロウ
イルアミン又はジタロウイルメチルアミンであることを
特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の組成物。 - 【請求項8】成分(c)を0.5〜15重量%含有することを特
徴とする特許請求の範囲第1項から第7項のいずれかに
記載の組成物。 - 【請求項9】アミンの等電点より少なくとも1pH単位高
いpHをもつことを特徴とする特許請求の範囲第1項から
第8項のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項10】酵素を含み、pH7〜8.5の範囲の等電点
をもつアミンの群から成分(c)を選択することを特徴と
する特許請求の範囲第1項から第9項のいずれかに記載
の組成物。
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