JPH063714B2 - 画像表示装置 - Google Patents
画像表示装置Info
- Publication number
- JPH063714B2 JPH063714B2 JP5848685A JP5848685A JPH063714B2 JP H063714 B2 JPH063714 B2 JP H063714B2 JP 5848685 A JP5848685 A JP 5848685A JP 5848685 A JP5848685 A JP 5848685A JP H063714 B2 JPH063714 B2 JP H063714B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- getter
- display device
- image display
- electrode
- anode
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/94—Selection of substances for gas fillings; Means for obtaining or maintaining the desired pressure within the tube, e.g. by gettering
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2329/00—Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ゲッターを設置する場合の平板画像表示装置
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術) 一般に電子管には、その中に入っている金属、セラミッ
ク、ガラス等から放出されるガスを吸着し、管内を高真
空に保ちカソードを保護する為に、内部にゲッター材を
使用している。
ク、ガラス等から放出されるガスを吸着し、管内を高真
空に保ちカソードを保護する為に、内部にゲッター材を
使用している。
このゲッター材には、壁面に蒸着(以下フラッシュとい
う)してガスを吸着させる蒸発型ゲッターと、真空中で
或る時間高温で焼成し、その後にガスを吸着する非蒸発
型ゲッターの2種類がある。
う)してガスを吸着させる蒸発型ゲッターと、真空中で
或る時間高温で焼成し、その後にガスを吸着する非蒸発
型ゲッターの2種類がある。
前者はバリウムゲッターで代表され、後者はジルコニウ
ム合金(例えば、Zr-Al,Zr-V-Fe)で代表される。
ム合金(例えば、Zr-Al,Zr-V-Fe)で代表される。
第2図は従来の平板画像装置でのゲッターの使用の一例
を示す断面図であり、ここでは、バリウムゲッターを用
いている場合を示し、 21a,21bはゲッター、22a,22bはバリウム膜、23は容器、
24はバック電極、25は端子、26はアノード、27は線状カ
ソード、28は電極群を示す。
を示す断面図であり、ここでは、バリウムゲッターを用
いている場合を示し、 21a,21bはゲッター、22a,22bはバリウム膜、23は容器、
24はバック電極、25は端子、26はアノード、27は線状カ
ソード、28は電極群を示す。
バリウムゲッターには、通電加熱によりフラッシュする
ワイヤーゲッターと、高周波で加熱するリングゲッター
がある。
ワイヤーゲッターと、高周波で加熱するリングゲッター
がある。
ゲッター21aはワイヤーゲッターを外向きにリング状に
したもので、高周波で加熱して容器23とバック電極24の
裏面にバリウム膜22aをフラッシュしている。
したもので、高周波で加熱して容器23とバック電極24の
裏面にバリウム膜22aをフラッシュしている。
また、ゲッター21bは通電加熱により、容器23の内壁側
面にバリウム膜22bをフラッシュする。
面にバリウム膜22bをフラッシュする。
以上のようなフラッシュ方法により、10インチ相当の画
面を表示する画像表示装置の場合、バリウム膜22a,22b
の面積は約300cm2になり、10.000時間の寿命を保証でき
る吸着量を保持する。
面を表示する画像表示装置の場合、バリウム膜22a,22b
の面積は約300cm2になり、10.000時間の寿命を保証でき
る吸着量を保持する。
(発明が解決しようとする問題点) このような、容器23の側面及び裏面にバリウム膜22a,22
bをフラッシュする場合、大型の装置においては、電極
構体の内部、特にガス発生源になり易いアノード26とバ
リウム膜22a,22bの距離が遠くなり、40インチ相当の画
像表示装置の場合、最長距離が60cmになり、10インチと
比較すると約3倍程長くなる。
bをフラッシュする場合、大型の装置においては、電極
構体の内部、特にガス発生源になり易いアノード26とバ
リウム膜22a,22bの距離が遠くなり、40インチ相当の画
像表示装置の場合、最長距離が60cmになり、10インチと
比較すると約3倍程長くなる。
その結果、アノード26で発生したガスは速やかにはバリ
