JPH0637311Y2 - クラッチテスター - Google Patents

クラッチテスター

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JPH0637311Y2
JPH0637311Y2 JP718190U JP718190U JPH0637311Y2 JP H0637311 Y2 JPH0637311 Y2 JP H0637311Y2 JP 718190 U JP718190 U JP 718190U JP 718190 U JP718190 U JP 718190U JP H0637311 Y2 JPH0637311 Y2 JP H0637311Y2
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JP
Japan
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clutch
flywheel
tester
motor
drive
Prior art date
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Application number
JP718190U
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JPH0397643U (ja
Inventor
定男 藤森
順一 四塚
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Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、クラッチの摩擦材の性能,耐久性をテスとす
るクラッチテスターに関する。
B.考案の概要 本考案は、クラッチテスターにおいて、運転プログラマ
を、クラッチON指令によりクラッチON時を見込みクラッ
チON寸前に駆動用電動機速度指令を増加し、クラッチ完
全接信号によりこの増加した速度指令を元に戻すように
構成し、クラッチの電動機側に駆動用フライホイルを用
いることなしにクラッチON時に駆動用電動機速度が低下
することのないようにしたものである。
C.従来の技術 従来自動車用クラッチの摩擦材の性能,耐久性をテスト
するクラッチテスタは、第4図に示すように、駆動用直
流電動機1に駆動用フライホイル2を設け、これにクラ
ッチ3を接続し、その出力側を調整用フライホイール5
を接続する。この調整用フライホイール5の反対側には
ロック装置8を設けて、この間にクラッチ7を接続し、
クラッチ3の出力側及びクラッチ7の入力側に夫々トル
クメータ4,6を設けて構成されている。
そして、電動機1を一定回転N1で駆動しておき、これに
クラッチ3を接続し、フライホイール5が電動機1と同
期するまでのトルク変化をトルクメータ4によって計測
し、次いで、この時付勢されたフライホイール5にクラ
ッチ7を接続し、フライホイール5が停止するまでのト
ルク変化をトルクメータ6によって計測するというよう
にして、クラッチ3と7をサイクリックにテストしてい
る。
この場合、電動機1に駆動用フライホイール2がない
と、クラッチ3を接続したとき、第5図(イ)のに示
すように、電動機1の回転速度n1が低下してしまう。こ
のため、上記のように駆動用フライホイール2を設け
て、フライホイル効果により電動機速度が変化しないよ
うにしている。
D.考案が解決しようとする課題 しかし、上記のように駆動用フライホイルを設けた場合
は、 フライホイルが高価である。
フライホイルを設けるためのスペースを要する。
フライホイルの機械的な損失が発生する。
フライホイルのメンテナンスが必要となる。
等の問題点があった。
本考案は、このような従来問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、駆動用フライホイル
を使用せずにクラッチ接続時電動機の回転数が低下する
ことのないクラッチテスターを提供することにある。
E.課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案におけるクラッチテ
スターは、運転プログラマにより制御される駆動用電動
機と負荷装置との間にクラッチを接続して行うクラッチ
テスターにおいて、前記運転プログラマを、クラッチON
指令によりクラッチON時を見込みクラッチON寸前に駆動
用電動機速度指令を増加し、クラッチ完全接信号により
この増加した速度指令を元に戻しうるようにしてなるも
のである。
F.作用 駆動用フライホイルがない場合、クラッチONとすると電
動機の負荷トルクが急増し駆動用電動機回転速度は低下
するが、運転プログラマはクラッチON時を見込んでクラ
ッチON寸前に駆動用電動機電流を増加する速度指令を出
すので、電動機の回転速度が低下することはない。ま
た、クラッチ回転速度が駆動電動機速度に達すると、負
荷トルクが急減するが、クラッチ完全接信号により電動
機速度指令は元に戻るので、回転速度が跳ね上ることは
ない。
