JPH0637302U - 汗とり布付きパンツ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 男子が日常的に利用するパンツの使用時にお
こる局所の蒸れ不快感および椅子腰掛けや運動時に内股
との密着による局所陰嚢の引きつれ痛みをなくすことに
ある。 【構成】 本考案は図１に示すように通常のパンツ本体
（１）の前布（２）の内側に隙間スペース（７）を構成
するように汗とり布（３）を設けたパンツである。男子
局所を隙間スペース（７）で包み込むことによりこの考
案の目的が達成される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業状の利用分野】

本考案は通常の男子が使用するパンツに係わり、従来のパンツ使用時に存在し た男子局所近傍の蒸れによる不快感および腰掛け時や運動時に経験する局所陰嚢 の引きつれ痛みを除去するもので日常の生活にも肉体労働時にも異和感なく使用 できる。

【０００２】

【従来の技術】

一般に市販されている従来のパンツには蒸れ防止などは考慮されていない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で欠如していた局所近傍の蒸れや局所陰嚢の引きつれ痛み等の不快 感を除去し、また異和感なくはけるパンツであること。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は前布（２）と汗とり布（３）とで形成される隙間スペース（７）内に 男性の局所を包み込むことにより局所陰嚢と内股の密着が避けられ発汗による局 所近傍の蒸れをなくし、また膝折り姿勢や腰掛け姿勢をとるとき内股との密着に よる局所陰嚢の引きつれ痛みを解消する。汗とり布（３）は前布（２）と着脱可 能にもでき、また前布（２）へ縫い付ける構成も可能である。

【０００５】

【作 用】

汗とり布（３）が局所陰嚢と内股の間に位置するため局所の蒸れや局所陰嚢の 引きつれ痛みが防止できる。

【０００６】

【実施例】

汗とり布（３）を前布（２）と着脱可能とした汗とり付きパンツの一実施例を 図１に示す。パンツ本体（１）の前布（２）内側に汗とり布（３）が複数の取付 け具（４）を用いて取り付けられている。汗とり布（３）の一実施例を図３に示 す。汗とり布（３）の上下の相対する辺それぞれの中央部にＵ字状の切り込みを もうける。上部Ｕ字形切り込み（５）の形状は局所陰嚢の下側近傍の形状に合わ せたものである。下部Ｕ字形切り込み（６）は開脚運動を妨げないために設けた ものである。この汗とり布（３）は皮膚との接触感をソフトにするため全体ある いはその一部が柔軟性のある布で作られる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の汗とり布付きパンツを使用することにより局所陰嚢と内股が密着する ことがなく発汗等による蒸れ不快感がなくなり、また運動時に内股との摩擦によ る局所陰嚢の引きつれ痛みが防止できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

［図１］汗とり布の取り付け位置を示したパンツの一部
断面図斜視図である。 ［図２］汗とり布の取り付け状態を示した要部断面図で
ある。 ［図３］汗とり布の形状を示した正面図である。

【符号の説明】

１ パンツ本体 ２ 前布 ３ 汗とり布 ４ 取付け具 ５ 上部Ｕ字形切り込み ６ 下部Ｕ字形切り込み ７ 隙間スペース

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 パンツ本体（１）の内側に切り込み部の
   ある汗とり布（３）がパンツの前布（２）と隙間スペー
   ス（７）を形成するように設けられたパンツ。