JPH0637289Y2 - 計器照明装置 - Google Patents

計器照明装置

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JPH0637289Y2
JPH0637289Y2 JP1989010386U JP1038689U JPH0637289Y2 JP H0637289 Y2 JPH0637289 Y2 JP H0637289Y2 JP 1989010386 U JP1989010386 U JP 1989010386U JP 1038689 U JP1038689 U JP 1038689U JP H0637289 Y2 JPH0637289 Y2 JP H0637289Y2
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JP
Japan
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light guide
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JP1989010386U
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JPH02101231U (ja
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厚志 藤田
昌弘 島影
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はたとえば自動車用計器等に用いられる計器照明
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の計器照明装置として特公昭57-34892号公報
が知られている。
この従来構造は第6図乃至第8図の如く、計器1、この
場合走行速度計2及び回転計3を備える自動車用計器の
ケース4の前面側に目盛、数字等を有する二個の文字板
5を配設し、文字板5の前面側に見返板6を配設し、ケ
ース4の裏面側に二個の照明灯7を配設し、ケース4と
見返板6との間の通路部8に位置して照明灯7の光を文
字板5前面側に導光可能な平板状の導光部材9を配設
し、導光部材9の前端部にその内部の光を文字板5に向
けて反射可能な反射面10及び見返板6の照射穴11に対向
してその反射光を射出する射出面12を形成し、反射面10
あるいは射出面12を梨地状として構成されている。
しかして照明灯7の光は導光部材9内部をその一方の表
面9aたる上面及び他方の表面9bたる下面で反射を繰り返
しつつ導光され、前端部の反射面10で文字板5に向けて
反射され、射出面12のそれぞれの射出位置より射出し、
照射穴11を通して文字板4前面を照明することになり、
この際反射面10あるいは射出面12を梨地状にして、その
面で光を散乱させ、文字板5前面を全体にわたって均一
にむらなく照明するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来構造の場合、反射面10あるいは射
出面12を梨地状にして光を散乱させるようにしても、照
明灯7から射出面12のそれぞれの射出位置Oまでの光路
長Lの違いにより、光の減衰率はそれぞれ異なり、この
光路長Lの差による明暗むらに対しては有効な手段とな
っておらず、ただ梨地の凹凸状態をたとえば照明灯7に
近い側、すなわち光路長Lが短い側の反射面10では濃く
して遠い側、すなわち光路長Lの長い側は淡くするよう
に変えることで対処できるものの、そのような濃淡をも
つ梨地加工は実質的に困難を伴い、コスト高になるとい
う不都合を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこのような不都合を解決することを目的とする
もので、その要旨は、計器のケース前面側に文字板を配
設し、ケースの裏面側に照明灯を配設し、該照明灯の光
を文字板前面側に導光可能な導光部材を配設し、導光部
材の前端部にその内部の光を文字板に向けて反射可能な
反射面及びその反射光を射出する射出面を形成したもの
において、上記照明灯から上記射出面のそれぞれの射出
位置に至る間の上記導光部材の少なくとも一方の表面
に、上記照明灯から上記射出面のそれぞれの射出位置に
至るまでの光路長が短い光路では梨地面の面積が多く光
路長の長い光路では梨地面の面積が少なくなる形成パタ
ーンで梨地面を形成して、それぞれの上記射出位置から
射出される上記文字板への照明光がほぼ均一となるよう
に梨地面を形成したことを特徴とする計器照明装置にあ
る。
〔作用〕
照明灯から射出面のそれぞれの射出位置に至るまでの間
において、光路長が短い光路では梨地面の面積が多く光
路長の長い光路では梨地面の面積が少なくなる形成パタ
ーンで形成した梨地面によって、散乱されることによっ
て照明光の光量は減衰され、それぞれの上記射出位置か
ら射出される文字板への照明はほぼ均一となる。
〔実施例〕
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示し、第1,2図は
第1実施例、第3図は第2実施例、第4図は第3実施
例、第5図は第4実施例である。
尚、前記第6図乃至第8図の従来構造のものと同一態様
部分には同符号を付す。
第1,2図の第1実施例において、13は梨地面であって、
この場合平板状の導光部材9の一方の表面9aたる上面に
形成されており、照明灯7から射出面12のそれぞれの射
出位置Oまでの光路長Lにより定める形成パターン、こ
の場合照明灯7に近い側、すなわち光路長Lの短い側の
所定範囲内では梨地面13の面積が多く、遠い側、すなわ
ち光路長Lの長い所定範囲では梨地面13の面積が少な
い、全体として略L状のパターンをもって形成されてお
り、そしてその梨地面13の濃度、すなわち凹凸状態は同
一になっている。
この第1実施例は上記構成であるから、導光部材9内を
通る照明灯7の照明光は照明灯7から射出面12のそれぞ
れの射出位置Oに至るまでの間において上記形成パター
ンをもつ梨地面13によって照明光が散乱されることによ
って光量が減衰され、このため射出面12のそれぞれの射