ウム膜22a,22bに吸着されず、線状カソード27を劣化さ
せる場合があり、信頼性を著しく損なう場合がある。
ウム膜22a,22bに吸着されず、線状カソード27を劣化さ
せる場合があり、信頼性を著しく損なう場合がある。
また、電極群28も、電子衝撃及び電流が流れるため温度
が上昇し、ガスが放出される。この場合も大型の画像表
示装置の場合、ガスの吸着が速やかにはなされず、カソ
ード27を劣化させる原因になる。
が上昇し、ガスが放出される。この場合も大型の画像表
示装置の場合、ガスの吸着が速やかにはなされず、カソ
ード27を劣化させる原因になる。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決する本発明の技術的手段は、上記電極
群の最低1枚のアノード側に、非蒸発型ゲッターを設け
るものである。
群の最低1枚のアノード側に、非蒸発型ゲッターを設け
るものである。
(作用) アノードや電極群からガスが発生し、カソードへ向かう
場合、ゲッターがアノードに対向して設けられると、そ
こで大部分のガスが吸着され、カソードに影響を及ぼす
ガスが大幅に減少する。
場合、ゲッターがアノードに対向して設けられると、そ
こで大部分のガスが吸着され、カソードに影響を及ぼす
ガスが大幅に減少する。
この結果、アノード、電極などの電極構体内で発生した
ガスは、画像表示装置が大型になっても、従来のように
吸着されるまでに長時間かからず、速やかに吸着され高
真空を保ち、カソードの劣化を防止できる。
ガスは、画像表示装置が大型になっても、従来のように
吸着されるまでに長時間かからず、速やかに吸着され高
真空を保ち、カソードの劣化を防止できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の電極構体の分解図であり、
1は線状カソード、2は電極群、2aは電極、3は水平偏
向電極、4はアノード、5はスリット、6はゲッターを
示す。
1は線状カソード、2は電極群、2aは電極、3は水平偏
向電極、4はアノード、5はスリット、6はゲッターを
示す。
これは、線状カソード1から放射した電子を電極群2で
変調、垂直偏向し、最終的に水平偏向電極3で偏向され
つつ加速され、アノード4に衝突させ蛍光体を発光させ
る。
変調、垂直偏向し、最終的に水平偏向電極3で偏向され
つつ加速され、アノード4に衝突させ蛍光体を発光させ
る。
この電極群2の中のアノード4と対向している電極2aに
は、スリット5が形成されており、そのスリット5間に
ゲッター6を設けている。
は、スリット5が形成されており、そのスリット5間に
ゲッター6を設けている。
このゲッター6は、厚さ0.1mmの金属板上にゲッター物
質を圧着したものを電極2aにスポット溶接により固定し
ている。
質を圧着したものを電極2aにスポット溶接により固定し
ている。
ゲッター6の材質としては活性化温度が比較的低いZr-V
-Fe合金(品名は、例えば、サエスゲッターズのSt 70
7)を使用した。
-Fe合金(品名は、例えば、サエスゲッターズのSt 70
7)を使用した。
一般に、使用されているZr-Al合金のゲッター(例えばS
t 101)は900℃で数10秒、また最低でも500℃数時間、
真空中で加熱しなければ満足な吸着能力は発揮されない
が、上記のSt 707の場合、最低250℃(但し、1時間以
上の加熱が必要)で活性化する。
t 101)は900℃で数10秒、また最低でも500℃数時間、
真空中で加熱しなければ満足な吸着能力は発揮されない
が、上記のSt 707の場合、最低250℃(但し、1時間以
上の加熱が必要)で活性化する。
即ち、ベーキング工程では350℃で加熱しながら画像表
示装置を真空排気するが、この工程でゲッター6は充分
活性化され、余計な加熱工程も入らない。
示装置を真空排気するが、この工程でゲッター6は充分
活性化され、余計な加熱工程も入らない。
また、電極2aにゲッター6を設けることによって、電子
衝撃及びその加熱でアノード4から発生したガスが速や
かに吸着され、カソードの劣化を抑えることも可能にな
った。
衝撃及びその加熱でアノード4から発生したガスが速や
かに吸着され、カソードの劣化を抑えることも可能にな
った。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は、アノードと対向する面
にゲッターを設けることにより、アノードを始めとする
電極構体構成部品から放出されたガスを速やかに吸着
し、高真空に保つことが可能になった。
にゲッターを設けることにより、アノードを始めとする
電極構体構成部品から放出されたガスを速やかに吸着
し、高真空に保つことが可能になった。
また、低温活性の非蒸発型ゲッターを採用することで、
ベーキング工程を通じてゲッターを活性化でき、封じ切
り後の活性化工程を省くことができる。
ベーキング工程を通じてゲッターを活性化でき、封じ切
り後の活性化工程を省くことができる。
即ち、本発明により長寿命で高信頼性の画像表示装置を
得ることが可能になり、その上、製造工程の合理化も出