G.実施例 本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はクラッチテスタの構成を示す。なお前記従来第
4図に示したものと同一構成部分は、同一符号を付して
その重複する説明を省略する。第2図は運転プログラ
マ、第3図は動作説明用タイムチャートを示す。
第1図〜第3図において、このクラッチテスタは、従来
の駆動用フライホイルを省略して電動機1にクラッチ3
を直接接続する。また、運転プログラマ20は、クラッチ
3の接続に先立って電動機1を所定回転速度N1で回転さ
せる速度指令V1を出していたものを、クラッチON指令a
が入ると第3図(ニ)に示すように、クラッチONとなる
約0.2秒前に速度指令値をV2に上げて電動機1の電流を
増加させ、クラッチ完全接信号bが入ると速度指令値を
V1に戻すように構成する。
次にこの実施例の動作について説明する。
プログラマ20にクラッチON指令aが入ると、第3図に示
すように、速度指令値がV1からV2に上がりその約0.2秒
後にクラッチONとなってクラッチ3に負荷として調整用
フライホイル5が接続される。これによりトルクは第3
図(ロ)のように急増するが、電動機1は速度指令値V2
によって運転されるので、回転速度n1が低下することは
ない。
トルクは調整用フライホイル5が回転し始めると少し減
少するので、電動機回転速度n1はのように若干増加す
る。
調整用フライホイル及びクラッチ回転数n3はほぼ時間に
比例して増加する。そしてクラッチ回転速度n3が電動機
回転速度n1に達すると、回転速度検出器(図示せず)に
より同期(n1=n3)が検出され、プログラマ20にクラッ
チ完全接信号bが出力されて速度指令は元のV1に戻る。
そしてクラッチ完全接となると同時にトルクは急減する
が電動機回転速度n1は第5図(イ)ののように跳ね上
がることはない。
H.考案の効果 本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
駆動用フライホイルを用いることなくクラッチON時の
電動機速度低下を防止することができる。
高価な駆動用フライホイルが不用となるので、コスト
ダウンになる。
駆動用フライホイルが不用となるので、設置スペース
を小さくできる。また基礎工事が容易になる。
駆動用フライホイルの機械的損失が少なくなるので、
計測精度が向上する。
駆動用フライホイルのメンテナンスが不要になる。
駆動用フライホイル分の振動,騒音が減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかるクラッチテスターの概
略構成図、第2図は同テスターに用いる運転プログラマ
の概略説明図、第3図は同テスターの動作説明用のタイ
ムチャート、第4図は従来クラッチテスターの概略構成
図、第5図は駆動用フライホイルのない場合のタイムチ
ャートである。 1……駆動用電動機、2……駆動用フライホイル、3,7
……クラッチ、4,6……トルクメータ、5……調整用フ
ライホイル、8……ロック装置、20……プログラマ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転プログラマにより制御される駆動用電
    動機と負荷装置との間にクラッチを接続して行うクラッ
    チテスターにおいて、 前記運転プログラマを、クラッチON指令によりクラッチ
    ON時を見込みクラッチON寸前に駆動用電動機速度指令を
    増加し、クラッチ完全接信号によりこの増加した速度指
    令を元に戻しうるように構成し、駆動用フライホイルを
    用いることなしにクラッチON時に駆動用電動機速度が低
    下することのないようにしたことを特徴とするクラッチ
    テスター。
JP718190U 1990-01-29 1990-01-29 クラッチテスター Expired - Lifetime JPH0637311Y2 (ja)

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JP718190U JPH0637311Y2 (ja) 1990-01-29 1990-01-29 クラッチテスター

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JP718190U JPH0637311Y2 (ja) 1990-01-29 1990-01-29 クラッチテスター

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Publication Number Publication Date
JPH0397643U JPH0397643U (ja) 1991-10-08
JPH0637311Y2 true JPH0637311Y2 (ja) 1994-09-28

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JPH0397643U (ja) 1991-10-08

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