出位置から射出される文字板5への照明光はほぼ均一に
なり、それだけ明暗むらを防ぐことができ、かつ梨地面
13の濃度、すなわち凹凸状態は変化させなくともよいの
でその加工も容易にできる。
第3図の第2実施例は梨地面3の別例構造であって、こ
の場合第1実施例の如く梨地面13を段階的に区切ること
なく、梨地面13を照明灯7から遠ざかるにしたがって、
すなわち光路長Lが長くなるにつれて次第に連続状態で
梨地面の面積が少なくなるような形成パターンをもって
形成されている。
また第4図の第3実施例も別例構造を示し、この場合導
光部材9の一方の表面9aたる上面に加えて他方の表面9b
たる下面にも光路長Lにより定める形成パターンをもつ
梨地面13を形成している。
第5図の第4実施例も別例構造を示し、第1実施例のも
のが文字板5の上方から照明する構造であったが、この
場合文字板5の下方から照明する構造となっており、こ
の他方の表面9bたる下面に光路長Lにより定める形成パ
ターンをもつ梨地面13を形成している。
この第2乃至第4実施例においても第1実施例と同様な
作用効果を得る。
尚、梨地面13の形成パターンは照明灯7から射出面12の
それぞれの射出位置Oにより定めるものであるが、この
際導光部材9の板厚や形状も加味して適宜設計されるも
のである。
また文字板5の側部に導光部材9を配置し、文字板5を
側方から照明する構造にも適用し得る。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、導光部材を通る照明灯の照明光は
照明灯から射出面のそれぞれの射出位置に至るまでの間
においてその光路長により定める形成パターンをもつ梨
地面によって照明光が散乱されることによって光量が減
衰され、このため射出面のそれぞれの射出位置から射出
される文字板への照明光はほぼ均一になり、それだけ明
暗むらを防ぐことができる。
また、本考案はそれぞれの上記射出位置から射出される
文字板への照明光がほぼ均一となる形成パターンで梨地
面を形成するだけで所期の目的を達成し得るため、梨地
面が濃淡となるように形成したり、凹部を所定位置に形
成したりする従来手法に比べて極めて容易であると共に
形成パターンの設計により綿密な均一光に調整設定でき
るため、均一効果も従来手法に比べて良好となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は第1実
施例の断面図、第2図はその部分平面図、第3図は第2
実施例の部分平面図、第4図は第3実施例の部分断面
図、第5図は第4実施例の部分断面図、第6図は従来構
造の断面図、第7図はその正面図、第8図はその部分断
面図である。 L……光路長、O……射出位置、1……計器、4……ケ
ース、5……文字板、7……照明灯、9……導光部材、
9a,9b……表面、10……反射面、12……射出面、13……
梨地面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】計器のケース前面側に文字板を配設し、ケ
    ースの裏面側に照明灯を配設し、該照明灯の光を文字板
    前面側に導光可能な導光部材を配設し、導光部材の前端
    部にその内部の光を文字板に向けて反射可能な反射面及
    びその反射光を射出する射出面を形成したものにおい
    て、上記照明灯から上記射出面のそれぞれの射出位置に
    至る間の上記導光部材の少なくとも一方の表面に、上記
    照明灯から上記射出面のそれぞれの射出位置に至るまで
    の光路長が短い光路では梨地面の面積が多く光路長の長
    い光路では梨地面の面積が少なくなる形成パターンで梨
    地面を形成して、それぞれの上記射出位置から射出され
    る上記文字板への照明光がほぼ均一となるように梨地面
    を形成したことを特徴とする計器照明装置。
JP1989010386U 1989-01-31 1989-01-31 計器照明装置 Expired - Lifetime JPH0637289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989010386U JPH0637289Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 計器照明装置

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JP1989010386U JPH0637289Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 計器照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02101231U JPH02101231U (ja) 1990-08-13
JPH0637289Y2 true JPH0637289Y2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=31218004

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JP1989010386U Expired - Lifetime JPH0637289Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 計器照明装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914014U (ja) * 1982-07-20 1984-01-27 日本精機株式会社 照明装置
JPS6068421U (ja) * 1983-10-18 1985-05-15 矢崎総業株式会社 計器の照明装置

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Publication number Publication date
JPH02101231U (ja) 1990-08-13

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