来るようになったという利点がある。
得ることが可能になり、その上、製造工程の合理化も出
来るようになったという利点がある。
第1図は本発明の一実施例の電極構体の分解図、第2図
は従来の平板画像装置でのゲッターの使用の一例を示す
断面図である。 1…線状カソード、2…電極群、 2a…電極、3…水平偏向電極、 4…アノード、5…スリット、 6…ゲッター、 21a,21b…ゲッター、22a,22b…バリウム膜、 23…容器、24…バック電極、25…端子、 26…アノード、27…線状カソード、 28…電極群。
は従来の平板画像装置でのゲッターの使用の一例を示す
断面図である。 1…線状カソード、2…電極群、 2a…電極、3…水平偏向電極、 4…アノード、5…スリット、 6…ゲッター、 21a,21b…ゲッター、22a,22b…バリウム膜、 23…容器、24…バック電極、25…端子、 26…アノード、27…線状カソード、 28…電極群。
Claims (3)
- 【請求項1】電子源から放出された電子ビームを収束、
偏向、変調及び加速し、蛍光体に衝突させ発光させる為
の電極手段及びそれらを精度を持たせて固定する為の治
具から構成される画像表示装置において、 前記電極手段の電子源に対する裏面、即ち、前記蛍光体
側にゲッターを設けることを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項2】蛍光体を塗布したアノードと対向する電
極、或いは、アノード近傍の治具の内側に面する位置に
ゲッターを設けることを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項記載の画像表示装置。 - 【請求項3】画像表示装置のベーキング工程中の最高温
度より低い活性化温度を有するゲッターを設けたことを
特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の画像表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5848685A JPH063714B2 (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5848685A JPH063714B2 (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61218055A JPS61218055A (ja) | 1986-09-27 |
JPH063714B2 true JPH063714B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=13085758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5848685A Expired - Lifetime JPH063714B2 (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063714B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6454664A (en) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 | Matsushita Electric Works Ltd | Indication lamp |
JPH0754693B2 (ja) * | 1988-03-15 | 1995-06-07 | 三菱電機株式会社 | 光源用表示管 |
JPH0754914Y2 (ja) * | 1992-01-06 | 1995-12-18 | 双葉電子工業株式会社 | 電界放射エミッタ発光素子 |
IT1269978B (it) * | 1994-07-01 | 1997-04-16 | Getters Spa | Metodo per la creazione ed il mantenimento di un'atmosfera controllata in un dispositivo ad emissione di campo tramite l'uso di un materiale getter |
US5697825A (en) * | 1995-09-29 | 1997-12-16 | Micron Display Technology, Inc. | Method for evacuating and sealing field emission displays |
-
1985
- 1985-03-25 JP JP5848685A patent/JPH063714B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61218055A (ja) | 1986-09-27 |
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